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北条加蓮「煌めくセカイが鮮やかに」

1: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/16(日) 01:04:58.94 ID:jPhyznHAo

―――事務所


がちゃ


加蓮「ただいまぁ……」フラフラ

P「お、加蓮。おかえり」


加蓮「ただいまPさん……はぁ、疲れたよー」

P「ふふ、お疲れさま。今日はもう予定入ってないから、ゆっくり休みな」

加蓮「んー……CDデビューって大変だね……」クテー


2: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/16(日) 01:18:17.90 ID:jPhyznHAo

P「ホントにお疲れだな……大丈夫か?」

加蓮「うん……Pさん、こっち来て、こっち」

P「ん?」

加蓮「ぎゅっ」


きゅ…


P「……手を繋いでどうするんだ?」

加蓮「こうすることで、北条加蓮の体力はみるみるうちに回復するのです」

P「なんだそりゃ」クス

加蓮「ふふ♪」


3: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/16(日) 01:24:37.88 ID:jPhyznHAo

P「そういうこと言えるなら平気だな」

加蓮「そりゃね。もう体弱いなんて言わせないからっ」

P「うんうん、頼もしいかぎりだ」ナデ

加蓮「えへ。まぁ、それでも忙しくて大変なのはホントだけどね」

P「まだまだ、これからだぞ?」

加蓮「うえー」

P「大丈夫、俺もついてるから。李衣菜も、泰葉も」

加蓮「……うん。私、頑張る!」


4: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/16(日) 01:29:59.08 ID:jPhyznHAo

P「よし、その意気だ。自分ではどうだ? 手応えはあるか?」

加蓮「手応えか……。そうだ、現場でよく声をかけられるようになったかな?」

加蓮「応援してるよ、って言われると嬉しくなっちゃう。ふふふっ」

P「テレビ出演で露出も増えてきたからな、それだけ注目されてるってことだ」

加蓮「そっか……なんだか緊張しちゃうかも」

P「肩肘張ることないさ。自然体でいいんだぞ」


加蓮「ぅあー」グデーン

P「だらけろとは言ってない」ペシ

加蓮「えへへ」

P「まったく」ポフポフ


5: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/16(日) 01:36:59.36 ID:jPhyznHAo

加蓮「あ、そういえばさ」

P「ん?」

加蓮「李衣菜と泰葉は? まだお仕事?」

P「ああ、そうだよ。ちひろさんの付き添いでな、ラジオ番組の収録だ」

加蓮「へー、ラジオかぁ……」

P「加蓮の曲、二人が紹介してくれるからな」

加蓮「わ、本当っ?」


7: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/16(日) 01:42:58.25 ID:jPhyznHAo

P「二人とも張り切ってたぞー。いいところたくさん紹介して、いろんな人に聴いてもらうんだって」

加蓮「…………えへへ。そっか、そっかぁ……♪」


P「李衣菜なんて、言いたいことメモにびっしり書いてたなぁ」

加蓮「そんなにいっぱい? ……あ、でも結局まとまらなくてテンパりそう」

P「『えーっと、とにかくクールで優しくて加蓮らしい曲です!』って?」

加蓮「あはは、そうそうそんな感じだよきっと!」ケラケラ

P「それで、泰葉がフォローする流れだよな」

加蓮「その光景が思い浮かぶよね。ふふふ、二人らしいなぁ」


9: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/16(日) 01:47:48.01 ID:jPhyznHAo

P「本当に仲良しだなー、お前たちは」

加蓮「当たり前だよ。自慢の友達だもん」

P「いつもじゃれ合ってるしな」

加蓮「えっへへ、楽しくて仕方ないんだよね」

P「はは、いつか三人でユニットも組ませたいなぁ」

加蓮「え、ほっホント!? いつ、いつっ!?」

P「ま、待て待て! 今思いつきで言っただけだよ!」


10: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/16(日) 01:53:11.28 ID:jPhyznHAo

加蓮「なぁんだぁ……残念」

P「すまんすまん。まずは全員のCDデビューからな。地道に一歩ずつ、だ」

加蓮「あとは泰葉だけ……か」

P「うん。あの娘はどちらかというと女優路線だったから、もっと場数を踏ませたいんだよ」

加蓮「なるほど。逆に李衣菜は歌メインだったからデビューも早かったんだね」

P「そういうこと。これから泰葉も歌の仕事を増やしていくつもりだよ」


加蓮「Pさん、なんだか仕事が出来る人みたいだね」

P「実はな、俺、プロデューサーって仕事をしてるんだよ」

加蓮「うん、知ってた♪」


11: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/16(日) 01:56:33.34 ID:jPhyznHAo

P「ふふ……必ず、みんなを最高のアイドルにしてみせるよ」

加蓮「うん、信じてるよ。だから、私たちのことも信じてね」

P「おう。出会ったときから今まで、信じなかったことなんて一度もないからな」

加蓮「えー、あの頃の私も?」

P「信じた結果が今だろ?」

加蓮「そうだけど……ううん、やっぱりなし! 昔の話、恥ずかしいよ」


12: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/16(日) 02:01:19.01 ID:jPhyznHAo

P「今の加蓮を見たら、あのときの加蓮はなんて言うだろな?」

加蓮「やーめーてーっ」ペシペシ

P「あはは、悪い」

加蓮「んもう」

P「……よくついて来てくれたな」

加蓮「……Pさんがこっちに引っ張ってくれたからね。だからここまで来られたの」

P「俺は精々、手招きした程度だぞ? おいでおいで、ってさ」


13: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/16(日) 02:09:46.32 ID:jPhyznHAo

加蓮「じゃ、私って引き寄せられただけ?」

P「そう。自分の足でここまで来て、自分の力でアイドルになるって夢を叶えたんだ」

加蓮「……そっか」

P「今だって、夢を叶え続けてる」

加蓮「うん……もちろん、これからだって叶え続けるから。しっかり見ててね」

P「ああ、見てるよ。ずーっとな」

加蓮「ふふっ、よろしくね……大好きなPさん!」ニコッ


14: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/16(日) 02:13:00.20 ID:jPhyznHAo

―――
――



加蓮「んーっ。いっぱいお話したねー」ノビー

P「少しはリラックスできたか?」

加蓮「うんっ。もう元気元気!」

P「なら良かった――」


Prrrr!


P「っと、電話だ。――はい、もしもし。ああ、お疲れさまです。どうでした、二人は?」


加蓮(二人ってことは……ちひろさんからかな?)


15: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/16(日) 02:17:12.62 ID:jPhyznHAo

P「――そうですか、良かった。――ええ、ええ――はい、分かりました」

P「じゃあ気をつけて……え、なんですか?」


加蓮「?」


P「代わりたい? 誰と――わ、李衣菜? うん、お疲れ」

P「――加蓮? ああ、帰ってきて今事務所にいるけど」


加蓮「やほー、お疲れさまー」


P「加蓮がお疲れさまって。ああ――ん、遊びに行く?」

P「――え、すぐ帰りますって……あっおい待――! ……切れた。なんなんだもう」


16: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/16(日) 02:22:44.06 ID:jPhyznHAo

加蓮「そそっかしいね」クスクス

P「まったくだ」

加蓮「それで、李衣菜なんて?」

P「仕事終わったから、戻ったら三人でゲーセン行こうってさ」

加蓮「あ、絶対行く! ゲーセン久しぶり♪」

P「疲れてるんだろ?」

加蓮「さっきも言ったでしょ? Pさんとお喋りして元気になったって」

P「んな単純な……」


17: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/16(日) 02:26:33.59 ID:jPhyznHAo

加蓮「ふふっ、単純上等。それに、『よく遊び、よく遊べ』って言うじゃない?」

P「言わん言わん」

加蓮「あれ?」

P「ともかく、遊ぶなら気をつけてな」

加蓮「分かってますって。というか――」


加蓮「Pさんも一緒に行こうよ?」

P「えっ」


18: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/16(日) 02:29:56.34 ID:jPhyznHAo

加蓮「そしたら私たちもPさんも安心だし、きっと楽しいよっ」

P「あの」

加蓮「Pさんとプリクラ撮りたいよねーって話してたんだよね。うん、いいアイデア!」

P「ちょっと」

加蓮「ん? なぁにPさん。えへへ、楽しみだねっ」ニパー

P「…………いや、もうなんでもない……はぁ」


19: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/16(日) 02:33:13.17 ID:jPhyznHAo

加蓮「プリクラ撮ったらあとはなにしよっかなぁ……♪」

P「ちひろさんになんて言い訳を……うーん……」


がちゃっ


ちひろ「ただいま戻りました♪」

李衣菜・泰葉「戻りましたーっ」


20: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/16(日) 02:37:04.07 ID:jPhyznHAo

李衣菜「かれーん、早速行こうよーっ!」

泰葉「さっきいい雰囲気のカフェも見つけたの。良かったらそこにも行きましょう?」

ちひろ「いいですねー、私も行きたいなぁ――」



加蓮「ほら、行こうよPさんっ。ね?」


P「……はいはい、分かったよ。仕方ないなぁ」ニコ

加蓮「ふふふ♪ みんなおかえり――!」


―――


21: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/16(日) 02:46:09.23 ID:jPhyznHAo

―――後日


P「うーん……どこかに貼っとけって、どこがいいんだこういうの……」


ちひろ「あら? プロデューサーさん、それのプリクラ……」

P「あ、ちひろさん」

ちひろ「この前私を置いてみんなと遊びに行ったときのですか? 私を置いて。私を置いて」

P「うぐ、根に持ってる……すいませんでした、本当に」

ちひろ「べっつにー? 根になんて持ってませんよーっ」プイ


22: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/16(日) 02:51:19.62 ID:jPhyznHAo

P「け、ケロ太でしたっけ? ちひろさんの好きなキーホルダー取ってきたじゃないですか」

ちひろ「ゲコ太です、ゲコ太! ……まぁ、限定品だったからいいですけど。特別に許します」

P「ど、どうも……」

ちひろ「……それで? みんな楽しんでましたか?」

P「……ええ、とても」

ちひろ「ふふ、そうですか」


23: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/16(日) 02:55:25.44 ID:jPhyznHAo

ちひろ「まぁ、このプリクラを見れば分かりますけどね……うふふ♪」

P「あいつら容赦ないんですよ……色々引きずり回されました」

ちひろ「顔赤くなってますもんね、この写真でも」クスクス

P「い、言わないでくださいよ!」


『CDデビューやったー!♪♪』


『私も負けてられないっ』


『We Are Lock☆』


ちひろ「ふふ、たくさんデコってありますねー」

P「ですねぇ。俺の顔、ちょっとキラキラさせすぎですけど……あ、そうだ」



P(スマホのカバー裏にでも貼っとくかな? いつでも一緒にいられるように……なんて)



おわり


24: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/16(日) 02:56:17.97 ID:jPhyznHAo

というお話だったのさ
だりやすかれんの加蓮編ってことでひとつ





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