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武内P「私が童貞ではなかったせいで」

1: ◆SbXzuGhlwpak 2019/01/13(日)20:42:53 ID:iMs

注意事項

・武内Pもの

・武内Pもの





凛「プロデューサーって童貞でしょ?」

武内P「いえ、違います」

凛「――――――え?」

武内P「あの、渋谷さん。お年頃なのでそういった話に興味があるのはわかりますが――」

凛「ちょ、ちょっと待って! もう一回、もう一回訊くからちゃんと答えてね!」

武内P「は、はぁ」

凛「プロデューサーは――童貞です」

武内P「いえ、違います」

凛「」

武内P「それで渋谷さん。そういった話に興味があるのは自然なことですが――」

凛「嘘だ……そんなはずない……」フラフラ

武内P「女性が男性に面と向かって今のようなことを尋ねるのは、たいへん傷つけかねない……渋谷さん? どこにいかれたのでしょうか」



渋谷凛

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2: ◆SbXzuGhlwpak 2019/01/13(日)20:44:49 ID:iMs

※ ※ ※



フラフラ、フラフラ


アーニャ「……リン?」

凛「プロデューサーが童貞じゃなかった……プロデューサーが童貞を失うのは、私が初めてをあげるときのはず」

凛「でも私は初めてのままだから……私がプロデューサーとの初めてを忘れるはずがないし」

凛「あ、そっか! もうプロデューサーってば、いくら私のことが好きだからって、寝てる私にするだなんてアハハハハ」

凛「女の娘の大切な初めてを、こんな酷い形で奪うだなんて。これはもう、責任をとってもらわないと――」

アーニャ「リン、落ち着いてください」

凛「……アーニャ? ねえ聞いてよアーニャ。プロデューサーってば私に酷いことしたの。だからね、責任をとってもらうんだ」

アーニャ「ウージャス……リン、何があったのかは、先ほどまでの凛の様子でわかりました。プロデューサーは――童貞ではなかったのですね?」

凛「ち、違う! そんなはずない、そんなはずない! もしそうだとしても、眠ってて意識が無い私が相手だったはず!」

アーニャ「リン……辛いのはわかります。私だって、プロデューサーの初めての相手が私でなく、そして美波でも蘭子でもないことはとても悲しいです」

アーニャ「ですがそれは、ナーシ……私たちと出会う前のことです。仕方がないことだと、受け入れなければ」

凛「……そうかもしれない。でも……でも、こんなのってないよ! あんまりだよ!」

アーニャ「安心してください、リン。こんな言葉を知っていますか?」





アーニャ「セカンド童貞という言葉を」


※セカンド童貞とは

 過去に女性とのセ〇クス経験はあるが、その後、女性との性交渉が全くない期間が非常に長く続いている男性のこと。
 過去に童貞を喪失した記憶が薄れ、その昔童貞であったころの自分の様にどのように卒業すればいいのかが分からなくなるといった状態に陥ってしまう。


アナスタシア

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3: ◆SbXzuGhlwpak 2019/01/13(日)20:45:36 ID:iMs

凛「……ッ!!? なるほど!」

アーニャ「プロデューサーのような素敵な男性を、周りの女が放っておくはずがありません」

凛「きっと無理矢理、早ければ小学生、遅くても大学生の時に襲われたはず……っ」

アーニャ「そしてその時のトラウマで、近くに美波や蘭子といったクラスィーヴァな女の娘がいるのに、手を出せないんです」

凛「……かわいそうなプロデューサー」

アーニャ「ここが動物の森なら完全犯罪でした」

凛「ここは私たちが、女の娘は怖くないってこと教えてあげないとね!」

アーニャ「ダー♪ 行きましょう、リン」


4: ◆SbXzuGhlwpak 2019/01/13(日)20:46:05 ID:iMs

※ ※ ※



武内P「いえ、週三回のペースでしています」





蒼・露「」

武内P「しかしお二人とも。そういった話に興味があるのはわかりますが――」

凛「嘘だ……そんなはずない……」フラフラ

アーニャ「ニェーット……」フラフラ

武内P「女性が男性に面と向かって今のようなことを尋ねるのは、少しはしたない……渋谷さん? アナスタシアさん? どこにいかれたのでしょうか」


5: ◆SbXzuGhlwpak 2019/01/13(日)20:46:37 ID:iMs

※ ※ ※



フラフラ、フラフラ


美波「アーニャちゃん? 凛ちゃん?」

凛「プロデューサーが週に三回……私たちと別れたあとに、夜な夜な他の女と」

アーニャ「三回……? 美波と蘭子、そして私でちょうど三回のはずなのに……なぜ?」

凛「私たちの中に、プロデューサーと関係を持っている様子な娘はいない……どことも知れぬ馬の骨に……卯月や未央ならともかく……っ!!」

アーニャ「……きっと、無理矢理です」

凛「そうか、無理矢理!」

アーニャ「そうです! 嫌がるプロデューサーの弱みを握って、無理矢理!」

凛「嫌がるプロデューサーに……」

アーニャ「無理矢理……」

美波「二人とも、どうしたの?」


『や、やめてください! 私には、大切なアイドルが……ッ!』

『こ、これはただの生理現象で。私は……こんなことしたいなど、思ってなんか!』

『やめてください! それだけはやめてください! せめて外に!!』

『……ごめんなさい。渋谷さん、アナスタシアさん』


6: ◆SbXzuGhlwpak 2019/01/13(日)20:48:30 ID:iMs

ゴクリ


凛「……これは、優しく慰めてあげないとね?」

アーニャ「プリクラースナ♪ すばらしい考えですリン」

凛「善は急げ。さあ行こうかアーニャ」

アーニャ「ダー♪」

美波「はーい二人とも。ちょっと落ち着きましょうね」

アーニャ「美波!? いつからそこに」

美波「最初からです。何があったのかは、二人の様子を見ればだいたいわかったから」

凛「だったらなんで止めるの? 傷ついたプロデューサーを、本当にプロデューサーを想っている私たちで慰めないと」

アーニャ「ダー!」

美波「あのね、二人とも。こんな言葉を知ってる?」





美波「素人童貞」





蒼・露『……ッ!!? なるほど!』



新田美波

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7: ◆SbXzuGhlwpak 2019/01/13(日)20:48:54 ID:iMs

美波「プロデューサーさんの周りにはアーニャちゃんや凛ちゃん、そして蘭子ちゃんとたくさん魅力的な女の娘ばかり。けどプロデューサーさんはプロデューサーとして、社会人として、未成年のアイドルに手を出すわけにはいきません」

アーニャ「アイドルに手を出さないために……たまりたまった性欲を、好きでもない相手に高いお金を払ってまで発散していたのですね」

凛「……かわいそうなプロデューサー」

アーニャ「鑑定やいかに」

美波「プロデューサーさんにはそんなことまでして我慢する必要はないって、教えてあげましょう」

凛「私にアーニャに美波。ちょうど週一回ずつだね」

アーニャ「ンー……蘭子は、高校生になってからですね」

美波「それじゃあ行こう! アーニャちゃん、凛ちゃん!」

アーニャ「ジェラーユ ウダーチ!」

凛「行くよ、蒼い風が駆け抜けるように!」


8: ◆SbXzuGhlwpak 2019/01/13(日)20:49:20 ID:iMs

※ ※ ※



武内P「いえ、風俗は怖いので行ったことがありません」





165's「」

武内P「しかし皆さん。そういった話に興味があるのはわかりますが――」

凛「嘘だ……そんなはずない……」フラフラ

アーニャ「ニェーット……」フラフラ

美波「美波……いけません……」フラフラ

武内P「女性が男性に面と向かって今のようなことを尋ねるのは、少しはしたない……渋谷さん? アナスタシアさん? 新田さん? どこにいかれたのでしょうか」


9: ◆SbXzuGhlwpak 2019/01/13(日)20:50:23 ID:iMs

※ ※ ※



フラフラ、フラフラ



???「足りない……萌えの充填が足りない……んんっ!?」

凛「プロデューサーがしてる……週に三回」

アーニャ「相手は、美波でも蘭子でも私でもありません……」

美波「風俗でもない……」

凛「……でも待って。何かおかしくない?」

アーニャ「シトー?」

凛「考えてもみてよ。週に三回もしているのに、そんな気配をこれまで誰も気づけていなかったんだよ」

美波「確かに……香水の香りや髪の毛、キスマーク。周りにたくさん女の娘がいるのに、女性の気配を誰も感じていない!」

アーニャ「……でもたまに、美波の髪の毛がスーツについていますよね?」

美波「プロデューサーさんがスーツを脱いでいる時にこっそりつけて、CP以外の女性に牽制しているの」

凛「なるほど、参考になる……っじゃなくて。だからやっぱりおかし――」

???「何もおかしくなんかない!」

凛「誰!?」

???「CPのプロデューサーが週に三回もしているのに女性の気配が無い理由、それは明確!」


10: ◆SbXzuGhlwpak 2019/01/13(日)20:50:44 ID:iMs

由里子「相手がまゆPだからなんだじぇ!!!」





165's「!!?」



大西由里子

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11: ◆SbXzuGhlwpak 2019/01/13(日)20:51:14 ID:iMs

由里子「二人とも、ライブの打ち合わせだなんだと理由をつけて、よく一緒に残業しています」

由里子「二人きりの会議室。何も起きないはずがなく――」

美波「そんなはず……いや、けど」

由里子「だいたい考えてもみるんだじぇ。まゆPはあんなにカワイイまゆちゃんに言い寄られているのに、なぜ手を出さないんだじぇ?」

凛「そ、それは……」


※担当しているアイドル、それも未成年だからです


由里子「同じことはCPのプロデューサーにも言えるじぇ」

アーニャ「確かに……」


※担当している未成年アイドルに手を出すはずないって言ってんだろ!!


由里子「嘘だと思うんなら今からCPのプロデューサーに確かめに行こう!!」

美波「えっ……でも」

凛「プロデューサーがホモだなんて……そんなことあるはずないし」

アーニャ「べ、別に確かめなくても、そんなことないことはわかっています」

由里子「はあ、わかったじぇ。ユリユリが確認してくるから、三人はここで待っててね!」

凛「あ……行っちゃった」

アーニャ「美波……」

美波「だ、大丈夫よアーニャちゃん! プロデューサーさんがホモだなんて、そんなことわけ……ない、から」

凛「プロデューサー……」


12: ◆SbXzuGhlwpak 2019/01/13(日)20:52:15 ID:iMs

※ ※ ※



武内P「いいえ、私はホモではありません」





由里子(否定した。やっぱりホモなんだじぇ)

武内P「それにしても大西さん。貴女の趣味については存じていますが、周りの男性を趣味にあてはめてそれを口にするのは感心できません」

由里子(それとなく口止めしてきた。やっぱりホモなんだじぇ)

武内P「大西さんが原因かはわかりませんが、社内にはなぜか私が男色という疑惑があるのです。少し自重していただけないでしょうか」

由里子(つまり――)




部長『ホモになったのか武内君……私以外の男で』





由里子(CPのプロデューサーはまゆP一筋だから、他の男にホモということを知られて総受けルートにはならないようにしてほしいということ!!)

由里子「わかったじぇ! CPのプロデューサーの考えはよくわかったじぇ!」

武内P「わかっていただけましたか」ホッ

由里子(この安心した顔!? まゆPへの貞操を守ることができた安堵に違いないんだじぇ! あー、萌えるー。足のつま先まで充電される~)

武内P「大西さん? 大西さん!?」

由里子「じぇじぇっじぇっじぇっっじぇっじぇ♪ じぇじぇっじぇっじぇっっじぇっじぇ♪」

武内P「……立ったまま惚けています」


13: ◆SbXzuGhlwpak 2019/01/13(日)20:53:11 ID:iMs

※ ※ ※



美波「由里子さん、遅いね」

凛「きっと、期待していた結果じゃなくて落ち込んでいるんでしょ。うん、そうに違いない」

アーニャ「……ッ! 二人とも、帰ってきましたよ」

由里子「あぁ……これが幸せ」フラフラ

凛「由里子! プロデューサーは何て答えたの!? 違ったんだよね!?」

由里子「――黒だったじぇ!!」

165's「」

由里子「しかし三人とも。今回の件は黙っていてあげてほしいのよ。これは男同士の純愛なんだから!」

165's「」

由里子「ふっふっふ。CPのプロデューサーが受けなのは間違いないけど――まゆPの鬼畜攻め×CPのプロデューサーの誘い受けと見た!! あ~、薄い本が厚くなるじぇ!」


<じぇじぇっじぇっじぇっっじぇっじぇ♪ じぇじぇっじぇっじぇっっじぇっじぇ♪


165's「」


14: ◆SbXzuGhlwpak 2019/01/13(日)20:53:40 ID:iMs

凛「……ねえ、二人とも」

美波「……なに、凛ちゃん」

凛「まゆみたいに一途で可愛い娘が失恋するなんて、あっていいと思う?」

ラブライカ「……ッ!?」

アーニャ「ダー、リンの言う通りです。まゆが失恋するなんてこと、許されません」

美波「そもそも、まゆPさんも本当はホモじゃないはずよ。担当しているアイドルに手を出すまいと、無理しているに違いないわ。まゆPさんのためにも、ね?」

アーニャ「プロデューサーとしての責任感があるのはプリクラースナ……素晴らしいことですが、うちのプロデューサーを巻き込むのはやり過ぎです」

凛「……かわいそうなまゆとまゆP」

アーニャ「ホハッ、ヤハウェ」

美波「それじゃあ二人とも! まゆちゃんとまゆPさんのために、一肌脱ぎましょう!」

蒼・露「ダー!」


15: ◆SbXzuGhlwpak 2019/01/13(日)20:54:14 ID:iMs

※ ※ ※




武内P「それにしても、今日はいったい何だったのでしょうか?」

武内P「とっさのことで、つい見栄を張ってしまいましたが……まあ、流石に週三回は言い過ぎました」



――武内Pは知らない。
自分がセカンド童貞であることを偽ったせいで、担当アイドルの猛攻にかろうじて耐えていた同期の牙城が崩れ落ちることになることを。
そして同期が担当している未成年アイドルに手を出した事例を盾に、自分がこれまで以上の包囲陣を敷かれることを――





~おしまい~


16: ◆SbXzuGhlwpak 2019/01/13(日)20:54:43 ID:iMs

お・ま・け①




元・まゆP「元プロデューサーのオレの経験からみて、今のおまえに足りないものがある」

武内P「……」

元・まゆP「危機感だ」


ドゴッ


武内P「……グハッ!」

現・まゆ夫「おまえもしかしてまだ、自分が担当アイドルに手を出さずにすむと思っているんじゃないかね?」

まゆ「うふふ。素敵です、あなた」

部長(十年早かった……)

部長(もう十年して、彼の性欲が衰えていれば……)





~おしまい~



伝説のシーン

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佐久間まゆ

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17: ◆SbXzuGhlwpak 2019/01/13(日)20:56:06 ID:iMs

お・ま・け②

~[悠久の羽根]楓さんご理解記念~



残念美人アイドルブラック楓ちゃん

前編 武内P攻略開始



ワイワイ、ガヤガヤ


武内P(リハーサルの準備は順調のようですね。そろそろアイドルの皆さんの様子を確認しなければ――っと)

楓「お疲れ様ですプロデューサー。リハーサルの準備はどうでしょうか?」

武内P「お疲れ様です高垣さん。準備の方は順調に進んでいまして、今から控え室に向かって皆さんの様子を確認しようと思っていたところです」

楓「あら、そうだったんですか。緊張している子もいますけど、私が見る限り悪い緊張の仕方ではありませんでした。ただ年頃の女の子なので急に変わるかもしれません。よく見てあげてください」

武内P「ええ、そうさせてもらいます」

楓「……なんだか、懐かしいです」

武内P「懐かしい、ですか?」


18: ◆SbXzuGhlwpak 2019/01/13(日)20:57:42 ID:iMs

楓「リハーサル前にこうしてプロデューサーとお話しするのがです。担当が変わってからまだ数か月しか経っていないんですが、私にはずいぶんと昔のように感じられます」

楓「こうしてCPの皆さんとの合同ライブに参加できて、そしてまたプロデューサーと一緒に仕事をできるのが、とても嬉しいんです」

武内P「高垣さん……そうですね、私も高垣さんとまたこういう形で関われて、嬉しく思います」

楓「ですが、問題があります」

武内P「問題?」

楓「この数ヵ月プロデューサーはCPにかかりつけで、その間私とは疎遠でした。プロデューサーと私に限って考えにくいことですが、ひょっとするとお互いの認識が違ってトラブルが起きるかもしれません」

武内P「確かに……リハーサルではそこも念頭に置いておきましょう」

楓「ではリハーサル前に一つ。重要なことをお伝えします」

武内P「重要なこと……ですか? それはいったい」

楓「プロデューサーのつい数ヵ月前まで担当だったこの私は、何を隠そう――」





楓「まだ、処女です」





武内P「」



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19: ◆SbXzuGhlwpak 2019/01/13(日)20:58:22 ID:iMs

楓「に、二十五にもなってと時々考える時もあるんですけど……」

武内P「……何の情報ですか?」

楓「し、知りたいかなと思って」

武内P「思っていません」

楓「思って……いないんですか?」

武内P「え?」

楓「私が処女がどうかなんて……どうでもいい……この数ヵ月で誰かのモノになっていても構わないって……思っているんですね」グス

武内P「……ッ!!? そ、そのようなことは決してありません!!」

楓「本当ですか?」

武内P「はい!」





武内P「私は高垣さんが処女で大変嬉しく思っています!!」





シーン


武内P「……ハっ!?」


20: ◆SbXzuGhlwpak 2019/01/13(日)20:58:50 ID:iMs

「アイドルが処女なことに大喜びするとか……ドルオタの鏡だな」

「ぱねぇな武内……」

「これってセクハラじゃねえの?」

「そんなことより、武内君が処女がどうかの方が気になるなあ」ニチャア



武内P「」

楓「そ、そうですか。そんなに嬉しいんですね! よかったぁ♪」

武内P「す、すみません高垣さん。少し場所を移動しましょう」

楓「はい。アッ――」


ガタッ


武内P(設置中の配線に足を――!?」)


ガシッ


武内P「大丈夫ですか高垣さん!?」

楓「は、はい。ありがとうございます」

武内P「それはよかっ――ん?」


21: ◆SbXzuGhlwpak 2019/01/13(日)20:59:11 ID:iMs

「処女と聞いて即抱きしめた……」

「うーわー……」

「ヤッベー……」

「これは拡張やろなぁ」ギンギン



武内P「」

楓「あっ……私が処女なこと、そんなに喜んでくれたんですね……でも、人前は恥ずか」

武内P「やめて」

楓「そ、それにこういうのはちゃんんと順序を踏まえ――で、でも普段のプロデューサーらしくない行動をするほど私を求めてくれたのは」

武内P「やめてください」


<高垣さーん もう一度確認したいところあるんで 来てもらっていいっすかー


「あ、はーい。それではプロデューサー。今日のところはこの辺りで。続き――楽しみにしていますから」だばだば


武内P「あっ――」

武内P(なんで……こんな事に……ッ)



――アイドルのケガは防いだものの、自らの心はズタボロな武内Pであった


22: ◆SbXzuGhlwpak 2019/01/13(日)20:59:40 ID:iMs

後編 頼りになる年上おねーさんからのアドバイス



早苗「CPのプロデューサー君を元気づける方法?」

楓「はい。最近どうも落ち込んでいるようでして」

早苗「ふーん。ま、女が男を元気づけるなんて簡単よ」

楓「その方法とは?」

早苗「おっぱいよ!」

楓「おっぱい!?」

早苗「男は結局おっぱいが好き!! 谷間を見せるなり押し付けるなりすれば、すぐに元気に――って楓ちゃん?」

楓「……私には、これっぽっちも簡単な方法じゃありません。確かに、片桐さんぐらいあれば簡単かもしれませんが……」モミモミ

早苗「あー、そのことか。大丈夫大丈夫! いい、楓ちゃん」モマレモマレ

楓「はい?」

早苗「ゴニョゴニョ、ゴニョゴニョ」

楓「――――――――!!?」



片桐早苗

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23: ◆SbXzuGhlwpak 2019/01/13(日)21:00:05 ID:iMs

――――――――

――――

――



武内P「」ずうぅうぅん

早苗「うわぁ。ものっそい沈んでるわ」

楓「だから言ったじゃないですか」

早苗「大丈夫大丈夫! 楓ちゃんならしっかり元気づけられるから」

楓「……それでは打ち合わせ通りに」

楓「ゴホンッ。プロデューサー?」

武内P「ッ!? 高垣……さん。それに片桐さんも」

早苗「ヤッホー」

武内P「なるほど……片桐さん、高垣さんの相談に乗っていただきありがとうございます」

早苗「はい?」

武内P「私に受けたセクハラを片桐さんに話し、こうして二人で訴えにきたのでしょう」

早苗「セクハラ? プロデューサー君が楓ちゃんに? そんなことがあったなんて初耳だけど。それにどうせセクハラしたのは楓ちゃんの方なんでしょ?」

楓「お互いに愛があるので問題ありません」フンスッ

武内P「言い訳になってしまいますが……私がしてしまったセクハラについては、上の方に報告済みです。報告したのですが――」


24: ◆SbXzuGhlwpak 2019/01/13(日)21:00:33 ID:iMs

常務『セクハラだと? いったい誰にされたのだ。なあなあですませるつもりは一切ない、安心して話したまえ』

常務『何? されたのではなく、した? 君が? それもアイドルに?』

常務『フフ、フハハハハハッ! ま、まさか君がそんな冗談を言えるとは思っていなかった』

常務『ん? そうかそうか、セクハラをしたのか。しかし私を騙したいのなら、社内に根強くある君の男色疑惑を払拭してからにしたまえ』

常務『もしくはセクハラをした相手をまゆPと設定するかだな』





武内P「――という具合で、まるで信じてもらえなかったのです」

早苗「……これ多分、アイドルにセクハラされたって話だったら一発で信じてもらえたわよ」

楓「プロデューサーの人徳のたまものですね」

早苗「むしろ色気?」

武内P「……もう覚悟はできました。さあ、警察に行きましょう」

楓「……待ってください。つまりプロデューサーの男色疑惑を無くしさえすれば、警察に行くほど話を大きくしなくても大丈夫なんですよね?」

武内P「そうかもしれませんが……これまで何度私がその疑惑を否定しても『否定した。やっぱりホモなんだじぇ』という反応になるんです」

早苗「大西ェ……」

楓「言葉で否定してもダメということなら、態度で示さなければいけません。さあ、プロデューサー!」バッ

武内P「……? 両手を広げて、どうしたのですか?」

楓「その……最近プロデューサーが落ち込んでいるので、元気づける方法を片桐さんに訊いたんです。そしたら……」

早苗「おっぱいよ」

楓「――と」

武内P「」


25: ◆SbXzuGhlwpak 2019/01/13(日)21:01:12 ID:iMs

楓「わ、私のおっぱいを好きにすればプロデューサーは元気になるうえ、男色疑惑も払拭できるはずです」

武内P「そ、そんなことできるはずがありませんっ」

楓「……それは、私のおっぱいが小さいからですか?」

武内P「え?」

楓「わ、私のおっぱいが大きければ……我慢できずに飛び込んでくれましたか?」

武内P「そ、そういうわけでは」

楓「でも私と片桐さんのおっぱいなら、片桐さんのおっぱいを選びますよね?」モミモミ

早苗「コラ。男の人の前で揉むな」ポカリ

武内P「そ、そんなことありません」

早苗「じゃあ楓ちゃんのおっぱいを選ぶんだ?」

武内P「いえ、それとこれとは――」

楓「……やっぱり、片桐さんのおっぱいの方がいいんですよね?」

武内P「べ、別にそういうわけでも」

早苗「コラ、プロデューサー君! いい加減ハッキリさせなさい!」

武内P「は、ハッキリ!?」

楓「私のおっぱいと」

早苗「私のおっぱい」

楓・早苗『どっちを好きにしたい?』

武内P「」

早苗「フゥ……男なのにおっぱいを選べないなんて、そりゃあ男色疑惑をかけられるわけよ」

武内P「……ッ!?」


26: ◆SbXzuGhlwpak 2019/01/13(日)21:01:38 ID:iMs

<好きな胸筋なら即答できるに違いないじぇ!!


早苗「ほらさっさと答えないと、このどこからともなく聞こえてくる腐った声の主が、男色疑惑をさらに濃厚にしちゃうわよ」

武内P「わ、私は……」

楓「プロデューサー……」

武内P(高垣さん……私は――)

武内P「た、高垣さんの胸の方が……好みです」

武内P(言って……しまった)

楓「……聞きましたか片桐さん」

早苗「聞きましたよ楓ちゃん」

武内P(何やら様子が……?)

楓「片桐さんは言っていましたよね。男の人は大きいのが好きだと」

早苗「ええ。そしてこうも言いました!」





早苗「男は大きなおっぱいより、好きな人のおっぱいの方が好き!!」





武内P「!!?」

楓「片桐さんのたわわにみのったスイカのようなおっぱいを前にして、それでも私のひんそーなおっぱいを選ぶということは……っ」

早苗「よほど好き――いえ、愛がなければ不可能!!」

武内P「ちょ、ちょっと待ってください!!」

早苗「何よー、この自慢のおっぱいを振ったってことは、つまりそういうことなんでしょー」

楓「フフ、フフフフフフ。もう、プロデューサーったら」


27: ◆SbXzuGhlwpak 2019/01/13(日)21:01:58 ID:iMs

武内P(こ、このままではいけない。プロデューサーとして、私がとるべき手は――)

武内P「――お二人とも。どうやら誤解があるようです」

楓「誤解、とは?」

武内P「確かに男というものは、好みの胸よりも愛した女性の胸の方が大切です。そして胸の好みは千差万別。一概に大きなものだけが好まれるわけではありません」

武内P「そして私の胸の好みは――」





武内P「長身の女性のかすかな膨らみなんです!!!」





かすかな膨らみなんです――

膨らみなんです――

なんです――





楓・早苗「」

武内P(終わった……しかし、この手しかありませんでした)

武内P「つまり、私が片桐さんではなく高垣さんの方を選んだのは、純然たる好みであって……ん?」


28: ◆SbXzuGhlwpak 2019/01/13(日)21:02:25 ID:iMs

ヒソヒソ、ヒソヒソ



「昼間かっら大声で、しかもアイドル二人の前に自分の性癖を言うなんて……」

「ぱねぇまでのセクハラっぷり……」

「うーわー……」

「あからさま過ぎるノンケアピール。やっぱりホモなんだじぇ」



武内P「あ」





――こうしてエントランス中に響き渡る力強い断言により、かろうじて武内Pが楓さんを熱愛しているという噂は起きなかった。
その代償として武内Pの名誉が大きく傷つけられはしたが、それは一部の紳士からの評価が爆上げするという奇妙な現象を伴ったものだった。
そしてここまでしたというのに、武内Pの男色疑惑は少しもかげりを見せなかった。
なお、一連の事態を耳にした常務の反応はというと。





常務「……少し働きすぎなようだな。謹慎という名目で、少し休ませてやらねば」





武内Pがセクハラをしたと判断せず、疲れから奇行にはしってしまったと解釈した。
権力者に気に入られるのって大事なんだね!





~おしまい~


29: ◆SbXzuGhlwpak 2019/01/13(日)21:03:33 ID:iMs

最後まで読んでいただきありがとうございました

しばらくSSを書く予定はなかったのですが、ご理解する度にご理解したアイドルをおまけにしたSSを書くという制約と誓約をちひろさんにしていたので、連休を利用して書き上げました
ホハッ、ヤハウェ

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かわいそうなプロデューサーはよく読み返します
たまに自分のSSを読み直すと「これ書いてる奴やべーんじゃねえの?」と感じますが、その後にかわいそうなプロデューサーを読むと、自分の狂気などたかが知れていると安心できます

他によく読み返すのは、笑ってはいけない、アニメ準拠で草生やす人、駄サンタの人、ガラスの靴の人、パラガスPのSSデス
あげだしたらキリがないデスが、特に今あげたSSは話のテンポ、文章表現、構成、狂気、めんどくさカワイさなど多くの点で参考にさせてもらっています

それと前回のSSで酉を間違えてしまい、混乱を招いたことをお詫びします
出勤前に寝ぼけながら投稿するもんじゃないね





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