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サターニャ「中身」

1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/21(金) 00:00:11.161 ID:CwFaqnj20.net

ある日ふと気になった。天使の体の中には何があるんだろう
人でもあくまでもない存在なのだからきっと特別なものが入っているに違いない

ラフィエルたちを見ていると、天使ってとってもきれいなのだ
だからきっと天使の中身もきれいなはず

あぁ気になったら確認したくてうずうずする……
どうしよう……うーん……どうしよう……
……悩むなんて私らしくないわね。確認したらいいだけじゃない


2: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/21(金) 00:02:08.727 ID:CwFaqnj20.net

「というわけでラフィエル中身を見せて?」

「はい?中身ですか……?」

「ええ。中身よ。私、ラフィエルの中身が見たいのよ」

「えーと、見せられるものでしたら見せてもいいのですが……私は何をしたらいいのでしょう?」

「心配しないでいいわ!ラフィエルは何もしなくていいの。ちゃんと準備してきたから!」

(また、魔界通販の商品でしょうか……)

「それじゃ行くわね!」

「え、ええ」


3: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/21(金) 00:04:06.388 ID:CwFaqnj20.net

グサッ

「えっ……」

ラフィエルの体にナイフが埋まる。あまり気持ちの良い感触ではないわね
あら?天使の血も赤いのね!

「さ、さたー……にゃさん?」

「あ、ごめんなさい。天使の中身が気になったのよ。少し痛いと思うけど我慢してね」

まずはお腹を開かなきゃいけないのよね。えーとナイフを動かせば……

「ああああああいたい!いたい!いたいです!」

「わーすごいいっぱい血が出てきたわね」

赤ばっかりだと思っていたんだけど黄色いものもあるのね


5: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/21(金) 00:06:10.452 ID:CwFaqnj20.net

「あぁあぁああ……」

「ちょっとラフィエルうるさいわよ!」

……ふぅ。やっとお腹が開いた。結構疲れるわね
さて、広げてみましょうか……

このとき見たものはとても言葉じゃ表せないものだったわ
ルビーのような赤色。それぞれの臓器がまるで宝石のように輝いていた
言葉が出ないほどにきれいで……
天使の中身はやっぱりきれいなんだって思えたの

そのあと私は気が済むまでずっとラフィエルの中身を眺めていた

「ありがとう!ラフィエル。やっぱり天使はきれいなのね」

ラフィエルに挨拶をし、私は帰ることにした
そういえば、最初うるさかったラフィエルも最後の方には静かになっていたわね


7: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/21(金) 00:08:08.756 ID:CwFaqnj20.net

それから私の頭の中はラフィエルの中身でいっぱいだった
ああ、もう一度見たい……すぐにでも見たい
でも、明日は学校だから我慢することにしたの

次の日
ラフィエルは学校を休んだ

あのラフィエルが連絡もなしに休んだのだ。ヴィネットはもちろんガヴリールも心配していた
皆でお見舞いに行こうって話になったのだけど、ガヴリールがめんどくさがったため私が一人で行くことになった
ヴィネットも行くと言っていたのだけど、ラフィエルの中身を独り占めしたかったから一人で行くと伝えた

「ラフィエルー入るわよ」


9: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/21(金) 00:10:04.476 ID:CwFaqnj20.net

驚いたことにラフィエルの部屋の鍵は開いていた
不用心ねー
部屋に入って目にしたのは昨日と同じ状態にあるラフィエルだった

「あら昨日と同じ状態じゃない……全く連絡くらい入れなさいよね!みんな心配してたわよ」

ラフィエルから返事がない……
ラフィエルのことだから、また私を弄るつもりでいるのかしら
折角昨日と同じ状態なんだからラフィエルの中身を見ることにした


10: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/21(金) 00:12:03.752 ID:CwFaqnj20.net

びっくりした……
昨日はあんなにきれいだったのに……
ルビーのような赤は、赤黒く変色していたのだった
輝く宝石は赤銅のような色へと変わっていたのだ

私はあのきれいな赤に憑りつかれていたのだ
もう一度あの赤がみたい……でも前にあるのは濁った赤だ

どうしたものか……
まるで麻薬に侵された身のように私はあの赤を求めている

そうか!
天使はもう一人いるじゃない……


11: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/21(金) 00:14:14.173 ID:CwFaqnj20.net

ああ、早くあの赤が見たい。その一心で私はガヴリールの家を目指した

「ガヴリール!ガヴリール!開けなさい、ガヴリール!」

「なんだよ。そんな血相を変えて……」

「ねぇお願いがあるの」

「お願い?」

「そうなの。お願いよ……」

「はぁーただならない感じだしいいよ。まあ、とりあえず上がって」

「ありがとう!」

「で、お願いってな」

グサッ
ラフィエルの時みたいにガヴリールの体にナイフが刺さる

「は」


12: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/21(金) 00:16:15.458 ID:CwFaqnj20.net

「あーよかった。私ね天使の中身が見たいのよ。ラフィエルの中身を見たんだけどね色が悪くなっちゃって……だからガヴリールの中身を見せてもらおうと思ったの!」

ガヴリールはすぐに静かになった
そして思った通りガヴリールの中身もきれいな赤色だった
ラフィエルの中身と少し違い赤が少し濃い気がする
それでも息をのむほどにきれいだった……

それから十分にガヴリールの中身を堪能して帰ろうと思ったらインターホンが鳴った

「ガヴー開けて-」

どうやらヴィネットが訪ねてきたようだ
そこで私は気になった
同じ悪魔であるヴィネットの中身はどんなのだろう


14: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/21(金) 00:18:53.170 ID:CwFaqnj20.net

悪魔だから汚いのだろうか……
しかし、ヴィネットも天使ほど神秘的ではないにしろきれいな見た目をしている
天使と悪魔の違いを見るのも面白そうね

「もうガヴ!勝手に入るわよ!」

ああ、ヴィネットが入ってきた

「ねぇヴィネット」

「え?サターニャ?」

「中身を見せて」

「え」

ナイフがヴィネットの体へと沈む
やはりこの刺す感触は良いものではない

さあ、悪魔の中身はどんなのかしら
期待で胸を膨らませヴィネットの体を開く……


15: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/21(金) 00:20:08.706 ID:CwFaqnj20.net

そこにもきれいな赤があった
ラフィエルやガヴリールと色合いは少し違うが配置やきれいな赤であることは同じだった
もしかして天使や悪魔には大きな違いがないのかもしれない
ヴィネットの中身を楽しみながら私はそのようなことを考えていた

それから私は家に帰った

家に帰ってからも頭に浮かぶのはガヴリールやヴィネットの中身だ
この世のものとは思えないきれいな赤
ああ、もう一度見たい

そこで私はひらめいた
悪魔と天使で違いがないのなら、私の中身もあのようにきれいな赤なのではないだろうか
ああきっとそうだ
それならあとは簡単だ

私はナイフを走らせた……


16: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/21(金) 00:21:08.589 ID:CwFaqnj20.net

終わり


17: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/07/21(金) 00:23:45.648 ID:CwFaqnj20.net

ガヴ、ヴィーネ、ラフィをメインにこんな感じか分からないけど少し不思議系の話を書きたいと思っています。
今回はサターニャメインのお話



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