TOP > ガヴリールドロップアウト > ガヴリール「嘘の告白?」マルティエル「はい、そうです」

ガヴリール「嘘の告白?」マルティエル「はい、そうです」

1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/28(金) 01:16:27.83 ID:eJEBK+Zk0

―ガヴリール家―

ガヴリール「珍しい来客が来たと思ったら……一体どういうことっすか? マルティエルさん」

マルティエル「言葉の通りです、ガヴリール様」

マルティエル「ラフィエルお嬢様を初め、サタニキア様とヴィネット様、タプリス様に嘘の告白をお願いしにきました」


ガヴリール「…………」

ガヴリール「なんで私にそれをしてほしいんですか?」

マルティエル「お嬢様達の反応をみたいからです」キリッ

ガヴリール「相変わらずですね、マルティエルさん」ハァ


2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/28(金) 01:17:33.58 ID:eJEBK+Zk0

ガヴリール「それに告白って……ヴィーネ達に『好き』って言うんですよね///」

マルティエル「はい、そうです」

ガヴリール「ちょっと恥ずかしいな……」

ガヴリール「それに、私には何のメリットもないし……」

マルティエル「…………もし、ご協力いただけたら謝礼をお渡しましょう」

ガヴリール「え……いくらぐらい?」


3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/28(金) 01:19:36.85 ID:eJEBK+Zk0

マルティエル「10万円を謝礼として出させていただきます」

ガヴリール「!?!?!?!?」

ガヴリール(10万あれば今月の生活費を賄える! いや、下手したらネトゲに課金できるぞ!)

ガヴリール「分かった! やるよ!」

マルティエル「ありがとうございます」ペコッ


ガヴリール(まあ、告白しても皆、断ると思うから大丈夫でしょ)ウンウン


4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/28(金) 01:27:01.80 ID:eJEBK+Zk0

マルティエル「では、早速ですが説明させていただきます」

マルティエル「一つ目に、告白する対象を私が選ばせていただきます。そして、告白する時は必ず二人きりでお願いします」

マルティエル「二つ目に、告白したときに相手からの返事をその場で聞いてください」

ガヴリール(うわぁ……嘘でも断られるのは嫌だな……)

マルティエル「他に何か分からないことがあったら、質問してください」


5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/28(金) 01:30:48.75 ID:eJEBK+Zk0

ガヴリール「もちろん、ネタ晴らしの時にフォローをしてくれますよね?」

マルティエル「はい、フォローしてほしい時は右手を上げてくだされば、すぐに私が来てその方にご説明いたします」

ガヴリール「分かったよ」



マルティエル「それでは、明日の学校でガヴリール様が告白をする相手を、私が選ばせていただきます」

マルティエル「学校内ならいつでも告白してもいいです」

マルティエル「では、失礼しました」シュン

ガヴリール「……」

ガヴリール(嘘の告白か……)




マルティエル(…………)

マルティエル(これで面白いものが見れますね)


9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/29(土) 02:35:01.85 ID:gBrTIHC10

―翌日の学校 昼休み―

ガヴリール(うーん、連絡はまだ来ないな……もう昼休みだよ……)チラチラ ソワソワ

ヴィーネ「どうしたの、ガヴ? さっきから頻りに携帯見てるけど……」

ガヴリール「いや! なんでもないよ!」アセアセ

ヴィーネ「? ならいいけど(ソワソワしてるガヴ可愛い!)」

ガヴリール(この待たされている時間が好きじゃないんだよ)ピロピロピロ

ガヴリール(! 来たか!)


10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/29(土) 02:36:49.97 ID:gBrTIHC10

マルティエル『最初に嘘の告白をしていただくのは、ヴィネット様です』

ガヴリール(初手はヴィーネか!)

マルティエル『告白はいつでも結構です。ヴィネット様が終わったら、次の方に行きます』

マルティエル『それでは、お願いします』



ガヴリール(こういうのはすぐがいい! もたもたしたら覚悟が逃げる!)ガタッ


ガヴリール「ヴィーネ!」

ヴィーネ「ど、どうしたのガヴ?」

ガヴリール「大事な話があるんだ。一緒に来てくれるか?」キリッ

ヴィーネ「はい……(やだ、ガヴかっこいい)」キュン


11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/29(土) 02:38:31.76 ID:gBrTIHC10

―屋上―


ガヴリール「…………」スタスタ

ヴィーネ(えっ、なんで屋上に来たの!? も、ももももしかして……!)



ヴィーネ(告白!?)



ヴィーネ(…………いや、それはないわね)

ヴィーネ(どうせ、『課金しすぎたからお金貸して♡』とかでしょ)

ヴィーネ(いつも積極的にアピールしてるのに、ガヴは気づいてくれないし……)ハァ


ヴィーネ(とにかく! 期待したら駄目よ、ヴィネット!)


13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/29(土) 02:39:49.17 ID:gBrTIHC10

ガヴリール(……)

ガヴリール(なんだこれ……! すげー緊張してきた……)ドキドキ

ガヴリール(……こんなの引き受けるんじゃなかったな)

ガヴリール(でも、もう今更だし……覚悟を決めるか!)グッ


ガヴリール「あの……ヴィーネ……///」

ヴィーネ「な、何かしらガヴ……」


ガヴリール「……」スーハー

ガヴリール「私ね……ヴィーネのことが……!」

ヴィーネ(あ、あれ。これはもしかして……)ドキドキ



14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/29(土) 02:40:56.48 ID:gBrTIHC10



ガヴリール「好きなんだ///」カアア




15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/29(土) 02:42:07.71 ID:gBrTIHC10

ヴィーネ(……)

ヴィーネ(キ……)

ヴィーネ(キタ――――(゚∀゚)――――!!)ガッツポーズ!


ガヴリール「ヴィ、ヴィーネ!? どうしたの!?」

ヴィーネ「えへへ……ちょっとね///」

ヴィーネ(苦節一年とちょっと……ここまで来るのに長かった……)

ヴィーネ(通い妻の如く、ガヴの家に行って色々な世話をして……そしてようやく……)


ヴィーネ(私の恋が実ったのね)グスッ


17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/29(土) 02:44:14.05 ID:gBrTIHC10

ガヴリール「あ、あの……できればすぐに返事が欲しいんだけど……(結構恥ずかしい///)」モジモジ


ヴィーネ「もちろん! あなたとお付き合いさせてください!!」

ガヴリール(なにーーーーー!?!?)


ヴィーネ「良かったわ……ずっと、片思いだと思っていたから……」

ヴィーネ「あなたと両想いになれて」ニコッ

ガヴリール「……!(ヴィーネ、可愛い……)」ドキッ

ガヴリール「(じゃなくて!)ホントに私でいいの!?」


18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/29(土) 02:48:01.00 ID:gBrTIHC10

ヴィーネ「ガヴ以外考えられないわ。それに……」スタスタ


ヴィーネが私に向かって、歩を進める

歩みを止める気配はなく、私もそれにつられて後ろに下がる


やがて、私は壁に追い込まれ逃げ場はなくなった



ヴィーネ「ねえ……ガヴ」ドン!

ガヴリール「な、なんですか……(これが噂の壁ドン!?)」ドキドキ



ヴィーネ「私はガヴが世界で一番大好きだよ」ボソ



ヴィーネは私の耳元まで顔を近づけて、優しく囁く

その悪魔のような天使の声は、三半規管を通って私の脳を直接揺さぶる


19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/29(土) 02:51:25.87 ID:gBrTIHC10

ガヴリール「~~~っ」ゾクゾク

ヴィーネ「今日あなたの家に行くね……ガヴとの恋人記念日で美味しい料理をたくさん作るからね」ボソッ


ヴィーネ「期待して待っててね」


ガヴリール「うん……///」カアア

ヴィーネ「買い出しに行くから、何か理由をつけて先生に早退したと伝えておいてね」

ガヴリール「……///」コクコク

ヴィーネ「それじゃ、また後でね。私の恋人さん♪」ニコッ スタスタ



ガヴリール「……」

ガヴリール(ヴィーネ……私のこと好きだったんだ///)ドキドキ

ガヴリール(ヴィーネなら……嘘の告白だったことは言わなくていいか///)


23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/29(土) 23:13:55.83 ID:gBrTIHC10

―本日の授業終了―


ガヴリール(ヴィーネは本当に早退したな……いつもは真面目な学生だから、『体調がすぐれないから帰った』と先生に伝えたら、納得したけど)

ガヴリール(それにしても嘘の告白は後3人か……次は誰なんだろう?)ピロピロピロ

ガヴリール(お、早速来たな)


マルティエル『お疲れ様です。早速ですが次の方をお知らせします』


24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/29(土) 23:15:26.05 ID:gBrTIHC10

マルティエル『次の方はタプリス様です。タプリス様は現在、校舎4階の廊下を歩いています』

マルティエル『現在、周りには誰も居ません。それでは、よろしくお願いします』


ガヴリール(次はタプリスか)

ガヴリール(……これはすぐに告白しろってことかな。まあ、行くか)ガタッ

サターニャ「ちょっと!? ガヴリールどこに行くのよ!? もうすぐ、ホームルーム始まるわよ!」

ガヴリール「すぐに戻るよ!」タッタッタッ


25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/29(土) 23:22:54.05 ID:gBrTIHC10

―4階 廊下―


ガヴリール(いた! タプリスだ!)スタスタ

ガヴリール「おーい、タプリス!」

タプリス「!」ビクッ

タプリス「て、天真先輩!? なぜここに!?」クルッ

タプリス「もしかして……私に会いに来たとかですか?(まあ、冗談ですけど)」

ガヴリール「ああ、その通りだ!」

タプリス「えっ///」ドキッ


26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/29(土) 23:24:24.71 ID:gBrTIHC10

ガヴリール「タプリスに伝えたい事があるんだ」キリッ

タプリス「えっと……今、ここでするんですか?(今日の先輩かっこいい)」キュン

ガヴリール「ああ、こういうのは早いほうがいいからな(後になるほど恥ずかしいからね)」

タプリス(……えっ!? これはもしかして!)

ガヴリール「実はな……私はタプリスのことが……」

タプリス「はい……」ドキドキ


27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/29(土) 23:25:19.86 ID:gBrTIHC10



ガヴリール「ずっと前から好きなんだ」



28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/29(土) 23:26:00.61 ID:gBrTIHC10

タプリス「……」ホホツネ

ガヴリール「どうした!? タプリス!」

タプリス「いえ……これは夢かなと思いまして……」

ガヴリール「夢じゃないよ。何ならもう一度言おうか?」

タプリス「!! はい、お願いします」モジモジ



ガヴリール「何度でも言うよ……私はタプリスのことが好きだ」


29: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/29(土) 23:27:49.35 ID:gBrTIHC10

タプリス(や……)

タプリス(やったーーーー!)グッ

タプリス(前からお慕いしていた天真先輩から告白してもらいました! 相思相愛です!)ピョンピョン.

タプリス(ライバルは多かったけど……私を選んでくれて嬉しいよ……///)



ガヴリール「それで……返事はどうなんだ?」

ガヴリール(まあ、タプリスは私に対して恋愛感情はないだろう……尊敬してくれてはいるが)


30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/29(土) 23:30:23.13 ID:gBrTIHC10

タプリス「私も……天真先輩のことが大好きです……!」モジモジ



ガヴリール「……え?」

タプリス「天使学校の頃からずっと好きでした……本当に良かったです……」グスッ

ガヴリール「……」

ガヴリール(なんてこったorz)


タプリス「泣いては駄目ですよね……こういう時は笑わないと……」ポロポロ


ガヴリール「……!」

ガヴリール「タプリス!」ギュッ

タプリス「きゃっ! て、天真先輩!?」

ガヴリール「いいんだよ……無理して笑わなくても……嬉しい時は思いっきり泣いてもいいからな……」ナデナデ

タプリス「……」ジワッ

ガヴリール「……」ナデナデ

タプリス「天真先輩……私、今嬉しいです……」ギュッ ポロポロ

ガヴリール「ああ、ずっといてやるからな」ヨシヨシ


31: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/29(土) 23:31:20.80 ID:gBrTIHC10

……………………………………
………………
……

タプリス「天真先輩、ありがとうございました!」ペコッ

ガヴリール「礼を言う必要はないよ。タプリスは私の恋人なんだから……」

タプリス「……はい!」

ガヴリール「ホームルームが始まるな。そろそろ戻ろうか」時計チラッ

タプリス「わあ! もうこんな時間です! 先輩、戻りますね!」タッタッタッ

ガヴリール「おお、気を付けてな」

タプリス「あ、そうだ!」クルッ

ガヴリール「? どうした?」

タプリス「今日、天真先輩の家に行ってもいいですか?///」モジモジ

ガヴリール「……ああ、構わんぞ!」

タプリス「ありがとうございます! では、また後で!」タッタッタッ


32: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/29(土) 23:33:17.16 ID:gBrTIHC10

ガヴリール「……」

ガヴリール(私は何やってるんだよ!?)

ガヴリール(今日で恋人が2人も出来てしまった……これ、ただの二股じゃねーか!!)


ピロピロピロ


ガヴリール(こんな時に誰だよ!)

マルティエル『ガヴリール様、お疲れ様です。良いものを見させてもらいました』

マルティエル『その場のノリは怖いですね(笑)』

ガヴリール(なんで笑ってんだよーーー!!!)

マルティエル『後で、お二方には私からご説明しますのでご安心を』

ガヴリール(安心できないよ)

マルティエル『それでは、次の方はサタニキア様です。では、お願いします』


33: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/07/29(土) 23:34:29.01 ID:gBrTIHC10

ガヴリール(次はサターニャ、最後にラフィエルか……)

ガヴリール(サターニャは大丈夫だろ。色々突っかかってくるが、恋愛感情はないだろ)ウンウン

ガヴリール(サターニャに恋愛感情あったら、三股になるな……誰かに刺されそう)ブルッ

ガヴリール(……とりあえず教室に戻るか)スタスタ


38: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/01(火) 01:43:07.75 ID:NXAbqWUC0

―教室―


ワイワイ   ガヤガヤ  ジャア、ブシツイコッカー マチコーハヤクー ア、フタリトモマッテヨー

ガヴリール(あー、もうHR終わってたか……)

サターニャ「ガヴリール!! HR中、どこに行っていたのよ!! ヴィネットも昼休み以降いなくなるし……」

ガヴリール「まあ、野暮用だよ。……なんだ、寂しかったのか?」

サターニャ「そ、そんなんじゃないわよ!」

サターニャ「今日、私達は掃除当番だからさっさと終わらせるわよ!」


39: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/01(火) 01:44:31.42 ID:NXAbqWUC0

ガヴリール「えー、だるいなー」

ガヴリール「……そうだ! サターニャ、一緒にさぼらない?」

サターニャ「いやよ! 前にサボったら、グラサンから一ヵ月も掃除当番させられたし……」ドヨーン

ガヴリール「それは嫌だな……しょうがない、早く終わらせるか」

サターニャ「今日の掃除場所は体育館裏ね」


ガヴリール「じゃあ、行きますか(ん? 体育館裏……誰も来なさそうな場所だな……)」

ガヴリール(よし、そこでサターニャに告るか!)


40: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/01(火) 01:45:53.97 ID:NXAbqWUC0

―体育館裏―


サターニャ「……」サッサッ

ガヴリール「……」サッサッ

ガヴリール(サターニャは無言……ふたつの箒の掃く音だけがする)

ガヴリール(……なんでこんな時に限って、黙ったままなんだよ!)

ガヴリール(……とりあえず、話を振ってみるか)

ガヴリール「サターニャ、最近どうだ……?」

サターニャ「……どうって何が?」


41: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/01(火) 01:47:50.54 ID:NXAbqWUC0

ガヴリール「あー。最近、私に勝負を仕掛けなくなったから、何かあったのかと……」

サターニャ「……別に。ただ、いちいち突っかかるのもどうかと思っただけよ」

ガヴリール「サターニャはやっと大人になったな」ケラケラ

サターニャ「あんたは色んな意味で子供だけどね」チラッ

ガヴリール「あ? なんで私の体を見ながら言ってるんだよ?」ピキピキ

サターニャ「ふふ……冗談よ」

ガヴリール(サターニャとの関係はいいな……天界時代はこういう冗談を言い合える相手は、中々居なかったからな……)

ガヴリール(……)

ガヴリール(……さてと、そろそろ告白でもしようか)

ガヴリール(サターニャなら嘘の告白も冗談で済ませられると思うしな)


42: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/01(火) 01:48:40.63 ID:NXAbqWUC0

ガヴリール「なあ、サターニャ」


サターニャ「ガヴリールどうしたの?」サッサッ




43: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/01(火) 01:49:21.34 ID:NXAbqWUC0



ガヴリール「私、サターニャのことが好きだ」



44: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/01(火) 01:59:01.90 ID:NXAbqWUC0

サターニャ「……」ピタッ

サターニャ「……」

サターニャ「ごめん、もう一回言ってくれるかしら?」

ガヴリール「(ん?)私はサターニャのことが好きだ」

サターニャ「……それ、本気で言ってるの?」

ガヴリール「ああ、本気だ(あれ、なにかおかしいな……)

サタ―ニャ「そっか……」ニコニコ

ガヴリール(今まで見たことのない笑顔だった。勝ち誇った顔でもなく、ただ純粋に嬉しそうな顔……)

ガヴリール「それで……返事はどうなんだ?(まあ、断るだろ)」


45: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/01(火) 02:00:18.20 ID:NXAbqWUC0

サターニャ「……少しだけ、話してもいいかしら?」

ガヴリール「……ああ、いいぞ」

サターニャ「私ね……今までずっと、一人だったの……」

ガヴリール「……」

サターニャ「魔界では誰にも相手にされずに、大悪魔になるためだけに努力してきた……つもりだった」

サターニャ「結局は寂しかったのよ……大悪魔になりたいのは本当だけど、皆に構ってほしかったのもある……」

ガヴリール「サターニャ……」


46: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/01(火) 02:02:48.43 ID:NXAbqWUC0

サターニャ「下界に来て、一人でやっていこうと思ったわ……けどね、」


サターニャ「ガヴリール達に出会えた」


サターニャ「あんた達と出会ってから……今まで楽しかったわ」

サターニャ「ヴィネットは私を遊びに誘ってくれて、ラフィエルは勉強とかで世話になったし、タプリスは……まあ、可愛い後輩ね!」

ガヴリール「なんだそりゃ」クスッ

サターニャ「そして……あんたは私に正面から向き合ってくれた……」

サターニャ「本当に面倒くさいなら、あんたは私を相手にしなかったわ」

ガヴリール「……そうかもな」

サターニャ「それが嬉しくて有難くて……そして、ガヴリールに初めての感情を抱いたわ」

ガヴリール(え? もしかして……)



サターニャ「辛気臭い話はここでおしまい!」

サターニャ「ガヴリール!」

ガヴリール「は、はい!」


47: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/01(火) 02:03:51.48 ID:NXAbqWUC0



サターニャ「私もあなたのことが好きです……どうか、私と付き合ってください……///」カアア


48: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/01(火) 02:06:00.27 ID:NXAbqWUC0

ガヴリール「……」

ガヴリール(サターニャァァァ! お前もかよぉぉぉ!!)

ガヴリール(なんだこれは! 私にモテ期が到来!?)



サターニャ「これで……恋人同士ね///」モジモジ

ガヴリール「……!」ドキッ

ガヴリール(サターニャかわいい///……じゃなくて!)

ガヴリール「えっと……実はだな……」

サターニャ「ガヴリール! 今日、あなたの家に行くわね!」

ガヴリール「え、ちょっと……」


49: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/01(火) 02:07:59.53 ID:NXAbqWUC0

サターニャ「よくわからないけど……恋人になったらベッドの上でなにかするんでしょ?」

ガヴリール(それって……あれだよな///)カアア


ガヴリール(くそ、このままじゃ埒があかない……マルティエルさんを呼ぼう!)右手 サッ

サターニャ「ん? なにその右手……? ああ、分かったわ!」


パアン


ガヴリール(ハイタッチ!?)

サターニャ「じゃあ、私は家に帰った後、ガヴリールの家にすぐに行くわね!」タッタッタッ

サターニャ「また後でね!!」タッタッ


ガヴリール(……もういない!)

ガヴリール「どうしよう……まさか、サターニャも私のこと好きだったなんて……///」


50: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/01(火) 02:09:20.64 ID:NXAbqWUC0

マルティエル「モテモテですね、ガヴリール様」スッ


ガヴリール「わっ!! いきなり現れないでよ!」

ガヴリール「それよりも、なんでさっきは助けなかったの!?」

マルティエル「お手洗いに行っておりました」

ガヴリール「嘘つけ!!」

マルティエル「さて、ガヴリール様。いよいよ嘘の告白も終盤に入ってきましたね」

ガヴリール「話聞けよ!…………最後はラフィだな」

マルティエル「はい、ラフィエルお嬢様です。今、お嬢様はガヴリール様達の教室にいらっしゃいます」

ガヴリール(ラフィは教室で、何をしているのだろうか?)

マルティエル「お嬢様に告白が終わったら、謝礼をお渡しします。その後、皆さんにご説明を致します」

ガヴリール「……本当にお願いします」

マルティエル「お任せください。では、お願いします」シュン

ガヴリール「……」


56: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/02(水) 02:53:01.40 ID:uDsfbe210

―廊下―


ガヴリール「……」トコトコ

ガヴリール(残るはラフィだけか……)トコトコ

ガヴリール(ラフィは私の告白は断るだろう……なぜなら、)


57: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/02(水) 02:53:29.81 ID:uDsfbe210



ガヴリール(ラフィエルはサターニャのことが好きだからな)



58: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/02(水) 02:56:50.85 ID:uDsfbe210

ガヴリール(サターニャもラフィのことは少なからず、気になっていると思っていたが……誤算だった)トコトコ

ガヴリール(サターニャは私のことが好き……嘘の告白とはいえ、結局はラフィエルの恋が実らなくなってしまった……)トコトコ

ガヴリール(正直、罪悪感を覚えている……ラフィは私にサターニャのことで、恋愛相談をした時もあった……)

ガヴリール(天界からの数少ない友達で、サターニャ達とは違った友情を感じている)


ガヴリール(……今の私には柄にもないことを思っているな)クスッ


59: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/02(水) 02:58:37.64 ID:uDsfbe210

ガヴリール(嘘の告白か……なんで引き受けたのかな……)トコトコ

ガヴリール(お金のため……?)

ガヴリール「……」

ガヴリール(……いや、違うな)

ガヴリール(もしかしたら私は……)



ガウリール「……お、もうすぐ教室に着くな」


67: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/04(金) 20:57:06.92 ID:iGUcP8wh0

―教室前―


ガヴリール(扉を開ければラフィがいる)

ガヴリール(まずは、何を話そうか……? いきなり告白するのは気が引ける……)

ガヴリール「なんか、緊張してきた……」

ガヴリール「……」スーハー

ガヴリール(いつも通り……いつもの感じで接しよう)

ガヴリール「よし、行くか」ガシッ


――――ガラガラ


68: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/04(金) 20:58:32.36 ID:iGUcP8wh0

ラフィエル「……」


そこにいたのは、銀髪の天使

彼女は窓際に立っており、校庭のほうをじっと見ていた

なにか面白いものを探すように……校庭で部活に精を出す生徒を見つめている

やがて、人の気配を感じたのだろう……ラフィエルは私のほうにゆっくり顔を向けて、第一声を放つ

ラフィエル「あら、ガヴちゃん。こんな時間にどうしたのですか?」


ガヴリール「いや、まあ……ちょっとね……」

ガヴリール(ラフィに告白しに来たとか、言いにくいよな)

ガヴリール「ラフィは何してるの?」


69: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/04(金) 20:59:57.83 ID:iGUcP8wh0

ラフィエル「私ですかー? 私は導き(いじり)の対象を探しているところです」

ガヴリール「そ、そうか……(ほんと、ぶれないな)」

ラフィエル「サターニャさんには敵わないですが……」

ガヴリール「ラフィはサターニャのこと大好きだからな」クスクス

ラフィエル「も、もう! ガヴちゃん! そんなのではないです!///」カアア

ガヴリール「え? サターニャのことは何ともないのか?」

ラフィエル「……ガヴちゃんは知っているくせに」プイッ

ガヴリール「ごめんよ、ラフィ」

ラフィエル「……今回は許しましょう!」

ガヴリール(本当にラフィエルは変わったな……)


70: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/04(金) 21:00:56.96 ID:iGUcP8wh0

ラフィエル「ガヴちゃん」

ガヴリール「どうした? ラフィ?」

ラフィエル「下界に来て良かったですね」

ガヴリール「ああ……そうだな……」

ラフィエル「ガヴちゃんも居て……ヴィーネさんやタプちゃんもいます」

ラフィエル「そして、サターニャさんがいる」

ガヴリール「……」


71: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/04(金) 21:02:24.86 ID:iGUcP8wh0

ラフィエル「ここは毎日、退屈しませんね」

ガヴリール「そうだな……」

ラフィエル「ですが……いつかこの日常も終わりが来ます」

ガヴリール「……どうしたラフィ? なにか悩み事があるのか?」

ラフィエル「ふと、そう思う日もあるんですよ」

ガヴリール「私はあんまりないな」

ラフィエル「ガヴちゃんらしいですね」クスッ



ガヴリール(いかんな……この雰囲気で告白したら、嘘だと言いづらそうだ……)

ガヴリール(何か話題をだして、この場の空気を変えよう!)


72: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/04(金) 21:03:31.78 ID:iGUcP8wh0

ガヴリール「あー、ラフィ」

ラフィエル「何でしょうか?」

ガヴリール「告白ってされたことある?」

ラフィエル「……え?」

ガヴリール(……)

ガヴリール(何言ってんだ私は!? 馬鹿なの!?)

ラフィエル「えーと……まあまあ、ありますよ?」

ガヴリール「え!? そうなの!?」


73: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/04(金) 21:04:33.94 ID:iGUcP8wh0

ラフィエル「はい……えっ! もしかして、ガヴちゃん気になるのですか!?」ズイ

ガヴリール「そうだよ……(顔が近い///)」ドキドキ

ラフィエル「そうですか♪」

ガヴリール「なんか嬉しそうだな、ラフィ」

ラフィエル「そんなことないですよー」

ガヴリール(……場の空気が和やかになってきたな! これならいけそう!)



ガヴリール「ラフィ! 実は話があるんだ!」

ラフィエル「あら、どうしました? ガヴちゃん」


74: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/04(金) 21:05:10.40 ID:iGUcP8wh0



ガヴリール「私と付き合ってください!」


75: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/04(金) 21:06:07.04 ID:iGUcP8wh0

ラフィエル「……」

ラフィエル「え……」

ガヴリール(……やっぱり、迷惑だったかな。恋愛相談した相手から告白されても気まずいだろうな……)

ガヴリール「えーと、ラフィ――」

ラフィエル「……」ツー

ガヴリール「……」

ガヴリール(泣いてる!?!?)

ガヴリール(ラフィ、泣いちゃったよ! そんなに私の告白が嫌だったの!? 逆にこっちが泣きそうだよ!)


76: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/04(金) 21:06:53.44 ID:iGUcP8wh0

ガヴリール「ご、ごめん、ラフィ! 迷惑だったよな! 実は嘘の――」

ラフィエル「嫌じゃないですよ」グスッ

ガヴリール「えっ?」

ラフィエル「今、すごく嬉しいです……」

ガヴリール「……どういうことだ?」

ラフィエル「天界時代から、私はガヴちゃんのことが」



ラフィエル「好きです///」



77: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/04(金) 21:08:34.47 ID:iGUcP8wh0

ガヴリール「……」

ガヴリール(ええーーーーー!?!?!?)


ラフィエル「天使学校で、白羽家の長女として見られている中……私自身を見てくれたのはガヴちゃんだけでしたから……」

ガヴリール「あ、あの時は私も友達いなかったから、その……友達欲しくて……」ゴニョゴニョ

ラフィエル「ふふ……分かっていましたよ。私も表面上の付き合いだけで本当の友人はいなかったから……」

ラフィエル「それでも嬉しかったんですよ? 本当の友達になってくれたのが……そこから私はガヴちゃんのことを……」

ガヴリール「そ、そっか……」


78: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/04(金) 21:09:35.85 ID:iGUcP8wh0

ガヴリール「そ、それで返事を聞かせてほしいな……」

ガヴリール(これで、ラフィエルもOKだったら4股になるよ! 何としても食い止めなければ!!)

ラフィエル「ガヴちゃん! 私とお付き合いしてください!」

ガヴリール(4股、決定―――――!!!)


ガヴリール「いいの!? サターニャはどうするの!?」

ラフィエル「サターニャさんは好きです。しかし、ガヴちゃんも同じだけ愛しています」スタスタ

ラフィエル「サターニャさんにはすでに好きな人がいます。その人には私は敵いません」ピタッ

ガヴリール(ごめん、それ私)


79: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/04(金) 21:11:53.02 ID:iGUcP8wh0

ラフィエル「だから、ガヴちゃん」スッ


ラフィエルは私の身長に合わせて、身を屈める。私の頬に優しく手をあて、ゆっくりと顔を近づける

これが何を意味しているのかは分かっている。しかし、拒むという選択肢は私の頭には一切なかった


ラフィエル「ガヴちゃん……大好きです」


場の雰囲気に気分が高揚した私は、目を閉じて、受け入れる態勢をつくった

夕陽が教室に差し込む中、私とラフィの唇が重なり合う。やがて、ラフィは私から顔を遠ざけた


80: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/04(金) 21:12:50.81 ID:iGUcP8wh0

ラフィエル「ねえ、ガヴちゃん」

ガヴリール「なんだ、ラフィ」

ラフィエル「私、今すごく幸せです」

ガヴリール「……そうか。それは良かったよ」

ラフィエル「これで恋人同士ですね」

ガヴリール「ああ、そうだな」

ラフィエル「ふふ……後で前に、一緒に進めていたゲームをしましよう!」

ラフィエル「そして、さっき以上のことをしましょうか」ボソッ

ガヴリール「えっ/// それはつまり……///」アワアワ

ラフィエル「では、ガヴちゃん。私は先に帰っていますね。その後、ガヴちゃんの家に行きますよ」テーンシノハネ、ヒーローゲテー

ガヴリール「……うん、分かった///」

ラフィエル「神足通!」シュン


81: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/04(金) 21:13:39.19 ID:iGUcP8wh0

ガヴリール「……」

ガヴリール「……」

ガヴリール「……」

ガヴリール「……」

ガヴリール(あああああああああああああああああ!!!!!!!!!!)

ガヴリール(どうしようどうしようどうしよう!!!)

ガヴリール(まずいことになった……これ、殺されても文句言えないじゃん!)


82: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/04(金) 21:15:03.41 ID:iGUcP8wh0

マルティエル「お疲れさまでした、ガヴリール様」


ガヴリール「! 助けてください、マルティエルさん! このままじゃ、nice boatされます!」

マルティエル「誰からですか?」

ガヴリール「皆から!!」

マルティエル「そうですか。あ、ところで」

ガヴリール「おい! 無視すんな!」

マルティエル「謝礼をお渡しします。お受け取り下さい」スッ 10万円


ガヴリール「あ、どうも」

ガヴリール「……」

ガヴリール(よくよく考えたら、私の命10万で売っちゃったよ!!)


117: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/09(水) 01:35:41.29 ID:PKni9O1YO

マルティエル「それはそうと、ガヴリール様にご質問があります」ピッ

ガヴリール「今はそれどころじゃない!」

マルティエル「もし、私がガヴリール様に、お嬢様達以外の方へ嘘の告白を頼んだ場合は、引き受けますか?」

ガヴリール「引き受けないよ」

マルティエル「……なぜですか?」

ガヴリール「ヴィーネ達だから引き受けたんだよ。それ以外の人間なら、いくらお金を積まれようとしない」

マルティエル「……ゼルエル様でも?」

ガヴリール「あれこそ嫌だよ。なんで自殺行為を、しないといけないの?」


84: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/04(金) 21:16:55.56 ID:iGUcP8wh0

マルティエル「では、ハニエル様は?」

ガヴリール「ハニエルか……好きっていう感情はまだ分からないかもな」

マルティエル「まち子さんならどうですか?」

ガヴリール「まち子は……してもいいかな?」

マルティエル「そうですか。ありがとうございました」ピッ ペコリッ


ガヴリール「そんなことはいい。私を助けてく―――」クルッ

ガヴリール「……」

ガヴリール「もういないや……」


85: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/04(金) 21:18:08.85 ID:iGUcP8wh0

―ヴィーネ買い物中―


ヴィーネ「今夜は何を作ろうかしら……まあ、ガヴの好きな物をたくさん作りましょう!」

ヴィーネ「そして夜は二人で……///」キャー


ガヴリール「どうする私! 考えろ!!」



―タプリスの家―


タプリス「せっかく、天真先輩と恋人同士になったのですから、気合をいれてオシャレをしましょう!」

タプリス「待っていて下さい! 天真先輩!」


ガヴリール「嘘だとどうしたら伝えられる……!」


86: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/04(金) 21:20:22.77 ID:iGUcP8wh0

―サターニャ邸―


サターニャ「恋人がベッドの上でする行為って、まさかこれ!?」 PCカチカチ

サターニャ「ガヴリールにエッチな悪魔だと思われたらどうしよう///」

サターニャ「……いや、ここは攻めるのよ! 待ってなさい、ガヴリール!!」


ガヴリール「一人ずつ、伝えていくか……? 駄目だ、効率が悪い……!」



―ラフィ家―


ラフィエル「うーん、ガヴちゃんが楽しめそうなゲームは分からないですね……」

ラフィエル「……恋愛ゲームを持っていきますか。そして、私を攻略していくガヴちゃん……///」エヘヘ

ラフィエル「あっ! すでにガヴちゃんに攻略されていましたね! うっかりしてました!」テヘッ


ガヴリール「クッ……! まったく、思いつかない……!!」




ガヴリール「……そういえば」


ガヴリール「今日、ヴィーネ達私の家に来るんだった」orz



94: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/08(火) 10:23:32.45 ID:NBSKZXFYO

ガヴリール「今の時刻は……17時半!」チラッ

ガヴリール「いつ私の家に来るかは分からない……まずは、みんなに電話しよう」

ガヴリール「それで、今日は家に来ないように伝えよう!」

ガヴリール「まずはヴィーネから……」プルルルル

ガヴリール「…………でない」

ガヴリール「次はタプリス」プルルル…


…………………………

………………

……



ガヴリール「おかしい……4人に電話しても誰も出ない……」

ガヴリール「神足通を使って家に帰るか」テーンシノハネ ヒーローゲテー

ガヴリール「…………」

ガヴリール「駄目だ。パンツさえ移動しなくなった……」

ガヴリール「くそっ、こんな時に神足通を使えないとは……情けない」

ガヴリール「……しょうがない。走って帰るか」ダッ


95: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/08(火) 10:24:55.87 ID:NBSKZXFYO

―ガヴの家前―


ガヴリール「ゼエゼエ……普段運動してないから、相当きつい……ゼエゼエ……」

ガヴリール「今の時刻は……18時か……」フウ

ガヴリール「まだ、誰も家に来ていないことを祈ろう」

ガヴリール(タプリス以外は家に入れるから、照明がついているなら確実に居るだろうな)

ガヴリール「スーハー……よし! 誰も居ませんように!!」ガチャッ


―玄関―


ガヴリール「明かりは付いてない……まだ来ていないのか……」キョロキョロ

ガヴリール「はあ……良かった……」ホッ

ガヴリール「皆が来る前に、対策を練ろう」スタスタ


ガヴリール(この時、私はまだ気付いていなかった。玄関に誰かの靴があったことを……)

ガヴリール(玄関から居間へ繋がる廊下が、少しだけ片付いていることを……)


96: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/08(火) 10:26:18.60 ID:NBSKZXFYO

ガヴリール「はあ……疲れた……」ガチャッ


ドアを開けると夕陽が沈み込み、薄暗くなっていく部屋に、3つの影があった

その影の主はヴィーネ、サターニャ、タプリスだった


ガヴリール「ヒッ……」


3人は机の周りに座り、じっと俯いていた

そのあまりにも異様な光景に思わず、小さな悲鳴を上げていまった

その悲鳴に反応して、ヴィーネがゆっくりと顔をあげ、私を見て言った


ヴィーネ「あら……おかえりなさいガヴ……」


97: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/08(火) 10:28:03.33 ID:NBSKZXFYO

ガヴリール「た……ただいま……」

ヴィーネ「なんでこんなに遅かったのかしら……?」

ガヴリール「え、えっと……」

ヴィーネ「もしかして……」


ヴィーネ「また、誰かを誑かしていたの?」


ガヴリール「!!」

ガヴリール(ヴィーネ達はすでに知っている……私のやった行いを……)ジリジリ


ポスッ


ガヴリール「ん……頭に柔らかいものが……?」

ラフィエル「あらー、ガヴちゃんはどこに行こうとしてるんですか……?」

ガヴリール(ラフィエル!? いつの間に後ろに!?)ビクッ

ラフィエル「取り敢えず……ガヴちゃん座りましょうか」

ガヴリール「あ、あの……」

ラフィエル「座りましょうか」

ガヴリール「はい……(ラフィ、怖いよ)」ストン 正座


98: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/08(火) 10:28:54.30 ID:NBSKZXFYO

ヴィーネ「……」

サターニャ「……」

タプリス「……」

ラフィエル「……」

ガヴリール「……」



シーーーーーーン



ガヴリール(沈黙が怖い……なんで誰も音さえ立てないんだよ)

ラフィエル「……ガヴちゃん。なぜこんなことをしたのか理由を教えてくれませんか……?」

ガヴリール(避けては通れない壁……こんなことしてしまったんだ……すべて話そう)

ガヴリール「実は―――――――」


99: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/08(火) 10:30:50.15 ID:NBSKZXFYO

ヴィーネ「……」

サターニャ「……」

タプリス「……」

ラフィエル「……」

ガヴリール「本当にすみませんでした……」ペコリ

ガヴリール(より一層、沈黙が深くなってしまった……)

ガヴリール「……」


ヴィーネ「……ねえ、ガヴ」

ガヴリール「は、はい。なんでしょうか……?」

ヴィーネ「こういうウソをついたのがガヴで良かったわ……」

ガヴリール「えっ……どういうこと……?」

ヴィーネ「他の人だったら多分、私は……」

ヴィーネ「……」

ガヴリール(……なんだよその間は!? 怖いんだけど!)


100: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/08(火) 10:32:31.36 ID:NBSKZXFYO

タプリス「先輩……」

ガヴリール「なんだ、タプ……リス……」

タプリス「ヒッグ……ヒッグッ……」ポロポロ

ガヴリール「タプリス……本当にごめん」ドゲザ

タプリス「せっかく……私の大好きな先輩と一緒に……なれると思ったのに……!」ポロポロ

ヴィーネ「タプちゃん、泣かないで……あなたの気持ちは分かるわよ」ナデナデ

タプリス「月乃瀬……先輩……!」ギュッ

ガヴリール「ごめん……タプリス」


サターニャ「ねえ、ガヴリール」

ガヴリール「はい……」

サターニャ「人の感情を弄んで楽しい?」

ガヴリール「楽しく……ないです……」

サターニャ「誰だってそうよね。……でも、私が好きになったのはそんな奴だったわ」

ガヴリール「はい……本当にごめんなさい」グスッ


101: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/08(火) 10:34:37.78 ID:NBSKZXFYO

ラフィエル「もういいですよ、皆さん」

ラフィエル「今回は許しましょう」


ヴィーネ「ラフィ、どうしたの? あなたは怒ってないの?」

ラフィエル「すごく、怒ってますよ。ただ、ガヴちゃんが私達の感情に気づいているなら、嘘の告白はしないと思ったんですよ」

ラフィエル「ガヴちゃんも反省しているようですし……ここは終わりにしましょう」

ガヴリール「ラフィ……」グスッ

サターニャ「……確かに許せば苦労はしないわね」

サターニャ「それで、普段の日常に戻れるの?」

ラフィエル「そ、それは……」

ヴィーネ「難しいわね……ガヴに対する気持ちは本人に伝わったし」

タプリス「前のようには……戻れませんね……」


102: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/08(火) 10:35:57.85 ID:NBSKZXFYO

ガヴリール(……本当に私はなんて馬鹿なことをしたんだ)

ガヴリール(お金に釣られて大事なものを失くしてしまった……)

ガヴリール「……」

ガヴリール(いや、お金だけのためじゃない……! そのことを皆に言うんだ)

ガヴリール(私の本心を……)



ガヴリール「皆……言い訳になるかもしれないが、聞いてほしい」

ヴィーネ「なによ……」


103: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/08(火) 10:39:57.23 ID:NBSKZXFYO

ガヴリール「私が嘘の告白をしたのは、誰でもいいわけじゃない」

タプリス「……」

ガヴリール「他の人なら、金のためにこんなことしない」

サターニャ「……じゃあ、私達にしたのはなぜ?」

ガヴリール「それは……皆が私のことどう思っているのかを、知りたかったから……」

ラフィエル「ガヴちゃん……」

ガヴリール「まさか皆からOKされるなんて思っていなかった……」


ガヴリール「ヴィーネが家に来て、料理や掃除をしてくれるのは、ただお世話が好きだと思っていた」

ヴィーネ「こんなことするのは、ガヴだけよ」ボソッ


ガヴリール「タプリスも私を慕ってくれているのは、尊敬からくるものだと思っていたし、」


ガヴリール「サターニャは私のことライバル認識だと思っていた。ラフィは……別に好きな人いたから……」


ガヴリール「だから、皆は私に対して恋愛感情はないと思っていた」


タプリス「……」

サターニャ「……」

ラフィエル「……」

ガヴリール「皆にしたことは最低な行為だけど、これだけは……信じてほしい……」


104: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/08(火) 10:41:05.39 ID:NBSKZXFYO

ヴィーネ「……信じられないわ」

ガヴリール「……」

ヴィーネ「何言っても信じられない……また、それも嘘なんでしょ? その場しのぎなんでしょ?」

ガヴリール「これだけは本当だ! ヴィーネ達だから―――」

ヴィーネ「もういいわ!」

ガヴリール「……」ビクッ

ヴィーネ「もういい! もうガヴのことなんて知らない!」

ガヴリール「ヴィーネ……」

タプリス「お、落ち着いてください……月乃瀬先輩」

ラフィエル「そうですよ……少し冷静になりましょう」

サターニャ「……」


105: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/08(火) 10:43:52.38 ID:NBSKZXFYO

ヴィーネ「冷静になれですって……! そんなの無理よ!」

ヴィーネ「初めて好きになった人から、告白されたのよ! それが嘘だって……最悪じゃない……」グスッ

タプリス「……」

ラフィエル「……」

サターニャ「……」

ヴィーネ「ガヴから告白されて、両想いになり舞い上がって……恋人のために料理を作ろうと思って、学校を早退したのに……!」

ヴィーネ「告白が噓だったなんて……これじゃ、私が馬鹿みたいじゃない……!」ポロポロ

ガヴリール「ごめんなさい……本当にごめんなさい……」





ヴィーネ「だから、もういい! ガヴのことなんて……ガヴのことなんて……!」


106: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/08(火) 10:44:20.43 ID:NBSKZXFYO



ヴィーネ「大っ嫌い!!」



107: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/08(火) 10:44:51.37 ID:NBSKZXFYO

ガヴリール(ああ……もう戻れないのか……)

ガヴリール(当然の報いだ……ごめん、皆……)

ガヴリール「…‥」ポロポロ

ヴィーネ「……」ポロポロ

タプリス「天真先輩……」グスッ

ラフィエル(……)

サターニャ(ガヴリール……)


113: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/09(水) 01:30:27.72 ID:PKni9O1YO

「皆さん、お待ちください!」


サターニャ「だ、誰よ!」


「私ですか? 私は……」

マルティエル「ラフィエルお嬢様の執事のマルティエルです。以後、お見知りおきを」


ラフィエル「マルティエル!? なぜここに!?」

タプリス(あ、この人が……)

ヴィーネ(ガヴに嘘をつかせた張本人ね……)ギリッ

ガヴリール「マルティエルさん……」ゴシゴシ


114: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/09(水) 01:31:39.40 ID:PKni9O1YO

マルティエル「遅くなってしまい申し訳ありません」ペコリ

マルティエル「先程から、皆さんの話を聞いておりました」

サターニャ「悪いけど、これは私達の問題だから部外者は引っ込んでなさい」

マルティエル「そういうわけにもいきません」

ヴィーネ「じゃあ、何しに来たのかしら……」

マルティエル「はい。ここに来た理由は、ガヴリール様の発言が本心であることを証明するためです」


115: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/09(水) 01:32:31.24 ID:PKni9O1YO

ヴィーネ「!!」

サターニャ「!!」

タプリス「!!」

ラフィエル「!!」

ガヴリール「!?!?!?!?」


ラフィエル「ど、どういうことですか! マルティエル!」

マルティエル「では、聞かせましょう。ガヴリール様の本心を」スッ

ガヴリール(あれは……録音機……?)



――――カチッ


116: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/09(水) 01:33:48.40 ID:PKni9O1YO

マルティエル『もし、私がガヴリール様に、お嬢様達以外の方へ嘘の告白を頼んだ場合は、引き受けますか?』

ガヴリール『それはないね』

マルティエル『……なぜですか?』

ガヴリール『ヴィーネ達だから引き受けたんだよ。それ以外の人間なら、いくらお金を積まれようとしない』


ヴィーネ「!」

サターニャ「!」

タプリス「!」

ラフィエル「!」

ガヴリール(これは……あの時の会話か!)


118: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/09(水) 01:37:19.32 ID:PKni9O1YO

マルティエル『それはつまり……お嬢様達が大好きだということですか?』

ガヴリール『その通りだ』

ガヴリール(ん?)

マルティエル『ちなみに、ヴィネット様のことはどう思っていますか?』

ガヴリール(!?)

ガヴリール『私はヴィーネにいつも迷惑かけているけど、そんなダメな私も受け入れてくれる。
      駄天してしまったのも、ヴィーネなら見捨てないという安心感と信頼を無意識に寄せていた。そんな彼女が大好きだ』

ガヴリール(それは思っているけど、言ってないよ!?)

ガヴリール(こんなことでヴィーネが許すはずが……)チラッ

ヴィーネ「もう……ガヴったら……///」エヘヘ

ガウリール(嬉しそうだな!)


119: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/09(水) 01:38:45.42 ID:PKni9O1YO

マルティエル『タプリス様はどう思っていますか?』

ガヴリール『タプリスは小動物系の可愛さをもった後輩だな。
      タプリスが駄天した私を見ても、接し方が変わらなかったのがすごく嬉しい。大好き』

ガヴリール(最後のとってつけたような『大好き』はなんだ!?)

タプリス「天真先輩……!」パアア


マルティエル『サタニキア様は?』

ガヴリール『サターニャは最初は鬱陶しかったが、一緒に過ごすうちにだんだんとサターニャの良い所が見えてきた。
      正直、こんな面倒くさい私に構ってくれて、感謝しているよ。ありがとう』

サターニャ「へえ……」ニマニマ

ガヴリール(こんなこと言ってないのに……段々と恥ずかしくなってきた……///)


121: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/09(水) 01:43:07.96 ID:PKni9O1YO

マルティエル『最後にラフィエルお嬢様はどのように思っていますか?』

ガヴリール『ラフィは天界で友達になれてすごく嬉しかった。その日は嬉しすぎて、一晩中寝むれなかったからね。そんなラフィとも、下界で一緒になってよかったよ。
      ただ、駄天した私を見て、幻滅させたんじゃないのかと思っていた……でも、そんなことはなかった。彼女は駄天前と後でも両方好きだと言ってくれた。
      その時、ラフィは大天使だと確信したね。そもそも、ラフィって完璧すぎない?あの綺麗な銀髪に抜群のスタイル、名家の生まれで、ドSだけど本当に人が嫌がることをしない。
      正直言って……最高だな!』

ガヴリール(なんでラフィだけこんなに長いの? これマルティエルさんが思っていることだよね?)

ラフィエル「ガヴちゃん……///」カアア

ヴィーネ「……」ムッ

タプリス「私もこれだけ言われたいな……」ボソッ

サターニャ「……フン」

ガヴリール『だから、皆に嘘の告白をして……私のことを知りたいんだ……』


―――カチッ


マルティエル「以上となります」


122: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/09(水) 01:44:11.80 ID:PKni9O1YO

ヴィーネ「ガヴ……」

タプリス「天真先輩……」ウルウル

サターニャ「分かったわ、あんたの気持ち……」

ラフィエル「ガヴちゃん///」


ガヴリール「マルティエルさん」

ガウリール(ありがとう)

マルティエル「では、私はこれで失礼させていただきます」ペコリッ

マルティエル「それとガヴリール様」

ガヴリール「ん? 何?」

マルティエル「……」b グッ

ガヴリール「……!」コクッ

マルティエル「では失礼します」シュン


123: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/09(水) 01:46:04.24 ID:PKni9O1YO

ガヴリール「……」

ガヴリール「なあ……皆に提案がある」

ガヴリール「ヴィーネ、サターニャ、ラフィ、タプリス」

ガヴリール「私の恋人になってくれ」


ヴィネサタラフィタプ「「「「!?」」」」


ガヴリール「ようやく分かったよ……皆同じぐらい好きだ」

ガヴリール「一人と付き合ったら……他の人が深く傷つく。それに、皆を他人に渡したくない!」

ガヴリール「これは強制じゃない。一人でも賛成しなかったら……また、元の関係に戻ろう」

サターニャ「どうやって戻るの? 皆があんたを好きなのはもう知っているのに」

ガヴリール「記憶を消去する術がある。それを私に使う」

ガヴリール「それだけじゃ、不安だけど……私は皆を失いたくない」

ガヴリール「嘘をついた本人が言える義理じゃないけど……どうかお願いします」ペコリ



ヴィネサタラフィタプ「「「「……」」」」


124: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/09(水) 01:47:02.89 ID:PKni9O1YO

タプリス「……」

タプリス「私は……いいですよ」

ガヴリール「タプリス!」パアア

タプリス「天真先輩が一番好きですけど、他の先輩方も好きですし……私は構いません」

ガウリール「タプリス……ありがとう!」


サターニャ「私もいいわよ」

ガヴリール「サターニャ!」

ラフィエル「よろしいのですか?」

サターニャ「いいわよ。私もガヴリール達と過ごす日々が好きだからね。それに……」

サターニャ「複数人で付き合う……最高の悪魔的行為じゃない!」


125: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/09(水) 01:48:14.01 ID:PKni9O1YO

ラフィエル「……」

ラフィエル「……私もいいですよ」

ガヴリール「ラフィ!」

ラフィエル「私もサターニャさんと一緒ですね。こういうのも面白そうですし」

ラフィエル「それにサターニャさんと親密になれますからね」ボソッ

ガヴリール「皆……ありがとう!」


ヴィーネ「……」

ヴィーネ「……はあ」

ヴィーネ「私もいいわよ」

ガヴリール「ヴィーネ!」

ヴィーネ「ホント、ガヴは勝手なんだから……」

ガヴリール「ごめんな……」

ヴィーネ「謝らなくていいわよ。そんなガヴを好きなんだし……とにかく!」

ヴィーネ「私達を幸せにしなさいよ!」

ガヴリール「ああ……当然だ!」


126: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/09(水) 01:49:36.08 ID:PKni9O1YO

ヴィーネ「じゃあ、遅くなったけど今から晩御飯を作りますか。タプちゃん手伝ってくれる?」

タプリス「はい! お任せください!」

サターニャ「私達はこの散らかっている部屋を片付けましょうか」

ラフィエル「そうですね、一緒にしましょう! サターニャさん!」

ガヴリール「えーと、私は何をすれば……」

ラフィエル「あ! ガヴちゃんはこっちに来てください♪」

ガヴリール「? 分かった」スタスタ

ラフィエル「えーい♪」ガチャ

ガヴリール「!? なんで手錠をはめたの!?」


127: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/09(水) 01:51:05.80 ID:PKni9O1YO

ヴィーネ「それは」

タプリス「逃げられないようにするためですね」

ガヴリール「私に何する気!?」

サターニャ「恋人同士が部屋ですることは一つしかないわ」

ガヴリール「!! それって……まさか……///」

ラフィエル「晩御飯食べ終わったら、始めましょう!」

ヴィーネ「ガヴは4人相手にどこまで持つかしらね」クスッ

タプリス「たくさん、愛してくださいね///」

サターニャ「もっと、皆の関係を深めるわよ!」


ガヴリール「た……」

ガヴリール「助けてえええええええええ!!! マルティエルさんんんんん!!!」



               終わり


128: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/08/09(水) 01:53:22.13 ID:PKni9O1YO

今までありがとうございました

どのように着地するのかで悩んでしまい、投稿が遅れました

もしかしたら、ゼルエル姉さん達もするかもしれません

その時はまたお願いします



『ガヴリールドロップアウト』カテゴリの最新記事

おすすめ記事

コメントの投稿