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咲「和ちゃんとイチャイチャするよ!」

2018/10/21 00:01 | 咲-Saki- | コメント(0)
2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/20(土) 22:40:24.73 ID:1JK44VpDO

咲「和ちゃん、おはよう」

和「はい、咲さん。おはようございます」

咲「………」

和「?」

咲(い、いざ、行動に出ようとすると何だか恥ずかしい…)


5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/20(土) 22:45:29.21 ID:1JK44VpDO

咲「……の、和ちゃん」

和「はい、何ですか?」

咲「えっとね、その、あの」

和「咲さん。さっきから様子がおかしいですよ。どうかしまし」

咲「の、和ちゃん、は腕を組むのは嫌…?」

和(ああ、そういうことですか)


8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/20(土) 22:54:52.92 ID:1JK44VpDO

和「咲さん、腕を組みたいんですか?」

咲「うぇっ! なんで分かったの!?」

和「咲さんの考えてることなら少しは分かりますね」

咲「…そこは“何でも分かるよ”とかじゃないんだ」

和「まだ、そこまで深い付き合いをしているわけでなないので、多少の事しか分かりませんよ。
それと他人の気持ちが何でも分かるようなひとなんて存在しません」


9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/20(土) 23:00:03.98 ID:1JK44VpDO

咲「それで、ね。どうかな?」

和「……学校までなら別にいいですよ」

咲「えっ!? 良いの!?」

和「咲さん、あくまで学校までですからね」

咲「うん!」


11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/20(土) 23:03:16.97 ID:1JK44VpDO

わいわい! がやがや!

和「咲さん、学校に着きましたよ」

咲「…和ちゃん」

和「ダメですよ、咲さん。約束しましたよね」

咲「延長は?」

和「できません」


12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/20(土) 23:08:53.22 ID:1JK44VpDO

 昼食タイム!

和(あれ、おかしいですね。確かに入れて……仕方ない。購買で何かを)

咲「どうしたの、和ちゃん。はやく行こうよ」

和「ああ、すいません。先に行っててください」

咲「な、なんで?」

和「あの、ですね。お恥ずかしい話、どうやらお弁当を忘れてしまったみたいで……」

咲「…へ、へぇ、和ちゃん、お弁当忘れたんだ」ニコニコ


15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/20(土) 23:11:43.20 ID:1JK44VpDO

和「気のせいでしょうか。何故か嬉しそうに見えるのですが」

咲「ううん、そんなことないよ!」

咲(えへへ、これで和ちゃんにアレを渡せる…)

和「あの、それでは私は購買に」

咲「あっ! ちょっと待ってよ、和ちゃん!」

和「はい?」


16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/20(土) 23:14:49.82 ID:1JK44VpDO

咲「えっと、その、和ちゃんに受け取ってもらいたいモノがあるの」

和「受け取ってもらいたいもの、ですか」

咲「うん! はい、これ」バッ

和「これは……もしかして」

咲「その、私が作ったお弁当なんだけど……」


18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/20(土) 23:19:50.03 ID:1JK44VpDO

和「ですが、これは受け取れません」

咲「え!?」

和「これを私が頂いてしまうと咲さんのお弁当が」

咲「大丈夫だよ、和ちゃん! 私のはこっちにあるから」

咲(毎日、和ちゃん用のお弁当を用意しておいて良かったぁ)

和(すごい準備が良いんですね。まさか毎日……はないですか)


20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/20(土) 23:28:33.60 ID:1JK44VpDO

その頃、麻雀部の部室では―――

京太郎「おいおい、本当にこんなことしていいのかよ」

優希「大丈夫だじぇ! それに毎日のように食べてもらえないお弁当を持ってくる咲ちゃんがあまりにも不憫だじぇ」

京太郎「??」

優希「だから和ちゃんの弁当は私がいただくじぇ!」

京太郎「ちょっ、俺のは」

優希「お前にはこれで十分」ポイッ

京太郎「うおっと!」ガシッ

優希「駄犬はそれでも食ってればいいじぇ!」

京太郎「………ああ、サンキューな」

優希「…ふん」


21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/20(土) 23:38:57.28 ID:1JK44VpDO

 屋上。

咲「あれ、優希ちゃんたちは……」

和「……いないみたいですね」

咲「うん、いないね。どこに行ったんだろ」

和「そうですね。咲さん、先に頂いときましょうか」

咲「良いの?」

和「アレであの子、結構しっかり者なんですよ? 私たちが心配するまでもないでしょう」


23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/20(土) 23:46:23.92 ID:1JK44VpDO

咲「和ちゃんは優希ちゃんと中学時代からの親友なんだよね?」

和「ええ、そうですね」

咲「そ、それ以上になったりしたことは」

和「それはなかったですね」

咲「ほっ…」

咲(…良かったぁ)


26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/20(土) 23:51:34.37 ID:1JK44VpDO

和「それでは、咲さん。いただきますね」

咲「う、うん。どうかな」

和「ふふふ、まだ食べてないですよ?」

咲「ううっ…」

和「そうですね。まずは卵焼きから……」パクッ

咲「こ、今度は食べたよね、和ちゃん。えっと…それで…どう、かな?」

和「………美味しい。美味しいですよ、咲さん!!」


28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/20(土) 23:58:20.61 ID:1JK44VpDO

咲「えっ! ホント!?」

和「はい、凄く美味しいですよ」

咲「はぁー……良かったぁ」

和「これなら毎日でも食べたいくらいですよ」

咲「う、うん! 分かったよ、和ちゃん」

和「へ?」

咲「明日からも持ってくるね、和ちゃん!」


30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/21(日) 00:03:11.44 ID:Vm/f4ulpO

和「明日から…“も”?」

咲「……あっ」

和「咲さん、やっぱり毎日持ってきてたんですか?」

咲「えっ、あの、それは…」

和「渡してくれればいいじゃないですか」

咲「それは、やっぱり恥ずかしくて……」もじもじ


32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/21(日) 00:08:09.73 ID:Vm/f4ulpO

和「はぁー…分かりました。咲さん、明日からも私のお弁当を作ってきてくれませんか?」

咲「うん! 勿論だよ、和ちゃん」

和「代わりに私が咲さんのお弁当を作ってきます」

咲「!!」


33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/21(日) 00:12:08.66 ID:Vm/f4ulpO

咲「……いいの?」

和「勿論ですよ、咲さん」

咲「ありがとう、和ちゃん!」むふっ

和「ふふふ」なでなで


34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/21(日) 00:17:29.07 ID:Vm/f4ulpO

 教室。

咲「………」パカッ

和「………綺麗に中身だけ食べられてますね」

咲「誰だろ、和ちゃんのお弁当を食べた犯人は」

和(ま、誰が食べたのかは見当がつきますけど、別に犯人を探す必要はないですね)


36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/21(日) 00:24:45.03 ID:Vm/f4ulpO

和(それにこの犯人のおかげで咲さんとさらに仲良くなれました。後で優希には御礼を言っておきましょうか)

咲「むぅ、私の和ちゃんのお弁当を勝手に食べるなんて―――」

和「咲さん、明日はリクエストか何かありますか?」

咲「えっと、和ちゃんの一番得意なやつがいいかな」

和「分かりました。任せてください!」


おしまい☆





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