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サシャ「ああっ!芋を湖に落としてしまいました!」ポチャンッ!

2017/10/18 15:02 | 進撃の巨人 | コメント(0)
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/24(水) 20:21:14.94 ID:jblh4lcN0

サシャ「まだ半分しか食べていなかったのに……」

ブクブク

サシャ「?」

ばっしゃーん!

サシャ「!?」

クリスタ「あなたが落としたのはこの金の芋ですか?」

サシャ「違います」

クリスタ「ではこの銀の芋ですか?」

サシャ「違います!普通の芋です!」

クリスタ「あなたは正直者ですね、正直者にはこの金の芋……」

サシャ「普通の芋!普通の芋を返して下さい!」

クリスタ(えええ~……)


4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/24(水) 20:26:36.74 ID:jblh4lcN0

クリスタ「お、落ち着いて?正直者にはこの金の芋と銀の芋……」

サシャ「いりません!普通の芋!プリーズ!フツー、イ・モ!」

クリスタ「…………」

サシャ「いーも!いーも!いーも!」

クリスタ「……もういい!」

サシャ「!?」

クリスタ「正直者には金の芋と銀の芋と普通の芋の3つをあげようと思っていたのにぃ!もう全部あげない!」

サシャ「えええ!?」

クリスタ「じゃあね!バイバイ!」ブクブク

サシャ「待って下さい!せめて普通の芋だけでも返して下さい!」

シーン……

サシャ「芋ぉおおおおおおおおおおおお!!!」


5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/24(水) 20:28:03.72 ID:jblh4lcN0

サシャ「おぉおおおおおおおおおおおおお!!!」

サシャ「うわぁああああああああああああ!!!」

サシャ「あぁあああああああああああああ!!!」

サシャ「おろぉろろろろろろろろおおおおお!!!」



クリスタ「うるさーい!」バシャーン!

サシャ「!?」

クリスタ「玄関前で騒がないで!近所迷惑でしょ!」

サシャ「ああよかった女神様!謝りますので普通の芋を返して下さい!」

クリスタ(こっちも少し意地になっちゃってた所あるし……正直者には褒美を与えないとね)

クリスタ「いいでしょう、あなたには金の芋と銀の芋と……」

サシャ「普通の芋だけで結構です」

クリスタ「…………」


6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/24(水) 20:28:59.90 ID:jblh4lcN0

クリスタ「……普通の芋だけでいいの?」

サシャ「はい、返して下さい」

クリスタ「で、でも金の芋と銀の芋を売れば普通の芋をたくさん買えるんだよ?」

サシャ「!」

クリスタ「気付いた?じゃあ金の芋と銀の芋と普通の芋の3つをあげるね?」

サシャ「いえ、普通の芋だけで結構です」

クリスタ「何で!?」

サシャ「女神様、芋粥という話を知っていますか」

クリスタ「芋粥?」

サシャ「好きなものは程々にしておくべきという教訓です……なので私は普通の芋1個しか求めません!」キリッ

クリスタ「そ、そう」


8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/24(水) 20:30:04.20 ID:jblh4lcN0

クリスタ「じゃ、じゃあ普通の芋を返すね?」

サシャ「ありがとうございます!」

クリスタ「……ホントに金の芋と銀の芋はいらないの?」

サシャ「ふぁい」モグモグ

クリスタ「…………」ブクブク

女神は湖の中へ帰っていった。

コニー「おーいサシャ、何騒いでいたんだよ?」

サシャ「じふふぁでふね……(実はですね……)」モグモグ


11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/24(水) 20:33:53.22 ID:jblh4lcN0

コニー「はは、おもしれぇ作り話だな」

サシャ「作り話ではありません!」

マルコ「やあ、何の話だい?」

コニー「聞いてくれよマルコ!サシャがな……」

コニーはマルコに今聞いた事を話した。

マルコ「あはは、サシャは面白い話を作れるんだね」

サシャ「マルコまで!嘘ではないのに!」

マルコ「でもその話が本当だとしたら惜しい事をしたね」

サシャ「え?」

マルコ「だって金の芋があれば肉を買えたかもしれないじゃないか」

サシャ「!!?」


12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/24(水) 20:35:03.05 ID:jblh4lcN0

コニー「おいサシャ!芋だ!芋を落とせ!」

サシャ「もう全部食べてしまいました!」

コニー「くそ!新しい芋を盗んでくる!」

サシャ「駄目です!早くしないと女神様がどこかへ行ってしまうかも!」ガシッ!

コニー「サシャ?」

サシャはコニーを掴むと湖へと投げ入れた。

どっぼーん!

マルコ「!?」

ブクブク…

クリスタ「あなたが落としたのは金のコニーですか?」

サシャ「はいそうです!」

クリスタ「……あなたは嘘つきです、嘘つきには何もあげません」ブクブク

女神は湖へと帰っていった。

サシャ「……あれ?」

マルコ「コニィイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!!」


13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/24(水) 20:36:01.76 ID:jblh4lcN0

マルコ「コニー!コニー!サシャ!君は何て事をしてくれたんだ!」

サシャ「すいません、欲に目が眩みました」

マルコ「早く新しいコニーを湖に落とすんだ!」

サシャ「新しいコニーって何ですか?」

マルコ「…………」

サシャ「…………」

マルコ「コニー!コニー!返事をするんだコニー!」

サシャ「…………」ススス

がすっ!

どっぼーん!

サシャはマルコの背後にまわると湖に蹴落とした。


16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/24(水) 20:37:01.78 ID:jblh4lcN0

ぶくぶく……

クリスタ「あなたが落としたのは金のマルコですか?」

サシャ(同じ過ちは犯しません)

サシャ「いえ!普通のマルコです!」

クリスタ「ではこの銀のマルコですか?」

サシャ「いえ!普通のマルコです!」

クリスタ「あなたは正直者ですね、ご褒美に金のマルコ、銀のマルコ、普通のマルコの3人をあげましょう」

サシャ「え!?マルコが3人!?」

クリスタ「はい」

サシャ「マルコが3人に増えては困ります!金のマルコだけください!」

クリスタ「え?」


17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/24(水) 20:38:02.67 ID:jblh4lcN0

クリスタ「金のマルコだけでいいの?」

サシャ「はい」

クリスタ(まあいいかな……)

クリスタ「では金のマルコをあげます、これからも正直者でいるんですよ?」ブクブク

サシャ「はい!女神様!」

女神は湖へと帰っていった。

金のマルコ「…………」ピカピカ

サシャ「やりましたよマルコ!マルコを売ればお肉をたくさん……あれ?マルコって売っていいんですか?」

金のマルコ「駄目に決まってるだろ!!!」

サシャ「ですよね、あはは……」


19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/24(水) 20:42:22.44 ID:jblh4lcN0

ジャン「どうした何騒いでんだよ」

金のマルコ「大変なんだジャン!コニーが!」

ジャン「お前マルコ……か?」

マルコはジャンに事の顛末を話した。

ジャン「何だよそれ……にわかには信じられん……しかし……」

金のマルコ「…………」ピカピカ

ジャン「本当のようだな……」

サシャ「本当のようですね……」

ジャン「お前がやったんだろうが!」

サシャ「えへへ」


20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/24(水) 20:43:02.31 ID:jblh4lcN0

金のマルコ「僕一生このままなのかな……」

ジャン「いや待て、今の状態のマルコを湖に落とせば何とかなるんじゃないか?」

金のマルコ「そうか!普通の僕に戻してもらえばいいんだ!」

サシャ「?」

ジャン「よし、じゃあ……落とすぞマルコ」

金のマルコ「やってくれ!」

どっぼーん!

ジャン「…………」

ぶくぶく

ばっしゃーん!

クリスタ「…………」

ジャン「!?」


21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/24(水) 20:44:03.14 ID:jblh4lcN0

ジャン(本当に現れたよ……)

クリスタ「あなたが落としたのは金のマルコですか?」

ジャン「はい!金のマルコです!」

クリスタ「だよね、じゃあそのまま返すね」

ジャン「え」

クリスタ「これからも正直者でいるんですよ」ブクブク

女神は湖へ帰っていった。

金のマルコ「…………」ピカピカ

サシャ「あれ?結局何がしたかったんですか?」

ジャン「…………」


22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/24(水) 20:45:03.68 ID:jblh4lcN0

エレン「よう、何して……マルコ!?どうしたお前その体!?」

ミカサ「!」

アルミン「い、一体何があったの!?」

金のマルコ「…………」

金のマルコは事の顛末を3人に話した。

エレン「何だよそれ……それでマルコがそんな輝いているのか」

ジャン「マルコ、もう1度湖に落ちてみよう、そして今度は普通のマルコって言ってみようぜ」

アルミン「駄目だ!嘘つき認定されて返してくれないかもしれない!」

ジャン「確かにそうだな……」

金のマルコ「そんな!?じゃあ僕は一生このままか!?」ピカピカ

エレン「いいじゃねえか、カッコイイぞ、な、なあミカサ?」キョロキョロ

ミカサ「う、うん」キョロキョロ

アルミン「め、目立っていいんじゃないかな?」キョロキョロ

金のマルコ「…………」


23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/24(水) 20:46:04.28 ID:jblh4lcN0

エレン「それにしても人間も金にしちまうなんてとんでもねえな」

ミカサ「不思議……」

エレン「ミカサ、そのマフラーちょっと貸せよ」グイッ

ミカサ「あ……」

エレンはミカサの巻いていたマフラーを湖へ投げ入れた。

ぽちゃん…

ミカサ「あああ!!?」

アルミン「ちょっとエレン!?」

エレン「何だよ、もう古くなっていたし金ピカのマフラーの方がいいだろ」

ばしゃーん!

エレン「うおお!?ホントに現れた!?」

クリスタ「あなたが落としたのはこの金のマフラーですか?」

ミカサ「違う!そんなのいらないからエレンからもらったマフラー返して!」

クリスタ「え……」


27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/24(水) 20:50:11.80 ID:jblh4lcN0

クリスタ「そんなのって……その言い方は良くないと思うよ?」

ミカサ「マフラー返して!エレンのマフラー返して!返して!返して!」

クリスタ「むぅ~……」

ミカサ「返して!マフラー!エレンのマフラー!返せ!返せ!返せ!」

アルミン「駄目だミカサ!一旦3つとももらっておけばいいんだよ!」

ミカサ「あ……」

クリスタ「礼儀を知らない人には何もあげません!」ブクブク

ミカサ「あ"ぁ"ぁ"あ"あ"あ"ぁ"ぁ"ぁ"!!」

ミカサは湖へ飛び込もうとした。


28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/24(水) 20:51:03.57 ID:jblh4lcN0

エレン「おいやめろ!」ガシッ!

アルミン「湖に飛び込んだらマルコみたいになっちゃうよ!」ガシッ!

ミカサ「でも……!でも……!」

女神は湖へと帰っていってしまった。

ミカサ「……ウェ」ジワッ

エレン「ミカサ?」

ミカサ「ウェェェェェェェェン!」ポロポロ

エレン「お、おい、何も泣く事ないだろ?」

ミカサ「ウェェェェェェェェン!ウェェェェェェェェン!」ポロポロ

エレン「マフラーなんて新しいのくれてやるって!」

ミカサ「あ"の"マフラーがい"い"!あ"の"マフラーがい"い"!」ヒックヒック

ジャン(かわいい……)


30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/24(水) 20:52:36.29 ID:jblh4lcN0

ばしゃーん!

ミカサ「!!」

クリスタ「ごめんね、ちょっと大人げなかった」

ミカサ「マフラー返して!」

アルミン「ミカサ!3つとももらうんだ!」

クリスタ「あなたが落としたのは金のマフラーですか?」

ミカサ「違います……」ズビッ

クリスタ「では銀のマフラーですか?」

ミカサ「違います!」ウルウル

クリスタ「ではこの普通のマフラーですか?」

ミカサ「そうです!それです!お願いですから返して下さい!」

クリスタ「あなたは正直ですね、では3つともあげましょう」

ミカサ「よかった……!」ウルウル


32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/24(水) 20:53:47.03 ID:jblh4lcN0

クリスタ「これからも正直者でいるんですよ?」

ミカサ「は"い"!」

女神は湖へと帰っていった。

アルミン「よかったねミカサ」

ミカサ「うん……うん……」ゴシゴシ

エレン「そんなボロっちいマフラーのどこがいいんだよ」

ミカサ「エレンがくれたものだから……」

ジャン「おい、この金のマフラーと銀のマフラーどうすんだよ?」

サシャ「売ってお肉を買いましょう!」

アルミン「高価なものだから扱いには気を付けないと……」

ミカサ「エレンにあげる」

エレン「は?」


33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/24(水) 20:55:00.37 ID:jblh4lcN0

ミカサ「エレンからもらったマフラーなのだからエレンが持つべき」

エレン「もらっても扱いに困るんだが……」

アルミン「まあどうするかはこれから決めればいいよ、皆もエレンが持つ事でいいよね?」

ジャン「俺は構わないぜ、マルコを金にした奴のくれた物なんて持ちたくねえし」

金のマルコ「僕自身が金だし……」

サシャ「お肉買いたいのでください」

アルミン「よし、皆納得してくれたみたいだね」

サシャ「お肉……」

エレン「どうすっかなこれ……」

ミカサ「エレンの好きにすればいい」

サシャ「お肉……」


39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/24(水) 20:59:37.67 ID:jblh4lcN0

広場

エレン(こういうのって男が巻くものじゃねえだろうし、女にあげるかな)

アニ「どうしたの、そんな高価そうな物持って」

エレン「(アニでいいか)欲しいならやるよ」ヒョイッ

アニ「え……」

エレン「じゃあな」スタスタ

アニ「ちょ、ちょっと待ちなよ!」

エレン「何だよ」

アニ「どういうつもりなの……」

エレン「は?」

アニ「……み、見返りは何……」

エレン「見返り?何だよ見返りって」

アニ「…………」


41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/24(水) 21:00:55.68 ID:jblh4lcN0

エレン「もらって迷惑か?」

アニ「いきなり寄こされても困るから返すよ」グイッ

エレン「そうか、まいったな、どうすっかなこれ」

アニ「……あのさ」

エレン「ん?」

アニ「私は別に高いものじゃなくていいから……さ」

エレン「(どういう事だ?まあ適当に相槌打っとくか)ああ、分かった」

アニ「…………」

ライナー「どうしたんだアニ、顔が赤いようだが」

アニ「気のせいだよ」


42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/24(水) 21:02:03.12 ID:jblh4lcN0

エレン(そうだ、調査兵団の人にあげよう、お世話になっているし)


~調査兵団本部~

ハンジ「どうしたのそんな高価そうな物」

エレン「欲しいんならあげましょうか?」

ハンジ「うーん……どうせならエレンの体の一部が欲しいなぁ」スリスリ

エレン「そ、そうですか……」

エレン(ハンジさんは駄目か……なら……)



ペトラ「あらエレン、何それ彼女へのプレゼント?」ニヤニヤ

エレン「ペトラさんへあげます」スッ

ペトラ「えええ!!?駄目よエレン!私にはリヴァイ兵長がいるもの!」

エレン(ペトラさんも駄目か……)


44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/24(水) 21:03:03.58 ID:jblh4lcN0

ミカサ「…………」ダラダラ

アルミン「……ミカサ」

ミカサ「何アルミン」ダラダラ

アルミン「暑くないの?」

ミカサ「暑い」ダラダラ

アルミン「だよね、マフラー3枚も巻いてたら、1枚だけに絞ったら?」

ミカサ「どのマフラーもエレンがくれたもの、皆違って皆いい」

アルミン「そ、そう……」

ミカサ「……ゼェゼェ」

アルミン(外せばいいのに……)


46: ◆TU2imyK31H1o 2013/07/24(水) 21:04:41.69 ID:jblh4lcN0

リヴァイ「おい、こんな所に呼び出して何の用だ」

ハンジ「えへへ、エレンからここの事を聞いてね」

リヴァイ「ここがどうかしたのか?」

ペトラ「……すみません兵長!でも人類のためなんです!」

どんっ!

リヴァイ「!?」

どっばーん!

クリスタ「あなたが落としたのは金のリヴァイ?」

おわり





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