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蛍「先輩のお料理会」

2017/07/12 22:06 | のんのんびより | コメント(0)
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/28(土) 17:05:31.76 ID:TwVi1Q5Q0

小鞠「蛍、これ」スッ

蛍「え?先輩、この手紙」

小鞠「後で読んで!じゃ」タタタ

蛍(キャー!先輩から手紙貰っちゃった!)

蛍「ら、ラブレターかな…」ドキドキ

蛍「後でって言われたけどいいよね…」スッ

お料理会の招待状

蛍「」


6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/28(土) 17:11:02.23 ID:TwVi1Q5Q0

蛍「ど、どうしよう…」

蛍「受け取った以上、行かないと駄目よね」

蛍「けどこの前のピクニックの時は…」

蛍「思い出しただけで……」オエ

蛍「けど…」

~~~~~~~~

小鞠「蛍、あーん」

蛍「先輩!」アーン

小鞠「おいしい?」

蛍「はい!」

小鞠「えへへ、私、蛍だーいすき」

~~~~~~

蛍「なんて事に…」


8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/28(土) 17:16:44.10 ID:TwVi1Q5Q0

蛍「そうよね、今が頑張る時よ!」グッ

蛍「えっと…日時は三日後の日曜日か」

蛍「それまで何も食べなければいけるよね」

蛍「空腹なら先輩の料理でも…」

蛍「ふふふ、日曜日……私の人生で最大の試練になりそうだわ」


9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/28(土) 17:20:27.45 ID:TwVi1Q5Q0

~日曜日~

蛍「ごめんください」

ドタドタ

蛍「あのー」

小鞠「あ、蛍?上がって」

蛍「はい。ではお邪魔します」


13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/28(土) 17:27:39.06 ID:TwVi1Q5Q0

蛍「あれ?先輩、まだ誰も来てないんですか?それに夏海先輩も…」

小鞠「そうなんだ、昨日言っといたのに、朝起きたらいなくなってたの」

蛍(逃げましたね…)

小鞠「まぁ、蛍が来てくれて良かったよ」

蛍(先輩!)

蛍「私、先輩に呼ばれたらいつでも駆けつけます!」


14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/28(土) 17:33:27.17 ID:TwVi1Q5Q0

小鞠「ホント?じゃあ毎週しちゃおうかな」

蛍「え…?」

小鞠「毎週は言い過ぎたかな。けど、蛍が喜んでくれるならまたするね」

蛍「わーい…う、嬉しいなぁ……」

小鞠「そろそろ始めよっか」


17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/28(土) 17:39:43.56 ID:TwVi1Q5Q0

小鞠「蛍、今から持っていくから、お皿とか並べてもらっていいかな」

蛍「はーい」

蛍(お皿が一枚…この手の皿だと、カレーかそれともシチューか…)

蛍(けど、もう三日間何も食べていないから、今ならあの時のお弁当でも食べれそうだわ)

蛍(流石の先輩でもあの時以上の……)


ムワ~ン


蛍「」


21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/28(土) 17:44:23.94 ID:TwVi1Q5Q0

小鞠「今日はね、シチューを作ってみたの」

蛍「う、うわぁい…」

小鞠「大丈夫!ちゃんと本見て作ったからこの前みたいな事には」

蛍「ど、どんな本ですか?」

小鞠「えーとね……」ゴソゴソ

小鞠「これなんだ、今、都会で人気らしいね」

炎のジャイアンレシピ

蛍「」


23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/28(土) 17:49:17.80 ID:TwVi1Q5Q0

蛍(え?これってあの漫画の…)

蛍(先輩、どうしてこれを見て真似ようと思ったんですか)

蛍(そもそも作ってる途中でおかしいと思わなかったのかな)


ムワ~ン


蛍(匂いだけでも涙が出るくらい染みるわ)

蛍(絶食したのが失敗だったかしら…)


26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/28(土) 17:53:15.00 ID:TwVi1Q5Q0

小鞠「このシチューにはね、ひき肉とたくあんと塩辛とジャムとにぼしと大福が入ってるの」

小鞠「何か凄くワクワクするよね」

蛍(私はドキドキします)

小鞠「蛍、遠慮しないでどんどん食べてね」

蛍「わ、わぁい……いただきます…」ゴクリ


30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/28(土) 18:00:34.44 ID:TwVi1Q5Q0

~そのころ夏海たちは~

夏海「まさかこまちゃんが料理会しようなんて言い出すとは…」

れんげ「なっつん、こまちゃんのお料理会行かんのん?」

夏海「れんちょん、知らなくていい事もあるんだよ」

卓「……」ウンウン

れんげ「そうなん?ウチ楽しみだったのに…」

夏海「れんちょんには後でお菓子買ってあげるから」

れんげ「しょうがないからそれで我慢してあげるのん」

夏海(すまん、ほたるん…一人犠牲になってくれ)


31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/28(土) 18:04:08.73 ID:TwVi1Q5Q0

蛍「で、でわ…」ドキドキ

蛍(う…凄くドロドロしてる)プルプル

小鞠「蛍?」

蛍「……」ゴクリ

小鞠「そっか、熱いの苦手なんだ」

小鞠「蛍、ちょっと待ってね」

 フー フー

小鞠「はい、蛍」アーン

蛍「いただきます!」パク


32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/28(土) 18:12:24.34 ID:TwVi1Q5Q0

小鞠「どう?美味しい?」

蛍「…はい……とても独創的で、刺激的です…」

蛍(すっぱ!え?シチューがどうして酸っぱくなるの?」

小鞠「まだちょっと熱いね」

 フー フー

小鞠「蛍、あーん」

蛍「はい!」パク


36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/28(土) 18:18:03.66 ID:TwVi1Q5Q0

蛍(もう無理…)

小鞠「蛍、まだまだあるからいっぱい食べてね」

蛍「う、嬉しいなぁ…」

蛍(甘かった…まさか先輩が違う方向で進化してたなんて…)

蛍(たった二口でここまで心が折られるなんて…今は三日間絶食してたのが嘘みたいにお腹がいっぱいだわ)

蛍(けど…先輩ニコニコしててかわいい)ホワホワ


37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/28(土) 18:21:19.71 ID:TwVi1Q5Q0

蛍(守りたい、この先輩の笑顔を)

蛍(守るためには食べるしかないわね…もしここで逃げたら……)

蛍(ダメよ!考えただけでも恐ろしい)

蛍(もう覚悟を決めるわ…)

蛍(逝きます!)カッ


38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/28(土) 18:25:21.96 ID:TwVi1Q5Q0

ガツガツガツガツ

小鞠「ほ、蛍…凄い食欲だね」

蛍(何も考えるな)パクパク

小鞠(蛍、お腹すいてたんだね…)

小鞠(作って良かったな…蛍がこんなにも食べてくれるなんて)

蛍「ご馳走様でした!」

小鞠「蛍、お腹すいてたんだね」

蛍「え?あ、はい…」ウプッ

小鞠「私の分もあげるよ」

蛍「」


53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/28(土) 19:26:10.89 ID:TwVi1Q5Q0

蛍(ちょ、もう無理ですよ先輩…)オエッ

小鞠「蛍が喜んで食べてくれて嬉しいな」ニコニコ

蛍「!」ピク

小鞠「今日は来てくれてありがとね」

蛍(先輩かわいいいいい!)


55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/28(土) 19:33:57.72 ID:TwVi1Q5Q0

蛍(はぁ、もうこの笑顔だけでご飯三杯はいけるわ)

蛍(そうよ!先輩の笑顔を見ながら食べればいいのよ)

蛍「……食べますね」

パクパク

小鞠「蛍はいい食べっぷりだなぁ」ニコニコ

蛍(口に含んだらすかさず先輩の顔を)ウプッ

パクパク

小鞠「どんどん食べてね」ニコニコ

蛍(先輩先輩先輩)ウエッ


57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/28(土) 19:42:12.61 ID:TwVi1Q5Q0

小鞠「今日は蛍しか来なかったけど、やって良かったよ」

蛍「ご、ご馳走様です…」

小鞠「綺麗に食べたね」

蛍「ひ、ひ、ふぅ……はい」

小鞠「どうしたの?」

蛍「い、いえ……何でもありません」


59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/28(土) 19:45:01.60 ID:TwVi1Q5Q0

小鞠「もしかして美味しくなかったとか?」ジワッ

小鞠「そっか…やっぱり……」

蛍「先輩!」ガシ

小鞠「蛍?」

蛍「美味しかったです!あまりの美味しさに感動してただけです!また食べたいです!」

小鞠「蛍…」


60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/28(土) 19:48:56.09 ID:TwVi1Q5Q0

蛍「先輩…」

小鞠「良かった」ニコ

蛍(きゃー!かわいすぎる!)

蛍(頑張って良かった。今日は自分で自分を褒めてあげたいわ!)

蛍(そうよ!この笑顔を守れるのは私だけよ)

蛍(ここでギュッてしたい……せめてこまぐるみでもいいから)


61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/28(土) 19:50:29.99 ID:TwVi1Q5Q0

小鞠「あのね、蛍」

蛍「はい!何でしょうか」ドキドキ







小鞠「実はまだまだあるんだ」


66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/28(土) 19:55:21.69 ID:TwVi1Q5Q0

蛍「…………え?」

小鞠「今日、本当は皆も来る予定だったからね」

蛍「そ、そういえばお食事会でしたね……」

小鞠「うん。だから後4人分はあるんだ」

蛍「」

小鞠「でも流石にお腹いっぱいでしょ?」

蛍「え?」


67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/28(土) 19:58:32.30 ID:TwVi1Q5Q0

蛍「はい。確かにおかわりもしましたし」

蛍(もしかして食べなくて済む?)

蛍(じゃあどうしてまだあるなんて言ったんだろう…)

小鞠「だから今日泊まっていきなよ」

蛍「喜んで!」ガタッ


70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/28(土) 20:07:43.29 ID:TwVi1Q5Q0

蛍(し、しまったぁ…)

小鞠「そっかぁ、ならデザートも作らないとね」

小鞠「それから、晩御飯もシチューじゃかわいそうだから他にも作ってあげるね」

蛍「」

小鞠「よ~し頑張るぞぉ!」

蛍(もう……いいよね?私、頑張ったよね…)


74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/28(土) 20:15:32.23 ID:TwVi1Q5Q0

~夕方~

夏海「じゃあね、れんちょん」

夏海「そろそろ終わった頃だろ」

夏海「ただいまー!」

小鞠「お帰り、夏海」

夏海「姉ちゃん今日はごめんね。何だか急に山菜を取りに行きたくなったの」

小鞠「そういうのは先にいいなよ。まぁ、蛍が来てくれたから良かったけど」


78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/28(土) 20:18:05.74 ID:TwVi1Q5Q0

夏海「そっか。で、どうだった?」

小鞠「喜んで食べてくれたよ。後、おかわりもしてくれたし」

夏海「そっかぁ」

夏海(許せほたるん)





小鞠「お腹すいたでしょ?ご飯できてるよ」


81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/28(土) 20:20:36.79 ID:TwVi1Q5Q0

夏海「…………え?」

小鞠「早く手洗ってきなよ」

夏海「そ、そうだった!今日、れんちょんの家に泊りに行くんだった」アセアセ

夏海「じゃ、姉ちゃん急ぐから」


ガシ


夏海「!?」


82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/28(土) 20:24:28.56 ID:TwVi1Q5Q0

蛍「どこに行くんですか?」

夏海「ほたるん!?」

小鞠「そうそう、今日、蛍、家に泊まるの」

夏海「え?」

小鞠「用意してくるから待ってて。後、泊りに行ってもいいけど、ご飯くらい食べて行ってよね」

夏海「ちょ、姉ちゃん」


84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/28(土) 20:28:24.89 ID:TwVi1Q5Q0

蛍「うふふ……夏海先輩、逃げようとしました?」

夏海「ほ、ほたるん」

蛍「夏海先輩……こまちゃん先輩を困らせたら駄目じゃないですか」

夏海「お、落ち着いて」

蛍「やだなぁ、私は十分落ち着いてるじゃないですか」

夏海「こ、怖いよ…ほたるん」


86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/28(土) 20:31:04.38 ID:TwVi1Q5Q0

蛍「先輩のお料理…とても刺激的なんです」

蛍「夏海先輩なら当然知ってますよね?」

蛍「さぁ夏海先輩、座って一緒に待ちましょう」

蛍「うふふ、先輩の笑顔がまた見れるわ……」

夏海「」


87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/28(土) 20:33:28.23 ID:TwVi1Q5Q0

小鞠「お待たせ、いっぱい作ったからどんどん食べてね」

蛍「わぁい…」

夏海「」

小鞠「夏海、兄ちゃんはまだ帰ってないの?」

夏海「え?そういえば…」


88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/28(土) 20:39:36.85 ID:TwVi1Q5Q0

夏海(に、逃げたな)

小鞠「夏海、早く食べなよ」

小鞠「蛍はいっぱい食べてくれてるのに」

蛍「うふふ…」モグモグ

蛍「夏海先輩、とっても美味しいですよ」

小鞠「ほら」

蛍「ほら」

夏海「ちょ、まって…ぎゃあああ!」




おわり



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