TOP > アイドルマスター > 真「お鍋の美味しい季節になってきたぞ!」

真「お鍋の美味しい季節になってきたぞ!」


1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09(土) 23:14:57.64 ID:AXjPbZjI0

真「へへっ、今日は一日家に誰もいないし、こっそり料理をして、女の子らしさを磨くんだ…!」

真「いつもは女の子らしいからってやらせてもらえないけど…今日は頑張っちゃうぞ!」

真「さて…それで少し遠出をしてスーパーにやって来たわけなんだけど…」

真「…ん?なるほど、今日はブリが安いんだね」

真「ブリ、ブリか…うん、ブリの照り焼きは美味しいよね!」

真「えーっとそれじゃあ…」

真「………」


3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09(土) 23:23:00.08 ID:AXjPbZjI0

そして店を出て

真「………」

真「……僕、なんだか鍋が食べたい気分だったんだよね!」

真「別に、照り焼きのタレがどうしたらいいのか良くわかんなかったとかじゃなくて…」

真「そう…!ほら、みんなで鍋を囲んで食べる感じが楽しいっていうか…」

真「…まぁ、今日は僕一人だけなわけなんだけど…」

真「うん…」


4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09(土) 23:23:38.25 ID:AXjPbZjI0

真(…はぁ、これじゃ、いつまで経っても)

「ゔぇぇぇぇぇ!!!!」

真「って、えぇ?!」

「うわぁぁぁぁぁ!!!!」

真「こっ、子供…?!ちょっ、ちょっと君、どうしたの?」

「わぁぁぁぁん!!!!」

真「泣いてるだけじゃわかんないよ…。…近くには、誰もいないみたいだし」

真「もしかして迷子かな…参ったなぁ…」


5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09(土) 23:24:24.59 ID:AXjPbZjI0

真「誰かー!この子の母親知りませんかー!」

真「うーん…このまま歩いててもキリがない気がするな…」

真「もういっそのこと、交番で預けて…」

真「……いやいや、僕の方から構ったんだし、途中で投げ出すのは良くないよね」

真「でもなぁ…手掛かりが無いのも事実だし…」


6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09(土) 23:25:05.15 ID:AXjPbZjI0

真「一人ならそんなに遠くまでは来れないと思うんだけどなぁ…」

真「…ねえ、君、この辺の景色に何か見覚えはない?何でもいいんだけど…」

「…この公園、前にねーちゃんと来たことある」

真「!ホント?それじゃあその公園に行けば何かわかるかも…!」

「!あっ!ねーちゃんだ!」

真「えっ?!…あ、ホントだ!それっぽい人が…」

真「……ん?アレってもしかして……」


7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09(土) 23:25:50.10 ID:AXjPbZjI0

やよい「ここにもいない…浩太郎…どこ行っちゃったんだろう」

やよい「!まさか、ゆうかい……!」サーッ

「やよいねーちゃーん!」

やよい「!浩太郎?!」

浩太郎「やよいねーちゃん!」がばっ

やよい「もう!一人でどこ行ってたの?!みんな心配したんだから!」

浩太郎「うぅ…だ、だって…」

やよい「だってじゃない!勝手に側を離れたりしちゃダメでしょ!」

浩太郎「うわぁぁごめんなざぁぁい!!」

やよい「でも無事で良かった…」

真「あはは、これで一件落着…かな」


8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09(土) 23:26:24.78 ID:AXjPbZjI0

やよい「…はわっ?!ど、どーうして真さんがここに?!」

真「うん、まぁ色々と…。…この子が探してたお姉ちゃんって、やよいのことだったんだね」

やよい「もしかして、真さんが浩太郎を…?」

浩太郎「うん!このにーちゃんがつれてきてくれたの!」

真「にーちゃ…」ぴくっ

やよい「こらっ、浩太郎!そんな言い方しちゃ失礼でしょ!」

真「あ、あはは、いいよ、別に気にしてないから…」

やよい「にーちゃんじゃなくて、お兄さん、って言いなさい!」

真「あ、怒るとこそっちなんだ…」


9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09(土) 23:26:57.57 ID:AXjPbZjI0

真「ところでやよい、その格好…」

やよい「え?あぁ、えへへ、これは料理したままで出てきちゃったから…」

真「そっか、なるほどね」

真(可愛いなぁ…エプロンしてるってだけで、ホント女の子らしいっていうか…)

浩太郎「うちの家、今日はなべするんだー!」

真「へぇ…そうなんだ、良いね」


10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09(土) 23:27:27.80 ID:AXjPbZjI0

やよい「真さんは…何かの買い物ですか?」

真「へ?あぁ、そうそう、これは一人で鍋をしようと思って…」

真「…!」ぴーん

やよい「?」


11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09(土) 23:28:30.15 ID:AXjPbZjI0

真「…そうだ、やよいさえ良ければなんだけど、僕も一緒に鍋をやらせてもらえない、かな」

やよい「一緒におなべを…?」

真「うん!…僕、今日は家に一人だけで、鍋をするにはちょっと寂しいかなって思ってたところだったんだ」

やよい「そうだったんですか…」

真「だから、もし迷惑でなければと思って…どうかな?」

やよい「もちろん私は大歓迎ですー!浩太郎も良いよね!」

浩太郎「おう!よろしくにーちゃん!」

真「だから違うんだけど…」まぁいっか


12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09(土) 23:29:22.41 ID:AXjPbZjI0

やよい「みんなただいまー!」

長介「…おかえり」

浩司「おかえりー!」

かすみ「おかえりなさい」

浩太郎「ただいまー!」

長介「あっ!浩太郎お前、心配して…。…って、その人は?」

やよい「同じアイドルの、菊地真さんだよー。今日は一緒にお鍋してもらうから…ほら、みんなあいさつしてー」

長介「…どうも」

かすみ「よろしくお願いします」

浩太郎「よろしく!」

浩司「よろしくー!」

真「こんばんは、菊地真です。…へへっ、うん、今日はみんなよろしくね」


14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09(土) 23:29:58.57 ID:AXjPbZjI0

やよい「ほーらミルク飲んだ後はげっぷしましょうねー」とんとん

こうぞう「……げぷっ」

やよい「よーし、えらいえらーい♪」

真「………」

やよい「…?どうかしましたか?」

真「…あぁいや、ただ、やよいって家ではちゃんとお姉さんしてるんだなーって思って」

真「事務所ではそういうところあんまり見れないから、なんか新鮮かも」

やよい「えへへ、そうですかー?でもでも、私にはこれが日常なんですよー!」なーんてっ

真「うん…すごいね。えらいと思うよ」ぽんぽん

やよい「あぅ…あ、ありがとうございます…//」

真「僕も見習わなきゃなぁ…」

やよい「?」


15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09(土) 23:30:35.73 ID:AXjPbZjI0

やよい「よーし!それじゃー張り切ってもやし鍋、作っちゃいますよーっ!」

真「おーっと待った!ここで僕が買ってきてたブリも使って、ちゃんこ鍋っぽくしよう!」

やよい「うわーっ!すごいすごい!美味しそうなブリですね!」

真「でしょでしょ?これでもっと美味しくなる…かな」

やよい「はい!これがあればもっと美味しく……あっ」


16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09(土) 23:31:12.67 ID:AXjPbZjI0

真「?どうしたの?」

やよい「うー…もやしが少し足りないかもです…」

真「あ、それじゃあ僕が買ってくるよ」

やよい「!そんな、真さんはお客さんなんですから、私が行きます!」

真「いやでも、僕はお邪魔させてもらってる身なわけだし…」

やよい「それでもダメです!私が行きます!」

真やよい「むむむ…」

長介「…もう二人で行ってくればいーじゃん」


18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09(土) 23:31:45.52 ID:AXjPbZjI0

やよい「先に自転車出してきますねー!」


真「…さて、と。それじゃあ行くとする…」

長介「………」

真「…?どうしたの?」

長介「…あの、ちょっとお願いがあるんです」

真「お願い?」

長介「………」

かすみ「………」こくり

長介「…お願いします!今日だけっ、今日一日だけでいいんです!やよい姉ちゃんの…兄ちゃんになってください!」

真「え…」

真「ええぇぇ?!」


19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09(土) 23:32:18.22 ID:AXjPbZjI0

真「そ、そんなこと、急に言われても…」

長介「無茶な相談だっていうのはわかってます。でも、無理を承知でお願いしたいんです」

長介「…やよい姉ちゃん、昔っから、上の兄妹っていうのにすごく憧れてて…」

かすみ「…でも、私たちじゃあその夢を叶えてあげられないから…」

真「そっか、それで…」

長介「お願いします!今日一日だけでいいんです!」

長介かすみ「………」うるうる


20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09(土) 23:32:55.23 ID:AXjPbZjI0

真「…はぁ、わかったよ。やれるだけのことはやってみる」

長介「ホント?!」

真「うん、まぁ、やってみてどうなるかはわからないけどね」

長介「ありがとう…やったな!」

かすみ「うん!」

真(…はは、やよい、愛されてるんだなぁ…)羨ましい

真「…あ、そうだ、それと…」

長介「?」

真「僕は‘お兄ちゃん’じゃなくて、‘お姉ちゃん’だから」

長介「………」

長介「え?」


21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09(土) 23:33:29.45 ID:AXjPbZjI0

真「うぅ…夜はやっぱり寒いなぁ」

やよい「はぃ…手が凍っちゃいそうです…」

真「あ、これが自転車?」

やよい「はい!…あの、だけど自転車はこれ一つしかなくて…」

真「大丈夫だよ!二人乗りしていけば」

やよい「はわっ!ダ、ダメですよ!そんなことしたら、おまわりさんに捕まっちゃいます!」


22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09(土) 23:34:08.40 ID:AXjPbZjI0

真「あはは…やよいは真面目だなぁ…スーパーまで、そんなに遠くないんでしょ?少しぐらいなら大丈夫だよ」

やよい「そ、そうですか…?」

真「うんうん。ほら、僕が漕ぐから、やよいは後ろに座ってなよ」

やよい「そ、それじゃあ…」

ちょこん

真「…足、かけれた?しっかり捕まっててね」

やよい「は、はい!」

真「よーしいっくぞー!」


23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09(土) 23:34:50.15 ID:AXjPbZjI0

やよい「うわぁっ!は、早いですー!」

真「へへっ、なんのまだまだー!しっかり捕まっててよー!」

やよい「はい!」

真「~♪」がーっ

やよい「………」

真「…寒くない?」

やよい「あ、は、はいっ」

やよい「……なんだか」


24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09(土) 23:35:41.31 ID:AXjPbZjI0

真「ん?」

やよい「……真さん…お姉ちゃん…みたい」

真「え?……あ、あははっ、そ、そうかな……」

やよい「…はい」

真「………」

やよい「………」

真「……な、なんなら僕のこと…今日一日、お、お姉ちゃんだと思っても、いいよ……」


25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09(土) 23:36:18.36 ID:AXjPbZjI0

やよい「………」

真「……//」

真「……なっ、なーんてね!冗談冗だ」

やよい「…ホント、ですか?」

真「え?」

やよい「………」

真「…や、やよい?」

やよい「……お姉ちゃん」ぎゅ

真「ーーッッ!!////」びゅんっ

やよい「!はわっ!ま、真さんっ、落ちちゃいますーっ!!」


26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09(土) 23:37:02.76 ID:AXjPbZjI0

やよい「つ、つきました」ぼろっ

真「…ご、ごめん、ちょっと張り切り過ぎたみたい…」

やよい「!わっ、私なら大丈夫ですよ!さぁ、買いにいきましょー!」

真「う、うん!」


28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09(土) 23:37:39.55 ID:AXjPbZjI0

やよい「えーっと、もやしもやし…」

やよい「…あった!えぇと…うん、これかなー」

真「………」

やよい「?どうしました?」

真「……やっぱり、こういうのって、良いやつと悪いやつとがあったりするの?」

真「僕、パッと見ただけじゃどれもおんなじようにしか見えなくって…」

やよい「ぜんぜんちがいますよー!ほら、よーく見てくださいね!」


29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09(土) 23:38:16.54 ID:AXjPbZjI0

真「う、うん…」

やよい「まず、もやしだったら、こんな風にくきの色が真っ白かあわい黄色で、ひげ根の先までみずみずしいやつが美味しいんです!」

やよい「逆に、これみたいに先っぽが茶色くなってるやつは、古いからダメなんです!」

真「へー」

やよい「どうですか?わかりましたかー?」

真「うん、ありがとう」(やよい可愛いなー…)


30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09(土) 23:39:46.65 ID:AXjPbZjI0

やよい「あ、そうだ、トイレットペーパーももうないんだった…」

真「一緒に買っちゃう?」

やよい「はい!えーと、生活用品はあっちだから…」

真「…いつも、ここに買い物に来てるの?」

やよい「はい!たまにお店の人のお手伝いしたりもしてるんですよー!」

真「そ、それは大丈夫なの…?」


32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09(土) 23:40:44.41 ID:AXjPbZjI0

真「お、今トイレットペーパー安いみたいだね…はい、これ」

やよい「あ、ごめんなさい。こっちのを買うから…」

真「え?でも、こっちの方が安いよ?数も多そうだし…」

やよい「はい…でも、わたしの家、これじゃないとダメで」

真「そ、そっか。そういうものなんだ」

やよい「ごめんなさい…」

真「い、いやいや!そりゃもちろん、やよいが良いと思う方を買わないとね!」

真(…そういえばうちのトイレットペーパーもずっとあれ使ってるけど…)

真(やっぱり母さんも何かこだわりがあって買ってるのかな…)


33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09(土) 23:41:15.14 ID:AXjPbZjI0

真「よし、それじゃ買い物かごにいれて…」どさっ

やよい「!真さん!」

真「うわっ!な、何?どうしたの?!」

やよい「それを食べるものとおんなじかごにいれちゃダメでしょー!」

真「えっ?あ、そ、そっか、ごめん…」

やよい「もー、トイレットペーパーは、下のかごに…」

真「………」


34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09(土) 23:41:47.84 ID:AXjPbZjI0

やよい「よーし、それじゃよけいな買い物はしないでさっそくレジへ…!」

真「………」

やよい「?真さん…?」

真「……なんか僕…さっきから全然頼りないよね……ごめん」

やよい「えっ?そっ、そんなこと…!」

真「これじゃあ、どっちがお姉ちゃんなんだか…」

やよい「真さん…」

<タイムセールー!!


36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09(土) 23:42:21.50 ID:AXjPbZjI0

真「え…えっ?」

やよい「!はわっ!これは…!」

<タダイマヨリトウフイッチョウ30エーン!トウフイッチョウ30エーン!

やよい「うっうー!最近あんまり見ないタイムセールです!これはみのがせ…」

ワーッ!ワタシノヨーッ!!

やよい「!も、もうあんなに人が…ダメです、もう間に合わ」

真「……アレを、取ってくればいいんだね」


37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09(土) 23:42:55.77 ID:AXjPbZjI0

やよい「え?」

真「僕に任せて!」ダッ

やよい「!まっ、真さん!そんな、今からあの中にとびこむなんてあぶないです!」

真(……今まで、一つも良いとこ見せてないんだ、せめてこれぐらいは……)

ワーーッ!!

真「うわっ!ぐ、ぬぬ…思った以上にすごい…」

ギャーッ!!

真「……手、手をのばして…あと、もう、ちょっと……」

ギエーッ!!

真「うわぁーっ!!」

やよい「!真さーん!」


39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09(土) 23:43:42.87 ID:AXjPbZjI0

<タイムセールシューリョー!タイムセールシューリョーデス!

真「…う、うぅ…」

やよい「…真さん!大丈夫で」

真「……これ…」

やよい「え?…あ、これ…」

真「……うん、取れたよ、豆腐……」

真「……でも、取った時の衝撃で、ちょっと形が……」

やよい「………」


40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09(土) 23:44:19.29 ID:AXjPbZjI0

真「……やっぱり、僕は…」

やよい「……う」

真「……う?」

やよい「…うわぁー!すごいすごーい!ありがとうございます!こんなに安くおとうふを買えたのなんて初めてですー!」

真「やよい…」

やよい「いつもは、大人の人におされて買えないことが多くって…」

真「………」

やよい「…えへへ、さすが、お姉ちゃんですねっ♪」

真「………」ぐしぐし

真「…へへ、うん、ありがとう!」


41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09(土) 23:44:59.91 ID:AXjPbZjI0

真「さぁ、それじゃ、帰りも後ろに」

やよい「あの…真さん」

真「ん?」

やよい「帰りは…その、並んで歩いて帰りたいなー、って…いいですか?」

真「………」くすっ

真「もっちろん!それじゃ、帰りはのんびり行こっか!」

やよい「はい!」

ヤヨイハアシタガッコウナノ?

ハイ…シカモテストナンデス…

エッ?ソウナンダ…ベンキョウシナクテダイジョウブ?

ダイジョウブジャナイカモデス…

ソ、ソッカ…

ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー


42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09(土) 23:45:30.26 ID:AXjPbZjI0

やよい「今帰ったよー!」

真「ただいまー」

浩太郎「おかえりー!」

浩司「おかえり!」

かすみ「おかえりなさい」

長介「おかえ…あれ?豆腐も買ってきたんだ」

真「あ、それは…」

やよい「…えへへー」

長介「?」


43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09(土) 23:46:03.96 ID:AXjPbZjI0

やよい「……これはねー、真お姉ちゃんが取ってきてくれたんだよ」

真「うっ、えぇ?ま、真お姉ちゃ…//」カァァ

浩司「真お姉ちゃん?」

やよい「うん、そうだよー」

長介「……じゃあ…やよい姉ちゃんのお姉ちゃんってことは、俺らにとっても姉ちゃんってことだ!」

真「えぇっ?!」

浩太郎「真ねーちゃん!」

浩司「真ねーちゃん!」

かすみ「真お姉ちゃん…」

真「あ、あぅ…//へ、へへ…ま、参ったなぁ」


45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09(土) 23:46:39.44 ID:AXjPbZjI0

やよい「よーし、美味しいおなべ作るぞー!」

長介「…真さん」ぼそぼそ

真「ん?」

長介「その…ありがとう。上手くいったんだね」

真「あはは…うん。なんかそうみたい」

長介「…この後も、引き続きよろしくな!」

真「こちらこそ!」

長介「でも、何で“お姉ちゃん”なの?」

真「………」


46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09(土) 23:47:32.97 ID:AXjPbZjI0

やよい「真さ……あっ」

真「?」

やよい「……ま、真お姉ちゃん…//わたしがご飯作ってる間…弟たちのこと、お願いしててもいいですか?」

真「……//」

真「…よ、よし!任せて!」

浩太郎「真ねーちゃんあそぼー!」

浩司「あそぼー!」

真「よーし、遊ぶぞ!」


47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09(土) 23:48:10.03 ID:AXjPbZjI0

浩太郎「じゃあ仮面ライダーごっこやろ!」

真「お、仮面ライダーかぁ…懐かしいなぁ。僕はおジャ魔女の方が好きだったけど」

浩司「俺フォーゼね!」

真「フォーゼ?へぇ…今はそんな名前なんだ」

浩司「ねーちゃん敵役ね!」

真「え?」

浩司「いくぞ!変身!」

浩太郎「変身!」

真「二人いるの?!」


48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09(土) 23:49:04.74 ID:AXjPbZjI0

やよい「えーっと、そうだ、次はブリを切らなきゃ…」

ハァ、ハァ…ネ、ネェ!コンドハボクニモヘンシンサセテヨ!

エー、ショーガナイナー

ヨーシ、イクゾ!

やよい「…えへへ、何だか、ホントに家族が増えたみたい♪」

…ファイナルベント!シャッキーン!

エー、ナニソレー

エッ、シ、シラナイ?!

やよい「ふふふ…♪」


49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09(土) 23:49:37.60 ID:AXjPbZjI0

真「ってて…ちょ、ちょっと休憩」

浩司「えー、まだー!まだやるのー!」だきっ

浩太郎「早くー!!」のしっ

真「うわっと重っ…わ、わかったわかった、また後でやるから…!」

かすみ「…真お姉ちゃん、勉強教えてください」すっ

真「え?うん、良いよ…うわ、文章題か…」


50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09(土) 23:50:13.45 ID:AXjPbZjI0

真「……で、こうこうこうなるから…あ、そっか、Xは使っちゃいけないんだよね。えーっと……」

かすみ「ふんふん…」

真「……で、これが残りの長さだから、これとこれを引いたのが舗装した道路の」

やよい「真さーん!ちょっと味をみてもらってもいいですかー?」

真「あっ、はーい!…ちょっとごめんね」

浩司「あっ、逃げた!」

浩太郎「逃げたー!」


52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09(土) 23:51:10.27 ID:AXjPbZjI0

やよい「すみません面倒見てもらっちゃってー」

真「あはは…良いよ、僕も楽しいし」

やよい「そう言ってもらえると嬉しいかもっ……はいっ」

真「え?」

やよい「え?じゃなくてほら、味見ですよー」

やよい「はいっ、お姉ちゃん、あーん♪」

真「…ぅ、あ、あーん…////」


53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09(土) 23:51:41.41 ID:AXjPbZjI0

真「………」パクッ

真「……うん、良いんじゃないかな!美味しいよ!」

やよい「そうですか?良かったぁ~」

真「こっちは、何か手伝えることあるかな?」

やよい「あっ、それじゃあ一緒に切るのを手伝ってもらってもいいですか?」

真「うん、任せて!」


54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09(土) 23:52:12.48 ID:AXjPbZjI0

やよい「………」トントントン

真「………」ストッストッ

やよい「…わぁ、真さん、包丁の使い方上手ですねー!」

真「え?そ、そうかな…」てれっ

やよい「!はわっ、ちゃんと見て切らないと危ないですよ!」

真「うわわっ、ご、ごめん…!」

やよい「………」トントントン

真「………」ストッストッ


55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09(土) 23:52:42.62 ID:AXjPbZjI0

やよい「………」トントントン

真「………」ストッストッ

やよい「……ふふ」

真「…?どうかした?」

真「!…も、もしかして僕、また何か変なことしてる…?!」

やよい「ちっ、違うんです!そうじゃなくて!」

真「?それじゃあ…」


57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09(土) 23:53:20.72 ID:AXjPbZjI0

やよい「……ただ…こうやって、上のお姉ちゃんと、二人並んでお料理するの、昔から夢だったから……すっごく…その、嬉しいなーって」

真「……やよい…」

やよい「…えへへ、真さん、今日は来てくれてありがとうござ」

真「…違うでしょ」

やよい「え?」

真「僕はやよいのお姉ちゃんなんだから。ありがとうございますー、じゃなくて、ありがとう、じゃなきゃ」

やよい「……//」

やよい「……あ、ありがとう…//真お姉ちゃん…//」

真「…へへっ、どういたしまして!」


58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09(土) 23:53:52.50 ID:AXjPbZjI0

やよい「ほーら、もうご飯できたよー!」

浩太郎「あっ!真ねーちゃん出てきた!」

浩司「ねぇ続きやろ!続きー!」

真「ほ、ほら、もうごはんだから」

浩司「じゃあご飯いらない!」

真「えぇっ?!」

浩太郎「ねー、遊ぼー!」

真「うぅ…はは、困ったなぁ…」


59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09(土) 23:54:27.32 ID:AXjPbZjI0

長介「…ほら、真さん困ってるだろ、離れろ」

浩太郎「ちぇ、なんだよ長介にーちゃんのケチ!」

浩司「ケチー!」

長介「なんだとー!…ったく」

真「……あ、ありがとう、助かるよ……君は大人なんだね」

長介「…長男だからな」

真「…そっかぁ。はは、流石、頼りになるなぁ」ぽんぽん

長介「ぁ、う…//」カァァ

浩太郎「あっ、長介にーちゃんがてれてる!」

長介「…!ば、馬鹿っ、照れてなんかねーよ!」

浩太郎「やーいてれてるてれてるー!」

長介「このっ…!」

やよい「ほらほら、みんな席についてー!」


60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09(土) 23:54:57.45 ID:AXjPbZjI0

やよい「それじゃっ、いっただっきまーす!」

みんな「「いっただきまーす!!!!」」

長介「…!美味い!」

かすみ「お豆腐美味しい…」

浩太郎「ブリうめー!」

やよい「浩司、ゆっくり食べないとむせちゃうよ!」

浩司「だいじょ…!げへっ、ごほっ!」

やよい「ほらー、だから言ったのに…」とんとん


61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09(土) 23:55:37.39 ID:AXjPbZjI0

真「あはは…」

やよい「……真さん、どうですか?味……」

真「あ、うん!すっごく美味しいよ!この出汁、もやしにもブリにも良く合うね…!…これを作れるんだもん、凄いよなぁ」

やよい「えへへ…ありがとうございます!でも、これはただのおなべだからそんなに難しくはないんですよー」

真「そうなの…?」

やよい「はい!」

浩太郎「ねーちゃんおかわり!」

浩司「おかわり!」

長介「あっ、お、俺も!」

かすみ「私も…」

真「じゃあ僕も!」

やよい「…はいはい、みんな順番ですよー♪」くすくす


63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09(土) 23:56:19.42 ID:AXjPbZjI0

浩太郎「もういいや、ごちそうさまー!」

浩司「さまー!」

浩太郎「真ねーちゃん、続きやろ!続き!」

やよい「こら!先にちゃんと食器を片付けなさーい!」

浩太郎「はーい…真ねーちゃん、後で続きやるからね!」

真「はいはい、わかったわかった……うん、雑炊も美味しいや」

やよい「ホントですか?…良かったー。ご飯が残ってて良かったですー」

真「僕もこれぐらいパッと料理が出来るようになりたいな…」

やよい「そんな…!こんなの、ホントに大したものじゃ…」

やよい「!そうだ、それじゃあまた今度一緒に、他のお料理も作りましょう!」

真「!ホントに?!」

やよい「はい!私なんかで良ければ大歓迎です!」

真「そんな、十分だよ!…へへっ、楽しみだなぁ」


64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09(土) 23:56:52.14 ID:AXjPbZjI0

かすみ「…!あ、このCMの人…真お姉ちゃんに似てる」

<コレデキミモスッキリソウカイ!

真「あ、これ…」

やよい「…ふふ、かすみ、似てるんじゃなくて、正真正銘、真お姉ちゃんだよ」

かすみ「えっ、そうだったんだ…すごーい!」

真「あはは…ちょっと照れちゃうな」

かすみ「前にクラスの子が…このCMの人と結婚したい、って言ってた…」カッコ良いって

真「…そ、それはどうも…」


65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09(土) 23:58:18.45 ID:AXjPbZjI0

<ヤベ、5500エントダイゴサーン!

真「…うわぁ、はは、やべっち外してるなぁ…」

<ハタシテゼンガクジバラニナルノハダレナノカー!

かすみ「おいしそう…」

長介「…なぁやよい姉ちゃん、こんなに高い料理って、ホントにあるの?食ってみたいな…」

やよい「もー、長介ったら…」

真「あはは…」

やよい「これはテレビなんだから、こんなの嘘に決まってるでしょー」

真「えっ」

やよい「えっ?」

真「………」

やよい「………」

やよい「…違うんですか?」

真「…こ、今度伊織に聞いてみるといいよ…」


67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09(土) 23:59:10.58 ID:AXjPbZjI0

真「……あっ、もうこんな時間……そろそろ帰らないと」

浩太郎「えー!もう帰っちゃうの?!」

浩司「早いよー!」

やよい「こら、真お姉ちゃんを困らせるんじゃないの!」

真「あんまり遅いと電車もなくなっちゃうし…ほら、また遊びに来るからさ…」

浩太郎「えー」ぶーぶー

かすみ「…それじゃ、泊まっていけば…?」

浩太郎「!そーだ、とまってきなよ!」

浩司「そーだそーだ!」


69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/10(日) 00:00:14.51 ID:RbatJxwI0

真「そういうわけにもいかないよ……お父さんやお母さんだって、帰ってくるでしょ?」

長介「…帰ってこないよ」

真「え?」

長介「今日は仕事で遅くなりそうだから、帰ってこれないって」

やよい「!」

長介「…あー、真ねーちゃんが帰ったら、やよいねーちゃん一人で家のこと全部やらなきゃいけないのかー、大変だなー」

やよい「ちょ、ちょっと長介…!」

長介「~♪」


70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/10(日) 00:00:56.03 ID:RbatJxwI0

真「……やよい、それ、ホントなの?」

やよい「………はい」

真「……そんな、それならそうと……」

やよい「でっ…でもっ!私のことなら大丈夫ですから!家のことなら長介も、かすみだっているし、お父さんお母さんが帰ってこないのだって別に珍しいことじゃ…!」

長介「うっそだー、いっつもさみしそうにしてるくせにー」

やよい「長介っ!!」


71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/10(日) 00:01:29.02 ID:RbatJxwI0

真「………」

やよい「……あの…本当に気にしないでくださいね?この子が勝手に言ってるだけだから……」

長介「いててっ、何だよホントのことじゃんか」

真「………」

やよい「だからもう…今日はホントに、ありがとうござ…」

真「…あー、そういえば、今日はみんな出かけてて家には一人だけなんだった」

やよい「えっ?」


72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/10(日) 00:02:19.17 ID:AXjPbZjI0

やよい「真さん…?」

真「家に帰ってもすることないし、一人じゃ寂しいなー」

真「それに僕、夜に一人だけだと眠れないんだよね」

浩太郎「えー、そうなの?はずかしー」

浩司「はずかしー」

真「…っ!//とっ、とにかく!そういうわけだから…どこか今日だけでも、僕を泊めてくれるところがあれば有難いんだけどなー」ちらっ

やよい「あ…」


74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/10(日) 00:02:52.74 ID:RbatJxwI0

やよい「……でも、本当にいいんですか?そんな、私なんかのために……」

真「あはは、もちろんだよ。それに……大事なことを忘れてたしね」

やよい「大事なこと…?」

真「……僕は今日、やよいのお姉ちゃんなんだから。可愛い妹を放って帰るなんて、出来るはずないよね」ぽんぽん

やよい「真さん…//」

真「…やよい」

やよい「!…あ、ま、真お姉ちゃん!//」

真「うんうん、それでよし!」にっこり


75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/10(日) 00:04:24.68 ID:RbatJxwI0

やよい「私とこうぞう出たから、次はみんな入っちゃってー」

真「うん!よーしみんな、お風呂入るぞー!」

かすみ「はーい」

浩太郎・浩司「おー!!」

がしっ

浩太郎「?何だよ、長介にーちゃん」

長介「お前たちは俺と一緒に入るの!」

浩太郎「えー、何でだよー」

浩司「何でー!」

長介「何でもだよ!//」

真「?なんなら君も一緒に入る?」

長介「えっ、遠慮する!//」

真「?そう? 」


76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/10(日) 00:04:59.01 ID:RbatJxwI0

真「ごめんねまたお風呂借りちゃって……」遊んでたら汗かいちゃって

真「……あれ、みんなは?」

やよい「もう寝ちゃいました」

真「…そっか。みんなを寝かしつけるのも、やよいの役目なんだね」

やよい「はいっ♪お姉ちゃんですから」

やよい「………」ふぁ

真「……僕たちも、そろそろ寝ようか」

やよい「あっ、はい…そうですね」


77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/10(日) 00:05:29.32 ID:RbatJxwI0

やよい「……んぅ…」もぞもぞ

真「…どうしたの?眠れない?」

やよい「……あっ、ごめんなさい。なんだか…お布団に入ったら目が覚めちゃって……」

真「あはは…いいよ、あるよね、そういうこと」

やよい「……//」

やよい「……あ、あの…//」

真「ん?」

やよい「……あ、や、やっぱり何でもないです……//」

やよい「お休みなさいっ」がばっ

真「………」

やよい「……//」


78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/10(日) 00:06:19.29 ID:RbatJxwI0

真「…やよい」

やよい「…!は、はい…」

真「……こっち…来る?」

やよい「えっ…?!」

真「…ほら、僕、一人じゃ眠れない、ってさっき言ったでしょ?だから、こっちの布団で…一緒に寝てくれないかな」

やよい「…で、でも…//」

真「……それとも僕とじゃダメ…かな」

やよい「……//」

やよい「………」ごそごそ

やよい「……お、おじゃします……//」

真「どうぞ♪」


80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/10(日) 00:06:55.51 ID:AXjPbZjI0

真「…やよい?」

真「…もう、寝ちゃったかな」

真(ふふ、寝顔も可愛いなぁ…そうだよ、こんなに小さい女の子なのに)

真(……アイドルの仕事だってあるのに、毎日こうやって弟や妹たちの面倒見てるんだもんなぁ…すごいよ、やよいは)

やよい「…zZZ」すぅすぅ

真「……みんなを寝かしつけるのがやよいお姉ちゃんの仕事なら、やよいお姉ちゃんを寝かしつけるのは僕の仕事かな……」なーんて

真「……今日一日だけでも、君のお姉ちゃんになれて良かったよ」

やよい「…んっ…お姉ちゃ…」ぎゅっ

真「………」くすっ

真「……お休み、やよい。良い夢を」

やよい「…zZZ」んぅ…むにゃ


81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/10(日) 00:07:46.37 ID:RbatJxwI0

やよい「…んぅ~、お母さ…」

やよい「………」ぼけー

やよい「………。...!」

やよい「…はわっ!い、今何時…うわっ?もうこんな時間?!わわ、ね、寝過ぎちゃったっ!」

やよい「早くみんなを起こさないと…。....あれ?」

やよい「……みんながいない……」

やよい「…それに、何だか良い匂いが…」くんくん


83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/10(日) 00:08:40.37 ID:RbatJxwI0

やよい「……みんな、おはよ…。…!これ……」

長介「あ、やよいねーちゃんおはよう」

浩太郎「おはよー!」

浩司「おはよー!」

やよい「朝ごはん……これ、どうしたの?」

真「あっ、やよい、起きてたんだね!おはよう!」

やよい「真さん…おはようございます。あの、それでこれは…」

真「あぁ、これ?…へへっ、昨日のブリの残りで、味噌汁作ってみたんだ。勝手にキッチン借りてごめんね」

真「昨日はご馳走になったからそのお礼になればと思って……まぁ、味の方はあんまり保証出来ないけど……」

やよい「真さん…」

かすみ「私も、手伝ったんだよ」

やよい「…そっか」

浩太郎「おれも手伝ったー!」

浩司「おれも!」

長介「嘘つけお前ら!」


84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/10(日) 00:09:13.67 ID:RbatJxwI0

みんな「いっただきまーす!!」

やよい「……あむ」

やよい「………」もぐもぐ

真「どう…かな」

やよい「……!美味しい!すっごく美味しいです!」

真「!ホ、ホント?!」

やよい「はい!すごいです、おみそ汁って、みそのちょっとした加減がすごく難しいのに…」

やよい「これはうす過ぎず、辛過ぎず、まさに完璧ですっ!」

真「へへっ、やーりぃ!」


85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/10(日) 00:09:44.30 ID:RbatJxwI0

やよい「えへへ、これ、本当に美味しいです~♪」ずずー

真「うんうん、喜んでもらえて良かったよ」

やよい「……でも良かった。真さんも、今日はお仕事ないみたいで」

真「……へ?」

やよい「え?」

真「………」

やよい「……;」


86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/10(日) 00:10:25.52 ID:RbatJxwI0

やよい「……真さん、もしかして」

真「うわぁーっ!そうだっ、仕事のことすっかり忘れてたぁーっ!!」

真「た、た、大変だ、遅刻しちゃうっ!!」

真「ごめん僕もう行かなきゃ…!やっ、やよい、みんな!昨日と今日はホントにどうもありがとう!またきっと遊びにくるよ!!」

やよい「!ちょっ、ちょっと待ってください真さん!服…!」

真「それじゃねーっ!!」ガラガラ

やよい「……が…」

ピシャッ

やよい「………」

長介「…いっちゃった」

かすみ「ね」


87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/10(日) 00:11:01.18 ID:RbatJxwI0

真「…っ!すみません!菊地真、ただ今到着しましたーっ!!」

千早「!来た来た…ちょっと真?時間ギリギ…。?!」ぶふっ

真「…?え、な、何?」

春香「だ、だって…その服…」くすくす

真「服…?…!って、うわっ!そうだ、これっ…!//」

律子「…全く…どうしてエプロンなんてしてるの。来る前に料理でもしてきたの?」

真「あ、あはははは…//」

伊織(…これ…やよいのエプロン…?)


やよい(……でもこれで……また、ここに返しに来てくれる……よね?…真お姉ちゃん♪)


おわり


90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/10(日) 00:14:34.22 ID:RbatJxwI0

鍋シリーズ書いてた者です。前作から少し間が空いてしまいましたが一応これで最後になります。
機会があればまた会いましょう。ここまでお付き合い頂きありがとうございました。

冬フェスに向けてたぎってきたー!!


91: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/10(日) 00:15:13.68 ID:RbatJxwI0

おまけ


ピンポーン

やよい「あ…長介、ちょっと出てくれるー?」

長介「はーい」

ハイドナタサマ…ア、ハイ、ハイワカリマシタ

長介「…やよいねーちゃーん!お客さんだよー!」

やよい「?お客さん?誰だろう」


93: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/10(日) 00:16:16.02 ID:RbatJxwI0

やよい「はーいどちらさま…あっ!」

貴音「ふふふ、こんばんは。やよい」

千早「突然お邪魔してごめんなさい…」

やよい「千早さんに貴音さん!こんばんは!どうしたんですか?二人そろって…」

千早「…ほら、この間会った時、また一緒にお鍋やりましょうね、って言ってたでしょう?だから…」

貴音「こうして、鍋ぱーてぃーをやろうと参った所存です」

千早「でも、お邪魔じゃなかったかしら…」

やよい「全然平気です!なるほど、そういうことだったんですね!うっうー!それじゃあ一緒にやりましょー!」


95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/10(日) 00:17:18.14 ID:RbatJxwI0

ピンポーン

やよい「…あ、まただ…長介ー!」

長介「はいはい…」

…ハイ、ハイワカリマシタ

長介「ねーちゃん、またお客さんだよ」

やよい「えっ?また?」

美希「やよいーっ、一緒に鍋するのーっ!」

響「前に約束してたからな!自分、腕によりをかけて作るぞ!」

やよい「!すごーい、美希さんに響さんまで!」

響「?まで、ってことは…他に誰かいるの?」

千早「…まさか、美希や我那覇さんまで約束してたなんて」

貴音「なんともまぁ、数奇な」

美希「千早さんに貴音?!すごーい、奇遇なの!」


96: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/10(日) 00:17:58.17 ID:RbatJxwI0

ピンポーン

やよい「あっ、また…ちょ」

長介「もう自分で出なよ…」

やよい「えっ?…もう、それぐらい出てくれれば…はーい!」ガラッ

伊織「こんばんはやよい。突然ごめんなさい、こないだの約束、今日叶えたいってあずさがうるさくって…」

亜美「そしてそれに着いてきた亜美とー?」

真美「真美どぇーす!」

律子「ど、どうして私まで…」

あずさ「こんばんは、やよいちゃん…ってあら?何だかずいぶん賑やかねぇ」

やよい「伊織ちゃんにあずささんに亜美、真美、それに律子さんまで!」


97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/10(日) 00:18:55.34 ID:RbatJxwI0

ピンポーン

長介「…ねーちゃん」

やよい「はいはーい!」ガラッ

春香「こんばんはー!やよいっ、突然だけど、一緒に鍋パー…あれ?なんかもう始まってる?」

雪歩「えぇっ?わっ、私たち、なんにも聞かされてないけど…」

やよい「春香さんに雪歩さん!すごいすごい!みんなそろっちゃいます!」

ガラッ

真「やよい!また遊びに来たよ…!って、え?今日ってなんかパーティーでもあるの?」

やよい「うっうー!これで765プロ、全員大集合ですーっ!!」


98: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/10(日) 00:19:39.06 ID:RbatJxwI0

小鳥「…!何か、何か私のいないところで、すごく楽しいことが行われているような気がするわ…!」

小鳥「………」

小鳥「…ま、いっか。撮りためてたドラマでも見ーようっと」


ホントにおわり





『アイドルマスター』カテゴリの最新記事

おすすめ記事

コメントの投稿