TOP > ガヴリールドロップアウト > ラフィエル「サタニキアプロレスリングチャンピオンシップ!」

ラフィエル「サタニキアプロレスリングチャンピオンシップ!」

1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/26(月) 23:26:10.624 ID:aybzbuCZ0.net

ラフィエル「さぁやってきました第1回サタニキアプロレスリングチャンピオンシップ・グランドファイナル! 実況は私ラフィエルが」

ガヴリール「解説は私ガヴリールがお送り致します」

タプリス「観客は私タプリスです」

ラフィエル「いやー遂にこの時がやってきましたねガヴリールさん」

ガヴリール「これが楽しみで昨日は眠れませんでした」

タプリス「私はチケット代のためにこの1ヶ月倹約生活でした」

ラフィエル「今日この日、全世界のサタニキアプロレスラーの頂点が決します! 皆さん準備はいいですか!」

ガヴリール「あーなんだか選手じゃないのに緊張してきました、事前にトイレ行っといてよかった」

タプリス「期待で体が震えてきました」

ラフィエル「皆さん気合十分ですね!」


8: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/26(月) 23:28:23.726 ID:aybzbuCZ0.net

ラフィエル「それでは選手入場です! 赤コーナー、グラサン!」

ワーワー パチパチ

ラフィエル「グラサン選手、試合前に意気込みをお願いします」

グラサン「ここまで来れたことに感激です。今までの練習をこの舞台にぶつけます」

ラフィエル「はいありがとうございましたー」

ラフィエル「では青コーナー、胡桃沢=サタニキア=マクドウェル!」

ウオオオオオオオオオオ ワーワー キャーキャー クルミザワサーン ワーワー


9: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/26(月) 23:30:18.854 ID:aybzbuCZ0.net

ラフィエル「やはりすごい歓声ですね! ではサターニャさん、意気込みをお願いします」

サターニャ「正直、負ける気はしないわ」

ラフィエル「おーっと強気な発言が出ました! コンディションは万全のようです!」

ヴィーネ「頑張ってサターニャ!」

マスター「私の店で練習した日々を信じるんだ、グラサン君!」

ラフィエル「セコンドはサターニャさんにヴィーネさん、グラサン選手にマスターさんがついています」

ラフィエル「それでは両選手位置について下さい」

ガヴリール「ドキドキ」

タプリス「ドキドキ」

ラフィエル「では第1回サタニキアプロレスリングチャンピオンシップ・グランドファイナル! いってみましょおおおおおお!!!」

ウオオオアアアアアアア ワーワーワー


10: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/26(月) 23:33:04.074 ID:aybzbuCZ0.net

カーン!

サターニャ「さぁ! 戦いのゴングが鳴らされたわ。スーパーサタニキアタイムよ!」

グラサン「フンッ!」シュバッ!

サターニャ「!? くっ!」ドゴッ

ラフィエル「おーっとサターニャさんの一方的な試合になるかと思いきや意外、先攻を決めたのはグラサンです!」

ガヴリール「あれはグラサンラリアットですね」

タプリス「いきなりの展開に大興奮です!」

ラフィエル「さすがにグラサン選手もここまで上がってきた猛者、一筋縄ではいかないということですね。 ……と、おっとこれは!?」

まち子「」スッ

まち子「グラサン、技あり、ワンポイント!」


11: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/26(月) 23:34:45.690 ID:aybzbuCZ0.net

ラフィエル「ここで判定によりグラサン選手に1ポイント入りました! 試合開始直後からグラサン選手がリードするまさかの流れになりました!」

サターニャ「くっ、中々やるわね……でも次は私のターンよ! くらいなさい!」

グラサン「甘い! グラサンチョークスリーパー!」グググ

サターニャ「っ!? なっ!」ギギギ

ラフィエル「おーっと反撃に出ようとしたサターニャさんにカウンターでグラサンのチョークスリーパーが決まったぁ!」

まち子「グラサン、テクニカルサタニキアポイント」

ラフィエル「更にテクニカルサタニキアポイントが入りました! グラサン選手、勢いに乗っています!」

ガヴリール「これはラリアットからの一連の流れを評価したテクニカルサタニキアポイントですね。」

ガヴリール「委員長は特に連続性を評価するレフェリーであることから、そのことを知っているグラサン選手が積極的に狙っていたのでしょうね」

ラフィエル「なるほど! ガヴちゃんありがとうございます! ところで教師と教え子がプロレスというのは公序良俗的にどうなのでしょうか」

ガヴリール「一見密着しているように見えますが、実際は安全のため数十cm以上の隙間が出来るように配慮されているので問題ありません」

ラフィエル「どうもありがとうございます! そして試合の方は!?」


12: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/26(月) 23:36:44.685 ID:aybzbuCZ0.net

グラサン「胡桃沢……このまま一気に終わらせて貰うぞ」

サターニャ「くっ……何のこれしき……」

グラサン「ハァッ! グラサンボンバー!」グボァッ

サターニャ「ぐはっ!」

ラフィエル「あーっとサターニャさんにグラサン選手の大技が炸裂しました!」

まち子「グラサン、パワーサタニキアポイント」

ラフィエル「パワーサタニキアポイントが入りました! これはサターニャさんにとって非常に厳しい展開です!」

タプリス「こんなハイレベルな試合を生で見れるなんて……!」

まち子「ワーン、ツー、スリー……」

グラサン「残念だが今のはモロに入った。もう胡桃沢は立ち上がれないだろう」

ヴィーネ「そんな……サターニャ! サターニャ! 立って! サターニャ!」

まち子「フォー、ファーイブ、シーックス……」

ラフィエル「無冠の帝王サターニャ、まさかのノックアウトか!?」


13: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/26(月) 23:40:43.042 ID:aybzbuCZ0.net

まち子「セブーン、エーイ……」

サターニャ「」スッ

グラサン「!? な、なにっ!」

ヴィーネ「サターニャ!」

サターニャ「ふっ、私はこれぐらいじゃ倒れないわ」

グラサン「まさかグラサンボンバーをモロにくらって立ち上がるとは……」

サターニャ「確かにあなたのグラサンボンバーは素晴らしい威力だったわ。でもあなたは私の体力を計り切れていなかった。そう、私の体育の成績を知らなかったからね」

グラサン「くっ……」

サターニャ「さぁ、ここからが真のサタニキアタイムよ」

グラサン「まだだ! グラサンソバット!」

サターニャ「ふっ!」シュンシュンシュン

ラフィエル「あーっとサターニャさんが目にも止まらぬ速さでグラサン選手の攻撃を回避しています!」


14: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/26(月) 23:43:00.017 ID:aybzbuCZ0.net

ガヴリール「これはマクドウェルステップ(通称MS)ですね」

ラフィエル「マクドウェルステップ!」

ガヴリール「特殊な呼吸法と足運びで短距離を高速かつ繰り返し移動出来る魔界に伝わる伝統芸能ですね。下界では反復横跳びとも呼ばれています」

ラフィエル「なるほどガヴちゃんありがとうございます!」

グラサン「そんな……」

サターニャ「あなたが私の体力測定を見学しに来なかったのが敗因ね。今度は私の番よ! はっ! サタニキアフライングプレス!」ボスン

グラサン「ぐおおおおお」

ラフィエル「おーっと宙を舞ったサターニャさんのボディプレスがグラサンにクリーンヒットぉぉお!」

まち子「サタニキア、8点!」

ガヴリール「この場合配点は技術点が5点中4.6点、創意工夫点が5点中3.4点ですね」

ラフィエル「この点数は高い方なのでしょうか?」

ガヴリール「過去3年分の試合のアベレージが7.7点なので高めですね」

ラフィエル「ガヴちゃんありがとうございます!」


15: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/26(月) 23:44:52.979 ID:aybzbuCZ0.net

サターニャ「まだまだ行くわよ! サタニキアスープレックス!」ドゴォ

グラサン「ぬおおおお」

サターニャ「サタニキアバックブリーカー!」ドゴォ

グラサン「ふぐううううう」

サターニャ「サタニキアボディスラム!」ドゴォ

グラサン「うがああああああ」

サターニャ「サタニキアヴィネット!」

ヴィーネ「行くわよ!」ドゴォ

グラサン「どああああああ」

ラフィエル「あーっと流れるようにサターニャさんの猛攻が続きます!」

タプリス「こんな神々しい光景を見られるなんて……涙が止まりません」

サターニャ「これで終わりよ! サタニキア地獄突き!」

グラサン「くッ! マスターガード!」


17: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/26(月) 23:57:35.159 ID:aybzbuCZ0.net

マスター「へ? うわああああああ!」ドゴォ

ヴィーネ「!? そんな! マスターを盾に!」

マスター「」ドサッ

サターニャ「グラサン……貴方……」

グラサン「俺は……負けるわけにはいかない……」

サターニャ「……」

グラサン「どうしても負けるわけにはいかないんだ!」

サターニャ「そう……貴方の覚悟は分かったわ」

グラサン「だから絶対にお前に勝つ! 例え教え子だろうと! うおおおおおおおおおお!」

サターニャ「でも――」

サターニャ「勝つのは私よ」スッ

グラサン「何っ……! 一瞬で後ろに……!」

サターニャ「終わりよ!」ガシッ

グラサン「こっ、これは……!」

ラフィエル「あーっとサターニャさんがグラサンに技を極めたまま跳び上がったぁ!」


18: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/27(火) 00:01:22.369 ID:wIz4tnP+0.net

サターニャ「デラックスサタニキアドライバー!!!!!!!」ズゴォ

グラサン「ぬわあああああああ!」

ラフィエル「決まったァ――――! 衝撃の勢いでグラサン選手がリングにめり込みました! グラサン選手! 立ち上がれるか!?」

まち子「」タッタッタ

ラフィエル「えー今レフェリーの委員長が確認に向かいました」

グラサン「」チーン

まち子「…………」

ラフィエル「判定は!?」

まち子「……一本!」

カンカンカンカーン!

ラフィエル「決まりましたァァァサターニャさんの勝ちです!!!!!!」

上野「ただいまの決まり手はデラックスサタニキアドライバー、デラックスサタニキアドライバーでサタニキアの勝ちー」


19: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/27(火) 00:04:55.416 ID:wIz4tnP+0.net

ガヴリール「いやー熱い試合でしたね」

ラフィエル「ガヴちゃん試合について何か一言!」

ガヴリール「いやぁちょっと試合が凄すぎて……なんて表現したらいいんですかねー……まぁ実を言うと少し漏らしました」

ラフィエル「ありがとうございます! ではチャンピオンベルトと天皇賜杯の贈呈に行ってきます!」

ヴィーネ「やったわねサターニャ!」

サターニャ「ふふん、それほどでもないわ」

グラサン「くっ……そんな……俺が負けてしまうなんて……」

ヴィーネ「先生! 動かないで下さい!」

グラサン「優勝して……チャンピオンベルトを持ち帰ると……明日手術の子供と約束したのに……」

サターニャ「…………」

ヴィーネ「先生……」

ラフィエル「サターニャさんサターニャさん? 授与式を行いますので、どうぞこちらへ」

サターニャ「ええ、分かってるわ」


21: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/27(火) 00:07:34.032 ID:wIz4tnP+0.net

ラフィエル「第1回サタニキアプロレスリングチャンピオンシップ、優勝はサターニャさんです!! 会場の皆様盛大な拍手を!」

ラフィエル「それでは! ベルトと賜杯の授与を行います! 優勝おめでとうございますサターニャさん! こちらチャンピオンベルト! そして天皇賜杯です!」サッサッ

タプリス「ううっ、生きてる間にこれを見れるなんて……今夜は興奮で眠れません」

ラフィエル「サターニャさん! ベルトと賜杯を持ってみて、感想は如何ですか!」

サターニャ「案外軽いわね」

ラフィエル「サターニャさん、改めておめでとうございます。ベルトは何処に飾られますか? 自室ですか? それともサタニキアジムでしょうか?」

サターニャ「いいえ」

ラフィエル「いいえ?」

サターニャ「ベルトは飾らないわ」

ラフィエル「飾らない? と、言いますと……」

サターニャ「私より相応しいベルトの持ち主がいるわ」


23: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/27(火) 00:09:01.377 ID:wIz4tnP+0.net

ラフィエル「えっ? サターニャさん、どういうことですか?」

サターニャ「相応しい持ち主、それは……」スタスタスタ

サターニャ「グラサンよ!」

グラサン「なっ」

ラフィエル「えっ」

ヴィーネ「サターニャ!?」

ガヴリール「なるほど」

グラサン「く、胡桃沢お前、まさかさっきの俺の話に同情して」

サターニャ「……サタニキアプロレスは過酷な勝負の世界よ」

サターニャ「例えプライベートで仲が良くともリングに上がればお互いに敵、そこでは勝敗が全てを決める」

サターニャ「でも……我らサタニキアプロレスラーには唯一勝利よりも重視するものがある」

サターニャ「それは……」

サターニャ「ファンの笑顔よ」

グラサン「胡桃沢……」


24: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/27(火) 00:09:47.425 ID:wIz4tnP+0.net

サターニャ「さ、早くそのベルトを病気の子のところに持って行ってあげなさい」

グラサン「し、しかし! ベルトを手放すということがどういうことか分かっているのか!? サタニキアプロレスラーの頂点、王者の座を譲るということだぞ!」

サターニャ「そんなことは些細なことよ」

サターニャ「それに……私は王者として待ち構えているよりも、チャレンジャーとして挑む方が性に合っているわ」

ラフィエル「サターニャさん……」

ガヴリール「サターニャ……」

まち子「胡桃沢さん……」

タプリス「胡桃沢先輩……」

サターニャ「私は一年後! この舞天市民会館に再び戻ってくるわ! それまで待ってなさい!」

\ウオオオオオオオオオオオ/

\サタニキア!/ \サタニキア!/ \サタニキア!/ \サタニキア!/ \サタニキア!/

サターニャ「なーっはっはっは!」


おわり


26: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/27(火) 00:12:08.747 ID:wIz4tnP+0.net

頭サタニキアシリーズが好きで書いたけど俺には出オチ力が足りないようだった



『ガヴリールドロップアウト』カテゴリの最新記事

おすすめ記事

コメントの投稿