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緒方智絵里「ちょっぷ軍隊」

1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/05(日) 02:13:05.72 ID:xgt0byfq0

 モバマスより緒方智絵理のゆるいSSです。
 一部独自解釈、キャラ崩壊的な描写などありますためご注意ください。
 元ネタはラーメンズです。
 
 主に台本形式で進行します。


2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/05(日) 02:13:33.15 ID:xgt0byfq0

モバP(以下P)「………………」

P「チョップ軍隊とは?」

智絵里「ちょっぷ軍隊は、ちょっぷだけで戦う軍隊のことです」

P「そのまんまだねぇ」

智絵里「なので、攻撃範囲は」シュバババ

智絵里「このくらいです」

P「まあ両腕の間合いに限るよねぇ」


3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/05(日) 02:14:16.72 ID:xgt0byfq0

P「それで、チョップ軍隊はなぜ俺のもとへ?」

智絵里「その、護衛をしないといけませんので……狙われてるから」

P「えっなに俺狙われてんの」

智絵里「はい。命とか……あと貞操とか」

P「貞操も!?」

智絵里「だ、大丈夫ですっ、プロデューサーさんの命は私が守りますっ」

智絵里「貞操も責任持って頂きますからっ」

P「さらっと問題発言したな今」


4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/05(日) 02:15:25.53 ID:xgt0byfq0

P「それに軍隊とは言うけれど、一人のようじゃないか」

智絵里「それを聞いてしまうのですか……」

P「おっ地雷踏んだかな?」

智絵里「ちょっぷ軍隊はかつて、五人からなる精鋭小隊でした」

智絵里「ですが激しい戦いの中、一人、また一人と倒れ……」

P「バックボーンが意外と重い」

智絵里「昔あらゆる戦場で粋に暴れ回りましたが、今じゃ世の中荒れ放題……」

智絵里「ぼやぼやしてると、後ろからちょっぷです」

P「どっちもどっちも……」

智絵里「どっちもどっちも!」

智絵里「なのです」

P「なるほど……すまなかったな、辛いことを話させてしまって」

智絵里「いいんです。プロデューサーさんには、私の全てを知っておいて欲しかったから……」


5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/05(日) 02:16:07.25 ID:xgt0byfq0

P「…………」カタカタカタ

智絵里「…………」ピトー

P「ところでチョップ軍隊さんや」

智絵里「なんでしょうか」ピター

P「あんまりくっつかれるとお仕事がしづらいんだがね」

智絵里「ちょっぷ軍隊の射程距離はとても狭いので……」

智絵里「こうしてくっついていないと、あなたを守護(まも)れません」

P「そうか……だったら仕方ないな」

智絵里「仕方ない、です」

智絵里「……えへへ」ピトー

P「大変いい匂いがする」

智絵里「///」

智絵里「えいっ」シュトッ

P「あいたっ」


6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/05(日) 02:16:56.78 ID:xgt0byfq0

?「それまでだ、チョップ軍隊!」

智絵里「はっ、この声は……」

  シュタッ

晴「オレはキック軍隊! 久しぶりだな、チョップ軍隊!」

P「キック軍隊とは……!?」

晴「キックだけで戦う軍隊だ」

P「わかりやすい!」

智絵里「きっく軍隊……! あなたもここへ来ていたんですか……」

智絵里「プロデューサーさんの命と貞操が狙いなんですね!?」

晴「いや貞操は別にいらねーけど」

晴「とにかく、ここで会ったが百年目だ! あの時の戦いの決着を付けようぜ、チョップ軍隊!」

智絵里「やむを得ません……私はここで死ぬわけにはいかないから……」ユラァ

P(因縁の相手なんだ……)


7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/05(日) 02:17:46.39 ID:xgt0byfq0

晴「行くぜ! てやぁぁああっ!!」キックキックキック

智絵里「えいえいえいえいっ」チョップチョップチョップ

   シュババババババ
   ガシィッ ドドーン
   メメタァ

晴「はぁ……はぁ……腕は落ちてねーようだな……」

智絵里「晴ちゃんこそ……足は鈍っていないみたいですね……」

晴「……ふぅ、わりーな智絵里。試すような真似しちまって……」

智絵里「えっ……?」

晴「実は、お前の力が必要なんだ」

晴「オレだって、この殺人キックはもう封印するつもりだった……。好きなサッカーをやって、余生を過ごせればってな」

晴「けど、どうやらそうもいかねーんだ。『奴』に気付かれた……オレもお前も、プロデューサーも危ない」

P「…………」ゴクリ


8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/05(日) 02:18:31.84 ID:xgt0byfq0

??「ふっふっふ……まだ、そのようなおままごとをしているのでありますか……?」

晴「!!」

智絵里「こ、この気配は……!?」

??「戦場は地獄、軍隊戦闘術はこれ即ち殺人術!」

??「チョップやキックだけで鉄火場を渡り歩こうなどとは、ちゃんちゃらおかしくてヘソで茶が湧くであります!!」

P「なんかもうワクワクしてきた。あれは何軍隊なんだ?」

智絵里「か……彼女は、ちょっぷあんどきっく軍隊ですっ」

P「両方!? 最強なやつじゃん!!」

   バァンッ

亜季「はっはぁ! 死にはぐれた哀れな負け犬(ルーザー)どもに、地獄からお迎えが来たでありますよっ!」

晴「くっ、来やがったな!」

亜季「そして、プロデューサー殿! チョップ軍隊およびキック軍隊の現指揮官とお見受け致しました!」

亜季「であれば、貴官も生かしておくわけにはいかないであります!」

智絵里「そんな、亜季さん……! あなたも、プロデューサーさんの命と貞操を……!?」

亜季「貞操はまあどうでもいいであります!」

P「さては俺の貞操狙ってんのチョップ軍隊だけだな?」


9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/05(日) 02:20:11.63 ID:xgt0byfq0

亜季「ま、話すことなど何もないであります。既に戦争は始まっているのでありますからな!」

晴「くっ、させるかよっ!」ヒュバッ

智絵里「あなたの思い通りにはさせません……っ」シュシュシュ

亜季「ふははっ! 蚊が止まるようなのろさでありますなぁっ!」キックキックキック

晴「うわぁーっ!」

亜季「真のチョップとはこうするのでありますっ!!」チョップチョップチョップ

智絵里「ああ……っ! な、なんて強さ……!」

智絵里「手血(てぢ)が、手血が毎秒6リットルで放出されちゃう……っ!」

P「そ……そんな! なんて強さだ、チョップアンドキック軍隊……!!」

亜季「ふっふっふ……智絵里殿、唯一の生き残りとなれば、今までさぞや寂しかったでありましょうなぁ……」

亜季「私が送ってやるであります! あの世に――そう、かのチョップ小隊『マスカレード』のもとにっ!」

智絵里「!!!」


10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/05(日) 02:20:57.11 ID:xgt0byfq0

   〇

李衣菜「へきちっ」プシュン

美穂「李衣菜ちゃん大丈夫? 風邪?」

李衣菜「んー? そんなことないんだけどなぁ」

加蓮「どこかで誰かが噂でもしてるんじゃないのー?」

まゆ「お茶入りましたよぉ」イソイソ

加蓮「ん、ありがとまゆ」

まゆ「あら……? 智絵里ちゃんは、今日は来てないんですか?」

李衣菜「智絵里ちゃんだったら、さっきプロデューサーさんに構って貰いに行ったような……」

まゆ「」ガタッ

加蓮「」ガタッ

美穂「ま、まだダメっ!」

   〇


11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/05(日) 02:21:38.90 ID:xgt0byfq0

晴「」チーン

亜季「ふっふっふ……」

智絵里「ううっ……力が、出ない……!」

P(なんてハイレベルな死闘だ……! 俺のような運動不足気味の成人男性では、割って入ることなど不可能……っ!)

P(なら、俺にできることは? チョップ軍隊のために、この俺が……っ!)

智絵里「はぁ……はぁ……」

智絵里(私のチョップは、打ててあと一発……その一発に懸けるしかない……)

亜季「……何を考えているかわかるでありますよ」

亜季「私がトドメを刺しにくる瞬間、最後のチョップで相討ちを図っているのでありますな?」

智絵里「……っ!!」

亜季「ふははっ! 負け犬の考えることなどこの大和亜季には一目瞭然!」

亜季「しかし、獅子は兎を狩るにも全力を尽くすと言うであります。ここは油断せず、私の全力で葬ってやるであります!」

   ザッ…
   ズオオオオオッ

亜季「秘技っ! チョップアンドキックハリケーン!!」

   ズバババババババ

P「ゲェーッ! 飛び込みざま、独楽のように回転しながらチョップキックの連打!」

P「しかも、一発一発のリーチは明らかに智絵里より長いっ! こ、このままでは……っ!」


12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/05(日) 02:22:25.64 ID:xgt0byfq0

智絵里(もう……これまで、なのかな……)

智絵里(ごめんなさい、プロデューサーさん……あなたの命と貞操を守れそうにありません)

智絵里(そしてまゆちゃん、加蓮ちゃん、美穂ちゃん、李衣菜ちゃん……私も、今そこに……)

P「チョップ軍隊! いいや、智絵里っ!」

P「頑張れ!! 諦めるんじゃない、生き残るんだ!!」

智絵里「――!!」

智絵里(そう……そうだ、諦めちゃいけないんだ……)

智絵里(それを教えてくれたのは……プロデューサーさんだから!)

亜季「往生せいやでありますーーーーーーっ!!!」ドババババババババ

智絵里(晴ちゃん、まゆちゃん、加蓮ちゃん、美穂ちゃん、李衣菜ちゃん――)

智絵里「――力をっ!!」

    カッ!!

    ――キィンッ


13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/05(日) 02:23:11.51 ID:xgt0byfq0

亜季「――――み」

亜季「見事……であります……」ドサッ

智絵里「はぁ、はぁ……か、勝った……!」

P「智絵里!!」

晴「はは……あいつ、やりやがった……」

   ザッ

智絵里「――ちょっぷあんどきっく軍隊……いえ、亜季さん」

亜季「……嗤うがいいであります。これが敗者の有様……」

亜季「戦場に魂を置き忘れ、この平和な世でさえ、戦いでしか己を表現できなかった……そんな亡霊の成れの果てであります」

智絵里「いいえ、亜季さん。あなたは確かに生きていました……」

智絵里「だってほら――掴む手が、こんなに温かい」

亜季「ふ……生まれてこの方、チョップしか知らなかったこの掌……」

亜季「それを強敵(とも)に触れられて逝くのは……なかなかどうして……痛快でありますな」ガクッ

智絵里「ちょっぷあんどきっく軍隊さんっ!」

晴「チョップアンドキック軍隊!!」

P「チョップアンドキック軍隊ぃーーーーッ!!」


14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/05(日) 02:23:58.20 ID:xgt0byfq0

智絵里「――というわけで」

智絵里「ちょっぷ軍隊、無事任務を達成しました……っ」

P「うむ。途中何の話かわからなくなってきたが」

P「よくやったチョップ軍隊! 貴官の戦いは後世に語り継がれるであろう」

智絵里「はいっ。……ついては、あの」

智絵里「ご褒美が、欲しいので……あります」

P「うむ、勲章か? 報奨金か? それとも昇進かね?」

智絵里「あ、あたまを……」

智絵里「頭を、撫でて下されば、十分……であります」

P「かわいい」

P「よぉ~しよしよし! チョップ軍隊はよくやったなぁ! 偉いなぁ!」ナデナデナデナデ

智絵里「わっ、えへっ、えへへへ……っ」フワフワフワフワ


15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/05(日) 02:24:52.02 ID:xgt0byfq0

晴「…………よーするにアレやって貰いたかっただけか?」

亜季「そのようでありますなぁ」

晴「よくわかんねえ。構って欲しけりゃ素直に言えばいいのに」

亜季「ま、口実が必要なのでありましょう。それもまた乙女心というものでありますよ」

亜季「それにしても、晴殿もなかなかのキックでありましたなぁ?」

晴「ふん、オレのキックは人間蹴る為のもんじゃねーし。……ちょっと楽しかったけどさ」

亜季「ふふふ。……さて、一仕事終えたところで」

亜季「プロデューサー殿っ! 私もナデナデしてほしいでありますーっ!」ダッ

晴「あっずっりぃ! ……お、オレもっ」ダッ


16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/05(日) 02:25:35.87 ID:xgt0byfq0

智絵里「ふぇぇぅ……」フショフショフショ

亜季「おほ~う……」ナデナデナデ

晴「…………ん」サスサスサス

P「よぉ~しよしよし」

まゆ「…………何してるんですかぁ?」

P「ヌゥッ!! まゆ!?」

加蓮「はー、いないと思ったら……。智絵里ってば変なとこで油断ならないよねぇ」

李衣菜「っていうか、そもそもこれどういう状況なんです?」

美穂「あ、あはは……」

智絵里「はぁぅ……ちょ、ちょっぷが……ちょっぷ軍隊の……」

李衣菜「ふにゃふにゃになってる!」

まゆ「チョップ……チョップ、ですか?」

まゆ「そういえばプロデューサーさん、いつか言ってましたねぇ……智絵里ちゃんのチョップが、イイって……」


17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/05(日) 02:26:21.19 ID:xgt0byfq0

   シャキンッ

まゆ「まゆも練習してたんですよぉ……まゆチョップ、毎日毎日、愛と感謝を込めて……」

智絵里「はうっ……ちょっぷ軍隊で最もヘビークラスなまゆちゃんが、臨戦態勢に……」

加蓮「はぁ……まゆ? そういう話をややこしくするようなことは……」

亜季「ちなみに賞品はプロデューサー殿の貞操とのことであります」

晴「キック軍隊とチョップアンドキック軍隊には関係ねーけどな」

加蓮「……面白そうじゃん」シャキンッ

李衣菜「よくわかんないけど、チョップで勝負を決めるってこと? そういうのもロックかもね!」スチャッ

美穂「て、ていそう!? そそそ、そういうのはまだ早いと思うけど……」

美穂「だ、誰かに渡すわけにはいきませんっ!」ズアッ

P「やっぱり俺の貞操狙ってんのチョップ軍隊だけじゃねーか!」


18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/05(日) 02:27:20.92 ID:xgt0byfq0

晴「……っていうか、そもそも貞操って何だ?」

亜季「そうでありますなぁ、いわば男性と女性のおしべとめしべがノルマンディー上陸作戦……」

P「やめろ教育に悪い!」

   ピピッ

ちひろ(私ずっといるんですけど)

ちひろ(仕事はいつ再開するんですか?)

P(こ、こいつ……直接脳内に……!?)


~オワリ~


19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/11/05(日) 02:28:28.26 ID:xgt0byfq0

 小粒ですが以上となります。お付き合いありがとうございました。
 HTML化依頼出しておきます。



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