TOP > ぼくたちは勉強ができない

【ぼく勉】小美浪先輩「この前は本当に悪かった」成幸「はい?」

184: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/09/19(水) 01:21:54 ID:DUtC6N3c

………………十年後 春 喫茶店

文乃 「………………」

フゥ

文乃 「……遅いなぁ」

通行人1 「……わっ、すごい美人」

通子人2 「きれいな髪~。肌も真っ白よ」

通行人3 「喫茶店でお茶をする姿も、様になってるなぁ……」

文乃 「……?」

文乃 (なにか分からないけど、じろじろ見られているような……)

?? 「……あっ、いたいた。悪い、待たせた。古橋」

文乃 「あっ……」 ハッ (し、しまった。嬉しそうな顔をしてしまったけど、ダメだよ)

文乃 (時間を守るのは社会人の基本。ここは厳しい顔をして叱ってあげなくちゃ)

文乃 「……も、もうっ。ダメだよ、成幸くん」

文乃 「時間、十五分も過ぎてるよ?」


【ぼく勉】文乃 「天の光は」 成幸 「すべて星」

143: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/09/17(月) 21:02:05 ID:SWSJNpPk

………………図書館

成幸 「………………」

フゥ

成幸 (久々にひとりの勉強時間が取れたから、めちゃくちゃ捗ったな)

成幸 (今日やりたいと思っていた分がもう終わるとは)

成幸 (……んー、受験生としては、時間があるならもっと勉強しておくべきなんだろうけど、)

成幸 (気分転換がてら、久々に本でも読もうかな。参考書じゃなくて、小説でも……)

成幸 (そういえばオススメの本が入り口近くに展示してあったな)

成幸 (行ってみるかな)


【ぼく勉】水希 「わたしとお兄ちゃん」

121: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/09/16(日) 15:16:28 ID:l3ORh6EU

………………唯我家

水希 (わたしのお兄ちゃんはかっこいい)

水希 (わたしのお兄ちゃんは頭がいい)

水希 (わたしのお兄ちゃんは優しい)

水希 (わたしのお兄ちゃんは頼もしい)

水希 (わたしは、お兄ちゃんが大好きだ)

水希 (……だというのに)

理珠 「成幸さん、この設問なのですが、出題者の意図がわかりません。なぜこんな回りくどい問題を作るのですか?」

文乃 「ふぁー。成幸くん、どういうわけか方程式からxが消えるんだよ。どうしてだと思う?」

うるか 「成幸ぃー! アルファベットが文字に見えなくなってきたよ! これがゲシュタルト崩壊ってやつ!?」

水希 「………………」 ギリッ

水希 (……そんなお兄ちゃんが、どういうわけか最近よくモテている)


【ぼく勉】関城 「化学部の文化祭の企画?」

85: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/09/15(土) 18:23:33 ID:AFlK0XbA

………………文化祭前 学校 3-F教室前

成幸 「おう。何かやるんだろ?」

関城 「毎年恒例、科学室で子ども向けの実験ショーよ」

関城 「毎年大盛況なのよ。これを目当てに来る近隣の小学生もたくさんいるわ」

成幸 「へー」 ジトーッ

関城 「な、何よ、その疑わしそうな目は」

成幸 「いや、そんな大事な企画があるのに、こんなところでうどんの試食してていいのか、おまえ」

関城 「し、失敬ね! 化学部の準備はこの後やるのよ」

関城 「化学部はホワイト部活だから部員は学級の企画優先で動いてるのよ」 フフン

成幸 「クラスの企画準備が終わってから部活の企画準備をするって、それ逆にブラックじゃないか?」

関城 「いちいちうるさいわね、唯我成幸!」

関城 「……緒方理珠、どうしてこんな男がいいのかしら……」 ボソッ

成幸 「? なんか言ったか?」

関城 「な、なんでもないわよ」


【ぼく勉】文乃 「言質とったからね。成幸くん」

59: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/09/15(土) 00:16:51 ID:AFlK0XbA

………………お祭りの数日後 古橋家

文乃 「………………」

カリカリカリ……

文乃 (……うん、大丈夫。公式もだいぶ覚えてきた)

文乃 (三角関数とはだいぶお友達になれた気がするんだよ)

文乃 「ふふ、これも全部成幸くんのおかげかな。今度の模試で、目指せC判定! だよ」

文乃 「……ん?」

ハッ

文乃 「“成幸”くん……!?」

文乃 (わ、わわわ、わたしってば、唯我くんのこと、自然と名前で呼んでた……)

文乃 (ひとりのときでよかった……) ドキドキ (りっちゃんとうるかちゃんがいたらとんでもないことになってたよ)

――ピロン

文乃 「ん……? メール? 成幸くんから……?」

ハッ

文乃 (わ、わたしってば、また……!)


【ぼく勉】桐須先生 「不可解。どうしたというの、唯我くん」

31: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/09/12(水) 01:36:45 ID:bgRCVaD6

………………海の帰り ショッピングモール駐車場 車内

桐須先生 「一体どうしたというのかしら。地獄から帰ってきたような顔だわ」

成幸 「……どちらかといえば、地獄に行かずに済んだ顔ですけどね」

桐須先生 「君が何を言わんとしているのかまったくわからないわ」

成幸 (もう二度と絶対、この人の運転する車には乗らない……。命がいくつあっても足りない)

桐須先生 「では、行きましょうか。シャツとメガネを新調しに」

成幸 「あ、はい……でも……」

桐須先生 「? 何かしら?」

成幸 「さすがに、上半身裸のまま、ショッピングモールに入るのは……」

桐須先生 「!? そ、そういえばそうね……私としたことが、失念していたわ」

桐須先生 (……というか、今さらなことだけれど、)

桐須先生 (生徒とはいえ、上半身裸の男子と同じ車に乗っていたのね、私) ドキドキ

桐須先生 「す、少し車で待っていなさい。すぐに服を買って戻ってくるわ」

成幸 「すみません、お願いします」


【ぼく勉】小美浪先輩「この前は本当に悪かった」成幸「はい?」

1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2018/09/10(月) 23:23:54 ID:w/7Zs4bc

………………海での一件から数日後 予備校

成幸 「なんです、藪から棒に」

小美浪先輩 「いや、メールでも謝ったけど、これだよ。ほれ」

成幸 (紙袋? 中身は……)

成幸 「あっ……ああ。これ、海で貸したシャツですね」

小美浪先輩 「いや、ほんと悪かったな。返すの忘れて先に帰って」

小美浪先輩 「メールでは大丈夫だったって言ってたけど、本当に大丈夫だったのか?」

成幸 「えっ、あー……」

成幸 (……帰りに乗せてもらった桐須先生の車の運転は、正直全然大丈夫ではなかったけど、)

小美浪先輩 「? 後輩?」

成幸 (それをこの愉快的な先輩に話したら、また桐須先生をからかうネタにしかねないし)

成幸 (わざわざ言うことではないな。よし)

小美浪先輩 「おーい、こうはーい。どうしたー?」

成幸 「……すみません。大丈夫でしたよ。海の家ですぐに新しいシャツを買えましたし」

小美浪先輩 「そ、そうか……」 ホッ


唯我成幸「溝口誠?」

1: ◆LYNKFR8PTk 2018/02/17(土) 20:00:57.51 ID:6MhYHQXU0

学園長「ああ、君も知っているだろう。 一ノ瀬学園の問題児……溝口誠くんを」

唯我「……はい」

唯我(溝口誠……自称喧嘩100段……)

唯我(今年で浪人10年目の28歳……)

唯我「その溝口が……何か?」

学園長「唯我くん……どうにかして……」

学園長「彼を卒業させてはくれないだろうか」

唯我「は?」


【ぼく勉】かくして少女は[x]を見上げる

1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/06(木) 12:35:18.97 ID:nbBNhs1nO

カリカリ…

文乃「……」

理珠「……」

うるか「……」

成幸「……」

うるか「うん、できたよ成幸っ!」

理珠「私もできました」

成幸「ああ、わかった。それじゃ見せてくれ」