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タプリス「先輩と大悪魔」

1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/20(土) 18:01:59.720 ID:79Y761qr0.net

「好きよ、ガヴリール。良かったら……私と」

「付き合ってください」

衝撃でした

……まさかの告白

しかし、わたしにとって、より衝撃だったのは次の言葉

「……おう、こんな駄天使で良かったら……よろしくな、サターニャ」


2: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/20(土) 18:02:23.303 ID:79Y761qr0.net

……嘘です

あの天真先輩が……

私の憧れの先輩が、あろうことか、あの悪魔と?

有り得ません

もしかしてあの悪魔、先輩に洗脳を……?

……許せません

何とかして先輩の洗脳を解かないと!


4: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/20(土) 18:03:02.011 ID:79Y761qr0.net

「……じゃあ、どっか寄って勝負でもしましょうか!」

「いいな、寄ろうか。どうせメンテ中だし」

「決定ね!」

これはチャンス

この程度の距離ならわたしも千里眼を使うことが出来ます

天真先輩が胡桃沢先輩に操られているという決定的な証拠を見つけてやりましょう


5: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/20(土) 18:03:21.111 ID:79Y761qr0.net

「ここにするか」

「そうね」

待っててください天真先輩

今その悪魔の魔の手から救ってあげますからね


6: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/20(土) 18:03:40.237 ID:79Y761qr0.net

ふたりが入ったのはゲーセン

いかにも「悪魔的」っていう場所ですね

「あれやりましょうよ!あれ!」

「ホッケーか、いいな」

「でもお前にできんのか?」

「バカにするんじゃないわよ!あんたなんかには負けないわよ!」

「はいはい」


7: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/20(土) 18:04:03.409 ID:79Y761qr0.net

「秘技!高速ガード!」シュシュシュ!

「さあ!この鉄壁のガード!あんたに突破できるかしら!?」

あの悪魔め……!なんて卑怯なことを

「おら」スコーン

「そんな!」カポーン

さ、さすがは天真先輩です!


8: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/20(土) 18:04:26.344 ID:79Y761qr0.net

「お前ガチよえーな」

「……くっ!」

「つ、次はあれで勝負よ!」

「今度は太鼓か、いいぞ」

流石は天真先輩、余裕であの悪魔に勝っちゃいました!


9: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/20(土) 18:05:17.023 ID:79Y761qr0.net

「……」ドンドンドン

「な、なによこれぇ!なんか……なんか多すぎるでしょう」ダダダダダ

「……ふ、ふん、まだまだだな」ハァハァ

「あんた疲れすぎじゃない」

「……ふぅ、そんなことはない」

「じゃあ次あれやろうぜ」

「あっ!なんかいいじゃない!コインゲームね!やりましょう!」

また天真先輩の勝利です

さすがです!

……ですが


10: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/20(土) 18:05:46.976 ID:79Y761qr0.net

「なんかルーレットが始まったわ!」

「おー」

「リーチ!リーチですってガヴリール!」ユサユサ

「わーってるわーってる」

「あっ……」チーン

「……まあ惜しかったな、次だ次」

……なんか


11: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/20(土) 18:06:16.174 ID:79Y761qr0.net

「やった!当たったわ!」

「おー、やったな」

チャラチャラン

「……え、これだけ?」

「しょぼい当たりだったな」

「そんなぁ!」

「……まあいいじゃんか、次当てよーぜ」

「……そうね!」

……とっても


12: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/20(土) 18:07:01.517 ID:79Y761qr0.net

「全部なくなっちゃったじゃない!」ガーン

「……まあしょうがない、別のんやろーぜ」

「……そうね、リベンジマッチはまた今度にしましょう。覚えておきなさいよコインゲーム!」

「はいはい、ほらいくぞ」

……とっても楽しそうですね

わたしも、混ざりたい……

……って一体何を言ってるんでしょうか、わたしは


13: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/20(土) 18:07:22.332 ID:79Y761qr0.net

「あっ……」

「……」ジーッ

「なんだ?クレーンゲームを見つめて……あのぬいぐるみが欲しいのか?」

「えっ、そんなわけじゃ……」

「欲しいんだな?」

「……うん」

「分かった、待ってろ」


14: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/20(土) 18:07:46.231 ID:79Y761qr0.net

「ほれ」ポイッ

「えっ!」

「一発で落ちたからくれてやる」

「……ありがとう」

「ふん、素直に礼なんてお前らしくねーな」

「ふふ、そうね、でもたまにはいいでしょ」

「……まあな」


15: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/20(土) 18:09:17.782 ID:79Y761qr0.net

「……最後にあれとりましょうよ!」

「プリクラ……か、いいぞ」

「あれ1回みんなと取ってみたかったの!」

「おう、そうだったのか」

「ええ!」

「じゃあいくわよ!」

「おう!」

パシャッ!

……なんだか、2人ともとっても幸せそう


16: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/20(土) 18:10:15.606 ID:79Y761qr0.net

「今日はありがとね、ガヴリール」

「おう」

「……なんだか楽しかったわ」

「……そうか、それは良かった」

「……今度はあのコインゲームにリベンジマッチだな」

「……そうね!」

「……また、ここに勝負しにこよーな!」ニコッ

「もちろんよ!」ニコッ

……ようやく気付いてしまいました


17: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/20(土) 18:10:44.273 ID:79Y761qr0.net

いや、正確には気付いていました。でも気付きたくなかった

だから気付いてないふりをしていました

天真先輩は操られていないということ

……つまり、天真先輩は本当にあの悪魔、いえ、胡桃沢先輩が好きだということ

あんな笑顔見せられたら

……誰だって分かりますよね

それに、性別、そして種族の壁はあれど、2人は誰がどう見てもお似合いのカップル

……わたしみたいな、嫉妬に歪んだ堕天使が入り込む隙間なんてありませんよね


18: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/20(土) 18:11:08.055 ID:79Y761qr0.net

嫌なら2人の関係を壊しちゃえばいいのに

……でもそれは出来ない

天真先輩に嫌われたくない

どこまで卑怯なんでしょう。わたしって


19: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/20(土) 18:12:32.089 ID:79Y761qr0.net

しかし、そんな堕天使にも出来ることはあります

それは、2人の祝福

良きパートナーに巡り会えて、本当におめでとうございます

本当に、おめでとうございます



……もうわたしのこの気持ちは必要ありませんね

今まで色々とありがとうございました、天真先輩。本当に楽しかったです。

願わくば、あなたと、あなたのパートナーである胡桃沢先輩の幸せが永遠に続きますように








「好きでした!天真先輩!」

おわり


20: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/20(土) 18:12:54.117 ID:79Y761qr0.net

タプリスを書きたかったんです

ありがとうございました!


21: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/20(土) 18:20:15.243 ID:psDLJHCs0.net




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