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ゼルエル「ガヴリール、ハニエル、遊園地にいかないか?」

1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/03(水) 21:08:06.716 ID:wk6n1vAt0.net

ハニエル「行く!」

ガヴ「行かない」

ゼルエル「どうしてだ?ガヴリール、楽しいぞ?」

ガヴ「……あのさ……姉さん……」

ゼルエル「ん?」

ガヴ「天界の遊園地ってあそこでしょ?あのデパートの屋上に毛が生えたようなやつ」

ゼルエル「そうだ!すごく楽しいぞ?」

ガヴ「楽しいわけないじゃん!私もう高校生だよ?」


2: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/03(水) 21:09:00.218 ID:wk6n1vAt0.net

ゼルエル「折角チケットをもらったんだが」

ガヴ「二人で行ってきなよ」

ハニエル「え~……」ショボン

ガヴ「うっ……そんな目をしないで」

ゼルエル「ハニエル……私と二人だと嫌か?」ショボン

ハニエル「ガヴお姉ちゃんが折角お家にいるからガヴお姉ちゃんが楽しいことしたい……」

ガヴ「うぐぅ!わかったよ!行くよ!」

ハニエル「わぁい♪やったぁ!」

ゼルエル「やったー!」


4: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/03(水) 21:10:12.468 ID:wk6n1vAt0.net

ガヴ「で……来てみたけど……」

ゼルエル「わぁい!遊ぶぞハニエル!」ダッシュ

ハニエル「うん!行こう~!わぁ~い♪」ダッシュ

ガヴ「人すっくな!ってか誰もいねぇ!?」

ゼルエル「ガヴリール!何をしている!置いていくぞ!」

ハニエル「はやく~ガヴお姉ちゃ~ん!」

ガヴ「急がなくても貸切じゃん。走ると危ないよ~?」

ゼルエル「あいた!」コケッ

ガヴ「言わんこっちゃない」


7: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/03(水) 21:11:40.284 ID:wk6n1vAt0.net

ゼルエル「やはりまずはジェットコースターだな!」

ハニエル「ハニエル怖い……」

ガヴ「……えっと……ねぇ?」

ゼルエル「はっはっは。恐怖を克服してこそ立派な天使になれるんだぞハニエル!」

ハニエル「うぅ~……よし!ハニエル頑張る!」

ガヴ「ねぇ!?これ、ただのトロッコなんだけど……しかも木製なんだけど!?」

ゼルエル「さあ行くぞ!乗り込めー」

ハニエル「わぁい」

ガヴ「待って待って!ボルト錆びてるじゃん!別の意味で怖いよこれ!!」


9: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/03(水) 21:13:16.246 ID:wk6n1vAt0.net

ガタガタ……ミシミシ

ハニエル「わ~♪」

ゼルエル「うひょおおおおおお!」

ガヴ「ひっ!ひいぃっ……ミシミシ言ってる!」

ゴトン!ギシッ

ハニエル「きゃあ♪」

ゼルエル「ひゃっはあああああああ!」

ガヴ「ひぎっ!?」

ゴトゴトゴトゴト!

ハニエル「あはは~♪ぐらぐら~」

ゼルエル「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛……腰に効くなぁ……」

ガヴ「ぎゃあああ!壊れっ!?落ちる落ちる!」

ギィイイイイイ!ビギビギッ

ハニエル「わぁ見て!下界が見えるよ!」

ゼルエル「そうだな~」

ガヴ「ちょっと!まって!折れる折れる!私の心が折れるうぅ!」


13: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/03(水) 21:15:16.948 ID:wk6n1vAt0.net

ゼルエル「楽しかったな!」

ハニエル「うん♪あんまり怖くなかった!」

ガヴ「ひぃ……ひぃ……」ゼーゼー

ゼルエル「ガヴリールが一番怖がってたな……全く情けない奴だ」

ハニエル「ガヴお姉ちゃん大丈夫~?」

ガヴ「危ないよあれ!絶対その内事故起こすよ!?しかもなんで下界が丸見えなのさ!こえーよ!」

ゼルエル「高度1万メートルが売りらしい。何、我々は飛べるんだ、問題なかろう」

ガヴ「重大事故を前提に作るんじゃねーよ!」

ゼルエル「よし次に行くぞ!続け~」

ハニエル「お~♪」

ガヴ「聞けよ!」


17: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/03(水) 21:18:01.512 ID:wk6n1vAt0.net

ゼルエル「次はガラスと鏡の迷路か、面白い……行くぞ」

ハニエル「わ~い♪」

ガヴ「何この掘っ建て小屋……プレハブ宿舎のがまだ立派じゃん」

ハニエル「か、壁がどこにあるかわかんない……ガヴお姉ちゃんお手て繋いで~」

ガヴ「はいはい」

ゼルエル「この私に通れない道などない!すすめものども!空挺部隊に怖いものはない!」

ハニエル「お~♪」

ガヴ「迷路の中では走らないで下さ~い」

ゼルエル「あいた!」ゴン!

ガヴ「お願いだから割らないでね~」


18: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/03(水) 21:19:45.569 ID:wk6n1vAt0.net

ゼルエル「ガヴリール~?ハニエルぅ~?どこ~?」

ハニエル「ここだよ~!出口にいるよ~!」

ガヴ「だから最初は左でそのまま左手沿いに歩いていけばいいんだって」

ゼルエル「うぐっ……ぐしゅっ……ここどこ~?周り全部壁だよぅ……」

ハニエル「ゼルお姉ちゃん頑張って~」

ガヴ「なんで50メートルもない迷路で迷うのさ……」

ゼルエル「ひぐっ……うぅ……うぇっ……おとーさん~おかーさん~」

ガヴ「あ~も~……ここで待っててハニエル。ちょっと探しに行ってくるね」

ハニエル「救出部隊だね!待機します!」

ゼルエル「うぇええん!ガヴリール!ハニエル!助けて~!」

ガヴ「はいはい今行きま~す!」


20: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/03(水) 21:20:37.850 ID:wk6n1vAt0.net

ゼルエル「ぐすっ……もう少しで建物ごと吹き飛ばすとこだった……」

ガヴ「弁償できないから勘弁して」

ハニエル「迷路楽しかったね~♪目がまわっちゃった~」

ガヴ「大丈夫?あそこのベンチで少し休もっか」

ゼルエル「そうだな……」フラフラ

ハニエル「ゼルお姉ちゃん大丈夫?」

ガヴ「神の右腕が迷路で満身創痍になるとは思わなかったよ」

ゼルエル「ま、まだまだ大丈夫だぞ!?」

ガヴ「はいはい、ハニエルお茶飲む?水筒持ってきた」

ハニエル「うん!ありがとうガヴお姉ちゃん!」

ゼルエル「私も~」

ガヴ「はいはい」


21: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/03(水) 21:22:21.270 ID:wk6n1vAt0.net

ハニエル「あっ!ねぇねぇ。わたしあのパンダさんに乗ってきていい?」

ゼルエル「ん?あぁメロディペットか、行っておいで」

ガヴ「あのパンダカーそんな名前だったんだ」

ゼルエル「支払いは私に任せろ」バリバリ

ガヴ「女子大生がテープ式の財布かぁ……」

ゼルエル「はいハニエル」チャリン

ハニエル「ありがと~!いってきます!」ダッ

ガヴ「っていうかあのパンダ塗装が流れ落ちて黒い涙を流してるんだけど」

ゼルエル「趣があるな」

ガヴ「寂れた感じがたまりませんね……」


23: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/03(水) 21:23:24.062 ID:wk6n1vAt0.net

テーレレーテレレレー♪

ハニエル「わ~い♪ゼルお姉ちゃ~ん!ガヴお姉ちゃ~ん!」フリフリ

ゼルエル「楽しいか~?」フリフリ

ハニエル「うん!」

ガヴ「ハニエルもまだまだ子供だね~」

ハニエル「さぁ行け黒王号!敵を蹴散らせ!踏み潰せ!」ペチペチ

ガヴ「……どこでそんな遊び覚えたのさ……」

ハニエル「進めぇ!死んだ悪魔だけがいい悪魔!」ペチペチ

ガヴ「そんなことないよ~……」

ゼルエル「ハニエル楽しそうだな!」

ガヴ「せやな……」


25: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/03(水) 21:26:02.040 ID:wk6n1vAt0.net

ゼルエル「……」ソワソワ

ガヴ「……姉さんも乗ってきたら?」

ゼルエル「にゃ!?いや!さすがに私は遠慮するぞ!?///」

ガヴ「いいじゃん、私たち以外誰もいないんだし」

ゼルエル「そ、そうか!?じゃあお前も一緒に乗らないか?」

ガヴ「私はいいよ」

ゼルエル「むぅ……」ムスッ

ガヴ「……」

ゼルエル「ガヴリール……」ジー

ガヴ「わかったよ!乗るよ!妹をそんな目で見ないで!」

ゼルエル「よろしい♪支払いは私に任せろ!」バリバリ

ガヴ「おなしゃーす……」


27: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/03(水) 21:28:49.379 ID:wk6n1vAt0.net

ゼルエル「私はこのキリンにするかな」

ガヴ「それキリンなの?濃硫酸かけられたアルパカかと思ったよ」

ゼルエル「着物だと足が開けんな……横乗りするしかないか……」

ガヴ「んじゃ私はこの……えっと……正体不明」

ハニエル「それはワンちゃんだよ~」

ガヴ「犬かぁ~、頭はないけど足が四本で確かにそれっぽい。よくわかったねハニエル」

テーレレーテレレレー♪

ゼルエル「さぁ行け赤兎!」

ガヴ「速そうな名前つけたね」

ハニエル「いけ~黒王号!蹴散らせ~♪」

ガヴ「取っ組み合いは危ないからダメだよ~」

ゼルエル「のこったのこった!」

ガヴ「ダメって言ってるでしょ!?」


29: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/03(水) 21:31:20.670 ID:wk6n1vAt0.net

ハニエル「は~♪楽しかったね~♪」

ゼルエル「たまにはいいものだな」

ガヴ「そうだね……たまにはね……」

ハニエル「ねぇねぇ!次は何に乗る!?」

ゼルエル「その前に、そろそろお昼ご飯にするか」

ガヴ「お弁当でも作ってきたの?」

ゼルエル「いや、折角だから園内のレストラントで食べよう」

ガヴ「れすとらん……と?」

ハニエル「れすとらんと!」

ガヴ「それってあの売店のこと?」

ゼルエル「うむ!行くぞ!腹が減っては戦はできぬ!」

ハニエル「お~!」

ガヴ「おー……」


31: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/03(水) 21:34:14.966 ID:wk6n1vAt0.net

ラフィ「へいらっしゃいです!」ニコッ

ガヴ「………………チッ」イラッ

ラフィ「ガヴちゃんどうかしましたか?苦虫を噛み潰したような顔をして」

ハニエル「ラフィお姉ちゃん!こんにちわ~」

ゼルエル「ラフィエルじゃないか。何をしてるんだ?」

ラフィ「こんにちはゼルエルさん、ハニちゃん。ちょっと暇つぶ……奉仕活動をと」

ゼルエル「ん?アルバイトじゃないのか?」

ラフィ「この遊園地は白羽家の所有なので、スタッフの皆さんのお手伝いですよ~♪」

ハニエル「ラフィお姉ちゃんえら~い」

ゼルエル「素晴らしいな……流石だ。ガヴリールも見習わないとな」

ガヴ「…………チッ」


33: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/03(水) 21:35:11.805 ID:wk6n1vAt0.net

ラフィ「ご注文はお決まりですか?」

ハニエル「んーっとねぇ……えっとねー……」

ゼルエル「結構いろいろあるな……カレーにラーメン、お好み焼きにたこ焼き焼きそば……」

ガヴ「じゃあ、私お好み焼き」

ラフィ「あ、すみません。それ来月からなんですよ」

ガヴ「えぇ?じゃあ……たこ焼きで」

ラフィ「ですからすみません。ソース系は来月からなんですよ」

ガヴ「がーんだな……じゃねえよ!ならメニューに載せんなよ!」

ハニエル「わたしソース焼きそば!」

ガヴ「ハニエル?話聞いてた?」

ラフィ「かしこまり~♪」

ガヴ「は?おい待てやコラ」


35: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/03(水) 21:38:21.732 ID:wk6n1vAt0.net

ゼルエル「私はカレーにしようかな……甘口?」

ラフィ「激辛しかないんですよ~」

ゼルエル「えぇ……じゃ、じゃあ醤油ラーメンで」

ガヴ「……私はもう味噌ラーメンでいい」

ラフィ「ソース焼きそば、醤油ラーメンと味噌ラーメンお一つづつですね~♪」

ゼルエル「麺がだぶってしまった」

ガヴ「三つだから“とりぷって”かな?」

ラフィ「では早速裏で調理してきますね!五分ほどお待ち下さ~い」

ゼルエル「結構早いんだな、手馴れてるというわけか」

ハニエル「ラフィお姉ちゃんすごーい」

ガヴ「……」


37: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/03(水) 21:39:27.752 ID:wk6n1vAt0.net

ラフィ『えっと……まず麺をいれて……かやくもいれて……』ガサガサ

ガヴ「……」

ハニエル「まだかなまだかな~」

ラフィ『この調味油っていうのは先に入れるんでしょうか……うーん?いれちゃいましょう!』ゴソゴソ

ガヴ「……」

ラフィ『あれ?醤油と味噌で調味料違うんですね……どっちがどっちでしたっけ……』

ゼルエル「私が持っていくからハニエルとガヴは先に座ってていいぞ?」

ハニエル「はぁい」

ガヴ「ラフィにひとこと言ってやりたいから私は待ってる」

ラフィ『あっ……焼きそば湯切りしないと……熱っ!あぁ!だばぁしちゃいました!』ダバァ

ガヴ「……」

ラフィ『むぅ~ガヴちゃんならともかくハニちゃんに出すので作り直しですね……』

ガヴ「…………」


39: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/03(水) 21:41:50.074 ID:wk6n1vAt0.net

ラフィ「すみません~もうちょっと時間かかっちゃいます~」ヒョコッ

ゼルエル「ん?ゆっくりで構わないぞ」

ガヴ「ねぇラフィ?」

ラフィ「はい?なんですか?」

ガヴ「ペヤング?」

ラフィ「一平ちゃんです!」

ガヴ「ざけんな!」

ラフィ「あれ?ガヴちゃんのお家はペヤング派でしたっけ?」

ガヴ「そういうことじゃねぇよ!」

ラフィ「お持ちするので席で待っててくださいね~ではでは」ササッ

ガヴ「逃げんなコラ!」


41: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/03(水) 21:44:22.635 ID:wk6n1vAt0.net

ラフィ「へいおまちです!」

ハニエル「わーい♪」

ゼルエル「美味しそうだな、いただきます」

ハニエル「いただきます!」

ガヴ「……まーす」

ラフィ「はいどうぞ~♪」

ゼルエル「ちゅるちゅる……うん、うまい!」テーレッテレー

ガヴ「めっちゃ麺伸びてるんだけど……」ズルズル

ラフィ「ハニちゃんいかがですか?」

ハニエル「このソースの香り、甘みそして辛子マヨネーズの辛味酸味……素晴らしいハーモニー!少々伸びた麺の茹で加減もグッド!」モグモグ

ラフィ「お褒めいただいて光栄です♪」

ガヴ「え?なに?どうしたのハニエル?」


42: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/03(水) 21:46:04.305 ID:wk6n1vAt0.net

ハニエル「ガヴお姉ちゃん、あ~ん!おいしいよ♪」

ガヴ「え?うん……あーん」パクッ

ゼルエル「ハニエル私も~」

ハニエル「はい♪あー」

ゼルエル「んっ♪」パクッ

ガヴ「はぁ……姉さん達が幸せそうでなによりです……」

ラフィ「うふふ♪」

ガヴ「ってかさ。客だれもいないし、ラフィ結局暇なんじゃないの?一緒に遊ぶ?」

ラフィ「えっ?」

ガヴ「え?」

ラフィ「お客さんはいっぱいいますよ?」

ガヴ「え?」

ラフィ「だってここ“天界遊園地”ですから……ほら」

ガヴ「え?」

ラフィ「ね?」ニコッ

ガヴ「……え?」

ハニエル「うむむ……このちょっと残ったかやくがまた……ソースが染みてて名残惜しさをより一層深く……」モグモグ


44: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/03(水) 21:48:29.426 ID:wk6n1vAt0.net

ガヴ「え?ラフィどういうこと?」

ラフィ「うふふ♪半分冗談ですよ?」

ガヴ「え?半分?」

ラフィ「今日はお仕事引き受けちゃったので、また今度一緒に遊びましょうね♪」

ガヴ「ちょっと待って?半分ってなに?」

ラフィ「では♪ゼルエルさん、ハニちゃん楽しんで行ってくださいね!」スタコラサッサ

ゼルエル「あぁ、ありがとう、ラフィエル」

ハニエル「またね~ラフィお姉ちゃん!」

ガヴ「……半分ってなんやねん」

ゼルエル「まぁ“天界遊園地”だしな」

ガヴ「やめてよ!どういうことなのさ!?」

ゼルエル「……半分冗談だぞ?」ニコッ

ガヴ「こわっ!?姉さん目が笑ってないよ!?」

ゼルエル「気にするな」

ガヴ「気にするよ!」


45: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/03(水) 21:49:34.610 ID:wk6n1vAt0.net

ハニエル「あ!次はお化け屋敷入ろう~?」

ガヴ「この流れで!?」

ゼルエル「私もお化け屋敷はちょっと……」

ハニエル「え~……」ションボリ

ガヴ「あ!ハニエル?あそこのファンシーハウスは?ぬいぐるみ一杯あるよ」

ハニエル「わぁ可愛い!あそこ行こう~」ダッシュ

ゼルエル「お~!」ダッシュ

ガヴ「お腹いっぱいでよく走れるね……」

ハニエル「ガヴお姉ちゃはやく~!」

ゼルエル「はやくしろガヴリール!」

ガヴ「はいはい……」

ゼルエル「あいた!」コケッ

ガヴ「いい加減学習しろ!」


47: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/03(水) 21:51:21.294 ID:wk6n1vAt0.net

ハニエル「ぬいぐるみ一杯~可愛い~♪」

ゼルエル「このおっきいうさぎさん可愛い……持って帰りたいな」

ガヴ「置く場所ないでしょ?……なんかここだけやけに気合いはいってるね、この遊園地にしては」

ハニエル「早く入ろう~?」

ゼルエル「あぁそうだな!ガヴリール、行こう」

ガヴ「はいはい……ん?」

ゼルエル「む?なんだか薄暗いな?」

ガヴ「それにちょっと寒くない?」ブルッ

ハニエル「すご~い!ぬいぐるみだらけ!」

ギイィ……

扉「バタン!」

ガヴ「え!?ちょ?ゼル姉さんなんでドア締めるの!?」

ゼルエル「私じゃないぞ!?」

ハニエル「わお」


48: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/03(水) 21:55:12.117 ID:wk6n1vAt0.net

ガヴ「と、とりあえず早く出よう?なんかトラブったのかも」

ハニエル「大変!!」

ゼルエル「なんだ!?」

ガヴ「どうしたの!?ハニエル!?」

ハニエル「このクマさん怪我してる~かわいそう……」

ゼルエル「……なんだ……びっくりした」

ガヴ「何?ぬいぐるみの布がほつれてるの?」

ハニエル「うん……見て?お腹がびろーって中身でちゃってるの」

ゼルエル「ふにゃっ……腸!?」プルプル

ガヴ「――っ!?」ゾッ

ハニエル「ワタがでちゃってるね~」

ゼルエル「ふぇ……うぷっ」ガタガタ

ガヴ「普通綿でしょ!?ワタ違いじゃん!ハラワタじゃん!えぇ!?にゃにこれ!?」

ハニエル「すごいね!りある~!」ツンツン

ガヴ「展示物に触らないでくださいっ!」


51: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/03(水) 21:57:01.075 ID:wk6n1vAt0.net

ゼルエル「よ、よく見ると全部どこかしら壊れてるな……なんだここは……」

ガヴ「ファンシー“ホラー”ハウスかよ!ちくしょう!ハメられた!」

ハニエル「お姉ちゃーん!はやく~!みてみて~!」

ゼルエル「ガヴリール呼んでるぞ?」

ガヴ「あんたもお姉ちゃんでしょ!?も~……ハニエル、先にいっちゃだめだよ」

ハニエル「でもほら見て!こっちの廊下に同じお人形がいっぱい!」

ガヴ「んっぐ!?ふぇえ……」ガタガタ

ゼルエル「これはまぁ……平気かな。ふむ、市松人形か……素晴らしい出来だ」

ガヴ「数十体あるよ!?なんで全く同じ人形なのさ!?大量生産しすぎでしょ!」

ゼルエル「さすがは白羽家所有といったところだな……高いぞこれは」

ハニエル「すごーい!」

ガヴ「ファンシーどこいったんだよ!?」


52: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/03(水) 21:58:28.000 ID:wk6n1vAt0.net

ハニエル「?――わぁ!?びっくりした!うさぎさん!いつの間に~」

ガヴ「ひぃっ!?……あれ?こいつ入り口にあったでかいウサギ?」

ゼルエル「可愛い~♪」

ガヴ「この状況下でもまだそんな感情が湧く姉さんを尊敬しています」

ハニエル「うさぎさん道とおせんぼしてる~」

ガヴ「……」スゥッ

ゼルエル「ん?どうしたガヴ?弓を出して」

ガヴ「……警告する。余計なマネをしてみろ。リアル脳漿ってもんをてめーの目で確かめさせてやる」ギリギリ

ハニエル「え?どうしたのガヴお姉ちゃん?……怖い」

ゼルエル「ガヴ!?どうしたんだ!?ハニエルが怖がってるじゃないか!」

ガヴ「“勇気”とは“怖さ”知ることッ!“恐怖”を我がものとすることじゃあ!」ギリギリ

うさぎ「涙目で言われても困りますよガヴちゃ……ガヴリール……ちゃん?さん?」

ハニエル「うさぎさんがしゃべった!」

ガヴ「やっぱお前かラフィ!ざけんな!マジびびったし!」

うさぎ「わた……僕はうさぎ……ラフィじゃないですよ~……だよ~」

ガヴ「口調がんばれよ!」


53: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/03(水) 22:00:20.648 ID:wk6n1vAt0.net

うさぎ「うさぎだよ~?ほらもふもふ!」モフモフ

ゼルエル「はにゃああ~♡」

ハニエル「うさぎさん!わたしもわたしも~!」

うさぎ「はいはい♪もふもふ♪」モフモフ

ハニエル「わぁい♪もふもふ~」

ガヴ「……」

うさぎ「はい♪ガヴちゃんももふも――」

ガヴ「……やめろ?警告したぞ?」ギリギリ

うさぎ「むぅ……仕方ないですね!道案内をしま……するよ!」

ハニエル「わぁい♪」

ガヴ「変なところ連れてったらマジで撃つからな」

ゼルエル「はにゃあ……♡」


54: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/03(水) 22:01:45.170 ID:wk6n1vAt0.net

うさぎ「はい!ここを通り抜ければ出口ですよ~」

ガヴ「はやいな~!?いくらなんでも、もうちょっと頑張れよ!」

うさぎ「あんまり長々と本格的にやると苦情が……」

ゼルエル「こんなところにも規制の波が……」

ハニエル「この部屋はなあに?くらい~」

うさぎ「すみません省エネなもので」

ゼルエル「こんなところにもエネルギー問題の波が……」

ガヴ「……ねぇ?壁一面にある肌色のあの物体なに?手みたいなの生えてるけど」

うさぎ「さあどうぞ!出口はここしかないですよ!」

ガヴ「肉饅頭みたいなのなに!?やだよ!なんか動いてない!?」

うさぎ「イエスロリータノータッチなので安全ですよ!さあ行ってください!」

ゼルエル「え……私大丈夫……?」

うさぎ「……」

ゼルエル「答えてうさぎさん!?」


56: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/03(水) 22:04:25.708 ID:wk6n1vAt0.net

ハニエル「わぁ~……気持ち悪いね~」

ガヴ「よかった。ハニエルもそういう気持ちがあって本当によかった」

ゼルエル「ハニエル、私は目をつぶって歩くから手をつないで先導してくれ」

ハニエル「わかった♪」トコトコ

ガヴ「姉さん……」テクテク

ハニエル「ゼルお姉ちゃん?今ね、右におっきい赤い目があってね――」トコトコ

ゼルエル「実況解説はしにゃくていいでしゅ!」

ガヴ「うぅ……ほんと趣味悪いなここ……」テクテク

うさぎ「いまです……ガヴちゃんもふもふ!」ガバッ

ガヴ「ひっぎゃあああああ!?あああああええええ!?死ねえええええええ!」ドゴォ!

うさぎ「わきばら!?脇腹があああ!?」メキィ

ガヴ「もうやだあああああああああ!」ダッ

ゼルエル「にゃ!?にゃにごとおおお!?」ダッ

ハニエル「あっ二人とも待って~!うさぎさんまたね~!」テッテッテ

うさぎ「ま……またのお越しを~……」ピクピク


57: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/03(水) 22:05:36.994 ID:wk6n1vAt0.net

ガヴ「ぜーっ……ぜーっ……」ハァハァ

ゼルエル「ぐすっ……ひっく……」グスグス

ハニエル「お姉ちゃん達大丈夫?」

ガヴ「うん……なんとか……」

ゼルエル「大丈夫だぞ……」

ハニエル「あ!ねぇゼルお姉ちゃん!ガヴお姉ちゃん!メリーゴーラウンドがあるよ!」

ゼルエル「え?そんなものまであるのか」

ガヴ「なんか思ってたより色々あるね……」

ハニエル「ほら!あれ!乗りた~い!」

ガヴ「……あ?」

馬「ブルルルルッ」

ゼルエル「ほぅ、本格的だな」

ガヴ「私の知ってるメリーゴーラウンドと違う」

馬「ヒヒーン!」


58: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/03(水) 22:07:28.629 ID:wk6n1vAt0.net

ガヴ「芝生に杭打って馬つなげただけのメリーゴーラウンド……」

ゼルエル「これは中々いい馬だな」

ハニエル「黒王二号!」

ガヴ「勝手に名前つけちゃだめでしょ……」

馬「ブルルンッ」

ゼルエル「喜んでるみたいだな」

ガヴ「二号……お前本当に二号でいいのか……?」

ラフィ「すみませ~ん、それ今動かしますね~……あいたたた……」ヨロヨロ

ガヴ「脇腹どうかしたの?ラフィ」

ラフィ「いっいえ……なんでも……」

ガヴ「その変なプロ根性だけはすげーって思うよ……尊敬はしないけど」

ゼルエル「あれ?ラフィエル、売店の方はいいのか?」

ガヴ「……そういやお客はいっぱいなんじゃないの?」

ラフィ「えっ?」

ガヴ「え?」

ラフィ「……“天界遊園地”ですから」ニコッ

ガヴ「もういい。それでいい。なんでもいい」


59: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/03(水) 22:09:56.987 ID:wk6n1vAt0.net

ゼルエル「しかし、これだけ大きな馬だとハニエルやガヴリールはちょっと危ないな……」

ハニエル「え~っ!?」

ゼルエル「私も着物だしな……」

ハニエル「乗りたかった……」ションボリ

ラフィ「ご安心を!お子様用の馬をおつれしました!」

マルティエル「ひひーん!」

ガヴ「……マルティエルさんなにやってんすか」

マルティエル「馬です」

ラフィ「馬はしゃべりません!」ペシィ

マルティエル「あはぁ!!///すっすみませ――」ビクン

ラフィ「また!」ペシィ

マルティエル「ひぃ!ひひーん///……っはぁ……はぁ♡」

ゼルエル「喜んでるみたいだな」

ガヴ「本人が幸せならそれでいいかな?ハニエルこれに乗る気?」

ハニエル「乗る!」

ガヴ「あ、そっすか……」

マルティエル「ぶひひ」


60: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/03(水) 22:13:32.755 ID:wk6n1vAt0.net

ラフィ「じゃあハニちゃんこれ、鞭です」

ハニエル「わぁい♪」

ガヴ「危ねーもん持たせるなよ」

ラフィ「ジョーク用品なので大丈夫です!」

ゼルエル「ジョークなら問題ないな」

ハニエル「お馬さん大丈夫~?重くない~?」

マルティエル「大丈夫ですお尻柔らかくて嬉しいです」

ハニエル「お馬さんはしゃべらない!」ペシィ

マルティエル「ひひぃっん!///」

ガヴ「おーいハニエル、18禁になったら強制送還するからね~?」

ハニエル「は~い!よし!いけ!豚!」ペシィ

マルティエル「ひひんっ♡」

ハニエル「飛ばない豚はただの豚だっ!」ペシィ

マルティエル「ぶひぃいい♡」

ラフィ「あの乗りこなし!さすがゼルエルさんとガヴちゃんの妹ですね!」

ゼルエル「自慢の妹だよ」ウンウン

ガヴ「ハニエルの将来が本気で心配になってきた……」


61: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/03(水) 22:22:27.548 ID:wk6n1vAt0.net

ハニエル「んしょっと……ありがと~お馬さん!」

マルティエル「はぁ……はぁ……ひぃ♡」ゼーゼー

ガヴ「メリーゴーラウンドに乗りに来たのにどうしてこうなった」

ラフィ「お楽しみいただけたようで何よりです♪」

ハニエル「うん♪ありがとうラフィお姉ちゃん!」

ゼルエル「よかったなハニエル、大きくなったら黒王二号に乗せてもらおうな」ナデナデ

ハニエル「うん!」

ラフィ「では私はこの馬を片付けてきますので。ゆっくりしていってくださいね♪」

ハニエル「またね~」

ラフィ「さ、行きますよマルティエル」

マルティエル「はいお嬢様」

ラフィ「馬はしゃべりません」ペシィ

マルティエル「あひぃ♡」

ガヴ「しつけーよ、まだやんのかよ」


62: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/03(水) 22:23:40.249 ID:wk6n1vAt0.net

ハニエル「ねぇ!観覧車!観覧車のりたーい」

ガヴ「えぇ?まだあんの~?」

ゼルエル「あとはもう観覧車くらいだろう。待ってるか?」

ガヴ「まぁ観覧車なら楽だからいいけど……ってかどこにあんの?見えないよね?」

ハニエル「あれ!あそこにあるよ!」

ゼルエル「おお!」

ガヴ「ん?」

ゼルエル「なかなか立派だな?今度はちゃんと金属製だぞ、ガヴリール」

ガヴ「まぁ予想はしてたけど……ちっちゃ!ゴンドラが5つしかないじゃん!」

ハニエル「これ動いてる~?」

ガヴ「すごいゆっくりだけど動いてる……かな?」

ゼルエル「一周30分かかるらしい」

ガヴ「この大きさで!?無駄に長いな!」


63: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/03(水) 22:24:01.966 ID:wk6n1vAt0.net

ゼルエル「ほら乗るぞ」

ハニエル「わ~い♪」

ガヴ「え?これ勝手に乗っていいの?」

ゼルエル「空いてるしいいんじゃないか?ほれ」

ガヴ「ん……おお?ここも下は下界か」

ハニエル「わぁ!綺麗~」

ゼルエル「なかなか絶景だな!」

ガヴ「……」ユサユサ

ハニエル「わっ!?ガヴお姉ちゃん揺らさないで?」

ゼルエル「おいおい……危ないぞ」

ガヴ「ごめん、なんか疑心暗鬼になっちゃって……大丈夫そうだね……」


64: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/03(水) 22:24:19.973 ID:wk6n1vAt0.net

ハニエル「見て~綺麗なお山~」

ゼルエル「ん?ああ富士山か」

ガヴ「え?マジ!?どこ!?」

ハニエル「あそこ~雲の隙間」

ゼルエル「こんなところからでも見えるものだな」

ガヴ「うわラッキー……カメラもってくりゃよかった!」

ゼルエル「……ふふっ♪」

ガヴ「何?気持ち悪い笑い方……」

ゼルエル「いやなに……ようやく楽しそうな顔をしてくれたと思ってな」

ガヴ「……別に楽しくなかったわけじゃないし」プイッ


65: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/03(水) 22:24:59.303 ID:wk6n1vAt0.net

ハニエル「すぅ……すぅ……」スヤスヤ

ゼルエル「ハニエルは寝てしまったか」

ガヴ「さすがにあれだけはしゃげばねぇ……」

ゼルエル「私も久々にハメを外したよ」

ガヴ「姉さんは外しすぎっすよ……」

ゼルエル「お前がいたからかな?ありがとう、ガヴリール」

ガヴ「ん……まぁ……うん、こっちこそ」

ゼルエル「また皆で来ような」

ガヴ「……そうだね」

ハニエル「ふふ~……♪」スヤスヤ

end


67: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/03(水) 22:25:43.486 ID:wk6n1vAt0.net

おまけ

マルティエル「お嬢様、皆様お帰りになられたようです」

ラフィ「そうですかそうですかぁ……ではあの遊園地はもう壊しちゃってください」

マルティエル「よろしいので?」

ラフィ「えぇ、予想以上に楽しんでもらえたようなので、もういりません」

マルティエル「かしこまりました」

ラフィ「天界での暇つぶしが見つかってよかったです♪」

マルティエル「お嬢様が楽しそうでなによりです」

ラフィ「さて……次は何を作りましょうかね」


68: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/03(水) 22:26:47.209 ID:wk6n1vAt0.net

いつも通りショートギャグ書くつもりがぐっだぐだだで!


70: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/03(水) 22:29:33.320 ID:nt8Hz7yxa.net


みんな可愛くて癒されたわ



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