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杏子「焼きまんじゅう…?」マミ「というお菓子よ」

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 21:18:17.75 ID:imlrEp2B0

杏子「この辺りの奴はこんなの喰うのか?」

マミ「失礼ね、立派なご当地グルメよ」

ほむら「まんじゅう…?餡子は?」

マミ「入ってるのもあるけど、売ってなかったわ」

杏子「味気ねーな」

ほむら「田舎臭いわ」

マミ「ムカッ……良いわ、そこまで言われたら貴方達にこの土地の魅力を教えてあげる!!」

ほむら・杏子「はぁ…めんどくさい事になった」


12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 21:23:46.87 ID:imlrEp2B0

杏子「ここに魅力なんてあるのか?」

ほむら「そこそこの田舎よね」

マミ「貴方達の目は節穴ね」

杏子「どーせジャスコだろ」

ほむら「この辺りジャスコもないわよ」

マミ「甘いわ…今はケヤキウォークの時代よ!!」

ほむら・杏子「…聞いた事ない」


19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 21:30:19.63 ID:imlrEp2B0

杏子「ケヤキってなんだよ、ケヤキって」

ほむら「そういえば工場跡に何か巨大なショッピングモールが出来たとか」

マミ「そうよ、それがケヤキウォーク。駅から徒歩10分」

ほむら「でも駅前にデパートがあったじゃない」

杏子「微妙な近さだな、そっちのが近いじゃねーか」

マミ「……イトウヨーカドーは行ってしまったわ、円環の理に導かれて」

ほむら「駅前なのに!?」

杏子「田舎ってこえーな」


22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 21:38:41.61 ID:imlrEp2B0

マミ「というわけで明日はケヤキウォークに行きましょう」

ほむら「はいはい、駅前に集まるので良いわよね」

杏子「しょーがねーなー」

――翌日――

ほむら「遅い…」

マミ「おかしいわね、佐倉さん…テレパシーが届く範囲に…いたわ!」

杏子『おい、なんでお前らいねーんだよ!?もう時間過ぎてるぞ』

マミ『こっちだって来ているわ、北口で待ってるの?』

杏子『北口も南口もねーよ!』

ほむら『…中央ってついてるでしょ、駅名に』


31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 21:47:24.99 ID:imlrEp2B0

杏子『ああなんだ、隣の駅だったのか』

ほむら『そうなるかしらね』

杏子『じゃ、今電車乗ったから次の駅で降りればいいんだろ?』

マミ『!?…今乗ったって』

杏子『随分路線がせめーな、ホントに県庁所在地かよ?』

ほむら「巴マミ、もう彼女は見捨てようかしら」

マミ「バスで行ける駅でもないのよね…」


34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 21:55:22.61 ID:imlrEp2B0

マミ『とりあえず二つ目の駅で降りて待ってて、佐倉さん』

杏子『おう、わかっ………』

マミ「圏外ね…」

ほむら「どうするの、巴マミ」

マミ「農業高校行きのバスがあるはずよ」

ほむら「なるほど」

マミ「予定不調和もお出かけの醍醐味よ」

ほむら「バスの本数が……少ない」

マミ「みんな自家用車を使うものね…」


41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 22:00:39.63 ID:imlrEp2B0

マミ『佐倉さん聞こえる?』

杏子『おう、聞こえる聞こえる』ボリボリ

ほむら「巴マミ、駅へ向かいましょう」

マミ「その必要はないわ、暁美さん」

ほむら「どういうこと?」

マミ「このまま横断歩道を渡れば会えるわ」

杏子「おう、手間かけさせたな。うめーぞコレ。喰うかい?」ボリボリ

ほむら「三俣…煎餅?」


49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 22:08:32.97 ID:imlrEp2B0

マミ「ここからケヤキ方面に戻るのも芸がないわね」

杏子「結構魅力あるじゃん、田舎くせーけど」ボリボリ

ほむら「この辺りを北に行けば大きいデパートがあった筈」

杏子「よっしゃ、地下で甘いもん喰おーぜ!」

マミ「……サティは行ってしまったわ、円環の理に導かれて」

ほむら「デパートという概念が消えそうね」

杏子「田舎ってこえーな」


59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 22:17:28.92 ID:imlrEp2B0

杏子「じゃあどっち行くよ?」

マミ「ショッピングモールというなら、東に向かいましょう」

ほむら「このあたりにイオンもジャスコもないわよ?」

マミ「フフ…甘いわよ暁美さん」

ほむら「最近できたという話も聞かないわ」

マミ「ここは古株…ベイシアよ!」

杏子「ベイ…」

ほむら「シア?」


68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 22:25:44.34 ID:imlrEp2B0

男達「……」ゾロゾロゾロ…

杏子「うわ!?何だあいつら!?…すげえ人数で歩いてくるぞ!?」

ほむら「先頭の彼は…なんで…SMコスプレ!?」

マミ「彼らは…益荒男のなれの果てよ」

ほむら・杏子「はい!?」

マミ「この地では一年に一度男児達の戦いがあるのよ。己のプライドを掛けたね」

杏子「で…負けたら…」

マミ「長は敗北の責任をとって、勝利した長の望む姿で駅まで歩かされるわ」

ほむら「こんなの…絶対おかしいわ……!」


77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 22:34:37.74 ID:imlrEp2B0

杏子「随分あるいたなー。まだか?」

マミ「もう少しだから頑張って」

ほむら「…ちょっとあの、文真堂というのかしら?見て頂戴」

マミ「ああ、文具店よ」

ほむら「そうじゃなくて、二階よ!」

杏子「…魔法少女フェア?」

マミ「ああ、あそこの文真堂は二階がそういうお店なのよ」

ほむら「そういうって…コスプレとか?」

マミ「それはどうだか…ただ近くの学生に人気らしいわ」

杏子「田舎ってこえーな」


84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 22:40:47.21 ID:imlrEp2B0

――ウオオオオォォォォォォオォ!!

杏子「なんだこの声は!?」

マミ「益荒男たちの勝利の雄叫びよ」

――ソハタタカイノ…ノアト~♪ユウヒハコ……♪

ほむら「何か唄ってるわね」

マミ「勝利を讃える歌かしらね」

ほむら「どこの部族なの…?」

マミ「グンマー」

杏子「田舎ってこえーな」


88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 22:50:01.37 ID:imlrEp2B0

マミ「さあ!ここがベイシアよ!」

杏子「駐車場ひれー!!」

ほむら「急に開けた場所に出たわね」

マミ「さあ、ここで楽しみましょう」

杏子「何か楽しむものがあんのか?」

マミ「服を見たり」

ほむら「スーパーの中に服が売ってるの!?」

マミ「フレッセイもとりせんも大きい店は皆そうよ」

ほむら・杏子「」


92: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 22:56:58.39 ID:imlrEp2B0

杏子「おもちゃコーナーもあるんだな」

マミ「ショッピングモールですもの」

杏子「デモで遊んでくる」ダッダッダッ…

ほむら「ちょっと、勝手に行動すると迷子になるわよ?」

マミ「その心配はないわよ、暁美さん」

ほむら「貴女は慣れているかもしれないけど、私達は初めてくるのよ?」

マミ「そう言う事じゃないわ、すぐ戻ってくるってこと」

杏子「小学生がコントローラーはなさねぇ…」トボトボ…

マミ「いつも小学生がいるのよね、デモプレイ」


94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 23:03:05.72 ID:imlrEp2B0

杏子「腹減ってきたなー」

ほむら「貴女さっき食べたばかりじゃない」

杏子「あんなもんは朝飯前のお茶漬けだっての」

マミ「お腹いっぱい食べたいなら、良いお店があるわ」

杏子「待ってました!」

ほむら「この中の食堂?お世辞にも良いお店とは言えないわ」

杏子「マクドナルドって言ったらブッ飛ばす」

マミ「ノンノン!お隣の、洋麺亭よ!」

ほむら「よう…」

杏子「めん…」

マミ「亭!!」


103: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 23:14:09.89 ID:imlrEp2B0

杏子「くうぞくうぞー!」

マミ「さ、注文して。どれでもいいわよ」

杏子「トマトバジルLサイズ!」

マミ「佐倉さん、Lは大きいわよ?」

杏子「どんと来い!」

ほむら「私はツナと大根おろしS」

マミ「私は…注文しないわ」

杏子「なんだよダイエットか?」

マミ「そう言う訳じゃないわ…良いのよ」

……数分後

杏子「流石にこれはねぇわ…どんだけデカイ皿なんだよ……マミぃ」ウプッ

マミ「はいはい、食べてあげるわね」


107: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 23:22:01.75 ID:imlrEp2B0

杏子「喰った喰った…」

ほむら「Sでも少し多いくらいだわ」

マミ「さて、食後には甘いものよね」

杏子「待ってました!!」

ほむら「ベツバラも驚きね、貴女」

マミ「また、お隣の店に行きましょう」

ほむら「道路の向こうにある、アレ?」

杏子「シャトレーゼ…」

マミ「工房よ!」


116: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 23:31:37.14 ID:imlrEp2B0

杏子「プリンうめー」

ほむら「私はアイスを…」

マミ「ここでアイスはやめておきなさい、暁美さん」

ほむら「何故?」

マミ「あとでわかるわ、一緒に梨恵夢食べない?」

ほむら「じゃあ黒い方を」

マミ「私は黄色い方」

杏子「あたしは両方追加でっ」


120: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 23:38:16.28 ID:imlrEp2B0

杏子「さて、これからどうするよ?」

マミ「あ、ちょっと待っててね」タッタッタッタッ…

……数分後

マミ「お待たせ」

ほむら「ベイシアで何を買ったの?」

マミ「焼きまんじゅうよ!」

杏子「またかよ、もう喰えねえぞ」

マミ「物産展で売ってたわ、餡子入りもね。家に帰ってから温めて食べましょう」

ほむら「よっぽど好きなのね」

マミ「ソウルフードですもの。さて、近くに駅があるから電車に乗りましょう」


124: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 23:46:38.10 ID:imlrEp2B0

ほむら「改札がないわね」

マミ「乗車券をとるのよ」

杏子「電車ってかバスだよな、仕組みは」

ほむら「で、どこへ向かうの?」

マミ「佐倉さんがいた所」

ほむら「中央に戻るのね」

杏子「逆に行ったらどうなるんだよ?」

マミ「ニシキリュウ」

杏子「錦龍とかカッケーな、おい」

マミ「音だけはね…」


126: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 23:55:35.87 ID:imlrEp2B0

杏子「あーそうそう、ここに集合だと思ってた」

ほむら「中央がつくと街のだいぶ寂びれた部分にあるのよね」

マミ「ここからバスに乗って…目指すはグリーンドーム!」

杏子「ドーム…野球でもあんのか?」

マミ「違うわよ」

ほむら「サッカー?」

マミ「違うわ」

杏子「じゃあ何のスポーツやるドームなんだよ?」

マミ「競輪かしら」

ほむら「巴マミ…貴女」

マミ「違うわよ!そんなことで行く訳ないでしょう!」


128: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/23(土) 00:03:31.83 ID:SKdyZq1j0

マミ「グリーンドームはイベント用の施設よ。スポーツ施設はもっと北にあるわ」

ほむら「たしか公園の一部が陸上競技場とサッカー場だったかしら」

マミ「屋内スポーツ施設は更に北にあるわ」

杏子「どんだけ北にあるんだよ」

マミ「北にしか土地が余ってないのよ」

杏子「田舎のくせに」

マミ「お金がないのよね、田舎だから」


130: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/23(土) 00:14:09.09 ID:SKdyZq1j0

杏子「ここがグリーンドーム…ここって!」

ほむら「正面は親水公園なのね」

マミ「どうしたの、佐倉さん?」

杏子「いや…前にさ、さやかとこの辺り来たからさ」

マミ「…美樹さんと、ね」

ほむら「……」

杏子「…あっはは、なんか湿っぽくなっちまったじゃねーか!」

マミ「ごめんなさいね…」

杏子「いや、良いんだ。この景色はあたしにとっちゃ十分魅力的だぜ」

杏子「さやかのいた景色だからな」


135: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/23(土) 00:20:57.95 ID:SKdyZq1j0

杏子「あのたっけービルは何なんだ?」

マミ「あれが県庁。登ってみる?」

ほむら「登れるのかしら?」

マミ「当然よ!しかもドラマやアニメのロケ地になるくらい有名な建物よ!」

杏子「へー田舎でもそんなことがあるのか」

マミ「田舎だからこそ人が来ないから、ロケ地になるのよ」

ほむら「中には何かあるの?」

マミ「展望台と………」

杏子「撮影用のハリボテってとこか」

マミ「酷いわ」


142: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/23(土) 00:28:27.84 ID:SKdyZq1j0

マミ「その前に、遊園地に行きましょう」

ほむら「こんな所に遊園地があるわけ」

杏子「あるぜ」

ほむら「るな…ぱあく?」

マミ「日本一安い遊園地なのよ。日本一は魅力でしょ?」

ほむら「まわりの子どもたちの目線が痛いわ」

杏子「おいっ、この馬のヤツ楽しーぞ!」ガコンガコンガコン!

ほむら「恥ずかしいから止めなさい、佐倉杏子っ」

杏子「一回10円とか安いなホント」ガコンガコンガコン!

マミ「一回50円でジェットコースターも乗れるわ、暁美さん一緒にどう?」

ほむら「……売店で休んでいるわ」


145: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/23(土) 00:38:04.71 ID:SKdyZq1j0

杏子「ここが県庁ねぇ…なんで周りに垣があるんだよ?戦うのか?」

マミ「城跡に建てたからよ」

杏子「こっちの建物から良い匂いがするな」

ほむら「喫茶店があるわね、高級そうな」

マミ「そっちの建物の中でさわいじゃ駄目よ、みんな勉強してるから」

ほむら「喫茶店で?」

マミ「喫茶店の外にも勉強する場所があるのよ、高校生がいっぱいいるわ」

杏子「真面目なんだな、田舎の学生ってのも」

マミ「真面目な人は夜遅くまでいるみたいね」


149: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/23(土) 00:47:14.60 ID:SKdyZq1j0

ほむら「エレベーター、早いわね」

マミ「32階まで一気に行くもの」

杏子「おい、耳がおかしくなったぞ」

マミ「32階も一気に上がるから…」

ほむら「あくびすればいいわ」

杏子「ふぁ~…っこれ不便じゃないのか」

ほむら「都会に憧れた弊害ね」

マミ「高かろう良かろうなのよ」

杏子「田舎だなあ」


155: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/23(土) 00:59:16.07 ID:SKdyZq1j0

マミ「どう?良い景色でしょう?」

ほむら「景色に関しては言う事なしね、360度良く見えるわ」

杏子「それより一階下のレストラン行こうぜ!」

マミ「佐倉さん、私達には不釣り合いよ」

ほむら「お腹もまだすいてないわ」

杏子「なんだお前ら情けないな」

マミ「地下一階に生協の売店があるから、何か買うと良いわ。安いわよ」

杏子「また耳がおかしくなんのかよ…」

ほむら「お腹もおかしいわよ、貴女」


160: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/23(土) 01:11:48.58 ID:SKdyZq1j0

マミ「さて、ここから歩いて駅まで行きましょう」

杏子「このまま正面の道行けばいいのか」モグモグ

ほむら「ここは何でこんなに自転車が停まっているの?」

マミ「あぁ…ここはこの辺りで一番の本屋さんよ」

杏子「本屋にみんなチャリで来るのかよ」

マミ「この辺り、駐車場ないのよね」

ほむら「だからってよくもこんなに停めるわね」

マミ「主に学生が利用してるもの。教科書だってここで買ったでしょ?」

ほむら「転校生の分は学校で用意されていたのよ」

マミ「長蛇の列で教科書を買う苦痛を知らないのね」

杏子「めんどくさそうな事やるもんだな」


168: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/23(土) 01:27:31.90 ID:SKdyZq1j0

ほむら「ここは商店街なのね」

杏子「シャッターばっかりじゃねーか」

マミ「仕方のない事よ、ここが活気づくのはお祭りの時だけね」

ほむら「そんなに違うの?」

マミ「実は私も行ったことないのよ…」

杏子「なんでだよ?行きゃあ良いじゃねーか」

マミ「そう…なんだけれど……」

ほむら「!…巴マミ、次のお祭りは10月ね。私は、楽しみだわ。ね?」

マミ「暁美さん……うん、楽しみね!」

杏子「あたしもつれてけよーっ、じゃがバタ喰いたい!」

マミ「勿論よっ…楽しみだわっ」ウキウキ

杏子「マミの奴どーしちまったんだ?」

ほむら「…さあ?」フフッ…


169: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/23(土) 01:37:01.38 ID:SKdyZq1j0

マミ「ここでちょっと路地裏に入ります」

ほむら「どこへ行くの?」

マミ「佐倉さん?何か匂わない?」

杏子「甘い匂いがする!!」

ほむら「野口氷店…?」

マミ「老舗のかき氷専門店よ。歩いて来てちょっと暑くなったし、丁度良いでしょ?」

杏子「さっすがマミ!気がきくぜ!」

ほむら「だからアイスを止めたのね」

マミ「冷えるならここで一気に、ね」


172: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/23(土) 01:48:48.09 ID:SKdyZq1j0

杏子「くぁーっ!あったまいてぇぇぇ!!」

ほむら「…美味しい」シャグシャグ

マミ「魅力的でしょう?」

ほむら「田舎の老舗も侮れないわね」

杏子「おい、喰わないなら貰うぞ!…あったまいてええええ!!」ガツガツ

ほむら「勝手に食べないで欲しいわね」

マミ「そんなにがっつかなくてもかき氷は逃げないわ」

杏子「一気に喰って頭痛起こすのが醍醐味だろ!」

マミ「あらあら」


173: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/23(土) 01:55:58.17 ID:SKdyZq1j0

マミ「さ、駅に着いたわね」

ほむら「ケヤキウォークにいくの?」

マミ「そう思ったんだけれど、丁度良いバスがあるわ。乗りましょう」

杏子「このバスどこに行くんだよ?」

マミ「それは着いてのお楽しみ」

杏子「なんだそりゃ、とりあえず乗るがよ」

マミ「二人とも後ろの座席には乗らない方がいいわ」

ほむら「何故?」

マミ「それも乗ってからのお楽しみ」


177: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/23(土) 02:15:27.44 ID:SKdyZq1j0

ほむら「酷く曲がりくねった道ね…後ろに座ってたら酔っていたわ」

杏子「おいーまた耳がおかしくなっちまったぞー」

マミ「もうそろそろ着くわ、ほら終点よ」

ほむら「ここは…湖?」

杏子「山の上にこんなとこがあるのかよ」

マミ「ショッピングモールはベイシアがあったから、古くて新しい魅力をね」

ほむら「真ん中の島に橋がかかってるのね」

マミ「そうよ、聖域へ続く橋」

杏子「なるほど…神社か」


179: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/23(土) 02:27:03.09 ID:SKdyZq1j0

マミ「佐倉さん、神社は駄目?」

杏子「いや、別に。あたし自身神様一つだけ信じてる訳じゃねーしな」

ほむら「あら、意外ね」

杏子「まどか、だっけか。アレ信じてるぜ」

マミ「あら、それは私も」

ほむら「!…貴女達…」

杏子「さやかもそいつに会いに行ったと思ったら、救われる。一人ぼっちは寂しいもんな」

マミ「円環の理に私達を救ってくれた人がいる、素敵な考え方じゃない」

マミ「さ、お参りしましょう」


181: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/23(土) 02:33:13.73 ID:SKdyZq1j0

杏子「神社って古めかしいイメージだったんだが」

ほむら「社務所が自動ドア…」

マミ「言ったでしょ?古くて新しいって」

杏子「御守売り場がコンビニみてーだな」

ほむら「近代化すれば良いってもんじゃないのよ」

マミ「そこも田舎の御愛嬌」

ペコ…ペコ…パンッ…パンッ…ペコリ

マミ「ちゃんとお願いした?」

ほむら「一応」

杏子「ばっちり」


183: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/23(土) 02:41:17.62 ID:SKdyZq1j0

杏子「神社って言うとちょくちょく供えモン拝借してた印象がなー」

ほむら「貴女、そんな物まで食べてたのね」

マミ「お供え物っていうのは100倍になって天に届くと言うわ、いけないわよ佐倉さん」

杏子「わかってるって。もう、やるもんか」

マミ「宜しい」

ほむら「そろそろ帰りのバスが来るかしら、暗くなってきたし…」

杏子「逃したら大変だな…急ごうぜ」

マミ「……」ゴソゴソ…

杏子「おい、なにやってんだ。マミ?」

マミ「なんでもないわ、今行くわねっ」タッタッタッ…


187: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/23(土) 02:48:17.11 ID:SKdyZq1j0

マミ「そろそろバス降りるわよ」

杏子「まだ少し山の中じゃねーか?何でだよ」

ほむら「外も暗いわよ」

マミ「暗くて良いのよ、最後の魅力が待ってるわ」

ほむら・杏子「?」

マミ「さ、降りて降りて…街の方を見てみてっ」

杏子「こりゃあ……!」

ほむら「綺麗な夜景…!」

マミ「素敵でしょ?私達の街の魅力よ。山の上から見る街の夜景」


188: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/23(土) 02:55:22.95 ID:SKdyZq1j0

マミ「これで終わらないわ、空を見て」

ほむら「星空…」

杏子「すげえな…街にいた時は気付かなかった…!」

マミ「天文台もある山ですもの。星の見え方は折り紙つきよ」

杏子「ハハ…こいつはやられた。魅力的じゃねーか…」

ほむら「巴マミ、貴女策士ね…」

マミ「十分楽しめたでしょ?さ、次のバスが最終よ。帰りましょ」


193: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/23(土) 03:08:58.62 ID:SKdyZq1j0

杏子「すげーもん見たら腹減ったな!何かねーのか」

ほむら「焼きまんじゅう、買ってあったんじゃ…」

マミ「……あら?おかしいわね…どこかで落としちゃったのかしら?」

杏子「マジかよ!!餡子入り…」

マミ「また買ってくるわよ」

ほむら「…神社に入る前までは確かに持っていたわよ」

マミ「そうだったかしら…ね?」

ほむら「巴マミ…貴女」

マミ「さあ、どうかしら?」

ほむら「…策士ね」

マミ「…さ、無くしたお詫びに駅に帰ったら何かおごるわ!貴女達にっ」

杏子「ガッツリ喰いてぇ!!」

マミ「ラーメン湘屋なんてどうかしら」

ほむら「たまには良いかもね、ラーメン」

マミ「じゃ、みんなで帰りましょう。私達の街へ!」


195: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/23(土) 03:23:27.63 ID:SKdyZq1j0

まどか「うぇへへ…みんな幸せそうで良かった」モグモグ

さやか「あれー?神様何食べてんの?」

まどか「さやかちゃん、その呼び方やめてってばぁ」

さやか「あれっ、それ焼きまんじゅうじゃん!なつかしーっ、どうしたん?」

まどか「さっき、お姫様みたいな人が私達にって。おいしいよ?さやかちゃんも食べなよ」

さやか「おうっ、さやかちゃんは餡子入り派なのだー」モグモグ

まどか「それと、杏子ちゃんから伝言。さやかの街は私が守るから安心しろって」

さやか「何言ってんだかアイツは…」

まどか「さやかちゃんニヤけてる」

さやか「これはっ…久々の焼きまんじゅうが美味しいからっ」

まどか「焼きまんじゅう、みんなに配れるくらいいっぱい届いたよ」

まどか「みんな、美味しい?」

魔法少女達「おいしい――っ!!」

まどか「うんっ、とっても美味しいね!」モグモグ


おわり





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544. YOMICOMER2018年10月20日(土) 13:25 ▼このコメントに返信
群馬県民乙
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