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桐生一馬「すじものフレンズ……?」

2017/05/21 23:22 | 龍が如く | コメント(1)
1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/21(日) 22:50:45.102 ID:ekopmTVN0.net

桐生「ん……?」

桐生(人だかりができているな……)

ワイワイ ガヤガヤ

桐生「おい」

ヲタク風の男「はい? なんですか?」

桐生「やけに騒がしいが、何か見世物でもあるのか?」

ヲタク風の男「ああ、この広場で『すじものフレンズ』にまつわる展示品を公開しているんです」

桐生「すじものフレンズ……? なんだそれは」

ヲタク風の男「ええっ! あなた、大人気アニメの『すじものフレンズ』を知らないんですか!?」

桐生「ああ、聞いたことないが……その『すじものフレンズ』ってのは、これだけ人を集めるほど流行っているのか?」

ヲタク風の男「流行ってるなんてものじゃありませんよ。もはや社会現象ですね。知らないなんて、恥ずかしくて公言できません」


2: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/21(日) 22:52:34.854 ID:ekopmTVN0.net

桐生(うーむ……まさかそんなものが流行っているとは……知らなかった)

桐生「その……『すじものフレンズ』はどういうアニメなんだ。聞いた限り、極道に関係があるようだが……」

ヲタク風の男「はい、その通りです。擬人化した武器たちが筋者としてヤクジャパークで暮らしているんです」

桐生「ヤクジャパーク……?」

ヲタク風の男「ヤクジャパークを訪れた『ステゴロちゃん』が仲間と協力してポリスアンという天敵を退けながら旅をするんですよ」

桐生「……聞いただけではよく理解できんが、たしかに興味深い内容だな」


3: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/21(日) 22:53:36.068 ID:1b2Hq8O3r.net

サブストーリーでありそう


5: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/21(日) 22:54:14.523 ID:ekopmTVN0.net

桐生「それで、その『すじものフレンズ』のグッズを展示しているのか?」

ヲタク風の男「グッズというか、キャラクターデザインの元になっている武器ですね。公式のイベントではないんですよ」

桐生「武器……? そんな物騒なモンを、ここでか?」

ヲタク風の男「はい。ヌンチャクとか、鎖鎌とか。本物を見る機会はなかなか無いですからね」

ヲタク風の男「こういう催しが開かれるたびに、多くの『すじものフレンズ』ファンが集まるんです」


武器を見に来た少女「あー! お母さん、あそこにサーベルがある!」

少女の母親「あら、本当ね。近くで見ましょう」


桐生(あんな子供も武器に興味があるのか……ん?)


コスプレをした男「おっ! サーベルじゃん! 写真撮ろう!」

ドカッ

武器を見に来た少女「きゃっ」

ドテン

少女の母親「大丈夫!? ちょ、ちょっとあなた! 危ないじゃないですか!」

コスプレをした男「ああん? なんだよ」


6: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/21(日) 22:56:18.011 ID:ekopmTVN0.net

桐生「おい、なんだあの変態は。女装をしているようだが……」

ヲタク風の男「あれはコスプレですね。一番人気のサーベルちゃんです」

桐生「サーベルちゃん……。あれも、『すじものフレンズ』のキャラクターなのか?」

ヲタク風の男「はい。ああやってキャラクターのコスプレをするのもイベントを楽しむ要素です。でも……」


コスプレをした男「おおぉ! これが本物のサーベルかぁ!」

武器を見に来た少女「ひぃぃ……お母さん、この人こわい……変な格好してるし……」

コスプレをした男「あぁ? これはサーベルちゃんのコスプレだろうがよぉ! なんだよ、すじフレ知らねえのか?」

コスプレをした男「にわかは去れよ! 『すじものフレンズ』ファンのための展示会なんだからよぉ!」

武器を見に来た少女「ええぇん!」


ヲタク風の男「あれは良くないですね。さきほど言いましたように、これは『すじものフレンズ』公式のイベントではないんですよ」

ヲタク風の男「多くの一般層が訪れる展示会なわけで、ああやってファンの間だけに通じるノリを持ち込むのはいただけない」


少女の母親「この子だって、サーベルを見たくて楽しみにしていたんです!」

コスプレをした男「すじフレ知らねえお前らにサーベルの価値がわかるわけねえ! いいから退け!」

ドカッ

少女の母親「きゃあっ」


7: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/21(日) 22:58:46.264 ID:ekopmTVN0.net

桐生「これは……見過ごせねえな。明らかにやりすぎだ」

ヲタク風の男「は、はい。すじフレファンとしてポリスアンに頼るのは忍びないですが、ここは素直に110番を――」

桐生「いや、警察を呼ぶまでも無い」

ヲタク風の男「えっ?」


桐生「おい」

コスプレをした男「ああ? なんだよ」

桐生「サーベルの前には、その親子がいたはずだ。それを無理に退かして場所を分捕るってのは、筋が通らないだろう」

桐生「『すじものフレンズ』が好きなら、お前も筋を通したらどうだ?」

コスプレをした男「チッ……うっせーな」


8: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/21(日) 23:00:42.848 ID:ekopmTVN0.net

桐生「だいたい、その格好はなんだ。公の場でするべき格好じゃないだろう」

桐生「他の客も、お前から目を逸らしている。せっかくの休日に、お前の変態的な格好を見ちまったら台無しだからな」

コスプレをした男「ああぁ? てめえ……黙って聞いてりゃ……」

ギラリッ

桐生「……」

「すっごーい! なにあれー!」「通報ぅ……ですかねぇ……」「やめるのだ!」

コスプレをした男「へへへ……フレンズに盾ついたこと、後悔させてやるよ……このサーベル(レプリカ)でな……!」

桐生「……お前こそ、後悔するなよ」


10: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/21(日) 23:02:31.732 ID:ekopmTVN0.net

ドカッ バキッ グシャッ

コスプレをした男「す、すいませんでした……」

桐生「これに懲りたら、もっと周囲を気にかけろ。てめえだけ楽しけりゃいいって考えは捨てるんだな」

コスプレをした男「は、はい……」

ヲタク風の男「す、すごい! 今の貴方、完全に筋者でしたよ!」

桐生「ん? あ、あぁ……そうか」

ヲタク風の男「武器を持った相手に素手で挑む姿、まさにステゴロちゃん!」

桐生「なに……?」

ヲタク風の男「ヤクジャパークのフレンズたちの正体はポリスアンに押収された武器なんですけど――」

ヲタク風の男「ステゴロちゃんの正体は武器ではなく、ポリスアンに逮捕された人間だったんです!」

桐生「そ、そうなのか……よく分からんが」

ヲタク風の男「よく見れば……あなた、ステゴロちゃんの風貌にそっくりです! ぜひ、一緒にお写真を!」

桐生「なんだと……俺と、写真を撮るのか?」

武器を見に来た少女「お母さん! 私もあのかっこいいオジサンと写真撮りたい!」

「僕もお願いします!」「私も!」「ステゴロちゃーん!」

桐生(やれやれ……面倒なことになった……だが、悪い気はしないな)

サブストーリー 『すじものフレンズ』END



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160. YOMICOMER2017年06月24日(土) 11:56 ▼このコメントに返信
再現率高い
ゲーム画面が思い浮かんだ
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