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響「あれだぞ、あれ」

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/08(金) 01:16:28.58 ID:d496ESv/0

765プロ事務所にて

響「うーん……」

響「えっと……」

響「何だっけ……」

ガチャ

貴音「おはようございます」


7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/08(金) 01:18:49.59 ID:d496ESv/0

響「むむむ……」

貴音「今日は早いですね、響」

響「あ、貴音、おはよう」

貴音「どうかしたのですか?」

響「物の名前がでてこないんだ……」

貴音「名前?」


10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/08(金) 01:21:38.67 ID:d496ESv/0

響「うん、よくスーパーとかで見かける袋なんだけど……」

貴音「袋、ですか。それは一体どのような袋でしょうか」

響「透明っぽいやつだぞ」

貴音「びにぃる袋ではないのですか?」

響「うーん、ビニール袋とはまたちょっと違うと思う」

響「こう、薄くて、ロールになってて」

貴音「巻物の様に、ですか」


15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/08(金) 01:34:47.67 ID:d496ESv/0

響「魚のパックとかを入れるのに使うんだぞ」

貴音「なにゆえに」

響「他の物が濡れないように」

貴音「ほぅ」

響「他にも、ドライアイスを入れたり」

貴音「どらいあいす、ですか。分かりません」


19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/08(金) 01:41:47.60 ID:d496ESv/0

響「ドライアイスはアイスが溶けない為の、えっと、保冷剤みたいな物だぞ」

貴音「あぁ、あいすなのですね、承知しました」

響「……まぁ、いいや」

響「と、とにかく主婦にとっての心強い味方なんだ」フンス

貴音「真に、便利な袋なのですね」ウンウン

響「分かった?」

貴音「いえ、さっぱり」


22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/08(金) 01:55:37.85 ID:d496ESv/0

響「……やっぱり出てこないぞ」ウガー

貴音「申し訳ありません、響」

響「貴音は何も悪くないぞ、自分が思い出せないだけで……」

響「うぅ、気になるなぁ」

貴音「このままでは埒があきません」

貴音「他の誰かに力を借りる事にしましょう」


29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/08(金) 02:09:08.19 ID:d496ESv/0

響「……というわけで、ぴよ子知ってる?」

小鳥「あれでしょう?あれよね」

貴音「知っているのですか!!」

小鳥「ええ、よく使うわよ」フフン

響「やったぞぴよ子!!あれ何ていうんだ?」キラキラ

小鳥「なんだけど、よく使うんだけど……」

貴音「?」

響「……だけど?」







小鳥「私ビニールって呼んでるのよね、あれのこと」


30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/08(金) 02:13:21.30 ID:d496ESv/0

響「」

貴音「」

小鳥「……ごめんね」テヘピヨ

響「」

貴音「」

小鳥「ご、ごめんなさい」


32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/08(金) 02:25:55.60 ID:d496ESv/0

響「……がっかりだよぴよ子」チッ

貴音「貴女には失望しました」ハァ

小鳥「」

響「貴音、ぴよ子はあてにならなかったぞ」

小鳥「本人の前で!?」ピヨーン

貴音「そうですね、次は“頼れる”人をあたりましょう」

小鳥「貴音ちゃんまで!?」ピヨォ


33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/08(金) 02:33:31.98 ID:d496ESv/0

響「行こう貴音、ピヨが移るぞ」

貴音「ええ」

小鳥「そんなぁ……」



響「何だったかなー」

貴音「おや、誰か来るみたいですよ?」

タッタッタッタ バタン

真「おっはようございまーす!!」


36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/08(金) 02:48:54.75 ID:d496ESv/0

響「おはよう、ナイスタイミングだぞ」

貴音「真、良きたいみんぐですよ、真」

真「どうしたの?」

響「実はだなー」カクカクシカジカ







貴音「という訳なのですが、どうでしょうか」

真「うーん、よく破裂させて遊んではいたんだけど……」

真「ごめん、名前までは知らないや」


37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/08(金) 03:03:35.51 ID:d496ESv/0

響「そっかー……」

貴音「仕方ありませんよ」

貴音「因みに破裂させる、とは?」

真「あの袋にふーっ、って息を入れてから口をねじるんだよ」

真「そしたら思いっきり踏んづけると『パァン!!』って」

貴音「面妖な」

真「それがなかなかクセになるんだよねー、って響?」

響「破裂……破裂……」ブツブツ

貴音「どうしたのですか?」

響「っ!!……な、なんでもないぞ」


39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/08(金) 03:17:32.89 ID:d496ESv/0

真「あ、やよいなら」ポン

真「やよいなら分かるんじゃない?よくスーパー行ってるし」

貴音「盲点でした」

貴音「やよいは……、まだ来てない様ですね」

真「一緒に待つよ、ボクも気になるし」

響「薄くて……、透明……」ブツブツ


43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/08(金) 03:34:35.44 ID:d496ESv/0

タタタタ ガチャーン

やよい「おはようございまーす!!」ウッウー

貴音「おはようございます、やよい」

響「やよい!!」ガシッ

やよい「っ!!響さん?」ビクッ

響「袋の名前教えて!!」

やよい「え?」

響「薄くて透明な破裂するとパァンな袋!!」

やよい「ひ、響さん……?」

真「ちょっと響落ち着いて!!」

貴音「響……?」


44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/08(金) 03:43:38.41 ID:d496ESv/0

響「クルクルって!!濡れないように!!」ユサユサ

響「やよ!!い!!はやく、クルクル!!」ユサユサ

響「名前!!名前!!やよ!!ううううう!!」ユサユサ

やよい「きゃあああああああ!!」グワラグワラ

貴音「やめるのです響!!」

真「響!!何やってるんだよ!!貴音、そっちをおさえて!!」ガシッ

響「うがああああ!!なまえ!!なまえええええ!!」ジタバタ


46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/08(金) 04:01:46.72 ID:d496ESv/0

小鳥「どうしたの、って響ちゃん!?」

真「小鳥さん!!手伝って!!」

貴音「響!!響!!」

響「うがああああああああああ!!」

やよい「ぐすっ、うぅ」

真「落ち着いて!!響!!貴音しっかりおさえて!!」

貴音「お願いですっ……!!響……!!」

響「あああああ!!うわあああああああ!!ああああああああ!!」

小鳥「き、救急車!!やよいちゃん!!お願い!!」


48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/08(金) 04:15:29.78 ID:d496ESv/0

やよい「ひぐっ、えぐっ、うえっ」

小鳥「やよいちゃん!!」

響「んぎああ!!なあああああ!!やあああああああああ!!」ブンブン

真「うわあっ!!」貴音「ぐっ!!」小鳥「きゃあ!!」ドガッ

響「はあぁ、んがあぁ、あああああああ!!」ダッ

やよい「きゃあああああああああああ!!」


53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/08(金) 04:47:09.84 ID:d496ESv/0

響「ううううううううう!!」グググ

やよい「ぐ、ぐるし……」

響「がああああああああああああ!!」ググググ

やよい「た、ひゅ、ひぃ」

真「やめろぉ!!」ドンッ

響「うぐっ」

小鳥「やよいちゃ、ん、平気……?」

やよい「ごほっ、げほっごほっ」

貴音「うぅ……」


55: 俺がPCに吐いてしまった、どうするべきか 2013/03/08(金) 04:57:51.62 ID:d496ESv/0

響「んがああああああああああああああああああ!!」ボゴォ

真「ぐはっ!!」

響「ふうううう!!ふううううう!!」

真「ぐ、かはぁ、おえっ、えっ、えぐっ、うえええ」ビチャビチャ


58: もう雑巾拭きとファブリーズでいいや 2013/03/08(金) 05:08:29.11 ID:d496ESv/0

小鳥「真ちゃ、ん……!!」

真「ごほっ、おえええ、かふっ、えっ、えくっ」ビチャビチャ

やよい「ふぅ、ふう、はあ、はあ」


62: 第二波は無事トイレにて 2013/03/08(金) 05:25:35.75 ID:d496ESv/0

小鳥「ぐ、ぐぐ」フラフラ

小鳥「響、ちゃ、ん」ガシッ

響「はああああ!!あああああああ!!」

小鳥「もう、やめ、て、おねが、い」ギュウ


65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/08(金) 05:42:37.36 ID:d496ESv/0

響「んがああああああああああ」ガブッ

小鳥「ああああああああああああああああ!!」

響「ううううううううう」ギリギリ

響「ぐああああああああ」ギギギギ

小鳥「あああああああああああああああああああああああ!!」ボタボタ

真「うぅ、ふうぅ、うえっ」

やよい「うぅ、はあ、はあ、んっ、はあ」

小鳥「ぐっ……、ああああ!!んぐっ……」

貴音「こ……、とり……」

小鳥「たか、ああっ!!……ねちゃん、とび、ら、んああっ!!」ボタボタ

小鳥「とび、らを、あけてええええええ!!」


68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/08(金) 05:51:34.79 ID:d496ESv/0

貴音「な、にを……」

小鳥「はやく、っ!!しなさあああああああ!!」ボタボタ

響「ううううううううううう!!」グギギギ

貴音「ぐっ……」

貴音「あああああ!!」

ガチャン

貴音「はあっ、ああっ」バタン


73: >>72 意地でも終わらせる 2013/03/08(金) 06:11:49.17 ID:d496ESv/0

やよい「はあっ、んっ、こ、ことりさ、ん」

小鳥「こっち、よ……、こっちに、来なさいっ……!!」グッ

響「うがああああああああ!!」

小鳥「だいじょ、うぶ、よ、私が、守るか、ら」

響「うわあああああああ!!」バタバタ

小鳥「大、丈夫、よ、響、ちゃん」

小鳥「私、が守っ、て見せるか、ら……」





ガンッ、ガンッ、ガランッ、ガタンッ






やよい「ことりさあああああああああああん!!」


79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/08(金) 06:53:31.73 ID:d496ESv/0

P「貴音、は?」

律子「肋骨はまだ少し痛むみたいですが、だいぶ良くなってきたそうです」

律子「担当医の先生も、あと二週間もすれば退院出来ると」

P「そうか、……良かった」

P「小鳥さんは」

律子「まだ身体は起こせませんが、会話は出来るようになりました」

律子「今は真とやよいが側に付いてます」

律子「……ホントに、良かった」


83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/08(金) 07:02:50.75 ID:d496ESv/0

律子「私、一時はもうダメかもって」

律子「本当に、小鳥さんが死んじゃうって……!!」グスッ

P「……あぁ、俺もだ」

P「正直、奇跡としか言いようが無い」

P「頭から階段を転げ落ちたんだ、……響を庇いながら」


88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/08(金) 07:21:52.89 ID:d496ESv/0

律子「……響」

P「……さっき行って来た、アレ持って」







律子「……タイミーロール、ですか」


89: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/08(金) 07:31:52.52 ID:d496ESv/0

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

「あはははは」

「ふーっ、ふーっ」

「くるくるくる」

「ぱぁん」

「ぱぁん」

「ぱぁん」














「ぱぁん」
                           終



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