1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/11(水) 00:10:47.96 ID:s+IRdTx40
ワイワイ…ガヤガヤ…
マミ「とりあえず一番大きなアミューズメントパークに来てみたわ」
マミ「すごい人混み…きゃっ」
男A「オウフwww」
マミ「ご、ごめんなさい!怪我はありませんでしたか?」
男A「トゥフフwwwww大丈夫でござるwwwwクッションで助かったでござるwww」
マミ「えっ…」
男A「オホォ!言ってしまったでござるwwwアイヤ失礼www」
マミ「あ…はい…さようなら」
マミ「もう心が折れそう…」
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/11(水) 00:14:59.25 ID:s+IRdTx40
マミ「カラオケカウンターはあそこね…」ドキドキ
マミ「あう…」チラッ
店員「はい、ようこそいらっしゃいませ!どうぞ!」
マミ「ひぃぃぃ!えっとえっと!か…カリャオケ1時間!」
店員「カラオケ一時間ですね。お一人様ですか?」
マミ「えっ、ちっ違います…後で友達が来ます!二人です!」
店員「かしこまりました。ワンドリンクお選びください」
マミ「なっ…何があるですか!?」
店員「コーラと…」
マミ「コーラで!!」
店員「かしこまりました」
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/11(水) 00:20:53.56 ID:s+IRdTx40
店員「それでは、機種の方を…」
√キュイーン!ー
マミ「(きた!ここが重要なのよね!前もって調べておいた甲斐があった!)」
店員「お選びください」
マミ「ジョゥイ・サゥンドゥ」キリッ
店員「はい、あー…申し訳ありませんお客様。JOYSOUNDは今満室でして」
マミ「ダムで」ソクトウ
店員「えっ…あ、はい、かしこまりました!」
店員「それでは、801号室へご案内になります。ごゆっくりどうぞ」
マミ「ハイ…」
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/11(水) 00:26:32.61 ID:s+IRdTx40
マミ「恥ずかしい…あんなにハードルが高かったなんて…」
マミ「っと…ここね。天国の扉(ヘブンズゲート)が開く…!」
ガチャッ
マミ「ブラックライト!」///
マミ「LEDフットライト!」///
マミ「ついに…ついにやってきたわ!一人カラオケ!ひゃっは…」
コンコン
マミ「ハイ!」
店員「失礼します。ワンドリンクお持ちしました!ごゆっくりどうぞ」
マミ「油断ならないわね…カラオケ…」
マミ「んー…えっと…何から歌おうかしら」
マミ「まずは…喉慣らしよね…」
ピッピッピッ
20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/11(水) 00:30:43.39 ID:s+IRdTx40
~♪
マミ「んんっ、あーあー」
マミ「きーみぃーがーあーよーおーわぁー」
~♪
トゥルルルルルルルル…デデン!
『84マギカ』
マミ「初めてとしてはまずまず…よね」
マミ「んふふ…ふふふふ…」
マミ「楽しい!一人カラオケすごく楽しい!」
マミ「どんどんいくわよ!」
マミ「オー!」
ピッピッピッ
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/11(水) 00:38:23.28 ID:s+IRdTx40
………
~♪
マミ「咲いて咲いて月にお願い~!」
マミ「ふふふーふふーふーあー…ここまだ歌えないや…」
~♪
トゥルルルルルルルル…デデン!
『64マギカ』
マミ「ま…まあ、うろ覚えなんてこんなものよね!」
マミ「ふぅ…たくさん歌ったなぁ…喉がカラカラ…」
マミ「ごきゅっごきゅっ……ッ!!」
マミ「~~~~~~ッ!!」
マミ「(のっ…喉にしみる!)」
マミ「ごっくん!…けほけほ」
マミ「死ぬかと思ったわ…ふぅ…」
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/11(水) 00:44:44.11 ID:s+IRdTx40
マミ「しかし…もう随分時間立っちゃったんじゃないしら…」チラッ
『ノコリ43フン』
マミ「えっ」
マミ「カラオケ…すごい…」
『みっくみっくにしーてあげるゥウ!』
『 ハイハーイ!』
マミ「すっ…すごい音量!でも何かしらこの熱いビィィト…」
マミ「やっぱり友達ときた方が…」ぐすっ
??『だっ…だから!私はうたわねーぞ!』
??『はーい!ゴーゴー!』
マミ「あっ…あそこにいるのは…!」
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/11(水) 00:50:03.29 ID:s+IRdTx40
マミ「まさか…鹿目さんたちもここへカラオケをしに…!?」
マミ「そんな…マズイ…先輩としての威厳とか…色々マズイわ!」
マミ「ひっ!こっちの方に来た!」
マミ「(ごそごそごそ)」
さやか「大丈夫だって!採点とかは切ってやるからさ~」
杏子「歌わないったら歌わない!」
まどか「……ね、ねぇ、さやかちゃん、そこの部屋の人…」
さやか「なっ…なんだあれ…仮装カラオケ?」
マミ「(こ…この神具(アーティファクト)《鼻メガネ》を装着していれば安心!)」
マミ「………」
マミ「…ふ、ふぅ…なんとか乗り切ったわ…」
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/11(水) 00:57:17.27 ID:s+IRdTx40
マミ「まったく…ヒヤヒヤしたらお手洗いに行きたくなっちゃった…」ガチャッ
杏子「…あ」
マミ「…え」
杏子「あんたは巴マ…」
マミ「閃光御手ッ」ビュンッ!
杏子「むぐぐ…むぐぅー!」
キィー…ガチャン
マミ「ふぅ…ふぅ…」
杏子「んー!んー!んむっ!!」
マミ「あ痛っ!」
杏子「苦しい!」ガウガウ
マミ「ふっ…ふふふ…」
杏子「何がおかしいんだよ…」
マミ「こんな先輩嫌でしょうッッ!?」
杏子「ハァ…?」
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/11(水) 01:03:24.28 ID:s+IRdTx40
マミ「一人でカラオケに来て…鼻メガネなんて着けて…バカみたい!!」
杏子「(めんどくせぇー…)」
マミ「笑なさい…笑えばいいじゃない…アハハハ!」
杏子「理由は知らないが、なんだ一人でカラオケしてるんだ?」
マミ「そ…そんなの…私には友達が…」
杏子「友達?私たちがいるじゃないか」
マミ「え…っ」
杏子「あれ…知り合いと友達って違うんだったか…あれ?」
マミ「佐倉さぁんっ!」
杏子「うわぁぁあ!なんだよはなせって!」
マミ「私と…私と友達でいてくれるのね!」
杏子「友達だからなんだってんだよ!普通だろ!うおーはなせー!」
マミ「うわぁーん!」
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/11(水) 01:08:10.39 ID:s+IRdTx40
杏子「うぐぐ…さやかー!まどかー!」ズルズル
まどか「杏子ちゃん!お手洗いって言って随分遅かったから心配したよー」
さやか「杏子は方向音痴だもんな…って、あれ?マミさん?」
杏子「見てないでこのどうしようもない先輩を剥がしてくれぇ!」
まどか「あはは…杏子ちゃんの歌の練習のつもりだったけど、みんな集まっちゃったね!」
さやか「ほんとだな。よし!今日はカラオケ大会だー!うおー!」
まどか「うん!そうだ…ほむらちゃんも呼んであげよっ!」
杏子「はーなーれーろー!」
マミ「うわぁぁぁん!」
おしまい
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