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ゲンドウ「ぶん! ぶん! ぶぶぶん!」

1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/29(月) 21:07:55.525 ID:vucGTLub0NIKU.net

シンジ「ねえアスカ聞いて聞いて! 僕とうとうバイク買ったんだよ!」

アスカ「バイクぅ? バイクってあんた、あれ16歳からじゃないと乗れないんじゃないの?」

シンジ「普通のバイクはね。でも僕が手に入れたのは特別なやつだから14歳でも大丈夫なんだ」

アスカ「特別ね~。どんな奴よ? ちょっと見せてみて」

シンジ「いいよ! ジャジャーン!」

アスカ「・・・・・・なにこれ」

シンジ「何って、最新型のゲンドウ機付自転車だよ!」




ゲンドウ「」


2: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/29(月) 21:08:45.269 ID:vucGTLub0NIKU.net

イメージ

※写真はイメージです


3: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/29(月) 21:09:33.192 ID:vucGTLub0NIKU.net

アスカ「・・・・・・へぇ~」

シンジ「すごいだろ?」

アスカ「確かにすごいわね」

シンジ「でしょでしょ? このボディーに最新の機能が盛りだくさんなんだ!」

シンジ「まずは音声認識! キーレスで僕の声に反応してエンジンがかかるんだよ」

シンジ「出撃!」

ゲンドウ「ぶん! ぶん! ぶぶぶん!」

シンジ「ね?」

アスカ「・・・・・・」


4: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/29(月) 21:10:47.210 ID:vucGTLub0NIKU.net

シンジ「そしてご近所に迷惑にならない静音設計」

ゲンドウ「ぶんぶんぶぶぶん」

シンジ「これなら集合住宅の多い第3新東京市でも安心だよね」

シンジ「さらに地球環境に配慮した徹底エコ設計!」

シンジ「ガソリンは使わないで水だけで走るんだよ! このペットボトルの水を給水口に当てて・・・」

ゲンドウ「」グビッ グビッ

アスカ「うわぁ」


7: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/29(月) 21:13:17.617 ID:vucGTLub0NIKU.net

シンジ「それにカーナビや自動運転機能までついてるんだ!」

シンジ「どう? すごいでしょ?」

アスカ「・・・・・・そうね。すごいわね」

シンジ「僕これから綾波にも見せてこようと思うんだけど、アスカも一緒に来る?」

アスカ「え? いや、あたしはいいわ。宿題あるし」


9: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/29(月) 21:14:25.477 ID:vucGTLub0NIKU.net

シンジ「そう? 残念だなあ。まあいいや帰ってきたらアスカにも乗らせてあげるよ!」

アスカ「そんな別にいいわよ! せっかくの新車でしょ!」

シンジ「遠慮しなくていいよ! それじゃ行ってくるから。晩御飯までには帰るからね」

アスカ「うん・・・・・・」

シンジ「出撃!」

ゲンドウ「ぶん! ぶん! ぶぶぶん!」

シンジ「それじゃ行ってきま~~~す!!!」




アスカ「・・・・・・なんなのよ」


10: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/29(月) 21:15:27.667 ID:vucGTLub0NIKU.net

――綾波のマンション――


シンジ「綾波ー? 碇だけど、いる?」コンコン

レイ「何か用、碇君」ガチャ

シンジ「実は綾波に見てもらいたいものがあって。今暇かな?」

レイ「ええ、大丈夫」

シンジ「じゃあ悪いんだけどマンションの下まで来てもらえる?」

レイ「わかったわ」


11: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/29(月) 21:16:04.317 ID:vucGTLub0NIKU.net

レイ「碇君、私に見せたいものって、何?」

シンジ「これさ!」

ゲンドウ「」ジャジャーン

レイ「これは?」

シンジ「最新型のゲンドウ機付自転車だよ!」

シンジ「やっと手に入れてさ、綾波さえよければこれから一緒にどこか行かない?」

シンジ「一応二人乗りもできるしさ」

レイ「そう、でも大丈夫」

シンジ「え」


12: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/29(月) 21:18:02.884 ID:vucGTLub0NIKU.net

シンジ「もしかして都合悪かった?」

レイ「いいえ、そんなことはないわ」

レイ「実は私も持ってるの。こっち」

シンジ「えっ綾波もゲンドウ機付自転車を!?」

レイ「碇君のとは少し違うけど。これ」

レイ「最新型のフユツ機付自転車よ」

冬月「」ジャジャーン


13: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/29(月) 21:20:29.913 ID:vucGTLub0NIKU.net

シンジ「うわー! すごいや!」

レイ「私も最近手に入れて」

シンジ「へぇ~。僕のはフルカウルだけど、綾波のフユツ機付自転車はネイキッドなんだね」

レイ「ネイキッド?」

シンジ「うん。僕のゲン付はボディーを守る服がついてるけど、綾波のフユ付は生身だろ?」

シンジ「綾波って意外とハードな趣味だなぁ」

レイ「そう? わからないわ」


15: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/29(月) 21:22:20.999 ID:vucGTLub0NIKU.net

シンジ「ちょっと跨らせてもらってもいい?」

レイ「ええ。どうぞ」

シンジ「ありがとう! よっと」

シンジ「ネイキッドだとやっぱり座り心地も違うなあ」

レイ「エンジンをかけるわ。出撃」

冬月「ぶん! ぶん! ぶぶぶん!」

シンジ「パワーはゲン付の方が強いけど、フユ付は繊細な動きも伝わるテクニック型って感じだね」


16: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/29(月) 21:23:20.910 ID:vucGTLub0NIKU.net

レイ「そういうわけだから、二人乗りはしなくて大丈夫」

シンジ「よかったぁ、僕綾波に断られたかと思ってショックだったよ」

レイ「私は碇君の誘いを断ったりしないわ」

シンジ「ありがとう、じゃあ早速行こうか! 海の近くのカフェなんてどうかな?」

レイ「ええ、そうしましょう」

シンジ・レイ「出撃!」

ゲンドウ・冬月「ぶん! ぶん! ぶぶぶん!」


17: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/29(月) 21:24:12.813 ID:vucGTLub0NIKU.net

――海の見えるカフェ――

シンジ「いや~、やっと着いたね」

レイ「二人で走ると、一人で走るのとは少し違う」

シンジ「綾波もそう思う? やっぱり綾波と二人だと楽しいな」

レイ「な、なにを言うの」///

シンジ「せっかく来たし、中でお茶でも飲んでいこうか」

レイ「そうね」///


18: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/29(月) 21:25:44.439 ID:vucGTLub0NIKU.net

――――――

――――

――

ゲンドウ「オイ」

ゲンドウ「オイ」

冬月「」

ゲンドウ「おい、フユ付!」

冬月「・・・・・・」

ゲンドウ「聞こえてるだろう!」

冬月「なんだ碇」

ゲンドウ「碇って言うな! ゲン付と言え!!」


19: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/29(月) 21:26:40.369 ID:vucGTLub0NIKU.net

ゲンドウ「貴様一体何のつもりだ」

冬月「何がとはなんだ」

ゲンドウ「何故貴様がレイの乗機になっているのかと聞いているのだ!」

冬月「別に構わんだろう、お前は息子の乗機、俺はレイの乗機。何が問題なんだ」

ゲンドウ「レイはユイの分身、いわば私の嫁も同然だ! それを貴様ぬけぬけと・・・!」

冬月「それを言うならユイ君は俺の教え子。教え子の分身ならば放ってはおけまいよ」

ゲンドウ「なんだと貴様! それにその格好はなんだ、ネイキッドだと!? やりたい放題やりおって!」

冬月「だからどうしたというんだ。ネイキッドバイクが違法だとでもいうのか? そんな法律はないぞ」

冬月「それにシンジ君もレイも足がいる。家だって違うんだ、それぞれ1台ずつ持っていた方が理にかなっているだろう」

冬月「お前1台で2人の乗機になろうなど傲慢なのだよ」

ゲンドウ「ぐぬぬ・・・・・・」


20: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/29(月) 21:28:23.550 ID:vucGTLub0NIKU.net

カランコロンカラーン

シンジ「ここのケーキ、おいしかったね」

レイ「紅茶もおいしかったわ」

ゲンドウ「」

冬月「」

シンジ「あっ、もうこんな時間だ。そろそろ帰らなきゃ」

レイ「そうね。あの、碇君・・・・・・」

シンジ「ん? 何?」

レイ「今日は、ありがとう。また一緒に来てほしい」

シンジ「僕の方こそありがとう! 絶対また一緒に行こう!」

レイ「うん」///

シンジ「じゃあ行こうか。綾波のマンションまで送るよ」

シンジ・レイ「出撃!」

ゲンドウ・冬月「ぶん! ぶん! ぶぶぶん!」


21: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/29(月) 21:29:03.355 ID:vucGTLub0NIKU.net

――一週間後――

ケンスケ「よう、シンジ」

トウジ「おはようさーん」

シンジ「あれ? どうしたのその自転車?」

トウジ「ナハハ! ええやろこのチャリンコ!」

ケンスケ「チャリンコじゃなくてロードバイクだよ。トウジと一緒に小遣い貯めて買ったんだ」

シンジ「へぇ~、かっこいいなあ」

トウジ「シンジもどうや? やっぱチャリはええで~」

シンジ「そうだなぁ・・・・・・」

ケンスケ「今日訓練ないんだろう? 放課後一緒に行こうぜ」

トウジ「せやせや、シンジも一緒に風になろうや!」

シンジ「じゃあ、ちょっと行ってみようかな!」


22: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/29(月) 21:29:35.328 ID:vucGTLub0NIKU.net

シンジ「見て見てアスカ、僕のロードバイク!」

アスカ「こないだ見たわよ・・・・・・」

アスカ「・・・あれ? これ自転車じゃない」

シンジ「自転車じゃなくてロードバイクだよ! アスカもどう?」

シンジ「あたしパス。自転車なんてダッサいの乗ってらんないわ」

シンジ「そう? じゃあまた綾波のところへ行ってくるから!」

アスカ「いってらっしゃい」




アスカ「まあ、こないだの変なバイクに乗ってるよりはマシか」


23: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/29(月) 21:30:07.968 ID:vucGTLub0NIKU.net

――綾波のマンション――


シンジ「綾波ー? 碇だけど、いる?」コンコン

レイ「何か用、碇君」ガチャ

シンジ「実は綾波に見てもらいたいものがあって」

レイ「これのこと?」

シンジ「あっ! ロードバイク!」

シンジ「綾波も買ってたんだね」

レイ「碇君、もしよかったら・・・」

シンジ「うん、こないだのカフェまで、また一緒に行こう!」

レイ「うん」///


25: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/29(月) 21:31:09.980 ID:vucGTLub0NIKU.net

――とある駐輪場――

ゲンドウ「フユ付・・・・・・ 生きているか」

冬月「・・・・・・」カサカサ

ゲンドウ「フユ付」

冬月「・・・・・・碇、俺はもう駄目だ」

冬月「年中真夏の第3新東京市でネイキッドは無謀だった・・・・・・」

冬月「碇、レイをたのん、だ・・・ぞ・・・・・・」ガクッ

ゲンドウ「フユ付・・・・・・」

ゲンドウ「冬月先生ーーーーーッ!!」





このあと普通にミサトに見つけられて無事保護されました

おしまい


27: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/29(月) 21:50:56.964 ID:8vvrPH4j0NIKU.net

おつ
面白かった!!!



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