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戸愚呂(弟)「玄海は可愛いねェ」

2019/02/05 15:04 | 幽☆遊☆白書 | コメント(0)
1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/01/26(土) 11:05:10 ID:UKpCHqKc

桑原「なっ、なんだテメエ! 急に入ってきやがって!」

飛影「……何のつもりだ」

蔵馬「皆、気をつけろ……物凄い妖気だ」

幽助「おい、ばあさん!」


戸愚呂(弟)「肉体、霊力共に衰えたが……」

戸愚呂(弟)「……色気は増したねェ」

戸愚呂(弟)「ヒック!」


玄海「誰だい、コイツに酒を飲ませたのは!?」


2: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/01/26(土) 11:08:33 ID:UKpCHqKc

桑原「何!? あの野郎、酔っ払ってやがるのか!?」

飛影「……ふん、くだらんな」

蔵馬「だが、普段のヤツよりも……強い!」

幽助「おい、ばあさん!」


戸愚呂(弟)「どうだ、玄海」

戸愚呂(弟)「ちょいとばかり、オレの部屋に来ないか」

戸愚呂(弟)「ヒック!」


玄海「バカな事を言うんじゃないよ!」


3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/01/26(土) 11:12:27 ID:UKpCHqKc

桑原「何!? タイマンでケリをつけようってのか!?」

飛影「面白い! 今、ここでオレが相手をしてやる!」

蔵馬「待つんだ……飛影、桑原くん」

幽助「おい、ばあさん!」


戸愚呂(弟)「オレの部屋のベッドは広くてね」

戸愚呂(弟)「存分に楽しめる……!」

戸愚呂(弟)「ヒック!」


玄海「さっさと帰って一人で寝るんだね!」


4: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/01/26(土) 11:16:11 ID:UKpCHqKc

桑原「おい!? 蔵馬、どうして止めるんだ!?」

飛影「ヤツとやり合うまたと無いチャンスだ、邪魔をするな」

蔵馬「いや……あれは、そういうのじゃない」

幽助「おい、ばあさん!」


戸愚呂(弟)「つれないねェ」

戸愚呂(弟)「だが、オレが簡単に引き下がるとでも?」

戸愚呂(弟)「ヒック!」


玄海「さっさと帰れってんだよ、このウスラトンカチ!」


5: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/01/26(土) 11:20:03 ID:UKpCHqKc

桑原「そういうの!? おい、どういうのだよ!?」

飛影「蔵馬、ハッキリと言ったらどうなんだ」

蔵馬「……すまないが、オレの口からは言えない」

幽助「おい、ばあさん!」


戸愚呂(弟)「……それにしても、この部屋は暑いねェ」

戸愚呂(弟)「ちょいと空調がききすぎている」

戸愚呂(弟)「ヒック!」


玄海「今、温度を下げる! 大人しく待ちな!」


6: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/01/26(土) 11:23:50 ID:UKpCHqKc

桑原「蔵馬! オレにはさっぱりわからねえ!」

飛影「おい、一体何が起こっている?」

蔵馬「……言いたくないな」

幽助「おい、ばあさん!」


戸愚呂(弟)「もう遅い」

バサッ!

戸愚呂(弟)「ふううう……!」

戸愚呂(弟)「そこのハンガーを借りるね?」

戸愚呂(弟)「ヒック!」


玄海「止めたって、無駄なんだろうに!」


7: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/01/26(土) 11:28:24 ID:UKpCHqKc

桑原「くっ!? とんでもねえ妖気だ!」

飛影「ヤツめ……まだこれだけ力を隠していたとは」

蔵馬「皆、一つ提案がある」

幽助「おい、ばあさん!」


戸愚呂(弟)「立ったまま話すのも何だねェ」

戸愚呂(弟)「……よっこいしょ、と」

ぼすんっ!

戸愚呂(弟)「ヒック!」


玄海「勝手にソファーに座るんじゃないよ!」


8: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/01/26(土) 11:34:09 ID:UKpCHqKc

桑原「チャンスだ! 座った状態なら、反撃出来ねえ!」

飛影「なめやがって……どうやら、死にたいらしいな」

蔵馬「そんな事より、二時間位散歩に行かないか?」

幽助「おい、ばあさん!」


戸愚呂(弟)「良いソファーだ」

戸愚呂(弟)「オレと、あともう一人座っても余裕だね」

戸愚呂(弟)「ヒック!」


玄海「はん! あんたの隣になんて、死んでも座るもんかね!」


9: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/01/26(土) 11:38:14 ID:UKpCHqKc

桑原「隣に座ったヤツとおっぱじめるつもりか!?」

飛影「ソファーデスマッチか……良いだろう」

蔵馬「そうだ、桑原くん。飛影、全然違う」

幽助「おい、ばあさん!」


戸愚呂(弟)「だったら、横にならせて貰うよ」

ごろんっ

戸愚呂(弟)「……さすがに、足がはみ出るねェ」

戸愚呂(弟)「ヒック!」


玄海「いい加減にしな! ガキ共も居るんだよ!」


10: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/01/26(土) 11:42:36 ID:UKpCHqKc

桑原「あの野郎……玄海のばあさんをご指名みてえじゃねえか!」

飛影「おい、オレとやれ」

蔵馬「桑原くんは鋭いな。飛影、ややこしくなるから静かに」

幽助「おい、ばあさん!」


戸愚呂(弟)「関係ないね」

戸愚呂(弟)「どうした玄海……怖いのか?」

戸愚呂(弟)「ヒック!」


玄海「あんたにビビる程、落ちぶれちゃいないよ!」


11: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/01/26(土) 11:48:23 ID:UKpCHqKc

桑原「! ばあさんもやる気になりやがった!」

飛影「……ちっ」

蔵馬「皆、早くここから逃げよう」

幽助「おい、ばあさん!」


戸愚呂(弟)「お前の肉体はピークをとっくに過ぎている」

戸愚呂(弟)「そうだねェ……30%位か」

ぐ…ぐぐっ…!

戸愚呂(弟)「ヒック!」


玄海「慌てるんじゃないよ、バカタレ!」


12: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/01/26(土) 11:54:06 ID:UKpCHqKc

桑原「あの股間の盛り上がり方……筋肉操作か!?」

飛影「バカが、よく見ろ。あの野郎、武器を隠し持っていやがった」

蔵馬「桑原くん、あれは血液だ。バカ、飛影、バカ」

幽助「おい、ばあさん!」


戸愚呂(弟)「……焦らすねェ」

戸愚呂(弟)「何か準備が必要かい?」

戸愚呂(弟)「ヒック!」


玄海「はん! あんたのそういう所は、昔から変わっちゃいないね!」


13: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/01/26(土) 12:01:33 ID:UKpCHqKc

桑原「上手い! ペースを引き寄せた! さすがだぜ!」

飛影「おい、蔵馬。今、オレの事をバカと言ったか?」

蔵馬「そんな事より、早くここから脱出しよう」

幽助「おい、ばあさん!」


戸愚呂(弟)「そう簡単に変わらないさ」

戸愚呂(弟)「……来ないなら、こっちから行くぞ」

戸愚呂(弟)「ヒック!」


玄海「待てって言ってるのがわからないのかい!」


14: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/01/26(土) 12:06:35 ID:UKpCHqKc

桑原「くっ……! すげえ迫力だ……!」

飛影「蔵馬、返答次第ではお前だろうと容赦しない」

蔵馬「話は後だ! 早く脱出を!」

幽助「おい、ばあさん!」


戸愚呂(弟)「そんなにギャラリーが気になるか?」

戸愚呂(弟)「……なら、話は簡単だ」

戸愚呂(弟)「見せつけてやろうじゃないか……!」ニヤァッ!

戸愚呂(弟)「ヒック!」


玄海「あたしにそんな趣味は無いって、何度言わせるんだい!」


15: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/01/26(土) 12:15:21 ID:UKpCHqKc

桑原「始まるぞ! 負けるな、ばあさん!」

飛影「蔵馬、オレはバカじゃない」

蔵馬「良いから、早く! 逃げるんだ!」

幽助「おい、ばあさん!」


幽助「負けんじゃねえぞ」

ばんっ!


玄海「当然だよ」

玄海「あたしゃ、こんなヤツに負けるつもりは無い」


戸愚呂(弟)「良いねェ、実に良い」

戸愚呂(弟)「……お前をくだくのは――」

戸愚呂(弟)「技を超える限りない力!!」


16: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/01/26(土) 12:22:23 ID:UKpCHqKc

  ・  ・  ・

数時間後


桑原「うっ……!? な、なんでぇ、この臭いは!?」

飛影「蔵馬、説明しろ」

蔵馬「嫌だ、絶対に嫌だ」

幽助「おい、ばあさん!」


覆面「――勝負は引き分けだよ」

覆面「だが、ヤツの妖力は大分削った」

覆面「逆に、あたしは霊力をかなり補充出来たよ」


蔵馬「……」


17: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/01/26(土) 12:26:16 ID:UKpCHqKc

桑原「やるじゃねえか! さすがだぜ!」

飛影「ちっ! それにしても、何だこの臭いは」

蔵馬「飛影、それに関してはもう触れてくれるな」

幽助「おい、ばあさん!」


覆面「ああ、この覆面かい?」

覆面「ちょいとばかり、肌ツヤが良くなりすぎてね」

覆面「厄介事を避けるためさ」


蔵馬「……」


18: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/01/26(土) 12:30:53 ID:UKpCHqKc

桑原「肌ツヤが? 一体全体、どんな戦いが……」

飛影「おい、お前はわかってるんだろう?」

蔵馬「わかりたくは無かったし、言いたくも無いな」

幽助「おい、ばあさん!」


覆面「だが……次の試合は厳しい」

覆面「ヤツとやり合ったのは久々で、体が悲鳴を上げてるよ」

覆面「主に腰が」


蔵馬「……」


19: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/01/26(土) 12:40:25 ID:UKpCHqKc

桑原「構わねえさ! 次の試合は、ゆっくり休んでくれ!」

飛影「……ふん」

蔵馬「とりあえず換気をしよう、一刻も早く」

幽助「おい、ばあさん!」


幽助「やるじゃねえか」

ばんっ!


覆面「幽助、お前はヤツみたいになるんじゃないよ」


蔵馬「……戸愚呂は、どこへ?」


覆面「逃げたのさ」

覆面「服もサングラスも、全部捨てて」



おわり





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