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【モバマス】寂しい刻が心にブレーキをかける

1: ◆Vysj.4B9aySt 19/09/25(水)20:27:34 ID:ZA4

――カフェ

肇「じゃあ、プロデューサーさん。あーん」ズイッ

肇P(以下しばらくP)「……おい」

肇「どうしたんですか?パフェですよ、パフェ」キョトン

P「パフェ……じゃねぇ!いいか、アイドルとプロデューサーがこんなとこで仲良く『あーん』なんてやってられるか!!」

肇「んもぅ……恥ずかしがって。前にプロデューサーが言ったじゃないですか」

P「俺が何を言ったと……」





肇「思い出は心が綺麗なほど、沢山残る。だからお前は綺麗なままでいてくれ」

「……って」



P「(///)っ!た、たしかに言ったけどさ……」

(は、恥ずかしい記憶を……)


2: ◆Vysj.4B9aySt 19/09/25(水)20:32:12 ID:ZA4

P「で、で……それと、パフェをあーんすることと、どんな因果が……」



肇「んもぅ……」



「二人だけの思い出を、こうやって作るんですよ」

「そうすれば、おじいちゃんおばあちゃんになっても、いつまでも覚えていますからね」

P「ロマンチックなことを億劫もなくさらっと言いやがって………(///)」



「わかったよ!やればいいんだろ!」

「そ、その代わり、あ、後で肇もやるんだからな(///)」



肇「はいっ!」ニコッ


3: ◆Vysj.4B9aySt 19/09/25(水)20:40:37 ID:ZA4

……………………
………………
…………
……

加奈「なるほどっ、惚気話ですね!」メモメモ

肇「うふふっ、さすがにキスまではいかなかったですけどね」ニコニコ

加奈「畜生、この野郎」メモメモ

藍子「まぁまぁ……で、そんなにそこのカフェはよかったんですか?」

肇「はいっ。居心地もよかったですし、コーヒーも料理もおいしかったです!」

加奈「でも初めて行ったんでしたか?……いきなり行って、大丈夫なのか私なら不安になりますね」メモメモ

肇「それなんですけど……」



「Pさんと一緒だから恐くないって言いますか……二人で一緒に、初めてを体験したくて……」





加奈「うわぁ……」

藍子「あははは……」



(いいな……)


4: ◆Vysj.4B9aySt 19/09/25(水)20:45:06 ID:ZA4

藍子「というわけで」



「変装良し!忘れ物なし!……じゃあ、行きますよ」

藍子P(以下P)「行きますよ……って、今日行くのか」

藍子「いけませんか?」ウワメヅカイ

P「悪いとは言わないが、たしか先週はウチでゆっくりするとか言ってた覚えがあるから……」

藍子「あははっ…………実は、肇ちゃんが羨ましくて」

「実際問題、最近Pさんとお散歩していませんでしたから……」

P「まぁ、そういうことなら行くとするか」ヨシッ

藍子「わーい!」


5: ◆Vysj.4B9aySt 19/09/25(水)20:49:05 ID:ZA4

………………
…………
……

藍子「ずいぶん遠くまで来ましたね」

P「そうだな……そろそろどこかに立ち寄るとするか」

藍子「んー……」



「あ、ここにカフェがありますよ」

P「本当だ……中は……流行ってるみたいだな」

藍子「じゃあ、入ってみましょうか」グイグイ

P「お、おいおい。そんなに押さないでも……」



「しかし、『ポーラベアーカフェ』=『しろくまカフェ』か。かき氷の店じゃないといいけど」


6: ◆Vysj.4B9aySt 19/09/25(水)21:52:11 ID:ZA4

というわけで、モバマス×しろくまカフェのお話になります

こちら、独自の設定がありますので、よろしくお願いいたします


8: ◆Vysj.4B9aySt 19/09/26(木)13:55:23 ID:fQN

カランコロン

藍子「こんにちはーっ!」



「いらっしゃい」





藍子「えっ?!」

P「な……なんだぁ?」



「笹子さん、カフェモカおかわり」


9: ◆Vysj.4B9aySt 19/09/26(木)13:59:24 ID:fQN

藍子「えっと……」



「いつものーっ!」

「おーかーわーりーくーだーさーいー」

「しゅっぱーつ!」

「ぽっぽー」

「おや、お客さんですね」

「あ、いらっしゃいませ!」



シロクマ「ようこそ、しろくまカフェへ」





藍子「あははは……」

P「すごい所に来てしまったな……」


10: ◆Vysj.4B9aySt 19/09/26(木)14:13:18 ID:fQN

笹子「いらっしゃいませ……えっと、うちのお店は初めてですか?」

藍子「あ……えっと…は、はい」

P「こんな店もあるんだな……」



シロクマ「いらっしゃい。初めましてさん歓迎ということで」

つ【飴細工の空母「ベインテシンコ・デ・マーヨ」】

藍子「す、すごい……」

P「どうやって作ったんだ……?」

笹子「あははは……」



ペンギン「すごいのは認めるけどさぁ、初めてのお客さんにそれはまずいでしょ」

シロクマ「そうだね、ごめんなさい」ペコ

藍子「あ、その駄目とかではなく……」

P「と、とりあえず何か注文をしようか……」

藍子「は、はい」


11: ◆Vysj.4B9aySt 19/09/27(金)17:52:03 ID:Oyc

笹子「ではご注文をお伺いしますね」

シロクマ「ちなみに、今日のお勧めは……「笹、大盛りだよー」





藍子「さ、笹?」

ペンギン「パンダくん。人は君みたいに笹を消化できないから食べられないんだよ」

パンダ「えー、こんなにおいしいのにぃ?」モサモサ

P「あ、えと……なら、カプチーノを一つと。……藍子はどうする?」

藍子「そうですね……(キョロキョロ)あ!あの、マロンパフェをお願いします!」

シロクマ「かしこまりました」





パンダ「ねぇねぇ、二人は恋人同士なの?」

コウテイペンギンヒナ「恋人ー?」

キングペンギンヒナ「とーし?」

P・藍子「ぷふっ!?」

ラマ「パンダくん。そういう野暮な質問はしてはいけませんよ」

グリズリー「まったくだ」


12: ◆Vysj.4B9aySt 19/09/27(金)18:18:07 ID:Oyc

パンダ「ペンギンさんペンギンさん」

ペンギン「何、パンダくん」

パンダ「あの二人、恋人じゃないならなんだろうね?」

ペンギン「だからぁ!……野暮なツッコミをしちゃダメだってば!」



笹子「すみません……」ペコペコ

藍子「えっと……」

P「アイドルと、そのプロデューサーですよ。それ以上でもそれ以下でもないです」



シロクマ「アイドル?」

つ【車の方向操作器具。日本語で「転把」】

ペンギン「それはハンドル」

つ【Amazonが始めた電子書籍……】

ペンギン「それはキンドル」

つ【ドイツ語で「皇帝」。ウィルヘルム二世の髭が特徴なことから……】

ペンギン「それはカイゼル……大分離れたね」


13: ◆Vysj.4B9aySt 19/09/27(金)18:24:55 ID:Oyc

シロクマ「といった所でお待ちどうさま。カプチーノとパフェと紅茶だよ」

藍子「わーい…あれ?紅茶は……」

シロクマ「お騒がせしたサービスだよ。ではごゆっくり」



藍子「じゃあ、さっそく……」

サクッ

「んー、最初のマロンクリームと普通のバニラなんだけど甘さ控え目のミックスクリームがおいしいです!……中は」

サクッ

「わぁ……真ん中はケーキになってて、栗の甘露煮のつぶつぶの食感と、スポンジのやわらかさがすごいマッチしてます!さらに」

サクサクッ

「最後の層の果物の酸っぱさと、紅茶の……ちょっと渋味がかかった濃さがこれまたおいしいですよ、プロデューサーさん!」

P「そうかそうか」●REC



藍子「いつの間に!?」ガーン


14: ◆Vysj.4B9aySt 19/09/27(金)18:29:50 ID:Oyc

P「ははっ、藍子の食べっぷりを見ていたら……ついな」

藍子「ついじゃないですよーっ!!」





ペンギン「シロクマくん、何かガツンと来るのない?」

グリズリー「オレにも……ああもバカップルだと、イヤミの一つもいいたくなるが我慢だ」

シロクマ「じゃあ、マロンパフェを二人で食べさせあって」

ペンギン・グリズリー「まってちがう」



シロクマ「まぁ、お二人さんも、よかったらウチの宣伝になると思って、ネットとかにあげてよ」

P「それは構いませんが――藍子は……すごいよ」

シロクマ「ほぅ」


15: ◆Vysj.4B9aySt 19/09/27(金)18:33:16 ID:Oyc

笹子「って、もうお外が真っ暗ですよ!?」

ペンギン「本当だ。もう帰らないと」

パンダ「はぁ~また明日バイトだよ……ねぇ、ペンギンさん」

ペンギン「嫌だよ」

パンダ「まだ何も言ってないのに……」





P「じゃあ、ごちそうさまでした」

藍子「すっごくおいしかったです!また、機会がありましたら来ますねっ!」

笹子「はい、お待ちしております」

シロクマ「じゃあね」

カランカラン


16: ◆Vysj.4B9aySt 19/09/27(金)18:44:26 ID:Oyc

藍子「ふぅ……」

P「どうした?やっぱり色んな人……いや、動物か?囲まれて疲れたか?」

藍子「いえ……」



「最初、肇ちゃんみたいに、いきなり二人で初めてお店に入るのは期待半分の……少し恐いのもありました」

「一人ならいいですけど、Pさんをがっかりさせたりしないかって……」

P「そんなことはないぞ!藍子と一緒なら……」

ピトッ

藍子「でも……」

「やっぱり、あなたが隣にいてくれるだけで、そんな気持ちなんかなくなっちゃいました」

「今じゃ、また来たいって思っているぐらいなんですよ」

P「藍子……いや、お前が幸せになるなら、俺も幸せにならないといけない。それを教えてくれたのは藍子だったな」

藍子「はい。だから……」





「幸せのお返し、下さいねっ」

チュッ





「いつか、あなただけの藍子に……そういう存在になるための、また一歩を」


17: ◆Vysj.4B9aySt 19/09/27(金)18:50:41 ID:Oyc

――後日

千枝「そうだったんですか」

藍子「ふふっ、みんなにはまだ内緒ですよ」

「あ、そろそろですか?この間のコンサートのテレビ放映は」



ポチッ

藍子『スポンジのやわらかさがマッチしています!』パクパク



藍子「」

千枝「えっ、えと……?」



司会『藍子ちゃんのプロデューサーからいただきました貴重な映像はごらんいただけたでしょいか?では曲を……』





藍子「プーローデューサァ――さぁーん!」プンプン



千枝「あは……あはは」

♪ゼッタイトッケンシュチョウシマス!


18: ◆Vysj.4B9aySt 19/09/27(金)18:57:50 ID:Oyc

――その頃

――バー「グリズリー」

グリズリー「おっと、この間のアイドルのってそろそろじゃねぇか?」

シロクマ「うん。じゃあテレビをつけるね」

ポチッ

藍子『ミックスクリーム(ry



ペンギン「へぇ、本当にアイドルだったんだね」

シロクマ「……これはまずいかも」

グリズリー「だな……まぁ、許可をしたのはおめーだからな」

パンダ「どうして?何があったの?」

笹子「ほら……上にシロクマさんが映ってる」

パンダ「ホントだ……明日からお客さんでいっぱいだね」

シロクマ「覚悟しないといけないかな?」



――案の定、マロンパフェを注文するお客さんでいっぱいになりました


19: ◆Vysj.4B9aySt 19/09/27(金)18:58:11 ID:Oyc

カランカラン

「いらっしゃいませ」





シロクマ(cvあやねる)「ご注文はマロンパフェですか?」

ペンギン(cvいのり)「まってちがう」

おしまい


20: ◆Vysj.4B9aySt 19/09/27(金)19:00:40 ID:Oyc

久々にしろくまカフェを見て読んで、途中伸び伸びになってすみません



なお、当方の中では、千枝がアラバマ級戦艦ぐらいの子悪魔なら、藍子はプレジデント級戦艦ぐらいな大悪魔ぐらいを想定してます


21: ◆Vysj.4B9aySt 19/09/27(金)19:06:29 ID:Oyc

――おまけ

ありす「里美さんはいちごパスタにシロップをかけてデザート感覚でいただいてました」

「ということは、藍子さんはパンケーキにはちみつ派でしたから、藍子さんはいちごパスタが大好きなはずです!」ロンパァ

「だから夕美さんもリコッタチーズがあれば……きっと…………必ず、食べておいしいと言って下さるはずです!」







千枝「……い、急いで連絡しないと」コソコソ





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