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P「ご機嫌斜めな小鳥のあやし方」

1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/05(火) 21:00:09.41 ID:rY97MqhJ0

P「…………」カタカタカタカタ



小鳥「…………」カタカタカタカタ



律子「…………」カタカタカタカタ







P「………音無さん」

小鳥「………はい」

P「……進み具合どうです?」

小鳥「……ぼちぼちですよー」

P「そうですか……」

小鳥「…………」

P「…………」



律子「…………」


2: 1 2013/11/05(火) 21:02:24.95 ID:rY97MqhJ0

P「…………」カタカタカタカタ



小鳥「…………」カタカタカタカタ



律子「…………」カタカタカタカタ







律子「……んんっ、プロデューサー。ちょっと」

P「?」

律子「明日のスケジュールに関してなんですが」

P「どうした?」

律子「社長と一緒に確認したい所があるので……」ちらっ

P「……分かった。……音無さん」

小鳥「なんですか」

P「ちょっと席空けますけど……」

小鳥「どうぞ。あたしの事など気にせずに」

P「…………」

律子「……プロデューサー殿」

P「あ、あぁ……行くか」

バタン






小鳥「…………」



小鳥「………ばか」ぐすっ


3: 1 2013/11/05(火) 21:03:49.77 ID:rY97MqhJ0

@社長室


高木「ふっふふっふふ~ん♪」

高木「ガッとやってチュッと吸ってはぁぁぁぁぁぁ」



P・律子「「失礼します」」ガチャッ



高木「ぁぁぁん………ん?」



律子「…………」

P「…………」



高木「……まぁ、入りたまえ」


バタン


律子「突然申し訳ありません。社長」

高木「いや、気にしないでいい律子君。それより、どうかしたのかね?」

律子「えぇ、ちょっと……」ちらっ




P「…………」ずーん




高木「……取り敢えず、訳を聞こうか」


4: 1 2013/11/05(火) 21:07:20.37 ID:rY97MqhJ0

P「…………」ずーん



律子「よく分からないんですが………プロデューサーと小鳥さん、喧嘩でもしたらしくて……」

高木「らしい?」

律子「実を言うと、まだ私も詳しい事は……」

高木「なに、そうなのかい?」

律子「はい。明らかに、プロデューサーと小鳥さんの様子がおかしかったので」

律子「一先ず二人を引き離して、プロデューサー殿から話を聞こうかと」



P「はぁ……つくづく申し訳ない……」ぞーん



高木「して、音無君は?」

律子「一人で仕事続けてます」



P「あぁ……音無さん……ごめんなさい」どよーん




高木「……なるほど、事態は理解した」


5: 1 2013/11/05(火) 21:19:10.65 ID:rY97MqhJ0

律子「今朝は、二人ともいつも通りだったので、尚更気になって」



P「ぴよ……」ぞほーん



律子「このままじゃ、業務にも支障をきたすだろうと――それで、連れ出してきました」

高木「ふむ……」

律子「どうしましょう?」

高木「…………」



P「ほぅ……」どぞーん




高木「よし分かった!僭越ながら、この高木順二郎。問題解決に協力しようじゃないか!」




律子「え?」

P「え?………そ、そんな!たださえご迷惑を……」

高木「水臭い事を言うな、我々は同じ職場の仲間だろう?」

P「社長……」

律子「そうですね……それに、おかしな空気のまま仕事させられるの、私だって嫌ですから」

P「律子……そうか、ごめん」

律子「謝罪は後です。それより」

高木「うむ。音無君と何があったのか……話してごらん」

P「は、はい」





P「実はですね……今日……」


14: 1 2013/11/06(水) 20:16:33.58 ID:Y4DvVEbJ0

――朝


P「おはようございまーす」

小鳥「あ、おはようございます!プロデューサーさん!」

P「相変わらず早いですね、音無さん」

小鳥「いつも通り、です♪」

P「毎日朝早くから……ありがとうございます」にっこり

小鳥「そんな///……プロデューサーさんこそ、今日はこんなに早くどうしたんですか?」

P「俺ですか?俺は、その………」

小鳥「?」

P「……最近、ちょっと忙しかったじゃないですか。全然事務所にも来れなかったし」

小鳥「ちょっとどころじゃなく忙しかったと思いますよ。無理しないで下さいね?」

P「はい……まぁ、それでですね……」

P「音無さんとも会えなかったですから………」

小鳥「え…?」



P「音無さんと二人きりの時間が欲しいなぁ…と思いまして……///」



小鳥「…………」

小鳥「っ/////」ぼんっ


15: 1 2013/11/06(水) 20:18:54.80 ID:Y4DvVEbJ0

小鳥「ふ、ふた……あの……」

P「っ……////」

小鳥「うぅ……////」

P「………////」

小鳥「………////」

P「……こ、こんなの迷惑でしたよね!す、すみません調子のっt」

ぎゅっ

小鳥「…………////」

P「お、音無さん……?」

小鳥「………嬉しいです」

P「え?」

小鳥「あたしも……おんなじこと、思ってましたから……///」

P「音無さん……」

ぎゅっ







高木「話を聞くに、いい雰囲気じゃないか」

律子「今日早かったの、そんな理由だったんですか……爆発しろ」

P「律子!?」

高木「まぁまぁ……それで?」

P「はい……問題はその後だったんです」


16: 1 2013/11/06(水) 20:19:48.61 ID:Y4DvVEbJ0

小鳥「さっ!仕事しましょ仕事////」

P「そ、そうですね////」



小鳥「~~~♪」カタカタカタカタ

P「…………」カタカタカタカタ



P「あの、音無さん」カタカタ

小鳥「なんですか?」カタカタ

P「今夜って、何か予定あったりしますか?」カタカタ

小鳥「いいえーありませんよ」カタカタ

P「でしたら、一緒に食事なんてどうです?」カタカタ

小鳥「はい、良いですよ」カタカタ



P「…………」カタカタ

小鳥「…………」カタカタ




小鳥「えぇ!?」

P「うわっ!?」


17: 1 2013/11/06(水) 20:20:58.93 ID:Y4DvVEbJ0

P「ど、どうしたんですか?」

小鳥「いや、だってお食事って……」

P「やっぱり、ダメでしたか?」

小鳥「そうじゃなくて!きゅ、急に言われたらびっくりするじゃないですか!」

P「すみません……でも、行きたかったんです。音無さんと」

小鳥「う………」


小鳥「……プロデューサーさんはずるいです……」

P「ず、ずるいですか?」

小鳥「楽しみにしてますね」にっこり

P「っ!は、はい!」

小鳥「ふふっ///」










高木・律子「「ほぉ~~~~ん?」」によによ

P「うぐっ……///」

律子「ささっ、良いですから続き続き」わくわく

高木「そのあとに事件が起きるわけだね?」わくわく

P「アンタら……」


19: 1 2013/11/06(水) 20:22:51.69 ID:Y4DvVEbJ0

prrrrrrr

小鳥「はい、765プロダクションです」


P「よし、こんなもんか」

P「……美希のやつ、遅いな……」


小鳥「えぇ、少々お待ち下さい……プロデューサーさん」

P「はい?」

小鳥「先月、美希ちゃんのグラビアで―――」

P「あぁ、○○さんですね。代わります」



P「電話代わりました……はい、そうですPです……お久しぶりです」



小鳥「さて、と……続きをやらなくっt」



ガチャッ


美希「おっはようございまーす」



小鳥「あら、美希ちゃん。おはよう♪」こそこそ

美希「あ、小t……ハニー電話中?」こそこそ

小鳥「えぇ、だから静かにね」こそこそ

美希「ガッテン承知なの!」こそこそ


20: 1 2013/11/06(水) 20:24:07.86 ID:Y4DvVEbJ0

P「え、本当ですか!!」

小鳥・美希「「!!」」

P「はい、喜んでお受けします!……はいっ……」



小鳥「何かお仕事決まったのかしら……」

美希「さすがハニーなの!」



P「そうですね是非…………え、今夜ですか?」



小鳥「……今夜?」ぴくっ

美希「どうしたの小鳥?」

小鳥「何でもないわ………仕事じゃ、仕方ないかぁ……」

美希「??」



P「えぇ…予定ですか?大丈夫です!大した用事は入ってないですから!」



小鳥「大した……」ぴしっ

美希「ハニーすごく嬉しそうなの」

小鳥「…………」ぴしっ

美希「……小鳥?」


21: 1 2013/11/06(水) 20:28:23.38 ID:Y4DvVEbJ0

P「はい、それではまた……失礼します」

P「よしっ!」


美希「ハーーニーー!!!」ばっ

P「うおっ、美希!?」

美希「えっへへービックリした?」

P「あぁ、したよ。いつの間に来てたんだ?」

美希「ハニーがお電話中に来たの。ねぇねぇそれより!何のお電話だったの?」

P「え、あ…そうだ喜べ美希!美希に新しい仕事が決まったぞ!」

美希「ホント!?」

P「本当だ!この前、一緒に仕事した――――」

美希「あ!あの――――」




小鳥「…………」ゆら~

P「っっ!」ぞくぞくぞくっ




小鳥「お仕事決まったみたいですね……おめでとうございます」

P「え、えぇ……」

小鳥「それで、今夜は先方さんとお食事ですか」

P「はい、今夜……………あ」

小鳥「良かったですね、『大した用事』も無いことですし」

P「あ、あのそれは……」

小鳥「そろそろ美希ちゃんを送ってく時間じゃないですかー?」

P「え?そ、そうだ…美希っ」

美希「ミキはいつでも準備オッケーなの!」ぎゅっ

P「お、おい美希やめろっ」

小鳥「っ」


22: 1 2013/11/06(水) 20:29:51.07 ID:Y4DvVEbJ0

P「ったく………あの、音無さ」

小鳥「あたし仕事に戻ります」

P「…………」

美希「ほら、ハニー!早く行こっ」

P「ちょ、ちょっと美希」

小鳥「…………」つーん

美希「ハニーてばぁ」



P「………トホホ」











高木・律子「「あ~………」」

律子「やっちゃいましたね……」

高木「それはいかんよキミぃ……」

P「うぅぅ……分かってはいるんですけど……」

P「仕事関係ですから……仕方ないじゃないですか」

高木「うーん……」

律子「はぁ………プロデューサー。何で小鳥さんがあんなに不機嫌になってるか、分かってますか?」

P「だから、仕事で約束が潰れたから……」

律子「それは当たり前です。それもですけど、問題は――」




“P「えぇ…予定ですか?大丈夫です!大した用事は入ってないですから!」”




律子「――これです」

P「これが……?」


23: 1 2013/11/06(水) 23:18:12.28 ID:Y4DvVEbJ0

律子「良いですか?そんな風に言ったら」



小鳥『あたしとの約束はどうでもいい事だったんですね……』

小鳥『くすん……』ぴよぉ……



律子「普通、こう思ってもおかしくないです」

P「俺……あの時、咄嗟に……」

律子「ましてや、自分よりずっと若い子とイチャイチャしながら……」

P「そんな!イチャついてなんか――」

律子「説得力ないですよ」

P「うぐっ」

律子「とにかく、小鳥さんを怒らせてしまった事に変わりないんですから。どうにかしないと」

P「そうだよなぁ……」





高木「ふむ」


25: 1 2013/11/06(水) 23:46:23.91 ID:Y4DvVEbJ0

高木「ところでキミ、先方との食事の件は今日じゃなかったかい?」

律子「そういえば。どうしてここにいるんです?」

P「どうしてって………向こうの都合で、少し早い時間になったんですよ。だから6時半頃には終わって、事務所の方に向かってました」

高木「それで、帰ってきてからこの状態と……そういう事だね?」

P「はい……」


高木「だったら話は簡単じゃないか」


P・律子「「え?」」

高木「幸い、時間はまだ9時を少し回った位のものだ。大丈夫だろう」

律子「社長、まさか――」




高木「今からでも遅くない。音無君を誘って、食事に行けばいい!」ばぼーん




律子「やっぱり」


27: 1 2013/11/06(水) 23:50:32.62 ID:Y4DvVEbJ0

P「い、今からですか?でもまだ仕事も――」

高木「それは、どうしても今日中に済ませなければいけない案件かな?」

P「そういう訳では……ありませんが」

高木「別にキミが今日遅くまで残る必要はないだろう」

律子「どうしてもって言うなら、代わりに私がやっといてあげても良いですし?貸一つですね」

P「り、律子まで……」




高木「いいかい?……この世の中は常に物事を取捨選択しなければならない」

高木「何を優先して、何を切り捨てなければならないのか」

高木「仕事も勿論大切だ。だが今、優先すべきは仕事ではなく―――」

高木「――キミの可愛い恋人だ。違うかね?」


P「しゃちょう……」ぶわっ






律子(さすが、やりますね社長)

高木(彼が雰囲気に飲まれやすいタイプで助かったよ)


28: 1 2013/11/06(水) 23:59:24.90 ID:Y4DvVEbJ0

P「俺、もう一度……音無さん誘ってみます」

P「嫌だって言われるかもしれませんけど、駄目で元々です!」



高木「イイぞ!その意気だ!」

P「それで……律子には本当に悪いんだけど……」

律子「やっとくのは、この書類のチェックだけですか?」

P「律子……」じーん

律子「さっきも言いましたけど、貸一つですよ」

P「ありがとう律子!」がしっ

律子「へぁ!?」



P「このお礼は、貸一つなんて言わずいくらでもする!本当にありがとうな!」きりっ



律子「わ、分かりました!分かりましたから手を……///」

P「あ、ご、ごめん!」

律子「もう……さっきまであんなに落ち込んでたのに、テンションについてけませんよ……///」






高木(彼も中々、罪作りな男だねぇ)によによ


29: 1 2013/11/07(木) 00:18:10.82 ID:bcN6st1F0

@小鳥



小鳥「…………」カタカタカタカタ



小鳥「………遅いなぁ、二人とも」

小鳥「社長室に入ってから、もう30分くらい………まさかっ!」もわもわもわ~ん




――――――――――


P『律子っ!』

バタンッ

律子『だ、ダメですよプロデューサー!何考えてるんですか!』

P『何って……律子とナニする事しか考えてないよ』がばっ

律子『ぁんっ、本当にダメです、こんな……///』

P『いいだろ律子……律子も俺の事だけ考えてくれ……んっ』

律子『ぷ、ぷろりゅーさー……んっ』


いや~ん


――――――――――




小鳥「そ、そんなイヤラシイ!」ピヨー!

小鳥「神聖なる職場でなんてこと!」ピヨーー!

小鳥「…………」


30: 1 2013/11/07(木) 00:23:41.07 ID:bcN6st1F0

小鳥「…………」




“P『音無さんと二人きりの時間が欲しいなぁ…と思いまして……///』”




小鳥「はぁ……本当に嬉しかったな」

小鳥(照れてるプロデューサーさんもカッコよかったし……///)




“P『すみません……でも、行きたかったんです。音無さんと』”




小鳥「あたしだって、そうですよ」

小鳥(プロデューサーさんとお食事なんて久しぶり……)


小鳥「…………」




“P『えぇ…予定ですか?大丈夫です!大した用事は入ってないですから!』”




小鳥「分かってるくせに……プロデューサーさん、わざと言ったんじゃないって」

小鳥(分かってるくせに、めちゃくちゃ気にして、不貞腐れて……)

小鳥「あーあ」

ぽてん

小鳥「………あたしって嫌な女だなぁ」

小鳥「………だからこの年になるまで恋人も出来なかったんだわ。きっとそう」

小鳥「…………」






小鳥「……ぐすっ……Pさぁん……」


44: 1 2013/11/07(木) 22:03:08.92 ID:bcN6st1F0

P「じゃ、じゃあ、行きますよ!」

律子「はい」

高木「幸運を祈るよ」



P(今回の事は、俺の方に非がある)

P(何とかして小鳥さんに―――)ぐっ



律子「……本当に大丈夫ですかね?」

高木「案ずるより生むが易し、だよ」


45: 1 2013/11/07(木) 22:13:48.47 ID:bcN6st1F0

ガチャッ


小鳥「ふぇ?」


つかつかつか


P「音無さん!」

小鳥「っ………なんですか」

がしっ

小鳥「ぴよっ!?」

P「……音無さん。俺と……俺と」



P「食事行きませんか」ぼーん



小鳥「い、行きませんかって……だって、プロデューサーさん予定が……」

P「…………」じ~

小鳥「…………っ」


小鳥「…………い、嫌、です」


P「ぐっはぁ!」







律子「もうちょっと良い誘い方あったでしょうに……」

高木「はは……しかし、これはどうしたもんかねぇ」


46: 1 2013/11/07(木) 22:32:04.72 ID:bcN6st1F0

P「くっ………」

小鳥「…………」

小鳥(な、何断ってるのあたし!?)

P「ダメかぁ……」

小鳥(せっかく、またPさんが誘ってくれたのに……)

P「だが……しかし……」

小鳥(……なんでこうも意地っ張りなのかしら……うぅ)

P「えぇい!ままよ!」

小鳥「っ!?」ぴよっ!?



P「音無さん!どうしてもダメですか?もう一度……俺にチャンスを下さい!」




小鳥「…………」


47: 1 2013/11/07(木) 22:33:45.87 ID:bcN6st1F0

P「俺の心無い一言で、音無さんの事を傷つけてしまいました……本当にごめんなさい」

P「でも朝に、あなたに言った事は本当だから。だから!」

P「謝罪の意味も込めて……もう一度、俺の誘いに乗ってくれませんか?」

P「お願いします!」ばっ



小鳥「…………」

P「…………」

小鳥「………ですよ」

P「え……?」



小鳥「いい、ですよって、言いました……///」

小鳥(あんなに真剣に言われたら……断れるわけないじゃないですかぁ///)



P「ほ、本当ですか!?」

小鳥「こんな事、嘘で言ったりしませんよ!」

P「いぃやったっぁ!」ぎゃるーん

小鳥「ちょ、ちょっとプロデューサーさん!声が大きいです!」

小鳥(こんなに喜ばれると……こっちが恥ずかしい////)














高木「よくやった!」

律子「……ふふっ」

高木「?どうしたかね?」

律子「いえ、何でも」

律子(良かったですね。プロデューサー殿!)


48: 1 2013/11/07(木) 22:48:30.59 ID:bcN6st1F0

P「時間も時間ですし、早速行きましょう!」

小鳥「待って下さい!あたし、まだ仕事が――」

P「明日に回しましょう、俺も手伝いますから!」

小鳥「そんなっ、悪いですよ!」



P「音無さん!」

小鳥「ひゃいっ!」



P「仕事も大事ですけど、俺は今何よりもあなたを――小鳥さんを大事にしたい」

小鳥「えぇ!?」ぴよぉぉ!?



小鳥(今、あたしのこと名前で……)

P「小鳥さん」

小鳥「……わ、分かりました」

小鳥「よろしくお願いします///」

P「はいっ!」ぎゅっ

小鳥(////////)


49: 1 2013/11/07(木) 23:03:59.56 ID:bcN6st1F0

バタンッ


律子「………行きましたか」

高木「決まってからは早かったね。さすが敏腕プロデューサーだ!」

律子「あれでもう少し、女性関係に鋭ければ良いんですけど」

高木「まぁまぁ、そう言ってやらんでくれ」

律子「はいはい………さてと」


カチャッ

律子「さっさと仕事終わらせて、私も帰ろうっと」


カチャッ

高木「ふっふふ~ん♪」



律子「………社長、何してるんです?」

高木「何って、仕事だよ?」

律子「いや、それは見て分かりますけど……」

高木「一人でやるより、二人でやった方が早く終わるだろう?……パソコンで事務仕事なんて久しぶりだ」わくわく

律子「……ありがとうございます」

高木「なんのことかなー」

律子「ふふっ」


50: 1 2013/11/07(木) 23:06:53.17 ID:bcN6st1F0

高木「あ~いむれでぃ……………あ」カタカタカ、

律子「あ?」カタカタカタカタ

高木「いやいや何でもない!何でもない!」

律子「パソコン壊したとかやめて下さいよ?」

高木「もちろんだよ!」






パソ画面――――


『いいだろ律子……律子も俺の事だけ考えてくれ……んっ』

『ぷ、ぷろりゅーさー……んっ』






高木「…………」

高木(ちゃんと仕事してくれ……音無君……)


55: 1 2013/11/08(金) 21:14:39.93 ID:ArWDbj9z0

@居酒屋




P「…………」

小鳥「…………」




P「……すみません。予約とかしてなかったんで……あの」

小鳥「いえ……」

小鳥(まぁ、こんな所だろうと思ってましたけど……)

P「その代わり今日は、全部俺がおごりますから!遠慮しないで頼んじゃってください!」



小鳥「…………」

P「っ……」うるうる



小鳥「……分かりました。でも、プロデューサーさんも一緒に……ね?」

P「はい……ありがとうございます!」

小鳥「いえいえ。だってプロデューサーさんのおごりですもんね」

P「そうですよ、じゃんじゃんいっちゃってください!」

小鳥「ふふっ♪」



小鳥(お酒が入れば、少しは素直になれるかな)


56: 1 2013/11/08(金) 22:07:02.90 ID:ArWDbj9z0

P・小鳥「「かんぱーい!」」



P「……っはぁ!旨い!」

小鳥「んくっ、んくっ………ごくっ……」

P「そ、そんな急ピッチで飲んで大丈夫ですか?」

小鳥「…ぷはぁっ!大丈夫です!」

小鳥「今日はもう飲み明かしますからね。ほら、プロデューサーさんも!」

P「うおっ、分かりました!飲みます、飲みますから!」

小鳥「ふぃぃ~……」ぐびぐび




P(やっぱり、今日の事まだ怒ってるみたいだなぁ……)

P「よ、よし。俺も――」


57: 1 2013/11/08(金) 22:16:00.44 ID:ArWDbj9z0

三十分後



小鳥「……ひっく」ぴよ~ん

P「あの、小鳥さん……」

小鳥「なんれすかぁ!?」

P「いえ……さすがにちょっと飲み過ぎでは……?」

小鳥「いいんれす!今日はPさんと一緒に朝まで飲み明かすんれす!」ぐびっ

P「あぁ、また……」

小鳥「まだなにかぁ?」

P「めっそうもございません」

小鳥「うぃ~……ひっく」

P(典型的な酔っぱらいになってるな……)


58: 1 2013/11/08(金) 22:37:50.88 ID:ArWDbj9z0

小鳥「はぁ……ひっく」

P「大丈夫です、か……これ、水です」

小鳥「ありがとうござい、ます」

小鳥「…………」



小鳥(はぁ……何やってるんだろうあたし)



P「短時間で随分…ひっく…飲みましたね」

小鳥(お酒飲めば少しは素直にって……)

小鳥(ただ一人でヤケ酒呷ってるだけじゃない……)

P「こんなに飲んだの、久しぶりですよ…はは」

小鳥(どうしていつもこう、なのかな……)

小鳥(うぅ……)

P「明日に響きそ……小鳥さん?」

小鳥(うぅ……ごめんなさい……Pさん……)

P「聞こえますか……小鳥さん?」

小鳥「……ふぇ……」

P「ふぇ?」



小鳥「……うぅ、ごめん、なさい……Pさん……うぇぇん」ぐすっ



P「えぇ!?どうしたんですか!?ちょっと!!」

小鳥「うぇぇえん、ごべんなざいぃぃ」

P「何がですか?ちょっと、泣き止んでください!」


59: 1 2013/11/08(金) 22:51:11.78 ID:ArWDbj9z0

P「大丈夫ですか?」

小鳥「……はい」

P「良かった……」

小鳥「…………」



P(あのまま泣き止む様子がなかったから、居酒屋を出て近くの公園まで連れてきたけど……)

小鳥「…………」ぎゅっ

P(何も喋らずに、俺の腕を抱いてうつむいている……)

P(一体どうすれば………)

小鳥「…………」

P(………まったく、俺はいっつもこうだ)

P(せっかく、小鳥さんと恋人同士になれたってのに……はぁ……)

小鳥「………さん」

P「……はい?」

小鳥「P、さん……」

ぎゅっ



小鳥「あ、あの…………お話したいことが」



P「っ…………はい」

P(話したい事………か)


60: 1 2013/11/08(金) 23:12:03.30 ID:ArWDbj9z0

P「良いですよ……ちゃんと聞きますから、話して下さい」

小鳥「はい……」



小鳥(今日のあたし……最低だった)

小鳥(Pさんに迷惑いっぱい掛けて………)

小鳥(……きっと嫌な思いさせちゃった)



P「ふぅ………」

小鳥(だから、ちゃんと伝えなきゃ……)

小鳥(正直な気持ち……)



小鳥「Pさん」

P「はい」




小鳥「………好きです」

P「………え?」




小鳥「あたしは……Pさんの事が、好きです」

P「…………」




P「ぐふっ」がくっ

小鳥「え、Pさん!?」


61: 1 2013/11/08(金) 23:26:16.77 ID:ArWDbj9z0

小鳥「ど、どうしたんですか?」

P「い、いえ……その」

小鳥「ごめんなさい……急に何言ってるんだって……」

P「違います。そうじゃなくて――」

P(むしろその逆ですよ)

P「てっきり、別れを告げられるかと………」

小鳥「なっ……!」

P「だから、そうじゃなくて良かったって……」

P(どはぁ……緊張した……心臓にわr)



小鳥「ばかっ」どん

ぎゅっ



P「おっと!?」

小鳥「Pさんのばかっ!」

P「え、え?」

小鳥「そんな事、言うわけ無いじゃないですかっ!」

P「でも……」

小鳥「でもじゃないです!………うぇぇえん!」

P「こ、小鳥さん……」




P(また泣かせてしまった……)

小鳥「うぇぇぇえん!ぐしゅっ」


63: 1 2013/11/08(金) 23:42:27.53 ID:ArWDbj9z0

小鳥「……ぐすっ……」

P「落ち着き……ました?」

小鳥「はい……また失礼しました」

P「良いんですよ」なでなで

小鳥「んっ……」

小鳥(何回みっともない姿を晒せば気が済むのあたしってば……)

P「よーしよし」

小鳥「…………」

小鳥(ちゃんと言わなきゃ)




小鳥「あたし……怖かったんです」

P「なにがですか?」

小鳥「Pさんに……嫌われちゃったんじゃないかって……」

P「はは、小鳥さんもですか」

小鳥「わ、笑わないでください!……ホントに怖かったんですから」

P「そうですか…………でも」

ぎゅっ

小鳥「ふみゅっ」

P「それこそ有り得ませんよ」

小鳥「?」




P「俺が、小鳥さんの事嫌いになるなんて……絶対に、有り得ないです」

P「絶対に、です」




小鳥「Pさん……///」

小鳥(嬉しい……////)


64: 1 2013/11/08(金) 23:53:14.22 ID:ArWDbj9z0

小鳥「えへへっ……Pさぁん……///」すりすり

P「急に甘えんぼになりましたね」

小鳥「……ダメ、ですか?」うるうる

P「っ……ダメじゃないですよ、もちろん」

小鳥「それじゃぁ遠慮なく……ふふっ///」

P(かわいい…………じゃなくて)

小鳥「~~♪」

P(どうやら機嫌は、治ったみたいだな……)

P「…………」




P(小鳥さんが、怖い思いしながら必死に気持ちを伝えてくれたんだ……)

P(俺だって、きちんと伝えないと……)




小鳥「えへへぇ///」

P「小鳥さん」

小鳥「ふぁ、はい!」




P「好きです」




小鳥「………///」ぽわわ~ん

小鳥「っ!?//////////」ぴよぉっ!?


67: 1 2013/11/09(土) 00:07:45.54 ID:2A5Xc98N0

小鳥「な、なんですか急に!?」

小鳥(心臓が止まるかと……)



P「いえ……せっかく、小鳥さんが言ってくれたので」

P「俺も好きだって事、ちゃんと言わないと……って思いまして」にっこり



小鳥「うっ……/////」

ぼふっ

P「……ことりさーん」つんつん

小鳥「~~~」ふりふり

P「まぁ、良いですけどね」ぎゅっ

小鳥(Pさんったら、反則です……)

小鳥(……恥ずかしくて、顔見れないじゃないですかぁっ)ぎゅっ


68: 1 2013/11/09(土) 00:35:25.85 ID:2A5Xc98N0

小鳥「~~~~!!」ぐりぐり

P(小鳥さんが俺の胸に顔を押し付けている)

小鳥「ぴよ~~~~!!」

P(ちらりと見えた彼女の耳が真っ赤になっているのを見て、なんだか心が落ち着いた)

P(……本当に可愛らしい人だ)



P「……小鳥」



小鳥「~~………」

小鳥「えぇ!?///」がばっ

P(驚いてる驚いてる……)

P(さてと……)

小鳥「い、いま呼び捨て……ぴよぉ……////」

P「あのですね――」



P「自分で言うのもアレですけど………俺って鈍い人間です」

P「特に、女の人と付き合うのなんか、小鳥が初めてだし……」

P「もしかしたら、この先も……今日みたいに、小鳥を傷つけちゃうことがあるかもしれない」

P「そんな情けない男だけど………だけど!」

P「小鳥を好きな気持ちは誰にも負けない……その事だけは、誇れると思ってる」

P「だから……これからも宜しくお願いします。小鳥」





小鳥「…………」

P「…………」

小鳥「Pざぁぁぁん」ぶわっ

P「うわっと!!」


69: 1 2013/11/09(土) 00:51:42.43 ID:2A5Xc98N0

小鳥「あたじ、もう三十路になるおばさんですよ!?」

P「関係ありません。俺にとってはこれ以上なく素敵で可愛らしい人です」

小鳥「そのくせに今まで彼氏出来たことない、売れ残り女ですよ!?」

P「他の奴らの目が節穴だっただけですよ」

小鳥「今日みたいに、ちょっとした事で拗ねちゃうめんどくさいヤツなんですよ!?」

P「今日のは俺が悪いんです。今度からはこんな思いさせないように気をつけます」

小鳥「っ……なのに……なのになんで!」



小鳥「そんな風に言ってくれるんですか!」ぽろぽろ



ぎゅっ



小鳥「ふぁっ」

P「当たり前でしょう?」

小鳥「ふぇ?」

P「言ったじゃないですか……」




P「あなたの事が、世界中の誰よりも好きだから、ですよ」




小鳥「っ!」

小鳥「あたしだってあたしだって!」




小鳥「Pさんのこと大好きだもんっ!!!」

小鳥「誰よりも好きだもん!!!」





P「……ありがとうございます」にっこり


70: 1 2013/11/09(土) 01:03:21.47 ID:2A5Xc98N0

小鳥「うぅ……あたし大声で、恥ずかしい……///」

P「照れてる小鳥さんも、好きです俺」

小鳥「い、いじわるしないでくださいっ!」

P「……こういう事する俺は、嫌いですか?」

小鳥「………嫌いじゃないです/////」ぷいっ

P「ははっ………小鳥」

小鳥「な、なんですkんむっ……」

P「……ちゅっ……」

小鳥「んっちゅっ………ぷはぁ/////」

小鳥「きゅ、急になにするんですか!」

P「仲直りのキスです。小鳥さん、前に言っていたでしょう?」




小鳥『ケンカしたって、最後はキスで仲直りです!……きゃーーー恥ずかしーーーー!!////』




P「どうですか?」

小鳥「…………」

P「ダメでしたか……?」

小鳥「……もっと」

P「へ?」

小鳥「……もっともっと、いっぱいして下さい////」

P「…………」





P「喜んで」ぎゅっ

小鳥「きゃっ…うふふっ/////」


71: 1 2013/11/09(土) 01:10:22.72 ID:2A5Xc98N0

――翌朝



律子「……はぁ」

律子(結局、結構な時間まで残っちゃって……まだ体に疲れが残ってる……)


カランカラン


律子「ん?」




高木「…………」こそこそ




律子「……何してるんです社長」

高木「うおっ!?……なんだ律子君か。びっくりさせないでくれたまえ……」

律子「なんだとはなんですか……もう一度聞きます。何してるんですか?」

高木「……まぁ、取り敢えず見てもらえれば一発で分かるよ」おいでおいで

律子「?」すたすた



高木「ほら」

律子「え?………あぁ、そういう事ですか」


74: 1 2013/11/09(土) 01:15:53.38 ID:2A5Xc98N0

小鳥「うふふっ……Pさぁん♪」

P「はい、なんですか小鳥さん?」

小鳥「なんでもないでーす、えへへ///」

P「……まったく」なでなで

小鳥「あ……えへへへへへへへ////」ぴよぉ♪










律子「雨降って地固まる、ですか」

高木「いやぁ、良かった良かった!これで我が事務所も安泰だ」

律子「大袈裟ですよ……でも……」

高木「ん?」

律子「いえ、何でも」




律子(本当に良かったですね……二人とも)


75: 1 2013/11/09(土) 01:25:40.18 ID:2A5Xc98N0

高木「……さ、我々も行こうか」

律子「そうですね。昨日の借りを早速返してもらわないと」

高木「おぉ、怖い怖い……」

律子「頼もしいと言ってください」




小鳥「ほら早くぅ……おはようのキスですよ?」

P「わ、分かりましたから……んっ」

小鳥「ちゅっ……えへへへへ////」

P「っ……//////」




律子「はいそこまでーー」ばばーん

P・小鳥「「なっ!?/////」」



高木「いやいや、仲良きことは美しきかな。だね」にやにや

P・小鳥「「………///////」」ぷしゅー

律子「ほら、照れてる暇ありませんよ。昨日の分もしっかり働いてください!」



律子「………キスなんてしてる暇があったら、ね」にやにや



P・小鳥「「り、律子(さぁん)!!」」



律子「ふふっ」

高木「はっはっは」



P・小鳥「「…………」」



P「ははっ」

小鳥「えへへっ♪」








高木「ともあれ今日も、我が765プロは平和だ!はっはっはっは!」



おわり


76: 1 2013/11/09(土) 01:28:52.01 ID:2A5Xc98N0

これで終わりです。ピヨちゃん可愛いよ!
765プロでは、P、小鳥、律子、社長の絡みが好きなので、趣味全開で行きました。

取り敢えず、また何かネタが浮かんだらPと小鳥やりたいと思います。ではさらば。


77: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/09(土) 01:30:41.27 ID:U8ptY8kSO


可愛いぴよちゃんだった





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