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ライナー「千秋楽」

2017/08/31 15:03 | 進撃の巨人 | コメント(0)
1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/27(木) 17:59:35 ID:OmSkdgXU

※一応ライナー「春場所」というSSの続編です


2: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/27(木) 18:00:07 ID:OmSkdgXU

食堂


エレン「……」

アルミン「……エレン」

エレン「……アルミン」

アルミン「何してるの……」

エレン「……消しゴムに落書き」

アルミン「……なんて」

エレン「イグアナ…」

アルミン「……そう」

ベルトルト「……やあ」

アルミン「ベルトルト…」

エレン「……」


3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/27(木) 18:01:16 ID:OmSkdgXU

ベルトルト「…この間は応援ありがとう」

アルミン「うん… よく生きてたね」

ベルトルト「……かなり際どかったよ」

アルミン「……しっかり狙ったから」

エレン「……」


5: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/27(木) 18:01:56 ID:OmSkdgXU

アルミン「……なんで裸に廻し締めてうろついてるの」

ベルトルト「実はこれから試合があるんだ…」

アルミン「…へぇ」

ベルトルト「…外人力士が来てね とても強いんだ」

エレン「……」


6: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/27(木) 18:02:28 ID:OmSkdgXU

ベルトルト「……よかったら、見に来てくれ」

アルミン「……次は外さないよ」

ベルトルト「……うん」

エレン「……頑張れよ」

ベルトルト「……ありがとう」

アルミン「……」


7: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/27(木) 18:03:40 ID:OmSkdgXU

壁上



ジャン「……」

サシャ「……」

エレン「…よう」

ジャン「…エレン、アルミン」

アルミン「二人もベルトルトに…」

サシャ「…そうです」


8: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/27(木) 18:04:55 ID:OmSkdgXU

エレン「……凄い数の観客だな」

ジャン「あいつ、色んな奴に声かけてたからな…」

アルミン「……調査兵団だ」

サシャ「…駐屯兵団の指令も居ますよ」

エレン「大砲の準備してるな……」

ジャン「……まあな」

アルミン「チャンスだから……」

エレン「何の?」

アルミン「…いや 巨人を殲滅する…とか」

エレン「……ああ」


9: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/27(木) 18:06:02 ID:OmSkdgXU

サシャ「……外人力士ってあれですか」

エレン「……猿」

ジャン「猿だな…」

アルミン「……外人」

サシャ「……」

エレン「……でかい猿だな」

ジャン「ああ…」


11: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/27(木) 18:09:20 ID:OmSkdgXU

サシャ「…どこから連れて来たんですかね」

アルミン「さあ…?」

ジャン「……森?」

サシャ「森……」

エレン「………山?」

アルミン「……」

エレン「子猿とかいるだろうな…」

ジャン「……」

サシャ「……」


12: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/27(木) 18:11:05 ID:OmSkdgXU

ジャン「…おっ 行司」

サシャ「あの巨人… ユミルですね…」

アルミン「ルール理解してるかな…」

エレン「…本持ってるな」

サシャ「……入門 相撲ガイド」

ジャン「…多分駄目だ」

アルミン「……」


14: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/27(木) 18:12:44 ID:OmSkdgXU

ジャン「……ユミルが猿に廻しを渡したな」

エレン「……あの猿『?』って顔してるぞ」

サシャ「ユミルが必死に教えてますよ…」

エレン「……まだ『?』って顔だな」

ジャン「猿だしな……」

サシャ「…教え方が悪いんじゃないですか」


16: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/27(木) 18:13:50 ID:OmSkdgXU

アルミン「……なんで頭に廻し巻いてるの?」

サシャ「鉢巻みたいですね……」

エレン「……猿 得意げだ」

ジャン「……ああ」

アルミン「……ユミルも諦めたね」

ジャン「……あいつ」

サシャ「根気がないですね……」


17: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/27(木) 18:15:35 ID:OmSkdgXU

エレン「…別にいいだろ 猿も喜んでるし…」

アルミン「……おおらかだね」

サシャ「…ふふっ エレンは心が広いです…」

エレン「……よせよ お前ら」

サシャ「…ユミルが団扇振り回してます」

ジャン「始まるみたいだな…」


18: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/27(木) 18:16:50 ID:OmSkdgXU

サシャ「……さっきから何してるんですか?」

ジャン「猿が3m級を抱いて…頭を触ってるな」

アルミン「……毛繕い?」

サシャ「毛繕い……」

エレン「小猿だと思ってんだ……」


19: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/27(木) 18:18:33 ID:OmSkdgXU

サシャ「……3m級は泣き叫んでますよ」

ジャン「……ああ」

エレン「森に帰りたいんだ……」

アルミン「……エレン 泣かないで」

サシャ「優しいんですね……」

ジャン「………馬鹿じゃねーの」

エレン「今何て言った?」

アルミン「……やめなよ 二人とも」


20: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/27(木) 18:20:22 ID:OmSkdgXU

サシャ「……あっ」 

アルミン「猿が巨人を放した…」

ジャン「仲間の元へ走っていくな…」

エレン「…ユミルが団扇を上げたぞ」

ジャン「……猿の勝ちか」

アルミン「まぁ …そうだろうね」

エレン「何で?」

アルミン「…その 体格差…とか」

エレン「……ああ」

ジャン「…さっきの巨人 他の巨人に慰められてるな」

エレン「……良い奴らばっかじゃねーか」

アルミン「……そうだね」

サシャ「ええ……」


21: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/27(木) 18:22:10 ID:OmSkdgXU

ジャン「……ライナー」

サシャ「ライナーですか…」

アルミン「……今日も凛々しい顔してるね」

エレン「…ふふ」

アルミン「…エレン」

サシャ「……今日もきつく締まってますね」

ジャン「こないだ廻しを洗濯してたからな」

アルミン「…あー さらに縮んだんだ」


22: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/27(木) 18:23:19 ID:OmSkdgXU

ジャン「ああ… 今日もぷりっぷり… ん」

アルミン「…どうしたの」

ジャン「……いや あれ」

エレン「ふ… ふふ」

アルミン「玉が片方… はみ出してる」

サシャ「……」

ジャン「収まんなかったか…」

エレン「ふふ ふふふ…」


24: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/27(木) 18:25:07 ID:OmSkdgXU

アルミン「……四股踏むね」

ジャン「片足上げて… 玉が…」

エレン「……やめろよ」

ジャン「……ぶらっぶらしてる」

エレン「おい おいジャン ふふふ…」

ジャン「…ぶらっぶら」

エレン「ふは… ふふふふふ」

サシャ「ふふふ」

アルミン「ははは」

ジャン「へへ…」


25: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/27(木) 18:27:29 ID:OmSkdgXU

サシャ「……ライナー 転げ回ってますよ」

ジャン「…目に入ったか」

アルミン「…思いっきり猿に塩ぶつけられたからね」

エレン「ふふ ふふふふ」

ジャン「…ユミル、注意しないんだな」

サシャ「……あの猿、今度は食べてますよ」

アルミン「うん…」 

ジャン「……凄く怒ってるな」

アルミン「しょっぱかったんだね……」


26: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/27(木) 18:29:02 ID:OmSkdgXU

サシャ「……ライナーは何とか巨人化しましたけど」

アルミン「ヨロヨロだ…」

ジャン「……ユミルが団扇振り回し始めたな」

アルミン「…始まるね」


27: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/27(木) 18:30:42 ID:OmSkdgXU

サシャ「あー… ああ…」

アルミン「……廻し掴まれて 凄い勢いで振り回されるよ」

ジャン「あの猿、めちゃくちゃ怒ってるな…」

サシャ「……何かの技じゃないんですか」

ジャン「……なんだろ」 

アルミン「ジャイアントスイング……?」

ジャン「……相撲にはないだろ」


28: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/27(木) 18:31:45 ID:OmSkdgXU

エレン「ふふふ…」

ジャン「……まだ笑ってんのか」

エレン「……いや ふふ」

ジャン「……凄い勢いで玉が」

エレン「ふふふ ジャン ふふふふ」

サシャ「ふふっ」

アルミン「ははは」

ジャン「へへ…」


29: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/27(木) 18:33:08 ID:OmSkdgXU

サシャ「ふふ……あ 廻しが」

アルミン「とれたね…」

サシャ「反動でライナーは場外…」 

ジャン「猿の勝ちか……」

サシャ「……ライナーがうなじから出てきましたね」

アルミン「……全裸」

ジャン「全裸だな……」

サシャ「…廻しとれちゃいましたからね」

エレン「ふふふふ…」

アルミン「……でも凛々しい顔してるね」

ジャン「ああ… 顔つきだけは横綱級だ」

エレン「ふふ ふは…ふふふふ」


30: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/27(木) 18:34:36 ID:OmSkdgXU

サシャ「……次はアニですかね」

ジャン「アニもルールうろ覚えだったよな…」

サシャ「……相撲の本読んでる所見ましたよ」

アルミン「……モンゴル相撲の本じゃなかった?」

サシャ「……あっ アニ」

ジャン「………なんだあの格好」

サシャ「タンクトップ着てますけど… 下は赤いパンツ…」

ジャン「とんがった帽子……」

アルミン「…完全にモンゴル相撲だ」


31: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/27(木) 18:37:06 ID:OmSkdgXU

ジャン「見事に間違えてるな…」

エレン「……似合ってるな」

アルミン「……まぁ」

サシャ「えぇ… はい」

アルミン「……あ 巨人になった」

ジャン「…ユミルが団扇振ってますね」

アルミン「始めるんだ…」


32: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/27(木) 18:38:25 ID:OmSkdgXU

サシャ「……なんですか あの踊り」

ジャン「……さあ?」

アルミン「……両手を広げて …なんだろ」

エレン「威嚇……?」

ジャン「多分アニの本に載ってたんだろうが…」

エレン「ずっと踊ってるな……」

アルミン「……ユミルは?」

サシャ「必死に本で調べてます……」

ジャン「……日本相撲の本に載ってる訳ないだろ」

エレン「結構さまになってるな…」

アルミン「……上手いとは思う」

サシャ「……」


33: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/27(木) 18:40:30 ID:OmSkdgXU

ジャン「猿も踊りだしたぞ…」

アルミン「……うん」

エレン「……楽しそうだな」

サシャ「ええ……」

アルミン「……アニ 土俵から出てない?」

サシャ「……出てます」

ジャン「普通に出てるな……」

エレン「…お ユミルが団扇上げた」

サシャ「猿の勝ちですか……」

エレン「……あの猿本当に強いんだな」

アルミン「……まぁ うん」

サシャ「……」


37: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/27(木) 18:42:21 ID:OmSkdgXU

ジャン「……アニが巨人から出てきたな」

サシャ「ユミルに抗議してますね……」

アルミン「……モンゴル相撲には土俵ないから」

エレン「……ああ」

サシャ「それで……」

ジャン「……ユミル 焦ってるな」

アルミン「一夜漬けだから……」

サシャ「……駄目ですね」

エレン「………アニ 変な格好」

アルミン「……」

サシャ「……」


38: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/27(木) 18:43:50 ID:OmSkdgXU

サシャ「……出てきましたね」

アルミン「ベルトルト…」

ジャン「…ついに綱とり戦か」

エレン「いい顔してるな…」

アルミン「体格からは何の威厳も出てないけど…」

サシャ「ええ… まるで枯れ木です」

ジャン「表情だけはいつ見ても一丁前だ……」

エレン「…でも、しっかりとあの猿を見据えてるぞ」

サシャ「勇気はあるみたいですね…」

アルミン「……巨人になれば勝てるからでしょ」

サシャ「……」


39: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/27(木) 18:45:05 ID:OmSkdgXU

ジャン「…四股か」

アルミン「前回より足上がってないね…」

サシャ「ええ…」

エレン「本当にいい表情だ…」

ジャン「…次いで塵手水だな」

アルミン「…様になってないね」

ジャン「イラッとするな…」


40: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/27(木) 18:45:59 ID:OmSkdgXU

エレン「あー… 泣き叫んでるぞ」

ジャン「塵手水してる最中に摘み上げられたからな…」

サシャ「……猿、なんで怒りだしたんですかね」

ジャン「また塩食ってたぞ……」

アルミン「…あれが横綱?」

ジャン「あんなもんだろ…」

エレン「……ベルトルトだしな」


41: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/27(木) 18:46:42 ID:OmSkdgXU

サシャ「……反則じゃないんですか」

エレン「何が?」

サシャ「……いえ 土俵に入る前に攻撃して」

エレン「……ああ」

ジャン「……ユミルは止めないのか」

アルミン「本で調べてる……」

ジャン「……あいつ」

サシャ「またですか…」


42: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/27(木) 18:47:49 ID:OmSkdgXU

アルミン「……ライナー達が助けに来たね」

サシャ「ライナー…」

ジャン「…まだ全裸か」

エレン「……ユミル 座布団投げつけられてるな」

サシャ「……えぇ」

ジャン「……ようやく団扇上げたか」

アルミン「猿の反則負け…」

ジャン「まぁ猿だしな……」

サシャ「……猿は?」

アルミン「……暴れたままだ」


43: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/27(木) 18:49:05 ID:OmSkdgXU

サシャ「ああ… あー…」

アルミン「ライナーも捕まった…」

ジャン「……ふふ エレン」

エレン「……なんだよ」

ジャン「あれ……」

エレン「……ふふ ふふふ」

アルミン「……揺れまくってるね」

サシャ「ええ… 猿に揺すぶられて」

エレン「ふ ふは ふふふふ」

ジャン「……アメリカンクラッカー」

エレン「ふふふ 馬鹿 ジャン ふふふふふ」

サシャ「ふふ…」

アルミン「ははは」

ジャン「へへ…」


44: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/27(木) 18:50:09 ID:OmSkdgXU

ジャン「へへへ… …あ」

サシャ「……ユミル 逃げ出しましたね」

アルミン「……うん」

エレン「……クソ行司だな」

アルミン「……他の巨人たちも …蹴散らされてるね」

サシャ「どうするんですか…これ」


45: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/27(木) 18:50:46 ID:OmSkdgXU

ジャン「……アニは?」

アルミン「踊ってる……」

サシャ「……ベルトルト 何か叫んでますよ」

ジャン「た… た…」

エレン「……たくあん?」

アルミン「たくあん……」

サシャ「……たくあん」


46: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/27(木) 18:51:46 ID:OmSkdgXU

エレン「……ふぁぁぁぁぁぁ」

サシャ「…エレン あくびなんかしちゃって」

アルミン「涙出てますよ…」

エレン「……サシャ よせよ」

アルミン「…ふふっ」

サシャ「あははっ…」

ジャン「…へへ」


47: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/27(木) 18:52:32 ID:OmSkdgXU

アルミン「……そろそろ良いんじゃないかな」

ジャン「ああ… 行司もいねぇしな」

アルミン「猿も大暴れしてるしね…」

サシャ「……エレン どうですか?」

エレン「……んー いいよ」

リヴァイ「エルヴィン いいって」

エルヴィン「うん わかった いいよ」

ピクシス「了解」


ドォォォン!!

ドォォォン!!

ドォォォン!!


         おわり



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