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モバP「珍しい所で会ったな、夏樹」

1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/09(日) 17:38:13.89 ID:2jDCoqBeo

夏樹「なんだよアタシがカラオケボックスに来ちゃ悪いのかよ」

P「全然」

夏樹「ま、だりーにギターの練習見てくれってたのまれてさ」

P「へえ」

夏樹「スタジオ借りるのもなんだし、カラオケボックスでやってるだけなんだけどな」

夏樹「もちろん店の許可は取ってるぜ」

P(李衣菜も頑張ってるんだなぁ)

P「ちょっと覗いても構わないか?」

夏樹「……まあ、いいんじゃね?」

P(なんか歓迎されてない雰囲気だな)


2: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/09(日) 17:40:40.20 ID:2jDCoqBeo

     ※

李衣菜「もーなつきち遅いよっ」

夏樹「いや、そこで面白いヤツに会ってさ」

P「自主トレとは感心、感心」

李衣菜「ぶぷぷ、プロデューサー、どどどどうしてここにっ」

P「さっき夏樹に会って、李衣菜が頑張ってるって聞いてさ」

李衣菜「なつきち……」

夏樹「別にいいだろ……」

P(あーコッソリ練習して、いきなりうまくなってバーンと皆に披露したかったんだな)

P(夏樹の歯切れが悪かったのはこのせいか)

夏樹「ほら、せっかくなんだしプロデューサーにお前の練習の成果見てもらえよ」


3: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/09(日) 17:41:46.44 ID:2jDCoqBeo

李衣菜「う……わかった。じゃ、いきまーす」

 ~♪ ペーン、ペロ、ペーン ~♪

P(しかし、まだまだぎこちない運指だなあ)

P「ん……これ、クラプトンか?」

李衣菜「へへっ、当たりです。『Layla』ですよっ!」

夏樹「どうしてもあのギターソロがやりたいらしくってさ」

P「まあ好きなのフレーズからいくのもギターの練習としてはアリなんじゃないか」

李衣菜「やっぱ、ギタリストといえばクラプトンですよねっ」

P「んー俺は松本孝弘だな、直撃世代だしB’z」

P「やっぱお前らって邦楽より洋楽派?」

李衣菜「もちです、やっぱりロックと言えば洋楽ですよっ!」

李衣菜「オアシスとかツェッペリンとかニルヴァーナとか、あとあと……」


4: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/09(日) 17:44:02.55 ID:2jDCoqBeo

夏樹「最近は日本のロックも悪くないだろ」

P「だよな! 最近は忙しくてチェックできてないけど、俺、昔はゆら帝とかミシェルとかにハマってたんだよー」

夏樹「あー確かに『空洞です』はよかった。あれでやることやっちゃいました、って解散したのは残念だけど」

P「めまいとしびれは百回聴いたよ俺」

李衣菜「……」

夏樹「ミシェルのチバユウスケ、新しいバンドでちょっと前に全国ツアーやってたらしいぜ」

P「マジか! チェックしときゃ良かった!」

夏樹「夏のフジロックにも出るらしいし」

P「そりゃぜひとも観に行きたいな、フジロックはしばらく行けてなかったし……休み取れるかなー」

李衣菜「……」

夏樹「あとさあとさ……」


5: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/09(日) 17:45:41.30 ID:2jDCoqBeo

     ※

李衣菜「……」

P(い、いかん……李衣菜を置き去りにしまった。なんか膨れっ面になってるし)

P「あとはアジカンなんかもいいよな」

李衣菜「! そうですねっ! 去年出たベストアルバムとかすっごいよかったですっ!」

P(よし食いついてきた、これなら)

夏樹「アタシは、正直アジカンは初期のカンジが好きだな」

李衣菜「えっ?」

P(いきなり潰された―!)

李衣菜「……」

P(もうこれ以上場の空気が重くなる前に退散しよう……)

P「じゃ、俺もう行くわ」

夏樹「んだよ、せっかく盛り上がってきたのに、もうちょっと付き合えよー」

P「いやいやいや、せっかくのギター練習、あんまお邪魔しちゃダメだろ」

P「じゃあな夏樹、李衣菜! 練習頑張れよ」


6: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/09(日) 17:50:48.61 ID:2jDCoqBeo

     ※

夏樹「さてと……じゃあ練習続けるか」

李衣菜「……」

夏樹「何拗ねてるんだよ……」

李衣菜「別に拗ねてないしー、なつきちはプロデューサーと仲良く話してればいいんだしー」

夏樹「ったく、ちょっとギター貸してみな」

 ~♪ ~♪

夏樹「ま、こんなもんかな」

李衣菜「スゴイスゴイ、ねーなつきち、今のって何て曲?」

夏樹「別に、アドリブだよ、こんなもん」

李衣菜「アドリブ?」

夏樹「そ、アドリブ」

李衣菜「……それって私もできるようになるかな?」

夏樹「まっ、それはだりーの努力次第だな」

李衣菜「よしっ! じゃあかっこいいギターソロが弾けるように私がんばるから、なつきちもよろしくねっ!」

夏樹「最初の威勢だけはいいよな、お前」


7: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/09(日) 17:52:11.33 ID:2jDCoqBeo

     ※


こうして――

ロックを目指す少女の努力は今日も続く

それになんだかんだで付き合う気のいいロック少女

そもそもロック云々の前にこの二人は――


李衣菜「うっひょー!」


アイドルなのだが

それはまた、別の話


8: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/09(日) 17:58:15.62 ID:2jDCoqBeo

以上おしまいっ!
他のSSを読んでいたら急に天啓が来たので
ロックとか門外過ぎてどうしようもない

だりなつは至高





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