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コナン「いつも何をオカズに抜いてんだ?」服部「くもじい」

2018/10/14 00:31 | 名探偵コナン | コメント(0)
1: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/10/13(土) 22:34:55.735 ID:Phiekole0

コナン「……? わりい、よく聞こえなかった。もう一度言ってくれ」

服部「くもじい」

コナン「……」

服部「もういっぺん言うたろか? くもじい」

コナン「お、おいおい……! 服部、オメー……! く、くもじいって、あのくもじいか!?」

服部「何言うとんねん、工藤。『くもじい』言うて、他におるんか?」

服部「日ノ本の国を空から眺めて早十年、摩天楼の上を行くあの雲の爺さんの他に『くもじい』の名を持つモンが」


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コナン「服部、オメー……どうしちまったんだよ!」

服部「どうもこうも無いわ。何で抜いとるか聞かれたから『くもじい』て答えただけやろ」

コナン「正気、なのか……!?」

服部「至ってな。むしろ工藤……おかしなっとるのはお前のほうや」

コナン「なに……!?」


4: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/10/13(土) 22:39:29.056 ID:Phiekole0

服部「くもじいの話題が出て、なんで腰を振らずにいられんねん。俺なんてフル勃起で腰振りまくりやぞ」

コナン「……!」

コナン(ヤロォ……! よく見りゃ高速で腰を振ってやがる……! 速すぎてゆっくりどころか、逆に止まって見えていたのか……!)

服部「『くもじい』聞いただけでこの有様や。ヤツが視界に入ったら最後、まともではいられんわな」

コナン「あ、あんな雲のどこがいいんだよ……?」

服部「どこて……ポイントで言うんは難しいわ。あんなん、魅力の塊やないか。魅力しかないわ」

服部「まあ、それでも強いてあげるとすれば、あの金玉みたいな髭やな」

服部「……あっ」

コナン「……? な、なんだ? どうした?」

服部「アカン……アカン! ……アカンでぇ、工藤……! 自分で言うててめっちゃ興奮してきた」

カクカクカクカクカクカクカクカクカクカクカクカクカクカクカクカク

服部「で、射精(で)るっ……! これだけは避けられへん……!」

コナン「お、おい! いくらおっちゃんと蘭がいねえからって、事務所で出すのはヤベーぞ!」

服部「せやかて、工藤……こ、これはもう止まらん……! 一発抜かんことには……!」

服部「い、一発……! 一発、抜かせてもらわんことには、これはもう……あぁ、和葉ぁ!!!」

コナン「わーったよ! 静かにしろ! ったく……ビニール袋探してくっから、もう少し耐えろ!」

ダッ

服部「急げや工藤ぉ! 射精(てんごく)へのカウントダウンは始まっとるんやからなぁ!!!」


7: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/10/13(土) 22:42:23.725 ID:Phiekole0

―――

コナン「服部! あったぞビニール袋! 出すならこん中に――」

服部「はぁ……はぁ……遅いねんアホ……3発出し終わったところや……」

コナン「ば、バーロ!!!! オメー! な、なんてこと……! 一発で収まってねえじゃねえか!」

ビッチャビチャ

コナン「あーあ、クソッ! よりにもよってソファーに……! なんで我慢しなかったんだよ!!!」

服部「しゃーないやろ。生理現象や。俺かて友達の家で出しとうないわ。不幸な事故や」

コナン「だからってオメー……ソファーが……」

服部「アホ、3発全部ソファーに出すわけないやろ。ちゃんと分散しといたわ」

コナン「ああ!?」

服部「そこの棚の引き出しの中と、窓の外に1発ずつ出した」

服部「一か所にまとめてぎょうさん出すと後片付けが大変やろう思てな、わざわざ分散して出したんや」

コナン「バーロ! 一か所にまとめてくれた方がマシだ! 引き出しってどこのだよ!」

服部「せやから、そこの――」

コナン「ああ、いや、いい……今はとにかくソファーの方をなんとかしねえと……!」


8: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/10/13(土) 22:45:35.158 ID:Phiekole0

フキフキ

服部「なっかなか落ちんなぁ、精液っちゅーもんは。夢精してもうた時を思い出すわ」

コナン「急げよ。蘭に見つかったらヤベーぞ」

服部「へいへい」

コナン「……」

コナン(しかし……よく考えてみれば、妙だ……)

コナン(いくら服部でも、ここまで『くもじい』にいれこむなんてこと、あり得るのか……?)

コナン(ひょっとして、何か別の原因が……? 念のため、精液の一部を灰原に分析してもらうとすっか)

コナン「ちょっと電話してくる。オメーはちゃんと精液拭き取っておくんだぞ」

服部「わーっとるわーっとる」

コナン「ったく……」

ピピピ プルルルル

灰原『なに? 工藤くん』

コナン「急で悪いんだけどよ、灰原に急いで調べてもらいたいモンがあんだ」

コナン「前に博士がつくったドローンあっただろ。今手が離せないから、あれで回収しにきてくんねーか?」

灰原『いいけど……』


9: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/10/13(土) 22:48:59.920 ID:Phiekole0

―――

プルルルル ピッ

灰原「もしもし」

コナン『灰原、届いたか?』

灰原「ええ。これが例の『急いで調べてもらいたい』ってやつ?」

コナン『ああ。そいつに変な成分が含まれてないか、すぐに分かるか?』

灰原「どうかしら……。だいたいコレ、なんなのよ」

コナン『服部の精液』

灰原「ふーん……」

コナン『……』

灰原「……え?」

コナン『そいつを調べて、何か分かったら俺に連絡を――』

灰原「ちょ、ちょっと! アナタね……! なんてもの送りつけてきてんのよ! この変態! 信じられない!」

コナン『お、落ち着けって、冷静になってくれよ。性的嗜好で送りつけてるわけじゃねーんだぜ?』

灰原「本当でしょうね…………大体、こんなものどうやって採取したの?」

コナン『ああ、服部がうちでオナニー始めたから、ソファーに出したのをちょっとな』

灰原「……」

コナン『……』

灰原「…………そう」


11: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/10/13(土) 22:52:03.578 ID:Phiekole0

―――

服部「おお工藤。だいたい拭き取ったぞ、精液」

コナン「ああ……まだ匂うけどな」

服部「んなわけないやろ。ファブリーズ2リットルくらいぶっかけたんやぞ」

コナン「ソファーじゃねえ、オメーだ。オメー」

服部「俺が? そうか? 自分じゃ分からへんわ」

コナン「蘭が帰ってきて怪しまれたら困るから、とりあえずお前は下の喫茶ポアロに行っててくれ」

服部「しゃーない、そうするか。コーヒーでも飲めばイカ臭さも落ちるやろ」

コナン「……ポアロで抜くんじゃねーぞ」

服部「アホか。抜くわけないやろ。喫茶店で抜く馬鹿がどこにおんねん。常識で考えろや」

コナン「常識で考えれば他人ん家で抜いたりしねーよ……」

服部「それもそうやな。ハッハッハ、めっちゃ笑える」

コナン「笑えねーよ」


12: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/10/13(土) 22:55:11.577 ID:Phiekole0

―――

蘭「ただいまー」

コナン「あっ、蘭ねえちゃん。おかえりなさい」

蘭「お父さんは?」

コナン「さあ、またパチンコにでも行ってるんじゃない?」

蘭「そっか。……ケホッ、ケホ」

コナン「あれ? 蘭ねえちゃん、どうしたの? 咳してるみたいだけど」

蘭「うーん、なんだか風邪気味みたい。お薬飲まないとね」

コナン「うん」

コナン(蘭のやつ、ほのかなイカの香りには気づいてねえみてーだな。風邪気味なのが幸いしたぜ……)

プルルルル

コナン(ん? 灰原から……結果が出たのか)

コナン「僕ちょっと電話してくる!」

蘭「うん。え~とっ……風邪薬はたしか、あの棚の引き出しの中に――」


14: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/10/13(土) 22:59:17.581 ID:Phiekole0

コナン「灰原! 結果出たか?」

灰原『ええ。アナタの言った通り、妙な成分が検出されたわ』

コナン「やっぱりな……何だったんだ?」

灰原『くもGウイルスよ』

コナン「なっ……! 聞いたことねえぞ、そんなウイルス!」

灰原『2009年に国内で発見されたらしいわ。極めて特殊なウイルスみたいね……』

灰原『学会で発表された論文によると、感染した者は金玉袋に似た形状の髭を生やした雲形のキャラクターに欲情するようになるって』

灰原『発生原因は不明。あるテレビ番組を定期的に視聴していると、稀に体内に出現するらしいけど――』

コナン「じゃ、じゃあ、服部はそのウイルスに感染しちまったってのか!?」

灰原『間違いないでしょうね。現に彼の精液から検出されたわけだし……』

コナン「そのウイルスは他人に移ったりするのか? まさか、空気感染なんてしねーだろうな」

灰原『その点は大丈夫。経口感染は前例があるみたいだから、彼の体液を舐めないようにすれば……』

灰原『……そういえば、彼女は大丈夫なの? 彼と仲の良い――』

コナン「和葉ちゃんか……! か、確認してみる!」


15: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/10/13(土) 23:03:29.803 ID:Phiekole0

ピピピ プルルルルル

和葉『はい、もしもし』

コナン「和葉ねえちゃん!? ぼ、僕だけど!」

和葉『コナンくん? どないしたん、急に。あっ、もしかして。平次、そっちに行っとるんやない?』

和葉『急にでかけた聞いて、こっち探してもぜんっぜん見つからへんし』

コナン「あ、うん、平次兄ちゃんならこっちにいるけど……今はそれよりも、すぐに確認したいことがあるんだ!」

コナン「和葉ねえちゃんってさ、平次兄ちゃんとベロチューしたことあるの!?」

和葉『はぁ!? な、なにゆーてんの!? こ、子供が興味持つには早すぎるわ! アカンアカン!』

コナン「バーロー! 今はんなこと言ってる場合じゃねえ! 唾液の交換をしたことがあんのかって聞いてんだ!!!」

和葉『なっ、無い無い! 無いて! ふ、フツーのキスだってまだ……』

コナン「じゃあフェラは!? 『平次兄ちゃんのオチンポミルクごっくん美味しいなぁ』したことある!?」

和葉『な、な、なに、なにを、コナンくんなんちゅーこと聞いてんの!?』

コナン「いいから答えろ!!!」

和葉『あるわけないやん! へ、平次のオチンポミルクは、そりゃ絶品やろうけど……そんなん、アタシまだ高校生やし』

コナン「そっか……じゃあ、和葉ねえちゃんはくもじいを見ても欲情したりしないんだね」

和葉『……! くもじい……! ま、まさか平次、そっちで発症したん!?』

コナン「えっ?」

コナン(何か知ってるのか……?)


17: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/10/13(土) 23:06:43.629 ID:Phiekole0

和葉『去年の暮れぐらいから、急に平次がおかしなって……』

コナン(去年の暮れ? 俺とまだ出会ってない頃からなのか……!)

和葉『ほら、大阪テレビでやっとる「空から日本をみてみよう」って番組あるやん?』

和葉『平次、あの番組めっちゃ好きで、特にくもじいLOVEやねん、けど――』

コナン「去年の12月を最後に番組キャラクターが変更になった……」

和葉『そう! そんで平次めっちゃ落ち込んでもうて……したら、急に腰振りだして』

―――

和葉「ちょ、平次! なに腰振っとるん!? や、やめっ、恥ずかしいやん!」

服部「くもじいがおらなった世界に意味ないやろ。せいぜい腰を振ることしかできん」

服部「儚いわぁ……くもじいは雲やったのに、煙のように消えてもうたっちゅーわけや……」

カクカクカク

―――

和葉『それ以来、平次はくもじいへの愛を唄いながら腰振って街を闊歩するようになってもうて……』

コナン(なんでそんな男を好きでいられるんだ、この子は……)


18: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/10/13(土) 23:10:03.072 ID:Phiekole0

コナン「で、でも……前に会った時はそんな風には見えなかったけど……」

和葉『平次の発作を止める方法があってな、1日1回、くもみの動画を見せるとなんとも無いねん』

和葉『いつもはアタシが見せるようにしとったんやけど……』

コナン(なるほど……今日は服部が和葉ちゃんに会う前にでかけちまったから、くもみの動画を見れなかったのか……)

コナン「ありがとう、和葉ねえちゃん。それじゃ」

和葉『えっ、ちょコナンくn――』

ピッ

コナン(服部は「空から日本をみてみよう」を視聴し続け、くもじい引退のショックを機に発症したとみて間違いないな)

コナン(くもみの動画を見ると収まるってのも気になる。灰原に調べてもらおう。服部の様子も確認しねーと)


19: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/10/13(土) 23:14:30.825 ID:Phiekole0

ガチャ

コナン「蘭ねえちゃん、僕ちょっと下のポアロに――」


蘭「くもじぃー! くもじぃ~! ああぁ! んあっ!!!///」

クチュクチュ


コナン「ら、蘭ねえちゃん…………!?」

コナン(蘭が事務所でオナニーを……!? 妙だ……)

コナン(蘭はいつも、自室のベットで毛布をかぶりながらヤるはずじゃねーか!)

コナン(それに、『くもじい』って……まさか、くもGウイルスに感染してるってのか!?)

蘭「くもじぃ~! そ、そこはぁ! あっ///」

クチュクチュ

コナン「蘭姉ちゃん! ダメだよ! 新一兄ちゃん以外の名前を叫んでのオナニーは禁止のはずでしょ!?」

コナン(い、いや、今はそれどころじゃない! どうしてウイルスに……ん?)

コナン「これは……風邪薬の瓶……。蓋に何か付いてるな……白くてネバネバしてて……まるで精液」

ピシャーン

コナン(そうか、そういうことか……!)

コナン(服部のヤロォ……! 風邪薬が入ってる棚の引き出しに出しやがったんだ……!)

コナン(その精液を蘭が舐めて……!)


20: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/10/13(土) 23:18:42.445 ID:Phiekole0

コナン「っ! 待てよ、たしか……!」

―――

服部「あと窓の外に――」

―――

コナン(やべえぞ……もし、服部が外に出した精液を鳥か猫かが舐めて、ウイルスを広めちまったら……!)

コナン「蘭ねえちゃん! 僕ちょっと下のポアロに行ってるから!」

蘭「ああっ/// くもじぃ~!」

コナン「ほどほどにね! あと、オナニーするときは新一にいちゃんの名前を叫ぶんだよ!」

コナン「でないと新一にいちゃんに言いつけちゃうからねっ!」

ダッ

コナン(急げ……急げ……!)


21: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/10/13(土) 23:22:02.461 ID:Phiekole0

―――

コナン「どこだ……服部の精液……!」

コナン(窓から外に飛ばしたってことは、ポアロ前の歩道のどっかにあるはず……なんでねえんだ……!?)

梓「あら? コナンくんどうしたの?」

コナン「あ、梓さん……いや、別に、ちょっと探し物してて」

梓「私も手伝おうか?」

コナン「い、いいよ! 僕が探してるのは、なんというか……あっ、あれれぇ? 梓さん、なぁにその籠に入ってるの」

梓「あ、これ? 今日、安室さんがつくった特製クッキー。クリームが挟んであって美味しいわよ」

コナン「へー……」

キキィ

ガチャ

安室「あれ、コナンくん」

コナン「あ、安室さん」

梓「その車で散布するんですか?」

安室「ええ。是非、あのすばらしい香りを街の皆さんに味わってもらいたいので」

コナン(何の話だ……?)


23: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/10/13(土) 23:25:15.502 ID:Phiekole0

コナン「ねえ。散布ってなに? 安室さん、これから何するの?」

安室「車の上に積んでいる機械が見えるかい? あれは公……僕の知り合いが開発した散布機なんだ」

安室「あれで僕がつくったスペシャルエッセンスを街に撒こうと思ってね。とてもいい香りだよ」

コナン「へぇー……」

安室「それじゃあ、行ってきます」

梓「いってらっしゃーい」

ブォォォォン

梓「安室さんが撒こうとしてるエッセンスはこのクッキーのクリームにも入ってるの。すっごく美味しいから」

コナン「じゃ、じゃあ一袋だけ貰おうかな。後で食べてみるよ」

コナン(クソ、こんなことしてる場合じゃねえってのに……一通り探しても見つからねーってことは、俺の見当が外れてるのか?)

コナン(服部にどのあたりに飛ばしたから聞いてみっか……)


24: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/10/13(土) 23:28:14.468 ID:Phiekole0

ガチャ カランカラン

コナン「おい、服部。ちょっと聞きたいことが――」


服部「なんや?」

カクカクカクカクカクカクカクカクカク

客A「あ~くもじい~!」

客B「やーん! くもじい!」

クチュクチュ シコシコ


コナン「な、なにぃ!?」

コナン(ど、どうなってんだ……!? 服部はまだしも、なんで客がみんなしてオナってんだよ……!?)

コナン(いや、これはどう考えても『くもGウイルス』が原因……なんで他の客まで感染しちまってんだ……!?)

コナン「お、おい! 服部! どういうことだよ! ま、まさかオメー、ここにいる全員にぶっかけたのか!?」

服部「ああ? んなことするわけないやろ、ボケ。常識で考えんかい」

コナン「バーロー! 喫茶店のカウンターの上で全裸になってブリッジしながら腰振ってるテメーに言われたかねーよ!」


25: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/10/13(土) 23:31:16.554 ID:Phiekole0

コナン「ん……? これは……?」

コナン(梓さんがもってたクッキーか……? 他の客のテーブルにも置かれている……)

コナン「はっ!」

ピシャーン

コナン「まさか……!」


―――

~数分前~

梓「安室さんに頼まれたクリーム探してたら遅れちゃった、急がないと」

<2発目やぁ~ 工藤~

ドピュッ

ヒュー

ピション

梓「あれ? 今、空から何かが降ってきて紙袋の中に入ったような……気のせい?」


26: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/10/13(土) 23:33:55.176 ID:Phiekole0

ガチャ カランカラン

梓「ごめんなさい、遅れちゃって。頼まれてたクリーム、持ってきましたよ」

安室「ありがとうございます」

梓「えーっと……」

ゴソゴソ

梓「あっ! クリームの蓋、開いちゃってる! 大丈夫かなぁ。痛んだりしてないといいけど……」

安室「見た感じ、問題無さそうですけど……少し味見してみます」

ペロッ

安室「これは………!!!」

梓「ど、どうしたんですか?」

安室「凄い……! ほのかに香るイカのような生臭さがミスマッチなようでいて、実は白濁のクリームと完全にマッチしている……!」

安室「舐めていると……こう、本能的な部分に熱く語りかけてくる気がしますね。これは凄いクリームですよ」

梓「ほんと? 良かったぁ、これで美味しいクッキーがつくれますね」

安室「ええ。僕達だけで楽しむのはもったいない。この香りを活かしてエッセンスをつくってみます」

―――


28: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/10/13(土) 23:38:08.540 ID:Phiekole0

―――

プルルルル ピッ

灰原「もしもし」

コナン『は、灰原! さっき送ったクッキーの結果、出たか……?』

灰原「ええ。アナタの推理通り、クリームの部分にくもGウイルスが入っていたわよ」

コナン『クソッ……やっぱりか……』

灰原「このクッキー、他にも食べちゃった人いるの?」

コナン『いや、クッキーは梓さんから取り上げて目の前で粉々にして燃やしてやったから大丈夫だ』

コナン『食べちまった客は服部と梓さん含めてキック力増強シューズで蹴って気絶させた』

灰原「そう」

コナン『それで、頼んでおいたもう一つの件はどうだった?』

灰原「そっちもアナタの言っていた通り。論文にこう書かれていたわ」

灰原「『金玉袋を頭につけた雲形のキャラクターが柳原可奈子っぽい声を出してると症状が治まる』ってね」

コナン『やっぱりそうか……。目を覚ましたらくもみの映像を見せてみっか』

灰原「本当にクッキーは全部処理したのよね?」

コナン『心配ねーって。……まあ服部の精液が交じったエッセンスを安室さんが散布してっけど』

灰原「え……?」

コナン『いや、大丈夫だって。クッキー焼かれて泣き崩れてる梓さんをひっぱたいて話を聞いたら』

コナン『エッセンスを水で何倍にも薄めてるって言ってたからな。さすがにそこまでやればウイルスだって』


29: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/10/13(土) 23:41:31.501 ID:Phiekole0

灰原『……』

コナン「……? おい灰原?」

灰原『まずいわよ』

コナン「へ?」

灰原『くもGウイルスは精子と融合してパワーアップするんだから』

コナン「なっ……! ほ、本当か!?」

灰原『ええ。そう書かれているわ。論文の執筆者が行った実験では、精子が自己増殖し続けたって……』

コナン「そ、それじゃあ……」

灰原『彼が散布しているエッセンスには、依然として大量のウイルスが含まれてるってこと……吸った人は、感染することになるでしょうね』

コナン「……!!!」


30: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/10/13(土) 23:44:04.650 ID:Phiekole0

―――

ブォォォォォン

ジン「ん……?」

ウォッカ「見ましたか、兄貴。今、対向車線を走っていった車」

ウォッカ「何ですかね。アレ、なにか撒いてるようでしたけど」

ジン「ああ……ミストシャワーじゃねえか? もう寒くなってきたのに、ご苦労なことだ……」

ウォッカ「ですね」

ジン「……」

ウォッカ「……」

ジン「……」

ウォッカ「兄貴……車を運転しながら、こんなことを言うのも何なんですがね」

ジン「言ってみろ」

ウォッカ「空の雲を見ていたら俄然オナりたくなってきやした」

ジン「フン……俺もだ」


31: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/10/13(土) 23:47:35.599 ID:Phiekole0

―――

TV『ご覧ください! 米花町の住人がマスターベーションをしています! あっ、今そこの人が出しましたよ!』

TV『――他にも、運転中に自慰行為を始めたことが原因での事故が発生しており』

TV『路上で炎上する車の中から、男性ふたりの遺体が発見されました。現在身元の確認を――』

灰原「た、大変なことに……!」

博士「ど、どうするんじゃ? 新一」

コナン「どうするもこうするも……」

灰原「エッセンスを撒いてる彼はどうなったの?」

コナン「赤井さんたち……FBIが銃撃して車を停めてくれたよ。安室さんは身柄を拘束されてる」

コナン「ウイルスの入ったエッセンスは安室さんの目の前で愛車のRX-7ごと粉々にして燃やしたらしい」

博士「じゃあ後はウイルス感染者をどうにかすればいいわけじゃな」

コナン「ああ。そこで博士に頼みがあるんだが……」


32: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/10/13(土) 23:50:11.615 ID:Phiekole0

―――

灰原「ドローンを複数機つかい、夜空にミストを散布して、そこへくもみのホログラムを映写……」

灰原「変声機とスピーカーを通して柳原可奈子の声を町中に響かせる……」

灰原「確かに、アナタの考えた作戦がうまくいけば、町中のオナニストは鎮まるでしょうね」

コナン「ああ」

博士「計算結果が出たぞ、新一。この位置にくもみを映し出せば、町全体からくもみの姿が見えるはずじゃ」

コナン「よし……! FBIと警察の協力もある。いけるぞ……!」

灰原「本当にうまくいけばいいけど……」

コナン「バーロー、心配すんなって。よほどのことが無い限り、この作戦は絶対にうまく行くはずだ」

博士「ドローンのバッテリーも考えて、作戦開始はこの時間じゃな」

博士「この時間を過ぎるとバッテリーがもたんから気を付けるんじゃ」

コナン「ああ」


33: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/10/13(土) 23:53:07.053 ID:Phiekole0

~作戦開始まであと数十分~

赤井「町の住民たちの屋外への誘導は完了したようだ」

コナン「よし……後はくもみが外に映し出されるのを待つだけだね」

赤井「肝心の柳原可奈子の声をどうするか……その方法は明かせないと聞いたが?」

コナン「う、うん……そこは深く追求しないでもらいたいな。アハハ……」

赤井「ほう、それは残念だ」

コナン「協力してくれてありがとう、赤井さん」

赤井「我々FBIの仕事にこの町の住人が何度か巻き込まれているからな」

赤井「坊やにも借りがある。危機とあれば、協力しないわけにはいかんさ」

プルルル

コナン(ん? 灰原か)

コナン「はい、もしもし」

灰原『大変よ! 工藤くん!!!』

コナン「ど、どうしたんだよ! 何かトラブルか!? まさか、変声機が壊れちまったとか――」

灰原『違うわ! 無人探査機「はくちょう」からカプセルが落ちて来る!!!』

コナン「……」

灰原『……』

コナン「……ああぁ!? 何だ急に!?!?」


34: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/10/13(土) 23:56:08.920 ID:Phiekole0

灰原『火星から帰還してきた無人探査機「はくちょう」が切り離したカプセルが落ちてくるのよ!!!』

コナン「いや、急にオメー! 何だ!? 何を言って……!」

コナン「そんな伏線なんも無かったじゃねえか!!! なんで急に出てきて落ちてくんだよ!!!」

灰原『私に言われても困るわよ……!』

赤井「こちらにも情報が入った。どうやら、トラブルで予定地点を逸れ、東京湾に落下するようだ」

コナン「東京湾……? なら問題ないんじゃ……」

灰原『いいえ。カプセルの落下軌道とくもみの投影箇所が一致してるのよ』

コナン「なに……!?」

灰原『猛スピードで落下するカプセルがミストの中を通過したら……』

コナン「ミストが散る……!」

灰原『そうなれば、くもみを投影できないわ』

コナン(……おいおい、作戦開始まであと数分だってのに……!)


35: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/10/13(土) 23:59:22.017 ID:Phiekole0

コナン「おい博士! 博士!」

博士「なんじゃ? いまドローンの制御で忙しいんじゃが」

コナン「くもみを投影する所をすげえ勢いですっ飛んでくるカプセルが通過する!」

コナン「今のままだと、せっかく撒いたミストが散って、うまく投影できねえぞ!」

博士「な、なにぃ!? ど、どうするんじゃ!?」

コナン「ど、どうするったって……」

赤井「軌道を逸らせることはできないのか?」

博士「衝撃を与えれば可能かもしれんが……」

コナン「そうか……! ドローンに爆弾積んで、カプセルの近くで爆発させれば……!」

博士「ど、ドローンは今あるので全部じゃ。予備は無いぞ」

コナン「くそっ……他になんか、持ってきてる発明品で役に立ちそうなモンはねーのかよ!!!」

博士「き、急にそう言われてものお……」

博士「蝶ネクタイ型迫撃砲と迫撃砲用腕時計型遠隔式爆弾ぐらいしか持ってきとらんぞ」

コナン「あんじゃねーか!」


37: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/10/14(日) 00:02:03.484 ID:9MFVSjbd0

博士「この超ネクタイ型迫撃砲は超ネクタイのような形をしているが、実は迫撃砲じゃ」

博士「射程こそ短いが、弾道特性で高くまで飛ぶ」

博士「こっちの迫撃砲用腕時計型遠隔式爆弾は腕時計のように見えて、実は爆弾になっておる」

博士「迫撃砲に入れて飛ばし、このスイッチを押せば爆発する仕組みじゃ」

コナン「いけるぞ……! この爆弾をカプセルの近くで爆発させれば……!」

コナン「灰原! 聞いてたか!?」

灰原『ええ。今データを送ったわ。その位置で軌道が変われば、くもみの投影に支障は無いはずよ』

コナン「赤井さん!」

赤井「了解。猶予は無い、急ぐとしよう」


39: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/10/14(日) 00:05:36.735 ID:9MFVSjbd0

―――

ブォォォォン

赤井「この位置からなら、届くはずだ」

コナン「うん! 急いで迫撃砲を設置しよう!

プルルル

博士『おお、新一! 大切なことを言い忘れておった』

コナン「な、なんだよ!? もう時間ねーんだぞ!?」

博士『その迫撃砲なんじゃが、手動なんじゃ』

コナン「……あん?」

博士『普通の迫撃砲は、弾を落として底に撃針をあてるわけじゃが……腕時計型爆弾には無いからのお』

博士『落とすだけでは弾が飛んではくれん』

コナン「じゃ、じゃあどうすんだ?」

博士『迫撃砲の横から棒が出とるじゃろう? それを抜き差ししてエネルギーを溜めてくれ』

博士『一定量溜まれば、爆弾がはじかれて砲口から飛び出してくるはずじゃ』

コナン「ど、どのくらいのエネルギーが必要なんだ?」

博士『一秒間に114514往復のスピードで棒を抜き差しすればいける』

コナン「バーロー!!! 人間にんなことできるわけねーだろ!!!」


40: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/10/14(日) 00:09:07.703 ID:9MFVSjbd0

コナン「この土壇場で無茶苦茶言いやがって……! ど、どうすりゃいいんだ……!?」

赤井「万事休すか……!」

コナン「赤井さんはできないの!? FBIなんでしょ!? 一秒間に十一万四千五百十四回くらい腕を往復できない!?」

赤井「無理だ。こうなったら諦める他あるまい。全部安室くんが悪い」

コナン「くっそ~!!!」

ダンッ

コナン(ここまでやったのに……! そんなふざけた理由でダメになっちまうのかよ……!)

コナン(大体なんだよ、114514回の往復って……そんなに高速で動いたら、速すぎて逆にゆっくり見えるどころか、むしろ止まって見えるんじゃ……)

ピシャーン

コナン「……そうか……! その手があったか……!」


41: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/10/14(日) 00:11:50.977 ID:9MFVSjbd0

コナン「まだ諦めるのは早いよ! 赤井さん! その迫撃砲の棒を僕の腰に繋げて!」

赤井「なに?」

コナン「急いで!」

赤井「……何か考えがある、か。……坊やに賭けてみよう」

コナン「たしか、梓さんから貰ったクッキーがポケットに……」

ゴソゴソ

コナン「あった……!」

コナン(こいつを食って……)

モグモグ

コナン(スマホでくもじいの映像を見れば……)

18101400202.png


コナン「バーロ!!!! くもじぃ~~~~~!!!!!!!!!」

カクカクカクカクカクカクカクカクカクカクカクカクカクカクカク


42: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/10/14(日) 00:14:07.790 ID:9MFVSjbd0

赤井「……! 凄まじい腰振りだ……! 速すぎてゆっくりに見えるどころか、むしろ止まって見える……!」

コナン「くもじいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!! バーロ!!!!!!!11 バーロ!!!!!!!!1」

カクカクカクカクカクカクカクカクカクカクカクカクカクカクカク


ウイィィィン ガガガガガ

赤井「迫撃砲が起動した……!」

キィィィィン

赤井「カプセルも来たようだ……用意はいいな?」

コナン「くもじいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!」

赤井「発射!」

ズドン

コナン「イっけえええええええええええええええええええええええええええ」

ドピュッ

ドガガァァァァァァァァァァン

コナン「らああああああああああああああああああん!!!!!!!!!!」


43: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/10/14(日) 00:17:08.476 ID:9MFVSjbd0

ィィィィィィィィン


コナン「はぁ……はぁ……き、軌道は逸れたみてーだな……」

赤井「大丈夫か?」

コナン「う、うん……。そ、そうだ、くもみ……! くもみは……!」

赤井「投影に問題は無いようだ。見ろ」

コナン「あ、あれは……!」

18101400203.png


―――

灰原『オナニーはやめてくださーい』

灰原(まったく……なんで私がこんなことを……)


44: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/10/14(日) 00:20:32.530 ID:9MFVSjbd0

コナン『こうして、米花町を舞台にした「くもGパンデミック事件」は幕を閉じた』

コナン『眠りから覚めた服部は無事正気に戻り、テクノブレイク寸前の蘭も保護された』

コナン『今回の一番の収穫は、ジンとウォッカの死によって黒の組織が打撃を受けたことだろう』

コナン『だが、完全に解決したとは言えない。くもGウイルスが完全に消えたわけではないからだ』

コナン『今は政府の意向によりくもみの映像の視聴を国民に義務付けているため、くもGの脅威は抑えられているものの』

コナン『いつ、何がきっかけでくもGウイルスが猛威を振るい始めるのか、誰にも分かりはしないのだ―――』

END





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