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サターニャ「ラフィエル、子供の名前は何にするの?」ラフィエル「は?」

1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/07(日) 18:33:54.586 ID:Tg0phEgA0.net

ラフィエル「……えーと、ちょっとよくわかりませんでした。もう一度お願いします」

サターニャ「だーかーらー、子供の名前よ。私的にはサラフィーとかが良いと思うんだけど」

ラフィエル「はぁ……誰の子供ですか?」

サターニャ「あんたと私の」

ラフィエル「どうして?」

サターニャ「どうしてって……だって、卒業したら結婚するんでしょ私たち」

ラフィエル「………………はい?」


13: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/07(日) 18:35:30.270 ID:Tg0phEgA0.net

ラフィエル「サターニャさん、ちょっと待ってください。色々おかしいことがあります」

サターニャ「いたって理路整然としてるじゃない」

ラフィエル「あ! さては偽物ですねあなた! サターニャさんが四字熟語なんて使えるはずがありません!」

サターニャ「サタニキアパンチで吹き飛ばすわよ?」

ラフィエル「すみません」

ラフィエル「まあ戯れは置いておきまして……、どうして私たちが結婚することに?」

サターニャ「いや……だってあんた、頻繁に私の家に忍び込んでくるじゃない」

ラフィエル「はい」

サターニャ「それに一緒の布団で寝たし」

ラフィエル「……はい」

サターニャ「あんた私のこと好きなのかなって思って」

ラフィエル「よしんば好きだったとして、サターニャさんはそれでいいんですか?」

サターニャ「いろいろ考えたけど……やっぱり私の日常は、あんたがいないと成り立たないことに気付いたの」

ラフィエル「いえ、日常激変するんですけど」

サターニャ「進歩に変化はつきものよ」

ラフィエル「そういう話じゃないです」


18: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/07(日) 18:37:03.525 ID:Tg0phEgA0.net

サターニャ「ねぇ……あんた私のこと嫌いなの? 刺すわよ?」

ラフィエル「流血沙汰は止めてください」

サターニャ「じゃあ嫌いじゃないのね」

ラフィエル「嫌いではありませんが、結婚となると流石に……。そもそも女同士ですし……」

サターニャ「それに関しては安心していいわ。魔界じゃ同性婚できるから」

ラフィエル「嘘つかないでください」

サターニャ「喜ばしいことに本当よ」

ラフィエル「そんなー! 認めませーん! 証拠を見せてくださーい!」

サターニャ「括目なさい。魔界の六法全書の書き写しよ」

ラフィエル「うわー本当っぽいですー」


21: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/07(日) 18:38:35.463 ID:Tg0phEgA0.net

ラフィエル「まあ、百歩譲って結婚するとしましょう」

サターニャ「やったわ」

ラフィエル「女の子同士じゃ子供は作れませんが」

サターニャ「あんた生えてるんじゃないの?」

ラフィエル「どこ情報ですかそれ。名誉棄損で訴えますよ?」

サターニャ「このあいだ読んだ天使全集って本には、『其の肉体男女の隔たりなく』とか書いてあったわよ?」

ラフィエル「それたぶんラファエルさんですねー。名前近いけど別人です」

サターニャ「誰よそれ」

ラフィエル「天界でいう織田信長的な感じです」

サターニャ「信長に出来るんだからあんたも生えるわよ」

ラフィエル「信長元から生えてますが」

サターニャ「そんなはずないわ。私が見たアニメだったら信長女の子よ?」

ラフィエル「現実に帰ってきてくださいサターニャさん」


22: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/07(日) 18:40:04.043 ID:Tg0phEgA0.net

サターニャ「もうまどろっこしいわね。どうしたら結婚してくれるのよ」

ラフィエル「いえ、ですからその……考え直してくださればありがたいなと」

サターニャ「ふざけないで、同じベッドで眠るってことはすなわちそういうことでしょ?」

ラフィエル「それに関しては私から謝りますから」

サターニャ「ちょっと籍を入れて死ぬまで同棲してくれたら示談にしてあげるわ」

ラフィエル「チェックメイトじゃないですかそれ」

サターニャ「ちょっとラフィエル、あんた貞操観念低すぎじゃない? 私はあの日からあんたのために純潔を保つ決意を固めたのよ?」

ラフィエル「それを聞かされて私はどういう反応をすればいいのですか」

サターニャ「わかったわよ、しょうがないわね」

ラフィエル「よかった。正気に戻ってくれたんですね」

サターニャ「ええ、それじゃあ仲直りのおまじないをするわよ。ちょっとここにサインするだけでいいから」

ラフィエル「婚姻届じゃないですか」

サターニャ「書きなさいよ!!!!!!!」

ラフィエル「サターニャさん怖いです」


23: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/07(日) 18:41:47.731 ID:Tg0phEgA0.net

ラフィエル「わかりました。このままだったらサターニャさんに殺されそうな気がするので、ここは民主主義的な解決を望みましょう」

サターニャ「どうするのよ」

ラフィエル「ガヴちゃんとヴィーネさんに意見を募ります」

サターニャ「なるほど。じゃあ呼ぶわね」

ラフィエル「これで助かります」

サターニャ「ちなみになんでガヴリールの後輩は呼ばないのよ」

ラフィエル「あの娘レズですし」

サターニャ「そうなの。悪魔の才能あるわね」

ラフィエル「それならヴィーネさんを呼ぶのは止めましょう」

サターニャ「それは民主的じゃないわ。レズもゲイもみんな平等よ」

ラフィエル「ノーマルも慮ってください」

サターニャ「それは難しいわね」

ラフィエル「おい民主的」


25: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/07(日) 18:43:25.073 ID:Tg0phEgA0.net

ヴィーネ「そういうわけで来たわよ」

ガヴリール「来たぞ」

ラフィエル「早いですね」

サターニャ「私はラフィエルと結婚しようと思うんだけど、あんたらはどうかしら」

ヴィーネ「すごい話ね」

ガヴリール「どうしたサターニャ。脳みそに寄生虫でも住み着いたか」

ラフィエル「助けてくださいガヴちゃん」

ガヴリール「おう。いまいち状況が呑み込めないが任せろ」

ヴィーネ「なんで私には言わないのよ」

ラフィエル「わざわざ説明しなくちゃいけませんか?」

ヴィーネ「すごく釈然としない……」


26: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/07(日) 18:45:09.078 ID:Tg0phEgA0.net

ガヴリール「とりあえず事態を整理しよう」

サターニャ「ラフィエルの生理?」

ガヴリール「死ね」

ヴィーネ「えーと……まずラフィがサターニャにストーキングしたのが発端なのよね」

ラフィエル「そうです」

ガヴリール「それを違った解釈してしまったサターニャがこじらせて、求婚されるに至った」

サターニャ「真実はいつも一つよ」

ラフィエル「なに言ってるんですかサターニャさん」

ヴィーネ「まあでも、これはラフィが悪いわね。初心な子にとって同衾がどれだけ重い意味を持つのか、きちんと考えられなかったんだから」

ラフィエル「うぅ……」

サターニャ「私的にはあれが初夜ね」

ヴィーネ「落ち着いてサターニャ」

ガヴリール「まあ待て。自分のあずかり知らぬところでアカン想いを膨らまされていたラフィにも情状酌量の余地はあるのではないか」

ヴィーネ「それもそうね」

サターニャ「ないわよ」

ラフィエル「あーりーまーすー」


28: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/07(日) 18:46:54.371 ID:Tg0phEgA0.net

サターニャ「判決はどうなの」

ラフィエル「お願いしますガヴちゃん……!」

ガヴリール「どうするヴィーネ」

ヴィーネ「なんか私たちじゃ手に余るっぽいわ」

ガヴリール「じゃあ間を取って付き合えお前らってことでいいか」

ヴィーネ「そうね。ラフィとサターニャが付き合えば丸く収まる気がする。交際中にラフィエルの方もそっちに目覚めれば大団円ね」

ラフィエル「いやいや」

サターニャ「まあいいわ。千里の道も一歩からよね」

ラフィエル「なんの千里ですか」

ヴィーネ「それじゃあおめでとうパーティーでも開きましょうか。私たちお菓子買ってくるから」

ガヴリール「じゃあ私は帰ってゲームするわ」

ヴィーネ「駄目よガヴ。一蓮托生なんだからドロ船が沈むまで付き合いなさい」

ラフィエル「自分で決めておいて酷い言い様ですね」

サターニャ「泥だって固めればゴーレムになるわ」

ラフィエル「ですから沈むんですよそれじゃ」


29: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/07(日) 18:48:45.414 ID:Tg0phEgA0.net

ガヴリール「パーティー終わったし今度こそ帰るから」

ヴィーネ「お幸せに」

ラフィエル「そんな無責任な」

サターニャ「あんたも人のこと言えないけどね」

ラフィエル「サターニャさん、実は私彼氏がいるんです」

サターニャ「もし本当にいるんだったらアンタ諸共殺してやるから安心なさい」

ラフィエル「ごめんなさい嘘です」

サターニャ「……本当に、嫌なの?」

ラフィエル「……え」

サターニャ「成り行きでこうなったけど、あんたが心の底から嫌だって言うんなら、私はあんたを尊重してあげる」

ラフィエル「……そ、それは」

ラフィエル「……」

ラフィエル「さ、ささサターニャさん、なら……や、じゃないかも、です……///」カァァァ

サターニャ「よかった」


31: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/07(日) 18:49:52.868 ID:Tg0phEgA0.net

ガヴリール「それにしても意外だったな」

ヴィーネ「そうね」

ガヴリール「身近な奴らがそうだって考えたら、なんか不思議な心持ちになるよな」

ヴィーネ「結局はあの子たち次第なんだから、私たちは温かく見守りましょう」

ガヴリール「そうだな」

ヴィーネ「ところでガヴ」

ガヴリール「なに」

ヴィーネ「私たちはいつ挙式するの?」

ガヴリール「え?」

ヴィーネ「え?」

終わり



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120. YOMICOMER2017年05月08日(月) 04:13 ▼このコメントに返信
サターニャの方が病んでるのいいですね
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