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亦野「せーこっ」

2018/09/06 01:05 | 咲-Saki- | コメント(0)
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/30(土) 22:06:39.42 ID:sYtY9hYK0

誠子「でもそんなんじゃだーめ」

誠子「でもそんなんじゃほーらっ」

誠子「こころーはしんかーするよ」

誠子「もっともっと」

誠子「(間奏)」

誠子「ことばにすればー」

菫「消えろ」


4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/30(土) 22:12:04.38 ID:sYtY9hYK0

菫「引き継ぎ資料作成の邪魔だ」

誠子「はい…」

菫「歌いたいなら家で歌え。もしくはカラオケにでも行け」

誠子「じゃあ弘世先輩、カラオケ行きましょう」

菫「書類作成の途中だと言ったろう。帰れ」

誠子「はい…」

菫「第一なんなんだその気持ち悪い曲は…」

誠子「えっ」

照「恋愛サーキュレーションを知らないの!?」ガタッ

菫「照!?」


6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/30(土) 22:18:25.00 ID:sYtY9hYK0

菫「お前どこから湧いてきたんだ…」

照「そんなことはどうでもいい。菫は恋愛サーキュレーションを知らないの?」

誠子「常識だと思ってたんですけど」

菫「知らん。どこかのアイドルの歌か? それともアニメの曲なのか?」

照「恋愛サーキュレーションはアニメ『化物語』の千石撫子(cv花澤香菜)が歌うキャラクターソング」

誠子「その魅力的で可愛らしい曲調や声から全国のお兄ちゃんを爆発させた名曲ですよ」

菫「はぁ…」

照「私もシスコンの端くれ。この曲を好きになるのに理由はいらなかった」

誠子「ですよね」

菫「妹はいないんじゃなかったのか」


7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/30(土) 22:24:12.11 ID:sYtY9hYK0

照「あ、電話だ」パーリラパリラパ-リラ♪フーフー

菫「…」

照「はい、もしもし?」ハヤクオッキクナリタイナ-♪ピッ

怜『宮永照! ウチも恋愛サーキュレーション聴きまくってるで!!』

照「お、園城寺さん!?」

誠子「園城寺さんから電話…? あ、もしかして」

怜『今そこに亦野って子おる? セーラが話したいことがあるって言うてるんやけど』

菫「千里山の江口セーラか? 亦野、お前いつの間に千里山のエースと知り合ったんだ」

照「分かった。誠子に代わる」

照「はい、誠子」

誠子「お電話代わりました」

江口『せーらっ』


11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/30(土) 22:31:25.94 ID:sYtY9hYK0

セーラ『でもそんなんじゃだーめ』

誠子「でもそんなんじゃほーらっ」

セーラ『こころーはしんかーするよ』

誠子「もっともっと」

セーラ『(間奏)』

菫「…」

セーラ『ひっさしぶりやなー、誠子』

誠子「お久しぶりです、セーラさん。相変わらず凛々しい歌声ですね」

照「なるほど」

菫「何が成程なんだ」


12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/30(土) 22:37:06.88 ID:sYtY9hYK0

セーラ『例の件やけど清澄の部長に相談したらええのが見つかったでー』

誠子「本当ですか!? それは良かった…」

セーラ『詳しくは後でメールするから見といてなー』

誠子「分かりましたー」ピッ

照「例の件、決まって良かった」

誠子「はい。これでようやく私たちのアイドル活動が始まるんですね」

照「菫、そういうわけだから私たち今日は帰る」

誠子「お疲れさまでしたー」

菫「待て」


13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/30(土) 22:43:09.98 ID:sYtY9hYK0

照「なに? 私たち忙しいんだけど」

菫「いやいやいや! 今なんかとんでもないことを言わなかったか?」

誠子「何って…アイ活のことですか?」

菫「そうそれだ。それは一体なんのことだ? 例の件というのは…」

照「誠子たちがアイドルになるってだけだけど?」

誠子「有志で集まって『恋愛サーキュレーション』などのカヴァーを歌うアイドルをやるんです」

菫「…」

誠子「いやぁ、最近アイドルが熱いですからね。私もやろうと思って」

照「私もマネージャーとして頑張る」

菫「…」

菫(なん、だと…?)


14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/30(土) 22:50:19.44 ID:sYtY9hYK0

文堂「せーかっ」

誠子「でもそんなんじゃだーめ」

セーラ「でもそんなんじゃほーらっ」

星夏「こころーはしんかーするよ」

誠子「もっともっと」

セーラ「(間奏)」

照「いい感じ」グッ

久「でしょ? 決勝で戦った時から光るモノを感じていたのよ」

菫「…」ポカーン

星夏「まさか私がアイドルなんて…恥ずかしいけど頑張ります!」

菫(いやいやいや…)

セーラ「それじゃ次のメンバーやな!」


15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/30(土) 22:56:29.85 ID:sYtY9hYK0

佳織「せーのおっ」

誠子「でもそんなんじゃだーめ」

セーラ「でもそんなんじゃほーらっ」

星夏「こころーはしんかーするよ」

佳織「もっともっと」

セーラ「(間奏)」

照「いい感じ」グッ

久「でしょ? (染谷)まっこまこりーんよりアイドル性あるなーって思ってたのよ」

菫「…」ポカーン

佳織「わ、私のような人がアイドルなんて…で、でも頑張ります! よろしくお願いします!」ユッサユッサ

菫(もう名前がそれっぽければ誰でもいいんじゃ…)

セーラ「この4人で頂点(てっぺん)目指すでー!」

誠子・星夏・佳織「おー!」


16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/30(土) 23:03:36.36 ID:sYtY9hYK0

菫「…大丈夫なのか? この4人で」

照「心配ない。みんな可愛いから」

久「アイドル性抜群よ」


誠子「フィシャー」

セーラ「バスガデルデー」

星夏「ぶんどー」

佳織「みっつずつー」ボインボイン


菫(いや、無理だろ…)

照「目指すはアイドルの頂点。今流行りのアイドル企画…」

久「通称“モブライブ”の1位を獲るのよ!」

菫「それは本当に名誉なタイトルか?」


18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/30(土) 23:10:02.02 ID:sYtY9hYK0

久「はい、そこでターン!」パン、パン

セーラ「お、おう!」

照「亦野、遅れてる」

誠子「え、ええっとええと…」

星夏「にっこにっこにー♪」

久「笑顔が引きつってる! もっと自然な笑顔で!」

照「ラスト! 決めポーズ!」

佳織「はい!」バインバイーン

菫「…」

久「よーし! 今日の練習終わり! 各自きちんと振付を復讐しておくよーに」

誠子・セーラ・星夏・佳織「お疲れさまでしたー」

菫(…)


20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/30(土) 23:17:26.00 ID:sYtY9hYK0

誠子「ふわふわり~ふわふわる~」

照「音程ずれテル」

星夏「えっと…次の歌詞は…わわわ」

久「文堂さん! 歌詞を忘れるなんてもってのほかよ!」

佳織「ちりもつもればやまとなでしこ? りゃくしてちりつもやまとなでこ!?」タユンタユン

照「声が小さいよ。もっと声出して」

セーラ「シアワセナノー!」

久「ああー! そのバスが出そうな声やめなさい!」

菫「…」

菫(…思ったより熱心に練習しているな)

菫(練習中にフザけることもあったあの亦野があそこまで頑張っているとは…)

菫(本編で活躍できなかった者、出番の少ない者…色々と彼女らも必死ということか)


21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/30(土) 23:23:32.70 ID:sYtY9hYK0

セーラ「今日も練習疲れたなー」

誠子「もうクタクタですね」

星夏「こういう時はどこかに食べに行ったりするのかもしれないけど…」

佳織「私たち、アイドルになるんだもんね。ダイエットしなきゃだもんね」ポヨンポヨン

菫「…お前たち」

誠子「どうしたんですか? 弘世先輩」

菫「本気、なんだな…。正直驚いた」

誠子「ええ。ここでやらないと私たちはもう二度と日の目を見られないかもしれませんから」

菫「そうか…」


誠子「だから弘世先輩…。できれば私たちのこと、私の道を見ていて下さい」

菫「あ、ああ…頑張れよ」


22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/30(土) 23:30:09.70 ID:sYtY9hYK0

恒子「さぁ! ついに始まりましたイロモノアイドルの頂点を決める戦い“モブライブ”!」

恒子「司会は私、福与恒子! そして解説は――」

健夜「どうも、小鍛治健夜です…」

恒子「…」

健夜「あれ? なんで急に黙っちゃったの?」

恒子「いや、『アイドル』とは程遠い人物が解説に来たなぁーって」

健夜「ま、まあそれはそうかもしれないけど」

恒子「これはあれですかねー? 日本麻雀協会的にはアラフォーのすこやんはアイドルということなんですかねー?」

恒子「それとも若いアイドルをいびり倒す辛口アラフォーコメンテーターとしての役割を期待しているんでしょうか」

健夜「」ブチッ


24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/30(土) 23:37:10.14 ID:sYtY9hYK0

誠子「ついにここまで来た…」

セーラ「オレらの集大成を見せる時やー!」

星夏「私たちは、アイドルの頂点を獲る!」

佳織「ふぁいとー!」ハユンハイン

誠子・セーラ・星夏・佳織「おー!」

セーラ「…ふう」

??「あれ? もしかして…セーラ?」

セーラ「!? その声…」

菫「お前たちは…!」


洋榎「なんでセーラたちがこんなところに…」

善野「…」


セーラ「アホの洋榎に末原恭子! それに姫松の善野監督まで!?」


25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/30(土) 23:44:39.54 ID:sYtY9hYK0

星夏「ま、まさかあなたたちもこのモブライブに…?」

恭子「と、いうことは江口セーラたちも出てるんか…それは驚きやな」

セーラ「なんで善野さんまでおるんや!? 療養中じゃなかったんか!?」

善野「…」

洋榎「監督かて女の子や。ウチが誘って、一緒にアイドルになるって誓ったんや」

菫(そんなキャラだったか?)

洋榎「そして何より今回の課題曲『恋愛サーキュレーション』にはピッタリやからな」

善野「ぜーんのっ」

菫「…」

セーラ「くっ…! これは強敵やで」

誠子「みんな、気を引き締めて行こう!」


27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/30(土) 23:52:02.86 ID:sYtY9hYK0

霞「あらあら。紫頭の娘いじめてやりたいわね」7点

透華「私、車椅子の方だからといって容赦はしませんわよ」3点

エイスリン「ウゴキガ、ニブイ」5点

宥「寒い…」8点

煌「すばらです」10点

恭子「」

恒子「合計33点ー! 40点にすら遠く及ばず!」

健夜「頑張っていたとは思うんですけどね…。頑張っているだけでアイドルは務まりませんからね」

セーラ「あ、あの三人でも駄目やったやて…?」フルフル

佳織「私たち、勝てるのかなぁ…」フヨンフヨン


29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/30(土) 23:59:06.88 ID:sYtY9hYK0

誠子・セーラ・星夏・佳織「…」ズーン

久「ちょ、ちょっとみんな…始まる前から諦めてどうするのよ!」

誠子「でも…」

星夏「自信、失くしちゃいますよね」

誠子・セーラ・星夏・佳織「はぁ…」


菫「――諦めるのか?」


誠子「え…? 弘世先輩…?」

菫「お前たちはどうしてここまで頑張ってきたんだ? 今まで頑張ってきた日々を忘れたのか?」

セーラ「オレたちは…」

菫「私はずっと見てきたぞ…。お前たちがずっと、努力してきたことを!」

誠子・セーラ・星夏・佳織「!!」


30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/31(日) 00:06:34.78 ID:EKKwCoaG0

菫「今日の様に、挫けた日もあった」

――セーラ『もうめげたいー…つらいつらい…』

菫「涙を流した日もあった」

――佳織『うぅ…全然上手くいかないよぅ…! 足を引っ張ってばかりで…』ポヨヨーン

菫「だがそんな中、倒れるまで頑張った日もあった」

――星夏『はぁ、はぁ……げほっげほっ! ま、まだやれます!』

菫「お前たちは…何を目指し、頑張っていたんだ?」

誠子「それは…」

――誠子『私たちは…!』

誠子・セーラ・星夏・佳織「トップアイドルに、なりたい!」


菫「…そうだよ。お前たちは、人々の『理想』たるみんなの『夢』…アイドルを目指して頑張ってきたんだ」

菫「お前たちの最初のファンである私に見せてくれ――お前たちの輝くステージを」


33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/31(日) 00:13:24.92 ID:EKKwCoaG0

霞「はぁ…。なかなか聖子ちゃんクラスは現れないわねぇ」6点

透華「AKBだのプリリズだのももクロだのと最近のに触発されただけのが多すぎですの」2点

エイスリン「ニホンノアイドル、スイタイシタ」5点

宥「寒い…」8点

煌「すばらです」10点

いちご「」ガーン

恒子「あちゃー、やっぱりちゃちゃのんは微妙でしたかー」

健夜「所詮ルックスだけですね」


誠子「私たちは、アイドルになるんだ」

セーラ「ずっと見守ってくれてた弘世菫に格好悪い姿は見せられへん!」

星夏「こんな私たちでもなれるって、証明するんだ」

佳織「頂点まであと一息です!」ドタプ~ン


34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/31(日) 00:20:41.73 ID:EKKwCoaG0

霞「BBA無理しない方がいいんじゃない?」6点

透華「厚化粧の臭いが鼻につきまくりですわ」3点

エイスリン「ハイノオネエサン(ワライ)」3点

宥「寒い…」8点

煌「すばらです」10点

はやり「ハッヤリーン…」ショボーン

恒子「瑞原プロ…」

健夜「年を考えた方がいいと思います」


恒子「さぁ! 続いてのチャレンジャーは最近ネットで評判のユニット」

健夜「ルックスは正直微妙なんですけど一所懸命な姿がすごく心に残るんですよね」

恒子「『NO NAME』の登場です!」


35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/31(日) 00:27:16.16 ID:EKKwCoaG0

誠子「せーのっ」

佳織「でもそんなんじゃだーめ」

星夏「でもそんなんじゃほーら」

セーラ「こころーはしんかーするよ」

誠子「もっともっと」

セーラ「(間奏)」


菫(ああ、どうしてだろうな――)

菫(私は最初、あの4人を馬鹿にしていた。アイドルになんてなれるわけがないと思っていた)

菫(だが…ずっと彼女らを見ているうち、彼女らを応援するようになった。ファンになっていた)

菫(今――彼女らは多くの観客が集まる光輝くステージで歌い踊っている)

菫(インハイという“舞台”が終わった私には、そのステージは眩しすぎて)

菫「どうして…涙が出るんだろうな」


36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/31(日) 00:34:22.10 ID:EKKwCoaG0

恒子「…」

健夜「いい、パフォーマンスでしたね」

恒子「…はっ! そ、そうですね! な、なんだか涙が…」

恒子「運命の、結果発表です!」


霞「あらあら…。どうしてかしらね」9点

透華「どうしてこの4人が…? と思いましたけどこれは…認めますわ、その実力を」9点

エイスリン「ニホンノアイドル、オワッテナカッタ!」10点

宥「あったか~い…」10点

煌「すばらですっ! とても感動しました…!」10点


恒子「合計48点んんんんー! 素晴らしい! 最高得点が出ましたァーーー!」

誠子「やった…!」

誠子「やったぞ…! 私たち、最高得点を取ったんだ…!」


37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/31(日) 00:42:06.48 ID:EKKwCoaG0

健夜「…若いって、いいですよね」

恒子「え゙!? ああ、そうですよね…すこやんが言うと重いなぁ」

健夜「あの子たちの努力が人より多かったわけではないと思います」

健夜「ルックスがいいわけでもない。覚悟の量が違う訳でもない」

恒子「はぁ…。まあ確かに可愛い方ではないかもしれませんね」

健夜「けど、彼女たちは輝くことができた」

健夜「それは不断の努力のおかげであり、同時に時の運でもありますが…」

健夜「どちらにしろ、彼女らの想いが途絶えなかったからこその結果だと思います」

恒子「『想い』ですか…。なかなかスピリチュアルですね」

健夜「いいんですよ。スピリチュアルで」

健夜「アイドルは『夢』の結晶ですから」

恒子「以上、辛口コメンテーター(37)の御高説でしたー!」


38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/31(日) 00:49:15.12 ID:EKKwCoaG0

菫「お前たち…」

星夏「どうでしたか、竹井さん! 弘世さん!」

佳織「私たち…輝けてましたか?」タユユーン

久「もちろんよ…! 今も涙が止まらないんだもの…!」

菫「ああ…! 私も、お前たちのファンになれたことを誇りに思うよ」

誠子「先輩…!」

菫「亦野…よく頑張ったな」

誠子「はい…!」


誠子(本当は、麻雀でそう言われたかったのかもしれない)

誠子(けど…もうインハイは終わったから。もう弘世先輩は私たちの部長じゃないから)

誠子(だからこそこんな形ででも見ていて欲しかったんだと思う。私は――)


誠子(弘世先輩のことが…好きなんだ)


41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/31(日) 00:56:09.21 ID:EKKwCoaG0

誠子「せんぱっ…」

照「ふっふっふ。なかなかいいステージだったようだね」

菫「照!? 姿が見えないと思ったらお前、一体今までどこに…」

星夏「宮永先輩! 私たちやりましたよ! 1位ですよ!」

照「うん、そうだね…。けど」

佳織「え…?」バユユーン


照「その記録、私たちが打ち砕く」ドン!

咲「どうも」

華菜「だし!」

淡「私たち『みっくすjuice』が蹴散らしてあげる!」


菫「なっ…!?」


44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/31(日) 01:03:35.06 ID:EKKwCoaG0

佳織「まさか宮永さんたちが裏切るなんて…」フルフルポイン

久「強敵なんてものじゃないわよ…!」


淡「こんにちわちw…ごほっ!」

咲「きゃあ!? あ、淡ちゃん!?」

華菜「うわぁー! 大星が吐血しちゃったし!」

照「ちょっとカメラ止めて!」


誠子「…」

星夏「…」

菫「…」

健夜「ふれてはならないものがあるのもアイドルですよね」


45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/31(日) 01:10:12.88 ID:EKKwCoaG0

恒子「全てのプログラムが終了しました!」

恒子「今大会の優勝は…」


恒子「『松実玄』! おめでとうございます!」

玄「うわわ」


恒子「いやぁ~、最後の最後にあそこまで完璧な声質で恋愛サーキュレーション歌う人が出るとは思っていませんでしたよ」

健夜「似てるって言うか同じでしたよね…」

玄「やりました! みなさま、どうか松実旅館をよろしくお願いしますです!」


菫「1点差か…。惜しかったな」

誠子「…はい。でも、全力を尽くしましたから」


46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/31(日) 01:17:07.01 ID:EKKwCoaG0

恒子「それでは大会のラストは、現役のアイドル声優グループ…」

恒子「StylipSのみなさんに歌ってもらおうと思います!」


竜華・怜・セーラ・泉・浩子「♪~」

菫「…!」

誠子「すごい…! あれが本物の現役トップアイドル」

星夏「なんか混じってるような気がするけど凄すぎますね」

佳織「格好良いなぁ…可愛いなぁ…」

菫「…けど、いつかは追いつくんだろう?」

誠子「はい! もちろんです!」

菫「そうか。なら――」


47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/31(日) 01:24:31.67 ID:EKKwCoaG0

そして1年後

菫「…他の面子も大分仕上がってきたな」

誠子「ええ。先輩が指導してくれるおかげですよ」

春「あの…」

菫「どうした、滝見。今のところで分からないところがあったか?」

春「はい…」

菫「なら教えるからついて来い。…“誠子”、少し行ってくるぞ」

誠子「あ、はい…」


誠子(私たちは今、今度こそ本家“ラブライブ”に出場し勝つことを目標に頑張っている)

誠子(菫先輩や新しいメンバーも増え、私たちのアイ活は日々挑戦を続けている)

誠子(けど――そうして『アイドル』を続けているからこそ、私は未だ菫先輩に想いを告げることができていない)

誠子(だから、アイドルを卒業してあなたにこの気持ちを伝えられるまで)

誠子(一緒にいて下さいね…菫先輩)


次回「μ'sミュージックスタート!」


50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/31(日) 01:44:29.07 ID:4fgIHNNl0

面白かった
乙乙





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