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【ミリマス】まつり「私の妹」

1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/11/10(土) 21:09:06.77 ID:dVfo4c3q0

ミリマスSSです。
・まつり母、まつり妹出ます。
・Pが結構喋ります。

久々にスレ立てしたもので、もし不具合があったら申し訳ない。


2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/11/10(土) 21:16:15.07 ID:dVfo4c3q0

真美「うあうあー! 聞いてよ、やよいっち! お姫ちんも!」

やよい「どうしたの?」

貴音「何かあったのですか?」

真美「亜美がね、真美の分のおやつ食べちゃったんだよ! 今日はフンパツしてゴージャスセレブプリンだったのに!」

やよい「ええっ!? じゃあ亜美ってば、プリンふたつも食べちゃったの!?」

真美「そうだよ、ひどいっしょ? だから今、絶賛ケンカ中なんだ」

貴音「しかし、亜美は本当に真美の分だとわかって食べたのでしょうか? 何か理由でも……」

真美「わかってるに決まってるっしょー! 事務所じゃなくて家の冷蔵庫に入ってたんだよ? しかもちゃんと真美って名前書いてたのに!」

やよい「うーん……それは亜美が悪いかも」


3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/11/10(土) 21:16:43.80 ID:dVfo4c3q0

真美「きっと昨日ゲームでけちょんけちょんにしたこと、根に持ってるんだよ……。ああもう、こんなときお姉ちゃんがいてくれれば、亜美のこと叱ってくれるのに!」

やよい「あ、そういえば真美がお姉さんなんだもんね」

真美「そーだよ。双子だからあんまり意味ないけど。どうせなら年の離れた妹のが良かったよ」

貴音「真美の言っていることもわかります。お姉様と慕ってくれるその一瞬は、言葉では表現出来ないほど暖かく、心地良いのですよ」

やよい「貴音さんもお姉さんなんですよねー!」

貴音「ええ。久々に会いたいものです」


4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/11/10(土) 21:17:13.38 ID:dVfo4c3q0

真美「そういうやよいっちも、妹いるよね。かすみちゃん」

やよい「うん。妹はひとりだけだから、やっぱり可愛いよ。話が1番合うのもかすみだし、お料理とかも手伝ってくれるし。長介とふたりでやってくれるから、とっても助かってる」

真美「むー! お姫ちんの妹ちゃんも、かすみちゃんも、いい子だからそう言えるんだよ! 亜美を見て! あのナマイキフェイス! 何なら人のプリンも食べちゃうんだからね!?」

やよい「真美もそっくりな顔してるのに……」

真美「今それは関係ないの! あーあ、こんな妹なら、真美……」

まつり「それ以上はめっ! なのですよ?」


5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/11/10(土) 21:17:48.94 ID:dVfo4c3q0

真美「まつり姫!」

貴音「いつの間に……。わたくしも気づきませんでした」

まつり「最初から聞いていたのです。姫はソファーでお昼寝中だったのです」

やよい「ソファーふかふかだから、気持ちいいですよね。美希さんもよくお昼寝してます!」

真美「やよいっち、そこ!? 絶対ウソっしょ!?」

まつり「とにかく、真美ちゃん。本心で思ってないことを言っちゃ、ダメなのですよ」

真美「だって亜美がぁ……」

まつり「亜美ちゃんも、きっと反省しているのです。姫にはわかるのですよ?」

貴音「はて、それは一体……?」

まつり「お姉ちゃんのカン、なのです」


6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/11/10(土) 21:18:15.53 ID:dVfo4c3q0

ガチャッ

亜美「真美、いる!?」

真美「あ、亜美!」

亜美「やっぱり事務所にいたか! 探したんだよ! 電話もメールも全部無視してるし!」

やよい「真美、大人気ない……」

真美「コドモだから良いんだよ! どっちにしたって、亜美が悪いんだから!」

亜美「……わかってるよ。だから、はい」

真美「ゴージャスセレブプリン……と、今日発売のゲームソフト!? えっ、だってこれ、真美と半分こで出すって……!」

亜美「さすがの亜美も悪いと思ったんだよ。ゲームに負けてプリン2個食いって、ひどすぎるにも程があるっしょ」

貴音「食べ物の恨みは恐ろしいですからね……」

真美(お姫ちんが言うと説得力あるなあ……)

亜美「それに、プリン食べるのもゲームするのも……真美が一緒じゃないと面白くないよ。楽しくない」

真美「亜美……」

亜美「だからごめんね、真美」


7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/11/10(土) 21:18:48.71 ID:dVfo4c3q0

真美「……うん。わかった。真美もいょっと大人気なかったよ。亜美も一緒にプリン食べよ。半分こでいーから」

亜美「でも、亜美たくさん食べたし……」

真美「ふたりじゃないとダメって言ったの、亜美っしょ。ほら、もう帰るよ。この後オフなんだから」

亜美「……りょーかい!」


真美「じゃあ、真美たち帰るね! やよいっち、お姫ちん、まつり姫、ありがと!」

やよい「うん、気をつけて帰ってね!」

貴音「また後日、わたくし達とごぉじゃすせれぶぷりんを食しましょう。食事は人が多いほど、美味しいものですから」

亜美「そーだね、また今度一緒におやつ食べよ!」

まつり「ほ? 姫は何もしてないのですよ?」

真美「ううん。まつり姫が止めてなかったら、真美……言っちゃいけないこと、言ってたと思う」

まつり「………」

真美「だからありがとう、姫!」

まつり「……姉妹は仲良く、ですよ?」

真美「あいあいさー!」


8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/11/10(土) 21:19:17.70 ID:dVfo4c3q0

ガチャッ

P「お、まつり来てたか。じゃあそろそろ現場行くからな。今日はバラエティの撮影だぞ」

まつり「はいほー! 楽しみなのです!」

P「やよいと貴音は、この後レッスンだったな? ふたりとも、頑張れよ」

やよい「はーい! 今日もいっぱい頑張ります!」ガルーン

貴音「わたくしも、全力を出す所存です」

P「よし、その意気だ!」ハハッ


9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/11/10(土) 21:19:48.29 ID:dVfo4c3q0

車内

P「今日はちょっと遅くなるからな。終わったら家まで送っていくぞ」

まつり「……プロデューサーさん」

P「ん? 何だ?」

まつり「プロデューサーさんって、兄弟いるのです? 例えば、妹……とか」

P「お、よくわかったなあ。お兄ちゃん力がにじみ出てたか?」ドヤァ

まつり「それはないのです」キッパリ

P「ぐっ、いつになく辛口……。ま、いいか。確かに妹がいるぞ。歳がちょっと離れてて、まだ中学生だがな」

まつり「姫も妹がいるのです」

P「そりゃ知ってるよ。履歴書見てるからな。何だ? 妹さんがどうかしたのか?」

まつり「……もうすぐ、妹の誕生日なのです」

P「ほー、そりゃめでたい。まつりのことだから、何かめるへぇんでびゅーりほーなもの、あげるんだろ?」

まつり「………」

P「……?(何か今日は様子がおかしいな)」


10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/11/10(土) 21:20:22.11 ID:dVfo4c3q0

まつり「プロデューサーさん、お願いがあるのです」

P「え?」

まつり「誕生日プレゼント、まだ決めてないのです。収録終わった後、付き合って欲しいのです」

P「今日? だから、今日は遅くなるって……」

まつり「今日、なのです」

P「へっ? 何が?」

まつり「妹の誕生日、今日なのです」

P「……わーお」

まつり「プロデューサーさん、もちろん良いですよね。……ね?」

P「……はあ。全く、何で昨日までに買わないんだか。俺より相談できる相手、いっぱいいたろうに」

まつり「それはトップシークレットなのです」

P「貴音の真似したってダメだっての。親御さんには連絡いれとけよ。……妹さんにもな」

まつり「……もちろん、なのです」


11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/11/10(土) 21:20:52.97 ID:dVfo4c3q0

収録後
ティーンブランドショップ

まつり「………」マジマジ

P(いつになく真剣な顔してる。というか、もうほとんど決まってるみたいじゃないか)

まつり「………」

P(どうやらまつりは、アクセサリーをプレゼントするみたいだ。リボンがモチーフのブレスレット。グリーンとピンク、2種類ある。まつりはピンクの方を手に取った)

まつり「………」チラリ

P「お、何だ。あっちの洋服気になるのか?」

まつり「……ここのブランドのお洋服、とっても可愛いのです」

P「ん? 確かにフリルが多くて、淡い色だもんな。まつりによく似合いそうだ」

まつり「もちろんなのです。姫は姫なのですから」


12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/11/10(土) 21:21:54.77 ID:dVfo4c3q0

まつり「……でも、妹は着てくれなかったのです」

P「……あっ、この前ひなたに持ってきたやつか」

まつり「………」コクリ

P「(どこかで見たことあると思ったら、ここのブランドだったんだな)」

まつり「姫、妹とお揃いの服を着てお出かけするのが楽しみだったのです。もう叶わなくなっちゃったけど、ね」

P「まつり……」


13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/11/10(土) 21:22:30.18 ID:dVfo4c3q0

まつり「きっと、妹はまつりとお揃いが嫌だったのですよ。絶賛反抗期中だから、お姉ちゃんとお揃いなんて気持ち悪いって、思ってたり……」

P「………」

まつり「……なーんて。暗い話はおしまいなのです」


まつり「プロデューサーさん、このブレスレットどうですか?」

P「あ、ああ……。まつりの妹さんくらいの年齢なら、嬉しいと思うぞ。大人すぎず、子どもすぎず、シンプルで可愛いデザインだし。事務所の子たちだって、貰ったら喜ぶだろうな。流石まつり」

まつり「姫のセンスはピカイチだから、当たり前なのです。じゃあ買ってくるので、プロデューサーさんは外で待っていて欲しいのです」

P「……わかった」


14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/11/10(土) 21:22:56.25 ID:dVfo4c3q0

ショップの前

まつり「はいほー! 買ってきたのです」

P「よし、じゃあ帰るか」

まつり「最後までエスコート、お願いするのです」

P「おいおい、デートじゃないんだから。……でもまあ、たまにはいいか。お手をどうぞ、お姫様」スッ

まつり「……ふふっ!」ギュッ


15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/11/10(土) 21:23:26.05 ID:dVfo4c3q0

まつり宅前

まつり「送ってくれて、ありがとうなのです。じゃあ、また明日……」

P「ストップ。その前に、これ」

まつり「この袋……さっきの……。いつの間に……」

P「トイレ行くフリしてちょちょいっとな。中身はブレスレットだ。緑のやつ。妹さんとお揃いだぞ」

まつり「……気持ちは嬉しいのです。でも、受け取ることは出来ないのです」

P「どうして?」

まつり「私が持ってたら、妹はきっと受け取ってくれないから」

P「………」


16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/11/10(土) 21:23:56.94 ID:dVfo4c3q0

まつり「だから、ごめんね。これは……」

P「まつり、それは違う」

まつり「……え?」

P「妹さんはきっと、まつりとお揃いなのが嫌で、服を着なかったわけじゃないと思う」

まつり「でも……他に理由なんて……」

P「……俺にも、妹がいるって話したろ? 歳が近いと喧嘩ばっかりみたいだけど、俺の家は幸いにも歳が離れててな。妹が可愛くて可愛くて仕方なかったんだ。……まつりみたいにな」

まつり「………」


17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/11/10(土) 21:24:31.88 ID:dVfo4c3q0

P「俺も、誕生日で妹に服をあげたことがあったんだけど……はは、1回も着てもらえなかったよ」

まつり「どうして……?」

P「後から聞いた話だけど、どうやら恥ずかしかったみたいだな」

まつり「恥ずかしい?」

P「俺、張り切ってふっりふりのプリプリプリンセスみたいな、可愛い服買ったんだよ。色もドピンクで、どこに着ていくんだそれ、ってやつ。
妹も嬉しいとは思ってたみたいなんだけど、外に着ていくのは恥ずかしいって、家で写真撮ってそれっきり」

まつり「……私の妹も、同じ?」

P「まあ多分、そうだと思う。最も、まつりの選んだ服は俺みたいな脳筋フリフリじゃなくて、品のあるものだから。ひなただって喜んでただろ?」

まつり「………」コクリ

P「でもな、まつりの妹さんくらいの年齢だと、どうしても周りの目が気になる子がいるんだ。あの服は、やっぱり普通に着るなら目立つ。最近の子は、カジュアルな服が多いから。自分に似合うかどうかだって、気になったんだと思う。すごく可愛い服だったし」

まつり「……そっか」


18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/11/10(土) 21:25:04.15 ID:dVfo4c3q0

P「だから、まつり。妹さんは決してお前のことを嫌いなわけじゃない。いや、こんなに妹思いのお姉ちゃんを嫌うなんて、有り得ないだろ。他人の俺だってそう思うんだから、妹さんは俺の何倍も感じてるはずだよ。まつりの愛情を」

まつり「プロデューサーさん……」

P「これは、いつもお姉ちゃんを頑張ってるまつりへのプレゼントだ。……だから、受け取ってくれないか?」

まつり「……ありがとう」ギュッ

P「……ああ。頑張れよ、まつり。また明日な」ポンポン



まつり「もう、やっぱり貴方には敵わないよ。……演技。得意なはずなんだけどな」


19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/11/10(土) 21:25:34.45 ID:dVfo4c3q0

まつり自宅

ガチャッ

まつり「ごめんなさい、遅くなったのです」

まつり妹「……もう寝る」スタッ

まつり「ちょっ、ちょっと、待つのです!」ガシッ

まつり妹「……何?」

まつり「お誕生日おめでとうなのです。これ、あげるのです」

まつり妹「……別にいいのに」

まつり「そうはいかないのです。大切な妹の誕生日なのですから」

まつり妹「……その腕につけてるの、何?」

まつり「さっき、プロデューサーさんに貰ったのです。そのプレゼントと色違い……なのです」シャラァ

まつり妹「……そう。おやすみ」

バタン


まつり「………はあ(やっぱり、嫌だったのかな)」ズーン


20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/11/10(土) 21:26:08.39 ID:dVfo4c3q0

翌日

まつり自宅
リビング

まつり「おはようなのです……(よく眠れなかった……)」

まつり母「おはよう、まつり」

まつり妹「じゃあ、友達と約束があるから」スタッ

まつり「いってらっしゃいなのです(今日は休日か……。私は仕事あるけど……)」

まつり母「あら、そのブレスレット似合ってるじゃない?」

まつり「……!(よ、よく見たら……本当に、つけてる……!)」ハッ

まつり妹「……お母さん、黙っててって言ったのに」

まつり母「もう、素直じゃないんだから……」

まつり妹「いいから、あっち行ってよ。洗い物残ってるでしょ!」

まつり母「はいはい」

パタパタ


21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/11/10(土) 21:26:38.41 ID:dVfo4c3q0

まつり妹「……あー、お姉ちゃん」

まつり「……何なのです?」

まつり妹「……1回しか、言わないから」


22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/11/10(土) 21:27:05.38 ID:dVfo4c3q0

まつり妹「プレゼント、ありがとう。嬉しい。前買ってくれたお洋服、着なくてごめん。今度、このブレスレットとお洋服着て、お出かけしようね」

まつり「へっ……?」

まつり妹「そ、そういうことだから。じゃあ!」

バタバタ


まつり「………」ボーゼン



まつり「……良かった」グスッ


23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/11/10(土) 21:27:34.75 ID:dVfo4c3q0

事務所

ガチャッ

朋花「おはようございます~」

まつり「おはようなのです。朋花ちゃん」シャラァ

朋花「おや、まつりさん。そのブレスレット、とっても可愛いですねぇ」

まつり「でしょう? これ、妹とお揃いなのです」

朋花「ふふっ、それは良いですね。羨ましいです」

まつり「当然なのです。このブレスレットは、世界一のものなのです!」ドヤァ


まつり「(プロデューサーさんの気持ちと、姉妹の絆が詰まってる……この世にひとつしかない、ブレスレットだから、ね?)」



END


24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/11/10(土) 21:28:40.68 ID:dVfo4c3q0

終わりです。
まつり妹、いつか見てみたい……

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