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黛冬優子「あさひと愛依がまともにインタビューに答えられるわけないじゃない!」

1: ◆5AkoLefT7E 2019/09/26(木) 23:48:17.05 ID:6NGUpiE80

~控え室~


ガチャ

芹沢あさひ「あ、冬優子ちゃん、おはよっす!」トコトコ

和泉愛依「早いねー冬優子ちゃん!」トコトコ

黛冬優子「お・そ・い!!!」

あさひ「えー? だって集合までまだ5分あるっすよ? むしろ早い方っす!」

愛依「でもあさひちゃん、ここの玄関のとこでずっとカタツムリ眺めてたよね?」

あさひ「ちょっと気になっただけっすよ! あと5分経ったら行こうと思ってたっす!」

冬優子「あんたがそう言って時間通り来たことないじゃないの!」

愛依「まあまあ、結局間に合ったんだし? 結果オーライ! みたいな?」

冬優子「まったく……」

あさひ「愛依ちゃんもこう言ってるっすから」

冬優子「あんたに言ってんのよ!」


2: ◆5AkoLefT7E 2019/09/26(木) 23:48:55.89 ID:6NGUpiE80

あさひ「冬優子ちゃん、どうしてそんなにピリピリしてるっすか?」

冬優子「そりゃピリピリもするわよ! ストレイライトとして初めての雑誌インタビューなのよ!? ここでコケたらおしまいじゃない! なんとしてでも、ここでふゆたちを印象付けなきゃ……」

あさひ「そういうものなんすかねぇ」

愛依「あはは、もうあさひちゃんはちょっとずつお仕事してるもんね」

冬優子「愛依だって他人事じゃないでしょ。聞いたわよ、あがり症だって?」

愛依「うっ……あー、ごめん……」

冬優子「別に責めてるわけじゃないけどね」

愛依「で、でも、今日はインタビュアーさん1人だけっしょ? それなら多分だいじょーぶだし!」

冬優子「バカね、ここは乗り切っても、どうせいつか、ライブのMCとかで詰むのが見えてるじゃない」

愛依「あ……」シュン

冬優子「だから、責めてるわけじゃないって言ってるでしょ! 逆にこれはチャンスなの! ここで例えばクールとか、ミステリアスとか、そういう『積極的に喋らない』キャラを確立すればいいのよ!」

愛依「おおー!」

あさひ「さすが冬優子ちゃんっす!」

冬優子「あさひ! あんたもインタビューなんて答えられるの?」

あさひ「そんなの、思ったことを言えばいいっすよね?」

冬優子「ダメよダメ! ふゆたちはアイドルなんだから、夢を与えるような答えをしなきゃダメなの!」

あさひ「難しいっすね……」

冬優子「そんなの簡単よ、愛とか夢とか笑顔とか、そういうキラキラしたワードを散りばめればいいんだもの」

愛依「割り切ってるよねー」

冬優子「プロ意識って言いなさい!」


3: ◆5AkoLefT7E 2019/09/26(木) 23:49:42.27 ID:6NGUpiE80

愛依「ってあれ? もう開始の時間だけど、スタッフさん、まだ来てない系?」

冬優子「ああ、その時間ならウソよ。本当はあと30分後」

愛依「ええ!?」

あさひ「騙したっすか!? もうちょっとでカタツムリのレースに決着がついたのに!」

冬優子「うっさいうっさい! 別にただウソをついたわけじゃないんだから! インタビューの練習をするの!」

愛依「練習?」

冬優子「そうよ。愛依はクールキャラに慣れなきゃだし、あさひがちゃんと受け答えできるかも不安だから」

愛依「なるほど……!」

あさひ「でも、どういう質問が来るかもわかんないっすよね? 練習なんて意味あるんすか?」

冬優子「抜かりないわ。さっき、スタッフさんに頼んで質問リストを貰ってきたから」

愛依「すごーい!」

あさひ「どうやってもらったっすか?」

冬優子「は? 普通に、初めてのインタビューで緊張するからくれって言ったのよ」

あさひ「そんな高圧的に言ったっすか!?」

冬優子「そのまま言ったわけないでしょ! ちゃんと可愛く言ったわよ!」

あさひ「どんな風にっすか!」

冬優子「はぁ?」

あさひ「見たいっす! どんな風に頼んだっすか!?」

冬優子「そ、そんなのあんたに見せてもしょうがないでしょ」

あさひ「お願いっす! この通りっす!」

冬優子「な、なんなのよ! しょうがないわね……こう言ったのよ……こほん」

冬優子『ふゆ、こういうお仕事初めてで……とっても緊張しちゃいますっ……。今日のインタビュー、どんなことを聞かれるのか、先に知っておきたいなぁ……ダメですか……?』キャルン

あさひ「愛依ちゃん! このペットボトル、賞味期限が11月11日っす!!!」キャッキャッ

冬優子「聞けや!!!」


4: ◆5AkoLefT7E 2019/09/26(木) 23:50:35.78 ID:6NGUpiE80

冬優子「とにかく!!! 今からあんたたちに質問するから、ちょっと答えてみなさい。愛依はクールキャラ、あさひはアイドルだってことを忘れないように」

愛依「はーい」

あさひ「はいっす!」

冬優子「じゃあまずは……適当に……『アイドルとしての夢は?』を、愛依!」

愛依「おっけ! えっと……」

愛依(……)

愛依(……)

愛依(あれ……? クールな人の夢ってどんなんだろ……)

愛依(『ありません』は流石にまずいよね……)

愛依(クールな夢……クールな……)

愛依(夢……目標……すごいこと……)

愛依(うーん……うーん……)

愛依(……)

愛依「……天下統一?」

冬優子「武将か!」


5: ◆5AkoLefT7E 2019/09/26(木) 23:51:12.55 ID:6NGUpiE80

冬優子「いきなり天下取りを宣言するな!」

愛依「いやー、むずいね!」

冬優子「まったく……じゃああさひ! 同じ質問よ!」

あさひ「了解っす!」

あさひ「夢は……」

あさひ(……)

あさひ(……)

あさひ(……なんすかね?)

あさひ(別に楽しいことができればいいから、夢とかはないっすけど……)

あさひ(そのまま言ったら冬優子ちゃんは怒るっすよね……)

あさひ(アイドルっぽい夢……キラキラしたワード……)

あさひ(キラキラ……ピカピカ……)

あさひ(……)

あさひ「……イカ漁船に乗ってみたいっす」

冬優子「なんで!?」


6: ◆5AkoLefT7E 2019/09/26(木) 23:51:48.12 ID:6NGUpiE80

冬優子「あ、アイド……い、イカぎょせ……なんで!?」

愛依「冬優子ちゃんが混乱してる!」

あさひ「だってイカ漁船、キラキラしてるっす! なんだか本当に興味出てきたっす! イカ漁船に乗りたいっす!」

冬優子「う、うるさいうるさい! アイドルはイカ漁船に乗らない!!!」

あさひ「でもマグロ漁船に乗ったアイドルもいるって聞くっすよ!」

冬優子「よそはよそ! うちはうち!!!」


7: ◆5AkoLefT7E 2019/09/26(木) 23:52:21.99 ID:6NGUpiE80

あさひ「じゃあ逆に、冬優子ちゃんならどう答えるっすか?」

冬優子「はぁ? 夢?」

あさひ「そうっす! やっぱり正解を見ないとイメージ湧かないっす!」

冬優子「そんなの、みんなを笑顔にしたいからとか、そんなこと言っとけばいいのよ!」

あさひ「もっと、本当に答える時みたいに言ってほしいっす!」

冬優子「なんなのよさっきから!」

あさひ「お願いっす! この通りっす!」

冬優子「しょうがないわね……こほん」

冬優子『ふゆ、応援してくれるみんなを笑顔にしたいです♡』キャルン

あさひ「愛依ちゃん! あの天井のシミ、人が踊ってるように見えるっす!!!」キャッキャッ

冬優子「聞けや!!!!!」


8: ◆5AkoLefT7E 2019/09/26(木) 23:53:40.29 ID:6NGUpiE80

冬優子「あんたたちには何も期待できないってことがよーーーくわかったわ……!!!」

愛依「ごめんね……」

あさひ「ごめんなさいっす!」

冬優子「ちょっと待ってなさい!」カキカキ

あさひ「?」

愛依「?」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


冬優子「はい! これ!」

あさひ「なんすかこれ?」

愛依「メモ?」

冬優子「カンペよカンペ! それぞれの質問になんて答えればいいか書いといたから、その通りに答えなさい!」

愛依「なるほど!」

冬優子「それよりいいと思う答えが浮かんだなら強制しないけどね。頼むから余計なことはしないでちょうだい。ひとまずはそれを読んで……」

コンコン

スタッフ「ストレイライトさん、そろそろお時間です!」

冬優子「げっ……!? もうそんな時間……わ、わかりました〜。今行きますね!」

あさひ「ユニットについて質問が来たらどうするっすか?」

冬優子「その時はふゆがどうにかするから、あんたたちは相槌だけしとけばいいわ。ほら、行くわよ!」トコトコ

愛依「……」

あさひ「……」

愛依「冬優子ちゃんの切り替え、すごいよね〜」

あさひ「そうっすね! かっこいいっす!」

愛依「じゃ、うちらも……おっとっと」ヨロ

あさひ「大丈夫っすか?」ガシッ

愛依「あー、ごめんごめん、きんちょーしてるのかも? ってあ、メモが……」ヒラヒラ

あさひ「あ、わたしのも……」ヒョイッ

「愛依ちゃん、あさひちゃん、はやく〜♪」

あさひ「はいっすー!」

愛依「今いくー!」


9: ◆5AkoLefT7E 2019/09/26(木) 23:54:27.78 ID:6NGUpiE80

〜スタジオ〜


「ではストレイライトのみなさん、よろしくお願いしますね」

冬優子「よろしくお願いします!」

あさひ「よろしくっす!」

愛依「……よろしく」

「いくつか、質問をさせてもらいます。緊張しないで、自然体で大丈夫ですよ〜」

冬優子「はい♡(冗談じゃない! アイドルなんて仮面を被ってナンボよ……)」

「じゃあまず、アイドルになった理由を教えてください。黛さんから」

冬優子「はいっ。ふゆは、もっとキラキラしたいなって思って、アイドルになりましたっ♪」

「なるほど、キュートでキラキラして……まさに正統派アイドルですね」

冬優子「嬉しいです〜。ありがとうございますっ」

「では、同じ質問、アイドルになった理由を、和泉さんにお聞きします」

愛依「……はい」

冬優子(トチるんじゃないわよ……)

愛依「……」

冬優子(ま、でも相手は1人だし、テンパることもないでしょ)

愛依「……小さい頃にテレビで見たアイドルがすごくキラキラしていて、私もみんなを夢中にしたいと思ったからです」

冬優子(うんうん、書いたとお……り……ん???)

「そ、そうなんですね。和泉さん、クールな印象でしたけど、胸に秘めているものがあるんですね」

愛依「……はい」

冬優子(いや、確かに書いたけど、そ、それ……あさひに書いたやつ……! ってことは)

「では芹沢さん、お願いします」

あさひ「はいっす! 自己研鑽のためっす!!!」

冬優子(こ、こいつらのメモ……入れ替わってる!!!!!!)


10: ◆5AkoLefT7E 2019/09/26(木) 23:54:57.00 ID:6NGUpiE80

「い、意外と芹沢さんは、自分に厳しいタイプなんですね」

あさひ「はいっす!」

「勝手ながら、もっと『楽しそうだから〜』みたいな感じかと思っていました。申し訳ないです」

あさひ「はいっす!」

冬優子(いや合ってるわよ。あんたの見る目が正しいから自信持っていいわよ)

「自身を鍛えるためだったんですね」

あさひ「はいっす!」

冬優子(返答の幅が狭いな!!!)


11: ◆5AkoLefT7E 2019/09/26(木) 23:55:52.52 ID:6NGUpiE80

冬優子(ってかやばいやばいやばい! このままじゃ「見た目ミステリアスな無邪気アイドル」と「見た目元気っ子のストイック系クールアイドル」がユニットメンバーになる!!! 動物園か!!!)

「では次の質問に……」

冬優子(ってかあんたら! 流石におかしいって思うでしょ!)チラッ

愛依「……」スンッ

あさひ「……」スンッ

冬優子(一切の疑念なし!?!?!?)


12: ◆5AkoLefT7E 2019/09/26(木) 23:56:35.87 ID:6NGUpiE80

冬優子(ええ〜!? どうしよどうしよ……! 一旦止めてもらう? いやいや、まだ始まったばっかりだし……、変に面倒なアイドルってレッテル貼られてもアレだし……)

冬優子(体調不良ってことに……ううん、扱いが難しいとか思われたくない……どうすれば……!)

「黛さん?」

冬優子「は、はいっ!!!」

「次の質問に……」

冬優子「はいっ♡なんでも聞いてください♪(ひとまず乗り切るしか……ってか気づいてよ……!)」

「では、あなたのアイドルとしての夢はなんですか?」

冬優子「えっとぉ、ふゆは、世界中の応援してくれるみんなを笑顔にしたいです♡」

「可愛いですね〜、和泉さんは?」

愛依「……皆に名を知ってもらうこと……ですね」

冬優子(あんたがその雰囲気で言うと世界に名を轟かせたい剣豪みたいな感じになるんだけど!)

「芹沢さんは?」

あさひ「ないっす! 目の前の仕事をやるだけっす!」

冬優子(こっちはこっちで将来に希望を持てなくて開き直る若者みたいになってるし〜〜〜)


13: ◆5AkoLefT7E 2019/09/26(木) 23:57:22.50 ID:6NGUpiE80

「な、なるほど、現実主義なんですね」

あさひ「はいっす!」

冬優子(逆なら……! 逆ならちょうどいいの……!)

「じゃあ次はちょっと趣向を変えて……趣味とかを聞かせてもらいましょうか。黛さんから」

冬優子「はい♪ ふゆは、友達とおしゃべりするのが大好きですっ」

「等身大の女の子、って感じですね〜。和泉さんは?」

愛依「……知らない人と話をすることですね」

冬優子(どう見てもそんなコミュ力はなさそうだけど!?)

「芹沢さんはどうですか?」

あさひ「精神統一っす!」

冬優子(あんたの精神が統一されてるの見たことないわよ!)


14: ◆5AkoLefT7E 2019/09/26(木) 23:58:08.49 ID:6NGUpiE80

「では次は、ユニット全体についてお尋ねします」

冬優子(きた! これならふゆが頑張ればいける!!!)

「3人はプライベートでも仲良しなんですか?」

冬優子「はいっ♡ 一緒によくお買い物をしたり、スイーツを食べに行ったりもするんですよ!」

「そうなんですね〜」

冬優子「ふたりともとっても面白くて、話をしてて全然飽きないんです〜」

あさひ「……」ドヤ

愛依「……」ドヤ

冬優子(ドヤ顔すんな!!!)


15: ◆5AkoLefT7E 2019/09/26(木) 23:58:37.46 ID:6NGUpiE80

「なるほど! おふたりはどう……」

冬優子「しかも〜! レッスンも和気藹々としてて、すっごく楽しくて〜」ズイッ

「そ、そうなんですね。ユニットについて、そちらのおふたりは」

冬優子「お仕事の時もフォローし合って、とってもいいユニットだと思います♡」ズイッ

「な、なるほど……ではおふたりは」

冬優子「そ・れ・にぃ〜!」ズイッ

あさひ(冬優子ちゃん、圧が強いっす! さすがっす!)


16: ◆5AkoLefT7E 2019/09/26(木) 23:59:09.48 ID:6NGUpiE80

冬優子(ってか早く終わってよ〜! そろそろ質問も残ってないんじゃないの……?)

「では最後に……個人的に聞きたいだけなんですが」

冬優子(え……個人的にって……)

「3人には、尊敬する人はいますか?」

冬優子(な、何よその質問! 事前のリストになかったじゃない!!! やばいやばい!)

「まずは黛さんから」

冬優子「え、ええっとぉ……! ふゆを育ててくれた、お母さんとお父さんです♡」

「家族想いなんですね……! 人間としても素敵で、とてもいいと思います」

冬優子「あ、ありがとうございます……っ」

「じゃあ、そちらのおふたりにもお尋ねします」

冬優子(お願い! お願いだから変なこと言わないで!!! 無難に家族とか、先生とか、偉人とかでもいいから!)

「尊敬する人はいますか?」

あさひ「……」ニッ

愛依「……」ニッ

冬優子(なんで笑ってんのよ〜〜〜!!!)

愛依「冬優子ちゃんです」

あさひ「冬優子ちゃんっす!」

冬優子「っ!?!?」


17: ◆5AkoLefT7E 2019/09/26(木) 23:59:43.85 ID:6NGUpiE80

「おや、ふたりともですか?」

愛依「……ええ、冬優子ちゃんはアイドルにマジ……あ、とても、真剣で、いつも沢山のことを学べます」

あさひ「そうっす! わたしも冬優子ちゃんを尊敬してるっす! アイドルに真剣で、本当にすごいっす!」

「信頼されてるんですね」

冬優子「……」

愛依「……はい、冬優子ちゃんがいなければ、うち……いえ、わ、私は、アイドルとしてどう進めばいいか、わからないままだったと思います」

あさひ「冬優子ちゃんはすごいんすよ! プロ意識っす! 一番すごいアイドルっすよ!」

冬優子「……」


18: ◆5AkoLefT7E 2019/09/27(金) 00:00:14.64 ID:lMc4fYtC0

〜控え室〜


愛依「いやー、緊張したー!」

あさひ「インタビューってああいう感じなんすね!」

冬優子「……」

愛依「あり? 冬優子ちゃん? あ! もしかしてうち、最後の方ちょっと口調崩れちゃってたし……その辺?」

あさひ「わたしも途中ちょっと飽きちゃって、なんか返事が適当になっちゃったっす! ごめんっす!」

愛依「それともクールキャラなのに『冬優子ちゃん』って呼んじゃったこと!? 言ってから気づいたんだよね〜……途中で変えるのもおかしいかなって! ごめん!」

冬優子「……別に、そんくらいいいわ。最後の質問のアドリブもよかったわよ。確かに結構ふゆが出しゃばってたし、あの流れならふゆにふたりが憧れてるって設定も悪くないかもね。案外頭が回るじゃない。びっくりしちゃっただけ」

愛依「?」

あさひ「?」

冬優子「……何よ」

愛依「うちが冬優子ちゃんを尊敬してるのはマジだよ?」

あさひ「わたしもっすよ?」

冬優子「っ! ……いいわよそういうの。どう見ても、自分の目的のためにあさひと愛依に無理を押し付けてるだけじゃない。キャラも、答えも強制して」

愛依「でも冬優子ちゃん、そのために早く来て用意したり、キャラを考えてくれてるんじゃん? それは優しいからっしょ?」

あさひ「そうっすよ! 冬優子ちゃんがわたしたちをアイドルらしくしてくれるんすから! 楽しいっす!」

冬優子「……バカじゃないの」


19: ◆5AkoLefT7E 2019/09/27(金) 00:00:53.74 ID:lMc4fYtC0

冬優子「はぁ……もう仕事は終わったんだから! 切り上げるわよ!」

愛依「はいはーい」

冬優子「ほらあさひも! 早く行くわよ!」

あさひ「行く? どこにっすか?」

冬優子「……あんたたち、全っ然アイドルとしてまだまだなんだから! ケーキでも食べながら文句言わないと気が済まないの!」

愛依「!」

あさひ「!」

冬優子「……なに笑ってんのよ」

あさひ「やっぱり冬優子ちゃんはかっこいいっすね!」

冬優子「うっさい!!!」


20: ◆5AkoLefT7E 2019/09/27(金) 00:01:24.99 ID:lMc4fYtC0

冬優子「ってかあんたたち、メモが逆だったの、気づいてなかったの?」

愛依「マジ!? どーりでファンシーな回答だと思った!」

あさひ「まじっすか!? だからあんなカッコつけた答えばっかだったんすね!!」

冬優子「……やっぱバカね」



おわり


21: ◆5AkoLefT7E 2019/09/27(金) 00:01:57.42 ID:lMc4fYtC0






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