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モバP「しょんぼりーな」

1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/16(水) 21:24:32.17 ID:wr7W/Fbco

―――事務所


李衣菜「…………」


P「…………」カタカタ…


李衣菜「……ん」ソワ

李衣菜「んー」ソワソワ


P「…………。…………」カタカタ…


李衣菜「ん、んー」ノビー

李衣菜「ふ、~~……」プルプル…

李衣菜「っ、たはー」

李衣菜「ん。…………はぁ」


P「…………」チラッ

李衣菜「……! ん、ふんふんふーん……」


P「……ふむ」カタカタ


P(……李衣菜が構ってほしそうにしてる。どうしたもんか)


2: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/16(水) 21:29:23.25 ID:wr7W/Fbco

李衣菜「ふん、ふん、ふ~ん……」ソワソワ…


P「……李衣菜、李衣菜」

李衣菜「っ、はっはい。なんですかプロデューサー?」

P「なんですかって……」

P(しょうがないなぁ、まったくもう……)


P「こっち来い来い。お菓子をあげよう」

李衣菜「お菓子……別にいりませんけど」

P「まぁそう言うなって、ほらほら」

李衣菜「……じゃあ、いただきます」トテトテ


4: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/16(水) 21:34:18.43 ID:wr7W/Fbco

P「ほい、サントリーマアムをどうぞ」

李衣菜「……あの、プロデューサー」

P「はいはい、とりあえず食べな」

李衣菜「は、はい」


ぺりっ……


李衣菜「もぐ」

P「もぐもぐ」

李衣菜「もむもむ……」


5: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/16(水) 21:36:52.59 ID:wr7W/Fbco

P「…………」モグモグ

李衣菜「…………」モムモム

P「美味いなやっぱり。このしっとり感が何とも言えないよな」

李衣菜「……ですね。美味しいです」

P「うん」


李衣菜「…………」

P「……よし。それじゃ話してみなさいな」

李衣菜「別に……、話なんて」

P「無いって? あんなに構ってほしそうにしてたくせに」ポフ

李衣菜「う、それは……っ」


6: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/16(水) 21:39:19.28 ID:wr7W/Fbco

P「当ててやろうか」ナデ

李衣菜「…………」

P「うん、そうだなぁ……」


P「今の自分に自信がなくなって、このままでいいのか、って迷っちゃって」

P「自分から相談しようにも、申し訳なくて……勇気が出せなかった」

李衣菜「…………っ」

P「……そんなところか?」


7: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/16(水) 21:43:18.61 ID:wr7W/Fbco

P「な、李衣菜」

李衣菜「…………」

P「……俺に気づいてもらいたかったんだろ?」

李衣菜「……、っ」コクン

P「うん、よしよし」ナデナデ


8: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/16(水) 21:48:32.64 ID:wr7W/Fbco

李衣菜「……ごめんなさい」

P「ん?」

李衣菜「ズルいですよね、私……優しいプロデューサーなら気づいてくれるって、黙ってて」

P「こんなに元気のない李衣菜をほっとけるわけないだろー?」

李衣菜「……ありがと、ございます……」


9: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/16(水) 21:52:24.28 ID:wr7W/Fbco

P「自信がなくなったっていうのも……あれだろ。総選挙」

李衣菜「……はい」

李衣菜「私、どんな結果でもロックに受け流すぞー、なんて思ってましたけど……」

李衣菜「実際ああなったら……結構、心にきちゃいますね」


李衣菜「……あはは」

P「…………」


10: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/16(水) 21:56:52.46 ID:wr7W/Fbco

李衣菜「まぁ、それで……色々考えちゃって」

P「……そうか」

李衣菜「ほんの少しだけ……ここらが潮時かな、とか……」


P「っ! おい、それは……!」ガタ

李衣菜「すっ少しだけです! 今はやめる気なんて全然っ!」ブンブンッ

P「李衣菜……!」

李衣菜「本当……夜眠る前に、ちょっと弱気になって……」

李衣菜「い、今は全然そんなこと考えてないですから、ほんとですよっ」


11: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/16(水) 22:04:34.37 ID:wr7W/Fbco

P「……大丈夫なんだな?」

李衣菜「はい……信じてください」

P「……うん」


李衣菜「…………」

P「……李衣菜?」

李衣菜「……やめるわけ、ないでしょう?」


李衣菜「プロデューサーが、私をここに連れてきてくれた……」

P「…………」

李衣菜「私に魔法をかけて、キラキラ輝くアイドルにしてくれた人を……」


李衣菜「――私が誰より信頼してるあなたを、裏切れるわけないじゃないですか」


12: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/16(水) 22:08:07.75 ID:wr7W/Fbco

P「……そこまで、俺を信じてくれるのか」

李衣菜「はい。疑ったことなんて、一度もありま……あ」

P「ん?」


李衣菜「……たまーに、ありましたけど」

P「うおい」

李衣菜「や、全面的に信頼はしてますからっ!」

李衣菜「……こほん。プロデューサーになら、全部任せられるくらいには……信じてますから」


13: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/16(水) 22:12:00.24 ID:wr7W/Fbco

P「ありがとう……でいいのかな」

李衣菜「さ、さっきのは失言でした……すみません」

P「いや、いいけど……うん、ありがとな」

李衣菜「へへ、はい。……それで、なんですけど」


P「ああ……平気なんだな? これからも、アイドル続けること」

李衣菜「……はい。たかが順位くらい、なんだってんです」

P「うん」

李衣菜「そんなものに、ロックな私がこだわるもんですかっ」

P「……ん?」


14: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/16(水) 22:16:54.94 ID:wr7W/Fbco

李衣菜「ロックなトップアイドルを目指す私が、ちっぽけなことで悩みすぎましたねっ」


P「お、おい李衣菜?」

李衣菜「さぁプロデューサー、もっともっと上を目指して頑張りましょう! おーっ!」

P「ちょ、李衣菜ストーップ!」

李衣菜「え、なんですかプロデューサー……はっ!」

李衣菜「ま、また私ったらテンション上がっちゃった……この癖治さないとなー」

P「いやそうじゃなくて! なんか勝手に解決しちゃったし!」


15: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/16(水) 22:20:37.23 ID:wr7W/Fbco

李衣菜「へへへ、話しちゃったらなんだかすっきりしました」

P「なんなんだよもう……珍しくへこんでると思ったら」

李衣菜「えー、珍しくないですよぉ。いつも葛藤してるんですよ、私は……!」ドヤァ

P「……おらおらおらっ」ワシャワシャワシャッ

李衣菜「ひゃあっ!? な、なにするんですかもーっ!」


P「はは、ったく李衣菜! 心配させやがってー!」ワシャシャー

李衣菜「く、くすぐったいですってばぁ! ふふ、あはははっ♪」


―――
――


16: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/16(水) 22:23:14.74 ID:wr7W/Fbco

P「はー、遊んだ遊んだ」

李衣菜「ちょっとぉプロデューサー、髪の毛ぼっさぼさなんですけどー」

P「ロックだぞ」bグッ

李衣菜「そうですか? えへへ……ってそんなわけないでしょっ」

P「あはは、あとで直してやるから」

李衣菜「お願いしますね。っと、それよりこれからのことですけど……」


17: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/16(水) 22:29:29.04 ID:wr7W/Fbco

P「ああ。と言っても、今までと変わらないよ」

李衣菜「え、ってことは……」


P「うん。これまでどおり、李衣菜の意見も積極的に取り入れていこうと思ってる」

李衣菜「い、いいんですか? 私が言うのもなんですけど」

P「いいんだよ、李衣菜は李衣菜のままが一番魅力的なんだからさ」

李衣菜「私は、私のまま……」


18: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/16(水) 22:32:10.07 ID:wr7W/Fbco

P「そうそう。ひたすら前向きで、どんなことにも真っ直ぐぶつかっていく……」

P「そんな李衣菜に、俺は惚れ込んだんだから」

李衣菜「ほっ……!? ご、ごほんっ。あ、ありがとうございます……」

P「まぁ、知ったかぶりをするのが玉にキズだけどなー」

李衣菜「うっ! そ、それは……うにに、言い返せない……!」


19: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/16(水) 22:35:25.53 ID:wr7W/Fbco

P「そこがまた、愛嬌があって可愛いらしいんだけど」ナデナデ

李衣菜「うぅ、いつかプロデューサーにロックだって言わせるんだから!」

P「そりゃすごい。いったいいつになるのかなぁ」

李衣菜「すぐですよ、すぐ! 見ててくださいね?」

P「うん、見てるよ。ずっとな」

李衣菜「へへ……お願いしますっ」


20: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/16(水) 22:40:16.55 ID:wr7W/Fbco

P「ふふ……よし、李衣菜」

李衣菜「はい?」

P「まだまだ突っ走って行くぞ、どこまでも」

李衣菜「……はい! プロデューサーと一緒ならどこまでも行けますよ。なんたって――」


李衣菜「プロデューサーは、私の最高のパートナーですからねっ!」



おわり


21: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/16(水) 22:41:23.19 ID:wr7W/Fbco

というお話だったのさ
だりーなは不屈、何度でも立ち上がるよっていうことでひとつ





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