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まどか「深夜二時の訪問者」

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/15(日) 02:00:22.41 ID:9ojw5jc20

深夜二時 まどかの部屋

カタッ

まどか(あ…)

ほむら「……」スッ

まどか(ほむらちゃん今日も来たんだ…)

ほむら「………まどか?」ボソッ

まどか(はーい)

ほむら「………」

まどか(起きないから大丈夫だよ)

ほむら「……」プニッ

まどか(あ、ほむらちゃん指冷たい)

ほむら「……まどかのほっぺ」プニプニ

まどか(ずっと外にいたのかなぁ。ひょっとして魔女と戦ってきたとか?)


2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/15(日) 02:03:20.38 ID:9ojw5jc20

ほむら「……」サラッ

まどか(おでこ出さないでよぉ…)

ほむら「……」ナデナデ

まどか(…起きてる時もこうやってくれたらいいのに)

ほむら「………かわいい」ポソッ

まどか(えっ)ピクッ

ほむら「!?」ビックゥ!

まどか(あ、わっ、どうしよう…ちょっと動いちゃった!)

ほむら「…」ササッ

まどか(ど、どうしよう!寝たふりだってばれちゃう!)

ほむら「……」ジー ドッドッドッ

まどか「……う、うーん…」ムニャムニャ

ほむら「……」ジー ドキドキドキ

まどか「………」

ほむら「……」ジー


3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/15(日) 02:06:19.27 ID:9ojw5jc20

まどか「………すぅ…すぅ…」

ほむら「…」ホッ

まどか(ご、誤魔化せたかな…?)

ほむら「……」ナデナデ

まどか(誤魔化せたみたい…)ホッ

ほむら「……」ナデナデ

まどか(ほむらちゃんさっき可愛いって言ってくれた…ほむらちゃんのが可愛いのに…)

まどか(あ、だめ…ニヤけちゃいそう…)

ほむら「まどか…」ギシッ

まどか(っ…)ドキッ

まどか(ほむらちゃんの手が私の顔の両脇に…)ドキドキ

ほむら「……」ソッ

まどか(段々顔が近づいてくる気配が…)ドキドキ


4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/15(日) 02:09:15.10 ID:9ojw5jc20

ふわっ

まどか(あ、ほむらちゃんの匂い…)ドキドキ

ほむら「………」

まどか(今日…こそ…してくれるのかな…)ドキドキドキドキ

ほむら「……………」

ギシッ

まどか(あ……)

ほむら「……」スタッ

ほむら「………おやすみなさい、まどか」


5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/15(日) 02:11:56.49 ID:9ojw5jc20

カタッ

まどか「………」

まどか「………」

まどか「………」ムクッ

まどか「……はぁ…」

まどか「またしてくれなかった…」

まどか「もぉー…」バフッ

まどか(今日も寝不足だよぉ…)


7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/15(日) 02:14:17.99 ID:9ojw5jc20

翌朝 通学路

ほむら「…おはよう鹿目まどか」

まどか「……おはよう」ドヨン

ほむら「?顔色が悪いわね。寝不足かしら?」

まどか「うん…ちょっとね」

ほむら「夜更かししたら駄目よ。健康によくないわ」

まどか(ほむらちゃんがそれ言うんだ…?)

ほむら「……まど…ケホッ…鹿目まどか?聞いてる?」

まどか「………うん」

ほむら「…そう。ならいいのだけれど」

まどか「ほむらちゃん私の体調気にしてくれてるの?」

ほむら「……いえ、別に。ただの世間話程度に言っただけよ」

まどか「………」

ほむら「………」


8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/15(日) 02:17:27.12 ID:9ojw5jc20

まどか「……………へたれ」ボソッ

ほむら「えっ?」

まどか「…ううん。なんでも」

ほむら「そ、そう?」

まどか「うん」

ほむら「な、ならいいのだけれど…」

まどか(…このままじゃ当分無理かな)

まどか「ふぁ…」

まどか(学校行ったら授業中寝ちゃおう…)

───きっと今夜も、深夜二時のへたれな訪問者のせいで寝不足になるだろうから。

おわり


9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/15(日) 02:19:19.71 ID:9ojw5jc20

さやか「深夜二時の訪問者」


12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/15(日) 02:20:46.05 ID:9ojw5jc20

深夜二時 さやかの部屋

ガタタッ

さやか(今日も来た…)

ドンッ!ドンッ!

さやか(無視無視…)

オーイサヤカー!

さやか(無視…無…視…)

ドンドンドンドンドンッ!

さやか「あーもう!」ガバッ

カチャッ

杏子「おっすー」

さやか「おっすじゃないわよ!何時だと思ってるの!?」

杏子「早朝」

さやか「早いにもほどがあるわ!!夜よ!夜!外だって真っ暗じゃない!草木も眠る丑三つ時よ!?」


14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/15(日) 02:22:56.16 ID:9ojw5jc20

杏子「朝から元気だなぁ」

さやか「だから朝じゃないって!」

杏子「はーいはい。分かったよ」

さやか「ったくもう…何なのよ毎晩毎晩…。あんたは昼間も寝ていられるからいいだろうけどあたしは明日も学校があんのよ学校が」

杏子「サボれば?」

さやか「あんたみたいになっちゃうでしょうが」

杏子「どういう意味だコラ」

さやか「大体なんでこんな夜中に来るわけ?それも窓から。間男じゃあるまいし…来るなら来るでもっと早く来なさいよ」

杏子「うっせーなぁ」サクサク

さやか「夜中にそんなの食べて…太るわよ」

杏子「太ったことない」サクサクサクサク

さやか「…」ビキッ

杏子「普通にしてりゃ太らないだろ?」サクサクサクサク

パァン!

杏子「いでっ!?」


15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/15(日) 02:28:28.32 ID:9ojw5jc20

杏子「何すんだよ!」ヒリヒリ

さやか「…あんたは今言っちゃいけないことを言ったわ。全国の乙女を代表してさやかちゃんが聞いてあげるから謝りなさい」

杏子「なんで怒ってるんだ?」

さやか「分からないの…?」

杏子「………あ、そうか」

さやか「分かった?」

杏子「分かった」

さやか「よし。じゃあ謝り…」

杏子「ほら」つうんまいぼう

さやか「……は?」

杏子「食いたかったから怒ってるんじゃないのか?」サクサク

さやか「………もういい」

杏子「いらないのか?」サクサク

さやか「いらない…(こんな時間に食べたら太る…)」


16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/15(日) 02:31:50.38 ID:9ojw5jc20

杏子「うまいのに」サクサク

さやか(う…おいしそう…深夜のスナック菓子は凶器だわ…)

杏子「……」サクサクサボロボロ

さやか「あーちょっと!食べかすボロボロ落とさないでよ!」

杏子「ちょっとくらい平気だろ」サクサク

さやか「平気じゃない!夜中なんだから掃除機もかけられないでしょうが!」

杏子「わーかったよ。これ食べたらやめるから」サクサクサクサクサクサク

さやか「雑なんだからもぉ…」

杏子「キュップイ…ご馳走様」

さやか(なにいまのかわいい)

杏子「ふぁー!」バフッ

さやか「あ、こら!」

杏子「ベット気持ちいいなぁー」ゴロゴロ

さやか「あたしのベットなんだけど」


18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/15(日) 02:34:28.07 ID:9ojw5jc20

杏子「…くぁ」

杏子「んー…」モゾモゾ

さやか「え、ちょっと…寝るの?」

杏子「ベットは寝るもんだろうがぁ…」ポワン

さやか「だからあたしのベット…ってあんたそういえば毎晩来ては寝て行ってるわね…。まさかホテル代わりに来てるんじゃないでしょうね!?」

杏子「さやかうるさい…何時だと思ってるんだ…」ムニャ

さやか「あんたが言うなー!」ウガー!

杏子「………」

さやか「ってちょっと!寝るなぁ!」

杏子「……」クゥクゥ

さやか「ね…寝やがった…毎度毎度寝付きよすぎ…」

杏子「……」クゥクゥ

さやか「もう…」ハァ…


19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/15(日) 02:36:05.07 ID:9ojw5jc20

さやか(寝るところないなら最初から素直に言えばいいのに…)

さやか(でも何で夜中に来るんだろ)

さやか(遊び歩いてて眠くなったらうちに来るとか?)

さやか(……完全に不良じゃない。学校行ってないし…こんなの連れ込んでるなんてバレたらお父さんカンカンに怒るだろうなぁ…)

さやか(…って別にあたしが連れ込んでるわけじゃないし!それに彼氏とか男じゃないんだからお父さんだってそんな怒んないだろうし!なに考えてんだろあたし…)カァッ

杏子「……」グゥグゥ

さやか(のん気な顔してくれちゃって…)ツネッ

杏子「……う…」ウーン

さやか「……」パッ

杏子「……」スヤスヤ

さやか「ぷっ…」クスッ

さやか(…あたしもそろそろ寝よう)モゾモゾ


20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/15(日) 02:39:16.34 ID:9ojw5jc20

ふわっ

さやか(あ…なんかお菓子の匂いがする)

さやか(…そういえば杏子歯磨いてなくない?)

杏子「……」クカー

さやか(きったないなぁ)

さやか(……ん?)

杏子「……」クカー

さやか「…食べカス」

さやか(歯磨かないわ、口の周りに食べカスつけて寝るわ…小学生か)

さやか(食べカスぐらいは拭いてあげよ)ムクッ

杏子「……」スカー

さやか(ちょっと失礼しますよー)クイッ

杏子「……んー…」ムニャ

さやか(…へぇ。意外と歯白くて綺麗じゃない)ジー

さやか(歯並びも犬歯以外綺麗だし。いやむしろ犬歯可愛いし…)ジー


21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/15(日) 02:41:44.42 ID:9ojw5jc20

さやか(普段はちゃんと歯磨いてるのかな)ジー

杏子「……」スカー

さやか(……ってあたし今すっごい顔近づけちゃってる)ドキッ

さやか(いつのまに…それによくよく考えればさっきから歯だけじゃなくて唇もずっと目に入ってたような…)ドキドキ

さやか「………」ゴクッ

さやか(さっきうんまいぼう食べ損ねたのよね…夜中だから一本は食べれないけど、口についてる食べカス程度なら…)ドキドキ

さやか(そ、それに!ホテル代わりにしてるならちょっとぐらい宿代をいただいてもバチはあたらないはず…)ドッドッドッ

さやか「………い、いただきまぁーす…」ボソッ


23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/15(日) 02:43:47.56 ID:9ojw5jc20

杏子「……」スカー

さやか「……」グッ

杏子「……」フシュルー

さやか「……」ググッ

杏子「……」ゴガー

さやか「……」

杏子「……」グガー

さやか「……う」

杏子「……」グゥー

さやか「………うう…」バフッ

さやか(で…できない…)


25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/15(日) 02:46:37.75 ID:9ojw5jc20

さやか(そもそも自分からキスとか恥ずかしいしするならむしろ相手から来てもらいたいし女同士だから杏子のこと本当に好きとかまだちょっとよく分からないし
いや好きは好きなんだけど友達としてなのかこっ恋人としてなのかまだちょっと曖昧っていうかそりゃキスしたいと思っちゃったけど例え付き合ってたとしてもこういうのは慎重にいくべきだと思うし大体寝てる間にとか卑怯だし…)ブツブツブツブツ…

さやか「……………」

さやか(要するに勇気がないだけです)

さやか(うう…さやかちゃんの意気地なし…へたれ…)グスンッ

杏子「……ムニャ…まだ食えるぞ…」グガー

さやか(あたしは食えなかった…)シュン


26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/15(日) 02:49:02.03 ID:9ojw5jc20

翌朝

さやか(結局悶々として眠れなかった…)ドヨン

杏子「……」グガー

さやか「まだ寝てるし…」

さやか「ちょっと、あたしそろそろ学校行く時間なんだけど」ユサユサ

杏子「んー…」ムニャ

さやか「ねぇ」ユサユサ

杏子「…んー!」バシッ

さやか「…」イラッ

さやか(なんなのこいつ人のことは寝かせなかったくせに自分だけすやすや寝て挙句に寝起き悪いとかなんなの!)イライラ

さやか(ハッ…ね、寝かせなかったくせにってそういう意味じゃないから!)ブンブンッキャー


27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/15(日) 02:51:17.57 ID:9ojw5jc20

杏子「……」スヤスヤ

さやか「…はぁ。まぁいいや学校行こう」

さやか(多分昼ごろ起きてあたしが帰って来る頃には居なくなってるだろうな)

さやか(……まぁでもまた夜中に来るのかな)

さやか「………」

さやか「…くぁ」

さやか(学校行ったら授業中寝よう…)

───きっと今夜も、深夜二時の訪問者のせいでへたれな私は寝不足になるだろうから。

おわり


29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/15(日) 02:53:05.73 ID:9ojw5jc20

マミ「深夜二時の訪問者」


30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/15(日) 02:55:00.98 ID:9ojw5jc20

深夜二時 マミの部屋

マミ「……」スヤスヤ

QB(マミは…寝てるね)スゥ

マミ「……」スヤスヤ

QB(起こしたら可哀相だ。静かにしよう)トテトテ

QB(お腹減ったな…何かないかな)ゴソゴソ

QB(あった!ケーキだ。またマミはこんな大きなケーキ作って…一人じゃ食べきれないのに…)

QB(僕が食べてあげよう)モシャモシャ

QB(うん、おいしい。マミは魔法少女だけじゃなくパティシエになれる才能もあるね)モシャモシャ

QB(……まぁ、パティシエになれるまで生きていられるかは保障できないけどね)モグモグ

QB(僕としてはおいしいケーキが食べられなくなるのはおしいけれど…宇宙のためだ。仕方ないね)モグモグ

マミ「……キュゥべぇ?」


31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/15(日) 02:58:05.62 ID:9ojw5jc20

QB「マミ。起こしてしまったかい?」

マミ「もうびっくりするじゃない!泥棒かと思ったわ!」

QB「ごめんよ。ぐっすり寝ていたから起こさないほうがいいかと思って」

マミ「いいのよ、起こしてくれて。ごそごそやられてるほうが心臓に悪いわ…」

QB「じゃあ今度からそうするよ」

マミ「えぇ。…ところでキュゥべぇ?こんな夜中に何してるのかしら?」ジトッ

QB「お腹減っちゃったからケーキをいただいていたんだよ」モグモグ

マミ「もう…しょうがない子ね。おいたしちゃだめよ」メッ

QB「ごめんよ、マミ」

マミ「紅茶淹れるわ。そのケーキにはアッサムティーがすごく合うのよ」

QB「じゃあお願いしようかな」

マミ「リビングで待ってて?ケーキと紅茶もって行くから」

QB「分かった」


34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/15(日) 03:01:21.43 ID:9ojw5jc20

リビング

マミ「おいしい?」

QB「うん、美味しいよ。君にはパ…」

『パティシエになれるまで生きていられるかは保障できない』

QB「………」

マミ「なぁに?」

QB「いや。美味しいよ」

マミ「よかった」フフッ

QB「ところでマミはこんな夜中にケーキを食べていいのかい?」モグモグ

マミ「…」ギクッ

QB「この間も太ったと嘆いていなかったかな?」モグモグ

マミ「い、いいの!キュゥべぇ一人じゃ寂しいでしょ!」

QB「寂しい?」

マミ「そうよ?食べ物はみんなで食べるほど美味しくなるの」


35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/15(日) 03:04:55.06 ID:9ojw5jc20

QB「そうかな」

マミ「そうなの」

QB「……マミが言うならそうなんだろうね」モグッ

マミ「そうよ」ニコッ

マミ「食べ終わったら歯磨いて寝ましょうね」モグモグ

QB「僕は歯なんか磨かなくて平気だよ」モグモグ

マミ「駄目よ。虫歯になっちゃう」モグモグ

QB「虫歯になんかならないよ」モグモグ

マミ「もう。我侭言わないの」モグモグ

QB(ならないのに…)モグモグ


オチなんかない。おわり


36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/15(日) 03:07:07.61 ID:9ojw5jc20

全部おわり。

ペット的な意味でマミQも好きです。

ていうかマミさんが男の子って勝手に言ってるだけでQBにはオスメスの概念がないだとか言うのを聞いたことあるからこれはマミさんとQBの百合かもし…おや?チャイムが…こんな時間に訪問者かな?ちょっと行ってくる。





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