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新田美波「趣味はしかく集めです!」P「死角!?」

1: ◆5AkoLefT7E 2017/12/07(木) 23:40:17.30 ID:eUuw6eHw0

~事務所~


ガチャ

P「遅れて申し訳ない! 前の打ち合わせが長引いてしまって……」

新田美波「あ、お疲れ様です。大丈夫ですよ。大変でしたね」

P「せっかくの顔合わせなのに情けない……」

美波「いえいえ」

P「じゃあ早速だが、俺が今日から君のプロデュースをさせてもらう。よろしく頼むな」

美波「はい! こちらこそよろしくお願いします!」

P「とは言ってもまあ、隣の部署にいたから初対面ってわけでもないんだよな。担当が変わって不安だとは思うが、何でも頼って欲しい」

美波「ありがとうございます。他のアイドルから、プロデューサーさんのことはたまに聞いていましたよ?」

P「うっわ、そうなのか。……なんか変なこと吹き込まれてないよな?」

美波「大丈夫ですよ。楽しい人だってみーんな言ってましたから」

P「ならいいけどなあ……」


2: ◆5AkoLefT7E 2017/12/07(木) 23:40:56.07 ID:eUuw6eHw0

P「さっきも言ったように今日は軽い顔合わせだから、適当に話でもしようか」

美波「はい、お願いしますね」

P「じゃ、こんなとこで話すのもアレだし、適当な喫茶店にでも……」

美波「どうかしましたか?」

P「いや、気になってたんだけど、そのスティックって……?」

美波「これですか? ラクロススティックですよ。クロスって言うんです。今日は大学からそのまま来たので」

P「へえ、ラクロスが趣味なのか、他に趣味は?」

美波「うーん……あ、ラクロス以外だと、しかく集めですっ」

P「死角!?」


3: ◆5AkoLefT7E 2017/12/07(木) 23:41:23.25 ID:eUuw6eHw0

美波「そ、そんなに驚くことですか……?」

P「い、いやいやそもそも死角を集めるってなんだよ!?」

美波「結構たくさんの人が趣味にしてると思うんですが……」

P「え、みんな死角集めてるの? なにそれ怖っ!」

美波「通学の途中とかにもできますし……」

P「そんな気軽にできんの!?」

美波「履歴書にも書けますから」

P「そんなん書く欄ないよね!?」

美波「あると思いますけど……」


4: ◆5AkoLefT7E 2017/12/07(木) 23:42:27.92 ID:eUuw6eHw0

P「マジか……最近の若い子恐ろしいわー……」

美波「……?」

P「なんでそんな訝しむ目で見るんだ……?」

美波「いえ、何かズレてるような……あ!」

P「え?」

美波「プロデューサーさん、多分勘違いしてます!」

P「勘違い?」

美波「プロデューサーさん、怖い方の"しかく"と思ってませんか?」

P「え……? あ! もしかして、"死ぬ"に"角"って書く方じゃないのか……!?」

美波「あ、当たり前じゃないですかっ! なんですか死角集めって!」

P「となると……そうか! 資格か!」

美波「こ、口語だとわかりませんが、みんながよく使う方の"しかく"ですよ?」

P「いやあ、ごめんごめん、一度思い込むとどうしても離れなくって……」

美波「もう……!」


5: ◆5AkoLefT7E 2017/12/07(木) 23:43:52.39 ID:eUuw6eHw0

P「じゃあ気を取り直して、喫茶店にでも行こうか」

美波「はいっ、行きま……」ピクッ

P「どうした? まだ気になることが……」

美波「……プロデューサーさん、ちょっとだけ待っててください」スッ

P「え? 別に大丈夫だけど……なんでラクロスのスティック取り出してんの?」

美波「ふぅ……」スチャッ

P(え、なんかめっちゃ真剣な顔で構えてる……話しかけられない……)

美波「……」

P「……」ゴクリ

美波「上ぇぇぇ!!!!!」ズボォ!!!!!

P「いきなりジャンプしてラクロススティックを天井に突き刺したーーー!!!!!」


6: ◆5AkoLefT7E 2017/12/07(木) 23:44:20.17 ID:eUuw6eHw0

P「え!?!? ちょ、な、なにしてんの!?!?!? スティックめっちゃ刺さってるじゃん!? 穴空いてるよ天井!? べ、弁償? 俺がするべき???」

美波「プロデューサーさん」

P「なんだよ!」

美波「静かにしていてください」

P「これが黙っていられるか!!!」


7: ◆5AkoLefT7E 2017/12/07(木) 23:44:48.21 ID:eUuw6eHw0

美波「さて……」スッ

P(す、スティックに手を伸ばした)

美波「出てきな……さいっ!!!」ズボォ!!!!!

P「引き抜いたー!!!」

謎の男「ぐあああああああ!!!!!」ヒュー

P「誰か落ちてきた!?!?!?!?」

謎の男「ぐおおおお……!!!」

P「だ、大丈夫ですか!?」

美波「プロデューサーさん! どいてください!」ブオン!!!!!

P「うわああ!? なんで振り回すかな!?」

美波「今がチャンス!」

P「誰にとっての!?」

美波「うおおおおおお!!!」

P「掛け声雄々しいなあ!!!」

美波「えいっ!!!」ブオン!!!!!

P「美波!!! さすがにラクロススティックでの直接の殴打はおまわりさんのお世話になっちゃうから!!!」

謎の男「うわああああ!!!」

P「し、知らない人ー!!!」

キュイィィィィィィン!!!!!!!

P「な、なんだこの音は……!?」

シュゥゥゥゥゥゥゥ……

P「うわ!? 知らない人がスティックに吸い込まれて……!?!?」

ポンッ

P「消えた……」

美波「ふぅ、お待たせしました。じゃあ、行きましょうか」

P「そんな流れだと思うか!?」


8: ◆5AkoLefT7E 2017/12/07(木) 23:45:56.26 ID:eUuw6eHw0

美波「ええと……? 何か?」

P「"何か?"じゃなくてだな!?」

美波「?」

P「そんな澄んだ目で見るのやめろよ! 自分の常識に自信がなくなるだろうが!」

美波「はぁ……?」

P「そ、そもそも今の男は誰なんだ!?」

美波「誰って……"刺客"ですけど……」

P「刺客!?」


9: ◆5AkoLefT7E 2017/12/07(木) 23:46:37.75 ID:eUuw6eHw0

美波「あ、もしかしてプロデューサーさん、刺客は捕らえる派じゃなくて始末する派でしたか?」

P「2択が物騒極まりねえよ」

美波「私も思春期の頃は始末していたんですが……ふふっ、恥ずかしいです」

P「具体的な始末の方法について怖くて聞けない俺を許してくれ……」

美波「もうそろそろ大丈夫ですか?」

P「むしろ大丈夫な部分がないよ」


10: ◆5AkoLefT7E 2017/12/07(木) 23:47:05.04 ID:eUuw6eHw0

P「わかった、まずは自分の浅学を恥じる。その上で聞きたいんだけど、美波の趣味は?」

美波「刺客集めですけど……?」

P「聞かなきゃよかったなー……でも担当アイドルの趣味くらいは把握しておくべきだしなー……」

美波「?」

P「その……刺客集め? について、最初から教えてもらってもいいか?」

美波「いいですよ?」

P「ありがとう」

美波「まず、プロデューサーさんも刺客に命を狙われることは多いと思うんですが」

P「1回もねえよ。説明がロケットスタートすぎるんだよ」


11: ◆5AkoLefT7E 2017/12/07(木) 23:47:35.39 ID:eUuw6eHw0

美波「ヒトあらざる刺客をこの聖なるクロスで捕らえて、その魂を救済するんです」

P「すげえな、日本語のはずなのに全く入ってこねえ。ヒンディー語とかのがまだ理解できる自信ある」

美波「このネットの部分で巧く捕まえるんです。最初は難しいですが、慣れれば簡単ですよ?」

P「わっかんねぇ……」

美波「システム的にはサルゲッチュみたいなアレですね」

P「急にちょっとわかるのが腹立つ……」


12: ◆5AkoLefT7E 2017/12/07(木) 23:48:01.12 ID:eUuw6eHw0

美波「でも、ただネットを当てて捕まえればいいわけじゃないんです」

P「まだあるのか……脳が追いつかないぞ……」

美波「さっきの刺客はレベルが低かったからそのまま捕まえられたんですが」

P「レベル」

美波「本来は何回か攻撃して体力を削って、時には眠らせたりしてから捕まえるんです!」

P「肝心なとこの説明が完全にポケモンじゃねえか」

美波「捕獲率が上がるスーパークロスやハイパークロスもあるんですよ?」

P「むしろポケモンに寄せてきたな?」


13: ◆5AkoLefT7E 2017/12/07(木) 23:48:53.36 ID:eUuw6eHw0

P「ま、まあいい……よくないけど。他人の趣味に口出しはしない方針だし……」

美波「プロデューサーさんもやってみますか?」

P「丁重にお断りする」

美波「残念です……」

P「そういえば、喫茶店に行こうとしてたんだよな」

美波「ああ、そうでしたね。行きましょうか」

P「それがいいな(ツッコミ忘れてたけど履歴書のどこに書くんだよこれ)」

美波「じゃあクロスをしまって……」

P「……さっき1人捕まえたから、しばらくは来ないよな?」

美波「わかりませんが、1日平均で4人くらい来ますね」

P「外出たくねぇ」


14: ◆5AkoLefT7E 2017/12/07(木) 23:49:20.83 ID:eUuw6eHw0

~事務所・廊下~


P「まあウダウダ言っててもしょうがない……」トコトコ

美波「私に対する刺客ですから。プロデューサーさんは安心しててくださいっ」トコトコ

P「目の前の担当アイドルが成人男性をスティックで殴打してる光景で安心できるほど俺の心は死んでないんだよなあ」

美波「ふふふ、面白い冗談ですね」

P「今日という日が冗談ならとびきりの大笑いができるんだけど」

美波「じゃあ、どこへ行きましょうか? とりあえず駅前の……ハッ!」

P「ど、どうした!?」

美波「ふぅ……」スチャッ

P「無言で構えるのやめてくれないかなあ!」


15: ◆5AkoLefT7E 2017/12/07(木) 23:49:52.43 ID:eUuw6eHw0

美波「そこぉ!!!」ブオン!!!!!

P「うおう!? ……って、誰もいないぞ!?」

美波「ああ、プロデューサーさんには見えないんですね」

P「見えない?」

美波「確かに、ここにいます。姿は見えませんが、その殺気、ミナミにはお見通しよ!」ブオン!!!!!

P(これ誰かに見られたら「芝居の稽古です」で通るかなー……無理かー……)


16: ◆5AkoLefT7E 2017/12/07(木) 23:50:19.49 ID:eUuw6eHw0

P「ってか見えない敵なんてどうするんだ?」

美波「敵じゃなくて刺客です。言葉に気をつけてください」

P「どこに地雷あるのか皆目見当もつかないんだけど俺もう喋んなくていいかな?」

美波「確かにあのタイプの刺客にはノーマルな技は当たりません……」

P「……」

美波「いわばゴーストタイプの刺客!」

P「さっきからちょくちょく出るそのポケモンっぽい例えやめてくんない?」


17: ◆5AkoLefT7E 2017/12/07(木) 23:50:47.04 ID:eUuw6eHw0

美波「問題ありません、こんな時のために、私には仲間がいるんです」

P「他人を巻き込むのはあんまりやめてほしかったんだけどな」

美波「すでにこの殺気を受けてここに向かっているはず!」

P「帰っていいかなあ……」


18: ◆5AkoLefT7E 2017/12/07(木) 23:51:15.67 ID:eUuw6eHw0

??「お待たせ……」

美波「来てくれたのね! 霊媒師K!」

P「いや、白坂小梅ちゃんじゃん。隣の部署の」

霊媒師K「ふふ……もう大丈夫……だよ」

P「いや、小梅ちゃんでしょ。この前はウチの乃々の代役ありがとうね?」

美波「霊媒師K! ヤツの実体化をお願い!」

P「いや、小梅ちゃんだってば。俺ドラマ主演してるやつ毎週録画してんもん」

霊媒師K「ありがと……」テレ

P「小梅ちゃんじゃん」


19: ◆5AkoLefT7E 2017/12/07(木) 23:51:46.29 ID:eUuw6eHw0

P(し、しかしゴーストの実体化ってどうやって)

霊媒師K「……」ゴソゴソ

P(何か取り出した……袋?)

霊媒師K「え、えいっ!」バッ

P「! 何か白い粉を蒔いた!?」

刺客(霊)「ぐああああ!!!!!」

P「おお! 見えるようになった!」

美波「ありがとう小梅ちゃん!」

P「もう小梅ちゃんって言っちゃったじゃん」


20: ◆5AkoLefT7E 2017/12/07(木) 23:52:12.71 ID:eUuw6eHw0

P「そ、その白い粉みたいなやつは……? まさか何か魔術的な……!?」

霊媒師K「伯方の……塩……」

P「伯方の塩」

霊媒師K「業務用で……850円……」

P「あらお買い得」

美波「さすが霊媒師Kね!」

P「あんまこういうこと言いたくないけど小梅ちゃんである必要すらないのでは?」


21: ◆5AkoLefT7E 2017/12/07(木) 23:52:44.95 ID:eUuw6eHw0

刺客(霊)「ウオオオオオオ……」

P「やっべ忘れてた!」

美波「下がって! 捕まえます!」

P「よ、弱らせなくていいのか?」

美波「いえ、相手は既に状態異常です!」

P「え?」

美波「ほら、刺客の上にアイコンが浮いてます!」

P「アイコン……!? うわ! ホントだ! 何か書いてあるな……」ジーッ

状態異常『塩分過多』

P「確かに塩ぶつけてたけども!!!!!」

美波「覚悟!!!」ブオン!!!!!

キュイィィィィィィン!!!!!!!

刺客(霊)「グガガガガガガ……」

シュゥゥゥゥゥゥゥ……

ポンッ

P(ルイージマンションみたいだな)


22: ◆5AkoLefT7E 2017/12/07(木) 23:53:17.23 ID:eUuw6eHw0

美波「ふぅ……」

霊媒師K「お疲れ様……」

美波「うん! 助かったわ! ありがとう」

霊媒師K「じゃあ……失礼します……」ペコリ

P「ええと……ありがとう……?」

美波「助けられちゃいました。私だけの力では危なかったですね……」

P「ゴーストタイプって、小梅ちゃんがいない時はどうすんの?」

美波「お祓い師Kにお願いします」

P「歌鈴だよな?」

美波「信頼度は★★☆☆☆くらいです」

P「なんでパチンコのリーチみたいな評価方法なんだよ」


23: ◆5AkoLefT7E 2017/12/07(木) 23:53:49.03 ID:eUuw6eHw0

~事務所外・道~


P「事務所から出るだけでけっこう時間を使ったな……」

美波「体を動かすって楽しいですね!」

P「会話のキャッチボールすらしないんだもんな、すげえよ」

美波「もう2体も捕まえたなんて、調子がいいです! プロデューサーさんのおかげかもしれませんね♪」

P「ありがとう、全く嬉しくない。あと刺客の数える単位"体"なのか、度し難いな」


24: ◆5AkoLefT7E 2017/12/07(木) 23:54:17.20 ID:eUuw6eHw0

美波「ええと、喫茶店はあっちの方だから……」

P「不安だな……」キョロキョロ

美波「もう、プロデューサーさんったら、そんなに警戒しなくても……ハッ!」

P「もういやだ帰る!!!」

美波「不用意に動かないでください!」

P「喫茶店くらい不用意に行かせろよ!!!」


25: ◆5AkoLefT7E 2017/12/07(木) 23:54:44.25 ID:eUuw6eHw0

美波「この気配……音……」

P「……」

美波「下ね!!!!!」

ヒゲの刺客「ホッホーウ!!!!!」

P「マンホールからなんか見覚えのある赤い帽子とヒゲの男が飛び出してきたー!!!!!」


26: ◆5AkoLefT7E 2017/12/07(木) 23:55:11.77 ID:eUuw6eHw0

P「これ絶対ヤバいやつだって!」

美波「プロデューサーさんをこんなに怖がらせて……! 許せない!」

P「7割くらいはお前に対する恐怖だからな!!!」

美波「えいっ! たあっ! とりゃあ!」ブオン!!!!!

P「一切の加減がない!!!」


27: ◆5AkoLefT7E 2017/12/07(木) 23:55:38.86 ID:eUuw6eHw0

ヒゲの刺客「フッフー!」ピョーン

美波「くっ……速い!」

P「だ、大丈夫か?」

美波「大丈夫です。仲間がいますから」

P「さっきから他力本願が過ぎない?」

美波「そろそろ駆けつけてくれるはず……!」

P「仲間より警察呼ぼうよ」


28: ◆5AkoLefT7E 2017/12/07(木) 23:56:07.89 ID:eUuw6eHw0

??「ま、待たせたな」

美波「来てくれたのね! キノコ使いS!」

P「いや、星輝子ちゃんじゃん。隣の部署の」

キノコ使いS「フヒ……」

P「口癖から輝子ちゃんじゃん」

美波「お願い、キノコ好きのアイツの動きを止めて!」

キノコ使いS「わ、わかった……」

P「活躍の場が少なくない?」


29: ◆5AkoLefT7E 2017/12/07(木) 23:56:34.72 ID:eUuw6eHw0

キノコ使いS「と、とりあえずシイタケ君(1パック198円)を……」ポーイ

P「値段出てない? それスーパーで買ったシイタケだよね? 育てたみたいな言い方してるのズルくない?」

ヒゲの刺客「ホッホーイ!!!」ムシャムシャ

P「迷いねえなスーパーヒーロー」

美波「今よ!!!」ボコッ

P「普通に殴ったぞ!?」

ヒゲの刺客「マンマミーア!!!」

P「それ言わせたかっただけだろ!!!」


30: ◆5AkoLefT7E 2017/12/07(木) 23:57:06.95 ID:eUuw6eHw0

~捕まえました~


輝子「上手くいって……よかったな」

美波「うん、ありがとう輝子ちゃん」

P「そのブレブレの呼称をどうにかしてくれねえかな」

輝子「じゃあな……フヒ」

P「繰り返しだけど別に輝子ちゃんである必要もなかった」

美波「キノコ好きな輝子ちゃんの気持ちが籠ってたから、足止めに成功したんですよ!」

P「いやいやあのヒゲめっちゃキノコに飢えてたじゃん。絶対俺が投げても食ってたわアイツ」


31: ◆5AkoLefT7E 2017/12/07(木) 23:57:37.26 ID:eUuw6eHw0

~喫茶店前~


P「なんとか辿り着いたな……」

美波「ふふっ、プロデューサーさん、怖がりすぎですよ」

P「この状況で笑ってられるの完全にサイコだからな」

美波「じゃあ、ゆっくりしましょうか」

P「それがいい……」


ウィーン


店員「いらっしゃいませ! 1名様でよろしいでしょうか」

P「え? いや、こっちも連れです。2人で」

店員「1名様ですね?」

P「いえ、だから2人ですって」

店員「いえ、1名様です……」

P「はい?」

店員「なぜなら……」

刺客(店員)「そっちの女は今から死ぬんだからなああああ!!!!」ガバッ

P「この街はいつからこんなバイオハザードみたいなことになってんの!?」


32: ◆5AkoLefT7E 2017/12/07(木) 23:58:07.97 ID:eUuw6eHw0

美波「プロデューサーさん! 避けて!」

P「て、店内だからあんまり暴れないで!」

美波「必殺……! ボディーブロー!」ドゴォ

刺客(店員)「ぐああああああ!!!」

P「すげえ効いてるけど必殺のわりに地味すぎる!!!」


33: ◆5AkoLefT7E 2017/12/07(木) 23:58:38.11 ID:eUuw6eHw0

美波「決め手が足りないけど……捕まえるしかない!」

P「ボディーブローは完全に決まってたけど」

美波「熱血乙女Aがいれば状態異常のやけどを付与できたのに……」

P「伏せた意味ある? 曲名だよ?」

美波「でも、ここで諦めたらアイドル失格……!」

P「喫茶店の店員にノリノリでボディーブローかました時点でだいぶ失格だろ」

美波「美波、いきます!」ブオン!!!!!

P「バトル漫画なら熱い展開だけど実際ほとんど強盗だからねこれ」


34: ◆5AkoLefT7E 2017/12/07(木) 23:59:06.18 ID:eUuw6eHw0

~捕まえました~


P「俺は何もしてないけど疲れた……」

美波「こうやって強敵を乗り越えた時、強くなった実感が湧きますね!」

P「街中でスティックを振り回すことへの羞恥が湧くのはまだ遠いのかな」

美波「でも確かに疲れちゃいましたね。お話は次の機会にしましょうか?」

P「ああ、そうしてくれると助かる……」

美波「いつか、プロデューサーさんと2人で刺客集めができるのを楽しみにしてます♪」

P「一生やらねえからな!!!」



おわり



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