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ガヴリール「千咲ちゃん、電車でGO」

1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/27(木) 22:02:50.050 ID:OlSyBr3z0.net

がたんごとん


タプリス「……ん」

タプリス(あ、あれ……いつの間にか、寝てしまったんでしょうか)

タプリス(えっと、ここは自分の部屋……ではないですね)

タプリス(もしかして……電車の中?)


タプリス(なんだかモダン? な雰囲気の内装ですけど)

タプリス(以前、先輩たちと乗った電車とは少し感じが違っていますし)

タプリス(木がたくさん使われていて、温かみがあって、すごく落ち着きます)

タプリス(シートもふかふかで、気持ちがいいです)


タプリス(ですが……この車両には、わたしだけしか乗っていないみたいですね)

タプリス(それに、窓の外は先程からずっと真っ暗ですし)

タプリス(トンネルにでも入っているのでしょうか)


タプリス「はぁ……」

タプリス(電車が走っている以上、どうしようもありませんね)

タプリス(次の駅に着いたら降りてみましょうか)


3: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/27(木) 22:06:17.288 ID:OlSyBr3z0.net

がたんごとん


タプリス「それにしても……いつになったら、次の駅に着くんでしょう」

タプリス「ん? あれ、前方が少しずつ明るくなって……」

パァァァッ

タプリス「やっとトンネルを抜けたみたいですね、って」

タプリス「わぁ、綺麗……」

タプリス「ずいぶんと山奥のようですけど、緑がいっぱいで素敵ですね」

ガチャ

『次はー、春咲、春咲ー』

タプリス「わっ!? びっくりした!?」

タプリス「えっと、春咲? って、駅の名前ですよね、きっと」

タプリス「ようやく、降りられるんですね……よかったぁ」

『春咲ではー、一時間、停車をいたします』

『再乗車の方はー、遅れないようにお願いいたします』


タプリス「一時間も停車するんですね、大丈夫なのかな」

タプリス「でも、なんだかんだで、この電車も居心地良いですし」

タプリス「外の様子を見てきて特に何もなければ、また乗ってもいいかもですね」


7: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/27(木) 22:10:03.471 ID:OlSyBr3z0.net

-春咲の駅-


タプリス「よっとと、わたしの他には……誰も降りないみたいですね」

タプリス(たしかに駅としては、少し寂れている感じがします)

タプリス「えっと改札は……あそこでしょうか。駅員さんもいますし」


タプリス「こ、こんにちはー」

駅員「切符を拝見します」

タプリス「えっ!? 切符ですか!?」

タプリス(そ、そんなのわたし持ってましたっけ!?)

タプリス「えっと、えっとぉ……」ゴソゴソ

タプリス(ん、ポケットの中になにか……)スッ

タプリス「これは……水色の紙? 綺麗……」

駅員「フリーパスですね。確認いたしました」

タプリス「えっ? こ、これですか?」

駅員「発車時刻は一時間後となりますので、お気をつけください」

駅員「駅を出て道を真っすぐに進みますと、丘の向こうに花畑が広がっていますから」

駅員「もしよろしかったら、寄ってみてはいかがでしょう」

駅員「発車十分前になりましたら、鐘を鳴らしますので」

タプリス「あ、ありがとうございます」


タプリス(よくわからないけど……切符、持っててよかったぁ)

タプリス(フリーパスって言ってましたっけ)

タプリス(ということは何度も乗り降りできるんでしょうか、便利ですね)


14: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/27(木) 22:12:51.719 ID:OlSyBr3z0.net

タプリス(駅員さんに言われた通り、駅を出て真っ直ぐ進んできましたが)

タプリス(駅前だというのに、建物はおろか、人の一人もいないですね……)

タプリス(たしかにこんなところだと、降りるお客さんは少なそうです)


サァァァァッ

タプリス(ん? 何か水の流れる音が……あの丘の向こうですかね)

タッタッタッ

タプリス「あれは……川、でしょうか」

タプリス「……す、すごいですよ、これは」

タプリス「い、一面のお花畑です! 色とりどりの花が咲いてます……」

タプリス「ほんとに綺麗ですね……、いい香りもしてきます」

タプリス「もっと観光客の方がいても、おかしくないと思うのですが」

タプリス「これぞまさに、穴場というやつでしょうか」


タプリス「ん? あそこに誰か……いますね」

タプリス「あの後ろ姿は……見覚えが……」

タプリス「って、あれ、月乃瀬先輩じゃないですか!?」


タッタッタッ

タプリス「せんぱーい! 月乃瀬せんぱーい!」

ヴィーネ「……こんにちは、タプちゃん」


17: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/27(木) 22:15:44.171 ID:OlSyBr3z0.net

タプリス「こんにちは! こんなところでお会いするなんて奇遇ですね」

ヴィーネ「ふふっ、そうね」

タプリス「月乃瀬先輩も、このお花畑を見に来たんですか?」

ヴィーネ「ええ。ここは、私のお気に入りの場所だから」

タプリス「そうだったんですか。確かにとても綺麗なところですよね」

タプリス「わたしもひと目見て、気に入ってしまいました」

ヴィーネ「そう、それはよかった。ほら、タプちゃんもここに座って?」

タプリス「あ、はい。お隣、失礼しますね」


ヴィーネ「こうやって花々を眺めていると、なんだか心が安らいでいくでしょう?」

タプリス「わかります。嫌なことも全て、忘れられそうです」

ヴィーネ「……そうね。そうかもしれない」

タプリス「えっと、ごめんなさい」

ヴィーネ「どうして謝るの?」

タプリス「いえ、本当はお一人で静かに、この景色を楽しみたかったのかな、と思いまして」

タプリス「なんだかわたしが邪魔をしてしまったみたいで、申し訳ないなと」

ヴィーネ「そんなこと決してないわ。それどころか……」

ヴィーネ「タプちゃんが来てくれて、よかった」

タプリス「ありがとうございます、そう言っていただけると嬉しいです」


18: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/27(木) 22:18:41.565 ID:OlSyBr3z0.net

ヴィーネ「だって、どれだけ素晴らしい景色であろうと、綺麗な花々があろうとも」

ヴィーネ「誰かとその場で共感できなければ、それはただの妄想と同じだもの」

タプリス「そ、そうでしょうか」

ヴィーネ「ええ。だからね、今のこの気持ちを……」

ヴィーネ「タプちゃんと共有することができて、本当によかった」

タプリス「えと……わ、わたしも、そう思います」


ヴィーネ「タプちゃん。横に咲いている、小さくて白い花。何という名前か知ってる?」

タプリス「これは……シロツメクサ、ですか。クローバーともいいますよね」

ヴィーネ「ふふっ、正解。小さい頃、よくこれで花の冠を作ったの」

タプリス「えっ、先輩、そんなものまで作れるんですか?」

ヴィーネ「ええ。あ、せっかくだから、タプちゃんに作ってあげる。少し待っててね」

タプリス「本当ですか!? う、嬉しいです! ありがとうございます!」

タプリス「でしたら、わたしは……四つ葉のクローバーでも探してみますね」

タプリス「見つけられたら、先輩に差し上げます」

ヴィーネ「ありがとうね、タプちゃん」


19: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/27(木) 22:21:50.349 ID:OlSyBr3z0.net

ヴィーネ「……これでよしっと。タプちゃん、できたわ」

タプリス「本当ですか!?」

ヴィーネ「こっちへ来て座って? 被せてあげる」

タプリス「はーい。わっ、綺麗……すごい出来ですね」

ヴィーネ「ふふっ、ありがとう。こうやって……うん、大きさもぴったり」

タプリス「ど、どうでしょうか」

ヴィーネ「よく似合ってる、タプちゃん。とてもかわいい」

タプリス「えへへ、ありがとうございます」クルクルー


タプリス「あ、そうだ。わたしからも、これを」スッ

ヴィーネ「すごい……本当に見つけられたんだ」

タプリス「わたし、昔から四つ葉のクローバーを見つけるのが得意なんです」

ヴィーネ「私がもらってしまって、本当にいいの?」

タプリス「ええ、もちろんです。冠のお礼ですから」

ヴィーネ「ありがとう、タプちゃん。私、大事にするね」

タプリス「えへへ、よかったです」


ヴィーネ「……タプちゃん。四つ葉のクローバーの花言葉って、知ってる?」

タプリス「えっと……ごめんなさい、わからないです」

ヴィーネ「四つ葉のクローバーの花言葉はね……」


20: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/27(木) 22:25:04.553 ID:OlSyBr3z0.net

ゴーンゴーンゴーン


タプリス「あれっ、鐘の音……?」クルッ

タプリス「たしか電車の発車十分前になったら、鳴らすって駅員さんが言ってたっけ」

タプリス「先輩、もしよかったら一緒に……って」クルッ

タプリス「あれ、先輩……?」


タプリス「先輩! 先輩、どこですか!?」

タプリス「もしかして、帰っちゃったのかな……」

タプリス「って! 十分前だったら、あまり時間ないですね……」

タプリス「今度お会いした時に、また聞くことにしましょう」



-春咲の駅-


タッタッタッ

タプリス「駅員さーん! まだ、まだ間に合いますよね!」

駅員「大丈夫ですよ」

タプリス「よかったぁ……間に合って」

駅員「切符を拝見します」

タプリス「あ、はい、これですね!」

駅員「確認いたしました。それでは中へどうぞ」


22: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/27(木) 22:28:03.385 ID:OlSyBr3z0.net

がたんごとん


タプリス「いつの間にかまた、トンネルに入ったみたいですね」

タプリス「相変わらず、同じ車両には誰も乗っていないですし」


タプリス「それにしても……本当に素敵な場所でした」

タプリス「月乃瀬先輩には、こんなにかわいい花冠も作ってもらえましたし」

タプリス「次にお会いする時に、ちゃんとお礼を言わないと」


パァァァッ

タプリス「あ、トンネル抜けたみたいですね……って、あれは」

タプリス「……う、海です! 海が広がっています!」


ガチャ

『次はー、夏輝、夏輝ー』

タプリス「夏輝……次の駅ですよね。そろそろ到着するのでしょうか」

タプリス「海……行ってみたいなぁ」

『夏輝ではー、一時間、停車をいたします』

『再乗車の方はー、遅れないようにお願いいたします』


タプリス「やったぁ。また降りることができそうですね」


24: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/27(木) 22:31:03.864 ID:OlSyBr3z0.net

-夏輝の駅-


タプリス「なんだか、先程の春咲の駅と雰囲気が似ている気がします」

タプリス「あ、駅員さんもいました!」

駅員「切符を拝見します」

タプリス「えっと。これ、まだ使えますか?」

駅員「フリーパスですね。確認いたしました」

駅員「発車時刻は一時間後となりますので、お気をつけください」

駅員「駅を出て道を真っすぐ進みますと、海岸まで行くことができます」

駅員「もしよろしかったら、寄ってみてはいかがでしょう」

駅員「発車十分前になりましたら、鐘を鳴らしますので」

タプリス「あ、ここでも鐘を鳴らしてくれるんですね。ありがとうございます!」



-砂浜-


タプリス「わぁ……、一面の海と砂浜!」

タプリス「お日様の光が反射して、キラキラしてます。綺麗だなぁ……」

タプリス「それと潮の香り……、これぞ海という感じですね」

タプリス「でも、やっぱり人は誰も……って、ん?」


タプリス(麦わら帽子と白のワンピースに……さらさらの銀髪……)

タプリス(綺麗な人だなぁ……って)

タプリス(あれはまさか……)


26: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/27(木) 22:33:45.768 ID:OlSyBr3z0.net

タプリス「白羽先輩!」

ラフィエル「あら? タプちゃんではないですか」

タプリス「こんなところでお会いできるなんて、奇遇ですね! 嬉しいです!」

ラフィエル「ええ、本当に。こんなこともあるのですね」

タプリス「先輩は、何をしにここへ?」

ラフィエル「私は……海を見に来たんです」

タプリス「あ、でしたら、わたしと一緒ですね」


ラフィエル「タプちゃんは、どうやってここまで来たのですか?」

タプリス「わたしは電車に乗って来まして、停車待ちの時間でここを訪れたんです」

ラフィエル「なるほど、そうだったのですね」

タプリス「それにしても、ここ、綺麗な砂浜ですよね」

ラフィエル「はい、私もとても気に入っています。あ、せっかくですから……」

ラフィエル「私と一緒に、ここで遊んでいきませんか?」

タプリス「はいっ、ぜひ! あ、でも、海に入る準備はしてませんけど……」

ラフィエル「そうですね。では、お砂で遊びましょうか」


28: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/27(木) 22:36:51.911 ID:OlSyBr3z0.net

ラフィエル「タプちゃんは、何を作りたいですか?」

タプリス「えっと……定番ですと、お城とかでしょうか」

ラフィエル「ふふっ、面白そう。では砂を積んでいきましょうか」

タプリス「はい!」

ぺたぺた

タプリス(こういう遊びは、何年ぶりでしょうか)

タプリス(久しぶりだからかもしれませんが、とても楽しいです)

タプリス(それに先輩も……いつもは大人びた笑顔をしている印象ですが)

タプリス(今はまるで子供のように、無邪気に笑っているように感じます)

ラフィエル「タプちゃん? 私の顔に何かついていますか?」

タプリス「い、いえ! 何でもありません、ただ……」

ラフィエル「ただ?」

タプリス「白羽先輩と、こうして遊べるのが、楽しいなって思って」

ラフィエル「ふふっ、そうですかそうですかぁ」



ラフィエル「これで完成ですかね。お城、ずいぶんと立派なものができました」

タプリス「はいっ、力作ですね!」

ラフィエル「……私、子供の頃はこうやって」

ラフィエル「誰かと砂遊びをすることなんて、なかったですから」

ラフィエル「ずっと、憧れていたんです」

タプリス「そう、だったんですか……」

ラフィエル「はい、だから……ありがとうございます、タプちゃん」


30: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/27(木) 22:40:32.472 ID:OlSyBr3z0.net

タプリス「……お礼を言うのはこちらの方ですよ」

ラフィエル「ふふっ、タプちゃんはやっぱり、いい子ですね」

タプリス「そ、そんなことは……」

ザザァン ズサァ

タプリス「あっ、波が……」

ラフィエル「あらあら」

タプリス「うぅ……せっかく先輩と一緒に作ったのに……」

ラフィエル「こればかりは仕方ありません」

ラフィエル「形あるものはいつか必ず、壊れてしまいますから」

タプリス「そう、ですね……」

ラフィエル「……でも、大丈夫」

タプリス「えっ」

ラフィエル「タプちゃんと一緒に、お城を作った思い出は、ですね」

ラフィエル「私たちの中にずっと、残り続けますよ」

タプリス「先輩……」


ラフィエル「もう一つだけ、私やってみたいことがあるんです」

ラフィエル「よかったら、付き合ってもらえませんか?」

タプリス「はい、わたしにできることでしたら」


32: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/27(木) 22:43:35.261 ID:OlSyBr3z0.net

タプリス「これは……相合傘ですよね。お互いの名前を書くんでしたっけ」

ラフィエル「ええ、こういうのもずっと憧れていたんです」

ラフィエル「なんだか、青春って感じがしませんか?」

タプリス「あははっ、そうですね。甘酸っぱい感じがします」

ラフィエル「あとは自分の名前を書いて……これで完成です」

タプリス「あ、わたしの名前も書いちゃいますね」

ラフィエル「えっ、タプちゃん?」


タプリス「これでよしっと……」

ラフィエル「私と一緒でよかったんですか?」

タプリス「もちろんです。だって、わたしたちの思い出ですから」

ラフィエル「……そうですね。私たちのとても大切な、思い出です」


ザザァン ズサァ

タプリス「ああっ、また波に飲まれて……せっかく書いたのに」

ラフィエル「……私の夢を叶えてくれて、ありがとうございました」

タプリス「えっ、先輩、今なんて……」

 
ゴーンゴーンゴーン

タプリス「あれ、もう鐘の音が……」クルッ


タプリス「って、先輩? 白羽先輩!? い、一体、どこに……」

タプリス「まさかもう、先に帰っちゃったんでしょうか」

タプリス「……」

タプリス「電車、遅れちゃいますね。急がないと……」


33: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/27(木) 22:46:55.676 ID:OlSyBr3z0.net

がたんごとん


タプリス「……」

タプリス「白羽先輩……最後に、なんて言ってたんでしょう」

タプリス「……思い出は、消えない……ですか」


ガチャ

『次はー、秋穂、秋穂ー』

タプリス「……もう、次の駅に着いたんですね」

タプリス「もしかしたら、またどなたかとお会いできるんでしょうか」

『秋穂ではー、一時間、停車をいたします』

『再乗車の方はー、遅れないようにお願いいたします』

タプリス「……行ってみましょう」



-秋穂の駅-


駅員「切符を拝見します」

タプリス「はい、これでよかったですよね?」

駅員「フリーパスですね。確認いたしました」

駅員「発車時刻は一時間後となりますので、お気をつけください」

駅員「駅を出て道を真っすぐ進みますと、渓流まで行くことができます」

駅員「もしよろしかったら、寄ってみてはいかがでしょう」

駅員「発車十分前になりましたら、鐘を鳴らしますので」

タプリス「ありがとうございます、いつも助かります」


35: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/27(木) 22:49:28.841 ID:OlSyBr3z0.net

サァァァァッ


タプリス「綺麗な水……透き通って、川底まで見えますね」

タプリス「それに紅葉が赤々としていて、鮮やかで素敵です……」

タプリス「先客の方は……」


サターニャ「ああ、もうっ。全然釣れないじゃない!」

タプリス「く、胡桃沢先輩? 何をしているんですか?」

サターニャ「うわっ! び、びっくりしたわね! 突然現れるんじゃないわよ!」

タプリス「ご、ごめんなさい」

サターニャ「で、なに。あんたも釣りに来たの?」

タプリス「えっと……そ、そんな感じです」

サターニャ「そう。でも、道具持ってないじゃない」

タプリス「あ……」

サターニャ「釣り竿……もう一本あるから貸してあげる」

タプリス「あ、ありがとうございます、お借りします」

サターニャ「ほら、ここ。座りなさいよ」

タプリス「は、はい。し、失礼しますね」


36: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/27(木) 22:51:51.579 ID:OlSyBr3z0.net

タプリス「って、先輩、この釣り竿……」

サターニャ「何よ」

タプリス「糸の先に、針が付いていないんですけど……」

サターニャ「は? 針なんて付いていたら、もしも魚が咥えたとき痛いじゃない」

タプリス「えっ?」

サターニャ「あんた天使のくせに、魚のことを傷つけるつもりなの?」

タプリス「そ、そんなつもりはありませんが……」

タプリス「でも、これじゃあ、絶対に釣れないんじゃ……」

サターニャ「そんなことないでしょ。魚が思い切り糸を吸ってくれれば」

タプリス「は、はぁ……」

サターニャ「ほら、早く糸を垂らしなさい」

タプリス「は、はい」


サターニャ「……」

タプリス「……」


サターニャ「……まぁ、魚が釣れなくても」

タプリス「えっ」

サターニャ「こうやって誰かと、川の流れを眺めて、水の流れる音を聞いてるだけでも」

サターニャ「風流? ってやつみたいで、乙よね」

タプリス「そ、そうですね」


39: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/27(木) 22:54:56.431 ID:OlSyBr3z0.net

サターニャ「……飽きた」

タプリス「いやいやいや……さっきの言葉はどこにいったんですか」

サターニャ「私は過去にとらわれない主義なのよ!」

タプリス「ほんの数分前なのに……」


サターニャ「ほら、水遊びするわよ!」

タプリス「えぇ……濡れちゃうじゃないですか」

パシャ

タプリス「きゃっ!」

サターニャ「油断したわね、タプリス!」

タプリス「や、やりましたね! こうなったら、反撃です!」

パシャパシャ

サターニャ「なはっ! やったわね! お返しよ!」

タプリス「えいっ! えいっ! えーいっ!」

パシャパシャパシャパシャ



サターニャ「……」

タプリス「……くちゅんっ」

サターニャ「……あんたねぇ、やりすぎよ」

タプリス「……先に先輩がやったんじゃないですか」


40: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/27(木) 22:58:03.125 ID:OlSyBr3z0.net

サターニャ「ぷふっ」

タプリス「あはっ、あははっ」

サターニャ「あー、すっきりしたわ!」

タプリス「ええ、なんだか子供の頃に戻ったみたいでした」


サターニャ「少し日の当たる場所に行きましょ」

タプリス「そうですね、服を乾かしたいです」

サターニャ「あっちの方に、見晴らしの良いところがあったはずだわ」



タプリス「す、すごい……見渡す限りの、すすきですね」

サターニャ「もうほとんど夕日ね、そんなに時間経ってたかしら」

タプリス「すすきが夕日に照らされて、黄金色になびいてます」

サターニャ「いいところでしょ?」

タプリス「はいっ! さすが胡桃沢先輩です!」

サターニャ「ほら、そこに座りなさい。ハンカチで拭いてあげる」

タプリス「えっ? あ、えと……」

サターニャ「早く」

タプリス「あ、はい……ありがとうございます」


41: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/27(木) 23:01:25.395 ID:OlSyBr3z0.net

サターニャ「こんなもんかしら」

タプリス「あ、先輩も拭きますよ」

サターニャ「あら、そう。じゃあ、お願いするわ」

スッスッスッ

タプリス(今まで、勘違いしていたかもしれません)

タプリス(……胡桃沢先輩って、こんなに優しい人だったんですね)


タプリス「先輩」

サターニャ「なによ」

タプリス「わたしと一緒に遊んでくれて、ありがとうございました」

タプリス「本当に楽しかったです」

サターニャ「そう、よかったわね」

タプリス「……」

サターニャ「……私も」

タプリス「えっ」

サターニャ「あんたと遊んだの、悪くなかったわ」

タプリス「えへへ、よかったです」


42: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/27(木) 23:04:13.670 ID:OlSyBr3z0.net

タプリス(もう少しで、鐘の鳴る時間……ですかね)

タプリス「先輩。わたし今、電車で色々なところを回っているんです」

タプリス「もしよろしかったら、一緒に行きませんか?」

サターニャ「なにそれ、なんか楽しそうね」

タプリス「ええ、楽しいです。お花畑とか海とか、とても楽しかったですよ」

サターニャ「そう、じゃあ行こうかしら」

タプリス「はい。では、さっそく出発しましょう」


ぎゅっ

サターニャ「で、なんであんたと手を繋がなきゃいけないのよ」

タプリス「これはその……こうしないと先輩が」

タプリス「どこかに行ってしまいそうなので」

サターニャ「私はそんな、子供じゃないわよ!」

タプリス「ご、ごめんなさい。もう少しだけでいいですから」


ゴーンゴーンゴーン

タプリス「あ……」

サターニャ「な、何よこの音」

タプリス「よ、よかったぁ……何事もなくて」

サターニャ「えっ、何? 何のこと?」

タプリス「な、なんでもないです。時間がありませんから、行きましょうか」


43: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/27(木) 23:07:39.668 ID:OlSyBr3z0.net

-秋穂の駅-


駅員「切符を拝見します」

タプリス「あ、えと……これって二人で使えます?」

駅員「フリーパスですね。確認いたしました」

駅員「ですが、そちらはお一人用です」

タプリス「やっぱり駄目ですか……」

サターニャ「え、私もしかして入れないの?」

タプリス「先輩、ポケットの中に紙が入ってたりしませんか?」

サターニャ「そんなものは……って、あった」

タプリス「黄色い紙……ですね。わたしのとはちょっと、違うみたいですけど」

駅員「確認いたしました」

パチンッ

サターニャ「ちょっ! 勝手に穴あけないでよ!」

駅員「それでは中へどうぞ」


タプリス「まぁまぁ先輩、中に入れるんですから良いじゃないですか」

サターニャ「なんか腑に落ちないわね……なんで私だけ」


44: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/27(木) 23:10:44.775 ID:OlSyBr3z0.net

がたんごとん


サターニャ「なかなか洒落た車内じゃない、気に入ったわ」

タプリス「ですよね、わたしも初めて見た時、思いました」


サターニャ「……で、いつまで乗ってれば次の駅に着くのよ」

タプリス「そうですね……、今まではトンネルを抜けて」

タプリス「少ししたら、次の駅に着くアナウンスが聞こえてきて」

タプリス「それで間もなく到着、って感じでしょうか」

サターニャ「ふーん。っていうか、今もうトンネル入ってるわね」

タプリス「あ、たしかに」



サターニャ「というか、なんかここ、寒くない?」

タプリス「えっ、わたしは普通ですけど……って、さっきの水遊びで体が冷えたんじゃ」

サターニャ「そ、そうかもしれないわね」

ガチャ

『次はー、冬越、冬越ー』

タプリス「あれ、次の駅のアナウンスですね」

サターニャ「もうトンネル出たの?」

タプリス「ああ、日が落ちたみたいですから、外がもう真っ暗です」

タプリス「トンネルは既に抜けていたみたいですね」

『冬越ではー、一時間、停車をいたします』

『再乗車の方はー、遅れないようにお願いいたします』


46: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/27(木) 23:13:26.382 ID:OlSyBr3z0.net

タプリス「あ、駅が見えてきましたよ」

サターニャ「って、何よこれ! 全部、雪まみれじゃない!」

タプリス「あはは……そうみたいですね」

サターニャ「……私、パス」

タプリス「えぇ……」

サターニャ「寒いって言ってるのに、なんでこんな雪の中を歩かないといけないのよ!」

タプリス「で、ですけど……何かあるかもしれませんよ?」

サターニャ「こんな暗くて、何もないところ、面白くもなんともないわ」

サターニャ「どうせ一時間だけでしょ?」

サターニャ「ここで待ってるから、あんただけで行ってきなさいよ」

タプリス「うぅ……わかりました」



-冬越の駅-


駅員「切符を拝見します」

タプリス「はい、お願いします」

駅員「フリーパスですね。確認いたしました」

駅員「発車時刻は一時間後となりますので、お気をつけください」

駅員「駅を出て道を真っすぐ進みますと、高台まで行くことができます」

駅員「もしよろしかったら、寄ってみてはいかがでしょう」

駅員「発車十分前になりましたら、鐘を鳴らしますので」

タプリス「はい。いつも、ありがとうございます」


49: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/27(木) 23:16:35.241 ID:OlSyBr3z0.net

タプリス「なんか、雪の上を歩く感覚って独特で、新鮮ですね」

タプリス「この音が、なんとも小気味よくてたまりません」

タプリス「相変わらず、人は誰もいませんが」

タプリス「道沿いに街灯だけあるのが救いですね……」


タプリス「それにしても、こんなに雪が積もっていて」

タプリス「吐く息も白いのに全然、寒く感じません。なんででしょう」

タプリス「胡桃沢先輩は、すごく寒がっていましたけど……」

タプリス「わたしの体温が高いから……ではありませんよね、きっと」



タプリス「あ、何か見えてきました。あれが高台でしょうか」

タプリス(今まで、月乃瀬先輩、白羽先輩、胡桃沢先輩とお会いしたということは)

タプリス(ここにいるのは、おそらく……)

タプリス「行ってみましょう」


51: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/27(木) 23:20:37.116 ID:OlSyBr3z0.net

タプリス「はぁ、はぁ……やっと登りきりましたぁ」

タプリス「ですけど、誰も……いませんね」

タプリス「やはり今までが、偶然だったのでしょうか」


タプリス「それにしてもこれは……」

タプリス「なんて……なんてすごく……」


タプリス「綺麗な、星空なのでしょう」


タプリス「今にも星たちが、こぼれ落ちてきそうです」

タプリス「ほんとに綺麗……」



タプリス「あっ、あれ? 今のもしかして、流れ星!?」

タプリス「お、お願いごとしないと!」

タプリス「……」


タプリス「……これで、いいですかね」

タプリス「でも、こんな素敵な星空、滅多に見られないだろうなぁ」

タプリス「一緒に……見たかったです」


タプリス「こんな時だけ来ないなんて、天真先輩の……バカ」


53: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/27(木) 23:23:45.239 ID:OlSyBr3z0.net

ガヴリール「バカで悪かったな」

タプリス「えっ……て、天真先輩!?」

ガヴリール「どうした、そんな顔をして」

タプリス「だって、さっきまでここには誰も……なのにどうして」

ガヴリール「どうしてって……お前が一番、よくわかってるだろ」

タプリス「わたしが? って、まさか……そんな。そんなことって」

ガヴリール「ああ、そのまさかだよ」


タプリス「で、でも……」

ガヴリール「もう面倒くさいな。いいから、とりあえず座るぞ」

ガヴリール「ほら、あそこにベンチあるし」

タプリス「は、はい……」


タプリス「……」

ガヴリール「……」

タプリス「き、綺麗ですね、星空」

ガヴリール「ああ、そうだな」


55: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/27(木) 23:26:51.032 ID:OlSyBr3z0.net

タプリス「先輩はこういうの、あまり好きではないんじゃないですか?」

ガヴリール「まぁ正直、今は……星にあまり興味はない」

タプリス「そ、そうですよね……」


ガヴリール「だって、私たちが見ているあの星の光は」

ガヴリール「ずっとずっと、過去に輝いた光だろ?」

ガヴリール「それに、あの星々のどれかはもう、なくなってるかもしれない」

タプリス「たしかにそれは……悲しいことだと思います」

ガヴリール「だったら私は、そんな過去のことよりも」

ガヴリール「今を大事にしたいと思う」


ガヴリール「だから、その……なんだ」

ガヴリール「こうやって二人で、星空の下で話すのは……嫌いじゃない」

タプリス「先輩……」


58: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/27(木) 23:30:17.629 ID:OlSyBr3z0.net

タプリス「わたしも……」

タプリス「わたしもずっと、先輩とこうしていたいです」

ガヴリール「そうか」


タプリス「今までわたしは……いろいろな場所を巡ってきました」

タプリス「そして、先輩たちと出会って、みなさん本当によくしてくださって」

タプリス「ほんとに本当に……楽しかったです」

ガヴリール「……」

タプリス「……だけど今、ようやくわかりました」

ガヴリール「タプリス?」


ぎゅっ

タプリス「わたし、やっと見つけたんです……自分の居場所を」


59: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/27(木) 23:33:14.717 ID:OlSyBr3z0.net

ゴーンゴーンゴーン

タプリス「……」

ガヴリール「……行かなくて、いいんだな?」

タプリス「はい。だって、わたしの居場所は……」


タプリス「天真先輩、あなたの隣なんですから」


パァァァァッ

タプリス「こ、これは……わたしの体が光って……」


ガヴリール「そうだな、だったら私は……」

ガヴリール「お前がもう迷わないように、この手で引っ張っていってやるよ」

タプリス「先輩……」

ガヴリール「ほら……つかまれ、タプリス」

タプリス「はいっ」


――――――

――――

――


63: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/27(木) 23:36:59.045 ID:OlSyBr3z0.net

-病室-


タプリス「……あ、あれ」

ガヴリール「このバカやろう、心配させやがって……」

ヴィーネ「うぅ……ぐすっ……よかった……ほんとによかったぁ」

タプリス「ここ、は……?」

ラフィエル「ここは病院ですよ、タプちゃん」

タプリス「病院……なんで、わたし……」


ラフィエル「タプちゃんはですね……川で溺れてしまって」

ラフィエル「意識のないまま、この病院に運ばれてきたんです」

タプリス「わたし、それじゃあ……」

ラフィエル「ええ。ですが、タプちゃんの意識が戻って、本当に……本当によかった」

タプリス「あ……手、握って……」

ガヴリール「あ、ああ、すまん。痛かったか?」

タプリス「い、いえ……大丈夫です」

ヴィーネ「ガヴったら、四六時中、タプちゃんの手を握っていたのよ」

ガヴリール「ばっ! そ、そんなこと今、言わなくていいだろ!」

ヴィーネ「もう照れちゃって」


67: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/27(木) 23:39:43.315 ID:OlSyBr3z0.net

タプリス「天真先輩、ありがとうございます。天真先輩のおかげでわたし……」

ガヴリール「私のおかげ?」


タプリス「わたし、夢を見ていたんです」

タプリス「電車に乗って、いろいろな場所を旅しながら、みなさんと出会って」

タプリス「夢の中でみなさんが、わたしを引き止めてくれたような気がするんです」

ガヴリール「そうか……そんなことが」


タプリス「おそらく、あのまま電車に乗っていったら……って」

ガヴリール「ん?」

タプリス「あの……」

ガヴリール「どうした?」

タプリス「……胡桃沢先輩、は?」

ヴィーネ「……」

ガヴリール「……あいつか?」

タプリス「ま、まさか……胡桃沢先輩は……」

ヴィーネ「……サターニャは、川で溺れたタプちゃんを救うために」

ヴィーネ「一番に飛び込んでいって、それで……」


タプリス「そ、そんな……そんなことって……」


70: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/27(木) 23:43:02.533 ID:OlSyBr3z0.net

ガラッ

サターニャ「なーはっはっはっ! 病院中のメロンパンを買い占めてやったわ!」

タプリス「く、胡桃沢先輩?」

ヴィーネ「い、一応、サターニャも意識不明でここに運び込まれたんだけど……」

ヴィーネ「今はこの通り、ピンピンしているわ」

サターニャ「あら、タプリス。ずいぶんと起きるのが遅かったじゃない」

タプリス「ど、どうして?」

サターニャ「どうして、って何がよ」

タプリス「胡桃沢先輩は、あの夢見なかったんですか? 電車に乗っていく夢を……」

サターニャ「ああ、あれ。あんたも見てたの?」

タプリス「は、はい。胡桃沢先輩は、電車に乗っていったのに」

タプリス「どうして今、無事でいるんですか……?」

サターニャ「なんかあれ、ずっと乗ってたら、急に異常に光りだしたから」

サターニャ「慌てて窓を突き破って、飛び降りてやったわ!」

タプリス「あは……あははは……」


ガヴリール「メロンパン買い占めるなんて、馬鹿な真似はやめろって言ったんだけどな」

ヴィーネ「だけど全部、タプちゃんのために買ってきたのよね」

サターニャ「ほら、タプリス。たくさん食べなさい! あ、一個は私が貰うわ」

タプリス「うぅ、こんなに食べられませんよぉ……」

ラフィエル「あらあら、うふふ」


73: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/27(木) 23:47:20.482 ID:OlSyBr3z0.net

ヴィーネ「ちなみに、一番に川に飛び込んでいったのはサターニャだけど」

ヴィーネ「実際にタプちゃんを助けたのは、ガヴだから」

サターニャ「ちょっとぉ! それ言わなくてもいいでしょ!」

タプリス「いえ、胡桃沢先輩も。みなさん、本当にありがとうございました」

ヴィーネ「あぁ……タプちゃんはやっぱり、いい子ねぇ」



ガヴリール「まぁ、何にしても、だ」

ガヴリール「お前が無事で本当に良かった」

タプリス「天真先輩……ご心配をおかけして、すみませんでした」

タプリス「そして、わたしを助けていただいて」

タプリス「なんとお礼を言ったらよいか……」


ガヴリール「お前はほんと、昔から危なっかしいからな」

ガヴリール「これから下界にいる時はちゃんと、私のそばにいろよ?」

タプリス「あ……」

ガヴリール「いいな、タプリス」


タプリス「はい、先輩っ」




おしまい


79: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/27(木) 23:50:58.770 ID:Op5RkD5v0.net


ハッピーエンドで良かった


80: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/04/27(木) 23:50:59.548 ID:IzwmP6ml0.net

大好き





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304. YOMICOMER2018年02月15日(木) 10:24 ▼このコメントに返信
情景描写がジブリすぎる
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