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黒雪姫「もっと私の事を知りたくはないか、少年」

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/09(水) 23:18:21.22 ID:N2P3OnnO0

ハルユキ「いえ別に」

黒雪姫「……そ、そんなことはないだろう!?『黒の王』ことミステリアスな美少女黒雪姫、33の秘密。少しくらい知りたい部分もあるんじゃないのかな?」アセアセ

ハルユキ「あんまり知りたいとは思わないですね」

ハルユキ(自分で美少女なんて言っちゃう人の事は、普通知りたくならないですよ)

黒雪姫「……」シュン

ハルユキ「……嘘ですよ」

黒雪姫「そ、そうか!」パァ

ハルユキ「はい。で、結局何するつもりなんですか?」

黒雪姫「私と君で、お互いを演じあってみないか」


3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/09(水) 23:19:40.34 ID:N2P3OnnO0

ハルユキ「?」

黒雪姫「私が君の真似をし、君が私の真似をする。お互い相手になりきる事で分かる事もあるはずだ」

ハルユキ「えぇー……じゃあ先輩お手本見せてくださいよ」

黒雪姫「いいだろう。良く見てるんだな」

ハルユキ(なんか嫌な予感するけど)

黒雪姫「……」スゥー


5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/09(水) 23:20:27.78 ID:N2P3OnnO0

春雪姫「僕の名前は春雪姫でぶぅ。二頭身でぶぅ。趣味はネトゲでぶぅ。あーお腹空いたでぶぅ~落ち葉でも食べるでぶぅ」

ハルユキ「」

春雪姫「ぱくぱく……お、落ち葉が、美味しいんだな……ぷぇ~」ポンポン

春雪姫「お、おんなのこの守備範囲は小学生から中学生まででぶぅ。結構浮気性でぶぅ。でぶひひひ」

春雪姫「でもこの体型のせいでエロ同人にあんまり出してもらえないでぶぅ。つらいでぶぅ」

春雪姫「ネトゲの中なら8頭身になれるでぶぅ。……誰よりも早いでぶよ?」キリッ

春雪姫「一発芸しむぁ~~~~~~~~す。白い服着てぇ丸まってぇ、豚ま~~~~~~~~~~~ん」ドテッ


6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/09(水) 23:21:27.98 ID:N2P3OnnO0

黒雪姫「……と、まぁこんな所だ。似てるだろう?」

ハルユキ「はい。先輩が僕をどんな目で見てるのかよく分かりました」

黒雪姫「そうかそうか。伝わったなら何より……じゃあ次は君の番だ」

ハルユキ「はい」

黒雪姫(ハルユキ君が私のマネか……ふふ、さぞかし似合わないだろう)

ハルユキ「……」スゥー


7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/09(水) 23:24:08.56 ID:N2P3OnnO0

クロユキ「……」カサカサ

黒雪姫「……?」

クロユキ「……」カサカサカサカサ

黒雪姫「ハルユキ君、四足歩行だなんてそれのどこが私の真似……」

クロユキ「ふぅ、やはり家電製品の裏側は暖かくて寝心地が良いな。おかげで胸がえぐれてしまったが」

クロユキ「む!エサ発見エサ発見、あれはアレはパンくずだ!」ガツガツ

クロユキ「あー卵産まれるー産まれるー」プルプル

黒雪姫「……」


10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/09(水) 23:25:25.20 ID:N2P3OnnO0

クロユキ「ふふ、私に似て触角が綺麗な子が生まれてくるといいな……」

ハルユキ「……以上です」

黒雪姫「わ、私は断じてゴキブリなんかじゃないしっ!胸もえぐれてないっ!小さいけど、少ないけど、ちゃんとあるっ!それにこれは触角じゃなくて髪の毛だっ!」グスッ

ハルユキ「僕だって豚まんじゃないですよ!語尾に~でぶぅなんて付けませんよ!落ち葉食べて恍惚の表情したりしませんよ!」

黒雪姫「ぎ、逆ギレは良くないぞハルユキ君……?」ビクッ

ハルユキ「これは至って順当なキレ方です!順ギレです!」

ハルユキ「実際ちょっと傷ついてるんですからね!?」


12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/09(水) 23:26:13.81 ID:N2P3OnnO0

黒雪姫「そ、そうだったのか……?」

ハルユキ「当たり前じゃないですか」

黒雪姫「……すまない」シュン

ハルユキ「……反省してくれました?」

黒雪姫「……しました」

ハルユキ「ならいいです。じゃあ僕はこれで」

黒雪姫「ちょっと待ってくれ!」


14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/09(水) 23:27:02.53 ID:N2P3OnnO0

ハルユキ「まだ何かあるんですか?」

黒雪姫「せ、せめて立場だけでも交換してみないか」

ハルユキ「……立場だけ?」

黒雪姫「だ、だからだな……その、親と子の関係を逆にするというか、普段の上下関係をさかさまにというか」ゴニョゴニョ

ハルユキ「黒雪姫先輩が黒雪姫後輩になるんですか」

黒雪姫「まぁ、そうなる」カァァ


15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/09(水) 23:27:44.48 ID:N2P3OnnO0

ハルユキ「……黒雪姫ちゃん」

黒雪姫「どうかしましたか?ハルユキ先輩っ♪」

ハルユキ「中々イイですね」

黒雪姫「だろう!?だろう!?これがやりたかったんだ!」ムフー

ハルユキ「分かりました。しばらくこれでやってみましょう」

黒雪姫(後輩の立場になれば……こちらからアタックをかけるのも至って常識的な行為になるはずだからな……)

黒雪姫(自然に、自然に、後輩として接していけばいつの間にか運命の赤い糸が私とハルユキ君をーー)

黒雪姫「……ふひひ」


18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/09(水) 23:29:59.82 ID:N2P3OnnO0

~~翌日

ハルユキ「……」テクテク

黒雪姫(来たか……!)ドキドキ

黒雪姫「ハルユキせんぱーい!」キャルルンッ

ハルユキ「おはようございます黒雪姫先輩」

黒雪姫「」ズデンッ


20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/09(水) 23:31:48.66 ID:N2P3OnnO0

黒雪姫「……頼むからもう少し真面目にやってくれないか。私だって恥を忍んで明るいキャラをやってるんだ」ムクッ

ハルユキ「今の今までその設定忘れてました」

黒雪姫「なら今からやってくれ。……まったくもう、これだから二頭身は」

ハルユキ(これだからヘタレは)

ハルユキ「……じゃあどっか行こう、黒雪姫ちゃんはどこに行きたい?」

黒雪姫「先輩の行きたいところでいいですよ。私は先輩と一緒に居られるだけで幸せですからっ♪」


21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/09(水) 23:32:35.64 ID:N2P3OnnO0

ハルユキ「……ちょっとタンマかけてもらっていいですか」

黒雪姫「どうしたんだ?」

ハルユキ「鳥肌が総立ちしました。その台詞どこで覚えてきたんですか」

黒雪姫「ギルドの『後輩っぽい振る舞いに自信アリ』を自称してる子に洗脳にも似たスパルタ教育で教えてもらった」

ハルユキ(うわぁ……ひょっとして僕は今凄い黒歴史をこの人と一緒に作り上げようとしてるんじゃないだろうか)

黒雪姫「他にもまだまだバリエーションはあるから、期待してていい……ですよ、ハルユキ先輩っ」フンス

ハルユキ(先行き不安だなぁ)


23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/09(水) 23:34:24.07 ID:N2P3OnnO0

ーーファッミレス

ウェイター「お待たせしました。チョコサンデーです」

黒雪姫「ありがとうございまーすっ。わぁー美味しそうですね先輩っ」

ハルユキ(恥ずかしくないのかな)

黒雪姫「先輩?どうかしました?」

ハルユキ「……なんでもないよ」

ハルユキ(まぁ本人が満足してるならいいか……)


24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/09(水) 23:35:34.70 ID:N2P3OnnO0

黒雪姫「じゃあ先輩……はい、あーん♪」

ハルユキ「!?」

黒雪姫「早く食べてくださいよ、溶けちゃいますよ?」フリフリ

ハルユキ「黒雪姫先輩、いくらなんでもそれは」

黒雪姫「ほう、君は一度やると言ったことを途中で諦めるんだな?つまり君はそういう奴なんだな?」ボソッ

ハルユキ「クジャクヤママユを盗んだ覚えは……分かりましたよ。食べればいいんですね?」カァ

黒雪姫「はいっ」ニコッ


26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/09(水) 23:38:26.64 ID:N2P3OnnO0

黒雪姫(ククク……いいぞ、確実に私のペースだ。ハルユキ君を赤面させる事までできたっ)グッ

黒雪姫(後輩という立場がこんなにも攻撃的に作用できるものだとは……ふ、チョロいな)

黒雪姫「はい、もう一口どうぞっ♪」

ハルユキ「あ、あーん……」

~~1時間後

ハルユキ「ご、ごちそうさま……もう食べられない……」ゲフー

黒雪姫「お粗末さまでしたっ。って、お口汚れてますよ?」クスクス

黒雪姫「動かないでくださいねー……っと」フキフキ

ハルユキ(う……これは結構破壊力あるな)

黒雪姫(勝った!この戦い、流れは完全に我が方にあるっ!)


29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/09(水) 23:41:11.09 ID:N2P3OnnO0

ーー公園

黒雪姫「~~♪」ギュー

ハルユキ(楽しんでるなぁ)

黒雪姫「サンデー美味しかったですね、先輩っ」

ハルユキ「三口くらいしか食べてないくせに」

黒雪姫「次どこ行きます?」

ハルユキ「そうだなぁ……」

ハルユキ(なるべく人通りの少ない所で……)


31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/09(水) 23:46:34.62 ID:N2P3OnnO0

ーー古めのボーリング場

ハルユキ「うわ、スプリットだ」

黒雪姫「ドンマーイ!先輩、頑張れーっ」

ハルユキ「うん!……が、頑張るよ」カァァ

黒雪姫(ハルユキ君、いつもよりずっと楽しそうだな……)

黒雪姫(やはり私に足りないのは後輩力だったのか。これでハルユキ君の浮気癖も治るだろう)

黒雪姫「私がこのままでいれば……ハルユキ君はずっと私の傍に居てくれる……」ブツブツ


33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/09(水) 23:48:19.41 ID:N2P3OnnO0

ハルユキ「次、黒雪姫ちゃんの番だよ」

黒雪姫「ずっと……このまま……」ブツブツ

ハルユキ「黒雪姫ちゃん?」

黒雪姫「一緒に……ハルユキ君……」ブツブツ

ハルユキ「……先輩?大丈夫ですか?」

黒雪姫「はっ……つ、次私の番ですね?行ってきまーすっ」


35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/09(水) 23:50:57.03 ID:N2P3OnnO0

黒雪姫「あ……ガーター……」

黒雪姫「えへへ、失敗しちゃいましたっ」クルッ

ハルユキ(……)

黒雪姫「でもでも、もう一球ありますから!先輩に追いつけるように頑張りますっ!」

ハルユキ「あの、黒雪姫せん」

黒雪姫「えーい!」ゴロン


36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/09(水) 23:54:29.89 ID:N2P3OnnO0

ーー商店街

黒雪姫「……」フラフラ

ハルユキ「黒雪姫ちゃん、大丈夫?」

黒雪姫「えへへ……ちょっと、頑張り、過ぎちゃいました」

ハルユキ「そこら辺のベンチで休んでいこう」

黒雪姫「そんな、私なら大丈夫ですからっ」

ハルユキ「……膝枕、してあげるからさ」

黒雪姫「あ…………はいっ!じゃあ、お言葉に甘えちゃいますねっ」パァ


38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/09(水) 23:57:22.85 ID:N2P3OnnO0

黒雪姫「先輩の膝、丸っこくて柔らかいですね」クスッ

ハルユキ「丸っこいは褒め言葉なの?」

黒雪姫「気持ちいいって事ですよ♪」

ハルユキ「……ねぇ、黒雪姫ちゃん」

黒雪姫「はい?」

ハルユキ「そろそろさ……無理しなくても、いいんじゃないかな?」

黒雪姫「……」


41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/10(木) 00:03:34.42 ID:6LEcyuOq0

黒雪姫「や、やですね先輩ったら。私、無理なんてしてませんよっ」

ハルユキ「でも」

黒雪姫「……ハルユキ君。お願いだ。もう少しだけ、続けさせてくれないか」

ハルユキ「!!」

黒雪姫「私は自分がこんなに積極的になれたのが、君に異性として意識してもらえるのが、どうしようもなく嬉しいんだ」

黒雪姫「今日だけでいいんだ。私の理想の私を、君にただ一人愛される私を、演じさせてくれ……」ギュッ

ハルユキ(黒雪姫先輩……)

黒雪姫「っ……」ゴシゴシ

黒雪姫「さ、先輩っ。次の場所に行きましょう?」ニコッ


43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/10(木) 00:12:09.10 ID:6LEcyuOq0

ーー公園

黒雪姫「結局、このベンチに戻ってきちゃいましたね」

ハルユキ「……うん」

黒雪姫「私、今日一日先輩と色んな所に行けて楽しかったです」

ハルユキ「僕も、楽しかったよ。……でも、そろそろ終わりでいいんじゃないですか?」

黒雪姫(確かに……随分長い間、良い夢を見せてもらったし)

黒雪姫(このあたりでやめておくかな、少し惜しいが)

黒雪姫「……そうですね。そろそろ終わりましょうか、先輩」


45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/10(木) 00:14:52.97 ID:6LEcyuOq0

ハルユキ「いや、だからもう終わっていいですって」

黒雪姫「……え?」

黒雪姫(私、今何て……確かにハルユキ君って言ったつもりなのに)

黒雪姫「せ、先輩っ!先輩っ!」

ハルユキ「だからぁー……」ハァー

黒雪姫「違っ、私、ちゃんと先輩の事、先輩って……あれ?あれ?」


48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/10(木) 00:20:36.47 ID:6LEcyuOq0

黒雪姫(違うんだ、ハルユキ君っ!)

黒雪姫「ーー!」パクパク

黒雪姫(言えない……そんな……!これって……)

ハルユキ「先輩?ホントに体の具合悪いんじゃないんですか?無理するから……」

黒雪姫「ご、ごめんなさい!私、これで失礼しますっ!」ダッ

ハルユキ「ちょっ、黒雪姫先輩!?どこ行くんですかー!?」


50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/10(木) 00:22:33.44 ID:6LEcyuOq0

ーー黒雪姫の家

黒雪姫(ハルユキ君……)

黒雪姫「……先輩」

黒雪姫(駄目だ……何回やっても言えない……)

黒雪姫「罰だ……罰が当たったんだ……」

黒雪姫「私が先輩の事、卑怯な手で自分のものにしようとしたから……」

黒雪姫(もう一生、ハルユキ君の名前を呼べないなんて……)

黒雪姫「っ……」ジワッ


56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/10(木) 00:28:13.86 ID:6LEcyuOq0

ピンポーン

黒雪姫「!?」ビクッ

『黒雪姫先輩、僕です。入れてください』

黒雪姫「……先輩」

『何か、変な事が起こってるんですよね?だったら僕、先輩の力になりたいです』

黒雪姫「帰って下さいっ!」

『……何でですか?』


57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/10(木) 00:30:11.42 ID:6LEcyuOq0

黒雪姫「……今の私じゃ、先輩に会えません。会う資格が、ないんです」グスッ

『……会えないんですね?』

黒雪姫「そうです。だから」

『分かりました。じゃあこっちから会いに行きます』

黒雪姫「へ?」

ガッシャアアアアアアアアアアアンッ

ハルユキ「よい、しょっと」ガシャガシャ

黒雪姫「」


58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/10(木) 00:36:03.26 ID:6LEcyuOq0

ハルユキ「こんばんは、黒雪姫先輩」

黒雪姫「こ、こんばんは」

ハルユキ「僕を立ち上がらせてくれたあなたがこんなところでしょげてどうするんですか」

黒雪姫「だ、だって」

ハルユキ「僕の名前が呼べないんですね?」

黒雪姫「……そうです。なんか、身体が前の私を忘れちゃったみたいで、もう、私、先輩の名前、呼べないんです」

黒雪姫「こんな私なんて、もう……」


59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/10(木) 00:37:52.47 ID:6LEcyuOq0

ハルユキ「……」スゥー

ハルユキ「一発芸しむぁ~~~~~~~~す。白い服着てぇ丸まってぇ、豚ま~~~~~~~~~~~ん」ドテッ

黒雪姫「ぷっ……な、何のつもりですかっ!」

ハルユキ「そんなどんよりオーラ出してないで元気を出してくださいって事ですよ。ミステリアスな美少女なんでしょ?」

黒雪姫「でも……」

ハルユキ「」ギュッ

黒雪姫「せ、先輩?これは」カァァ


60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/10(木) 00:41:19.95 ID:6LEcyuOq0

ハルユキ「どうぞ、何回でもチャレンジしてください。僕はずっとこうしてますから」

黒雪姫「~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~っ!」ジワッ

黒雪姫「先輩っ!」ギュウ

ハルユキ「はい」

黒雪姫「先輩、先輩、先輩、先輩、先輩、先輩、先輩、先輩、先輩、先輩、先輩、先輩、先輩、先輩、先輩、先輩、先輩、先輩っ」ポロポロ

ハルユキ「はい」

黒雪姫「先輩、好きなんです!大好きなんです!振り向いて欲しかったんです!私だけ見てほしかったんです!ごめんなさいっ!先輩!先輩!先輩っ!」ポロポロ


63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/10(木) 00:46:40.98 ID:6LEcyuOq0

ハルユキ「誤らなくていいですよ。僕も黒雪姫先輩の事好きです。大好きです」

黒雪姫「先輩の周りにいる子、皆先輩の事好きだしっ」

ハルユキ「そんな事ないと思いますけど」

黒雪姫「好きなんですっ!こんなにかっこいい人、好きにならないわけないじゃないですかっ!先輩の馬鹿っ!」

ハルユキ「……すみません」

黒雪姫「皆、可愛くて、積極的で、いつもの私じゃ、先輩に、振り向いてもらえないと、思ったからっ、私、私っ」グスグス

ハルユキ「すみません。僕の態度が悪かったです」


64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/10(木) 00:50:06.02 ID:6LEcyuOq0

黒雪姫「先輩は悪くないですっ!私が、私がっ、卑怯な手を使ったから……!」

ハルユキ「……」ギュウ

黒雪姫「う、うぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」ボロボロ

黒雪姫「呼びたいよぉっ!もう一回、先輩の事、先輩って呼びたいよぉ!」

黒雪姫「先輩、先輩、先輩、先輩!なんでっ!なんでっ!」グシャグシャ

黒雪姫「ごめんなさいっ、ごめんなさいっ、ごめんなさいっ」


65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/10(木) 00:53:03.14 ID:6LEcyuOq0

ハルユキ「黒雪姫先輩。こっち向いてください」グイッ

黒雪姫「え……んぅ!?」

ハルユキ「……」

黒雪姫「……」

ハルユキ「……ぷはっ」

黒雪姫「き、君は何てことしてるんだっ!突然こんな……」カァァ

黒雪姫「……あれ?」


66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/10(木) 00:57:50.67 ID:6LEcyuOq0

ハルユキ「黒雪姫先輩。もう一度、呼んでみて下さい」

黒雪姫「……ハルユキ、君?」

ハルユキ「はい」

黒雪姫「ハルユキ君!ハルユキ君っ!ハルユキ君っ!!!!!」ギュッ

ハルユキ「ちゃんと言えましたね」

黒雪姫「君のおかげだ……また、こうして、君の名前を呼べる」

黒雪姫(嬉しい……)


67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/10(木) 00:59:53.82 ID:6LEcyuOq0

ハルユキ「じゃあ回復ついでに、一ついいですか?」

黒雪姫「あ、ああ」

ハルユキ「改めて言いますよ」

黒雪姫(こ、これは……)ドキドキ

ハルユキ「僕は黒雪姫先輩の事がーー」

バンッ

警察「警察だ!両手を挙げろ!」

ハルユキ・黒雪姫「「!?」」


69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/10(木) 01:03:37.85 ID:6LEcyuOq0

警察「やたらまんまるな二頭身デブにここのガラスが割られたと言う通報があった!そこのデブ!大人しくしろ!」

ハルユキ「……やばい」

警察「怪我はありませんか!?」

黒雪姫「は、はい」

ハルユキ「すみません先輩。さっきの続きはまた後でって事で……」

黒雪姫「……まったく。あまり待たせないでくれよ?」クスッ

ハルユキ「あはは……やっぱり先輩はそっちの方が可愛いですよ」


70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/10(木) 01:05:48.65 ID:6LEcyuOq0

警察「おら、さっさとこっちにこいっ!」ゲシツ

ハルユキ「ぐえっ!?」

黒雪姫「なに、安心してくれハルユキ君。たとえ君が終身刑にされたとしても」

黒雪姫「今度は私が君を迎えに行くよ」

ハルユキ「不吉な事言わないで下さいよ……でも、なるべく早く帰ってくるようにはします」

黒雪姫「ああ。待っているよ、ハルユキ君が帰ってくるまで」

黒雪姫「ずっと、待ってるから……」


73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/10(木) 01:07:33.34 ID:6LEcyuOq0

おわり


76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/10(木) 01:11:01.32 ID:Rm266wOk0

もっ先ちゃんと説明しろよ・・・





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