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晶葉「助手と耳かき」

1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 03:43:32.41 ID:+xPIOxa90

ー事務所ー

晶葉「……」

晶葉「うーむ」

晶葉「遅いな…」


ガチャ


晶葉「ん?」

晶葉「おぉ、やっと帰ってきたか助手」

晶葉「どうした、変な顔して?」

晶葉「なぜ私がここにいるのかって?」

晶葉「今日はオフだぞ?どこにいようと私の勝手さ」

晶葉「それに、最近忙しくて、ラボの手入れもあまりできていなかったからな」


2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 03:52:35.15 ID:+xPIOxa90

晶葉「それにしても助手、ずいぶんと疲れた顔してるな?」

晶葉「何かあったのか?」

晶葉「……」

晶葉「いや、話さなくてもいいさ」

晶葉「いつも私のために頑張ってくれているのだろう?それくらい察しはつくさ」

晶葉「え?担当アイドルだから、あたりまえ?」

晶葉「そ、そうか…」

晶葉「まったく、真顔で照れくさい事言ってくれる…」


スタスタ カチャ


晶葉「あ、おいおい!そんな疲れてるなら少し休憩したらどうだ」

晶葉「ちひろさんも今日はいないし、今君に倒れられたら困る」


3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 04:00:12.48 ID:+xPIOxa90

晶葉「まったく… 君は自分を追い込みすぎだ」

晶葉「適度な休息を身に付けないと、いつか本当に倒れてしまうぞ」

晶葉「んー…」

晶葉「……」


晶葉「そうだ!」

晶葉「ほら、こっちに来い」ポンポン

晶葉「何って、私の隣に座れと言っているんだ」


4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 04:05:47.43 ID:+xPIOxa90

晶葉「ほらいいから、まだ時間はあるのだろう?」ポンポン


スッ スタスタ ドサッ


晶葉「ふふ、良い子だぞ助手よ」

晶葉「次はほら、ここだ」ポンポン

晶葉「わかるだろ?膝枕だよ、ひ・ざ・ま・く・ら」

晶葉「ん?ふふ、わかるか?実はこんなこともあろうかと、君のために数々の癒しグッズを開発していたんだ!」

晶葉「まぁそのほとんどはロボ製作の副産物なんだがな」


晶葉「そして、膝枕と言ったらわかるだろ?」

晶葉「その通り!今から助手に耳かきをしてやろう!」


5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 04:24:38.19 ID:+xPIOxa90

晶葉「ふふ、見せてやろう、これが私が開発した次世代型耳かき!」

晶葉「その名も【耳垢トレールくん】だ!」パッパラ~

晶葉「耳垢が綺麗に取れるのはもちろんだが、他にもヒミツがあってな」

晶葉「微細な振動を加える機能と、癒しの効果がある音波を発生させる機能を搭載しているのだ!」

晶葉「少々見た目がゴツいのが難点だが、これで君に確かな癒しを与えることができる!」

晶葉「ほら!はやく膝に頭を乗っけるんだ!」



晶葉「え?普通の耳かきがいい?」

晶葉「な、なぜだ!?これなら君に心地よい癒しを与えられるのに…」

晶葉「機械よりも、普通の耳かきの方がいいと?」

晶葉「……」

晶葉「そうか、君がそう言うなら、わかったよ」


6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 04:33:56.35 ID:+xPIOxa90

晶葉「仕方ない、これは後で自分で試してみるとしよう」

晶葉「えっと、耳かきはどこにあったかな……」ガサゴソ

晶葉「んー、お!あったあった」


晶葉「ほら、この耳かきでいいか?」

晶葉「ん、わかった。じゃあほら」ポンポン

晶葉「いや、耳かきと言ったら膝枕だろ?」ポンポン

晶葉「つべこべ言わないで、さっさと頭を乗せろ」ポンポンポン!


スッ トサッ


晶葉「ふふ、わかればいいのさ」♪


7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 04:41:35.90 ID:+xPIOxa90

晶葉「……」

晶葉「こ、こうしてみると、ちょっと恥ずかしいな…」///

晶葉(今誰かが入ってきたら、なんて思われるだろうな…)///


晶葉「ちょ!匂いを嗅ぐな!セクハラだぞ!」

晶葉「い、いい匂いがするって… 適当なこと言って…」///

晶葉「まったく、まぁいつものことだからな…許してやる」///



晶葉「それじゃあ、まず耳の周りから掃除していくぞ…」スッ

晶葉「じっとしてるんだぞ?動いたらダメだからな…」


8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 04:55:00.96 ID:+xPIOxa90

晶葉「……」スリスリ

晶葉「ん…」スリスリ

晶葉「……」スリスリ


晶葉「こうやって、優しく耳の周り拭いて、細かい汚れを落とすのはこまめにやった方がいいぞ?」スリスリ

晶葉「ほら、結構汚れが取れる…」

晶葉「ちょっと耳を拭くくらいの時間も無いわけじゃないだろ?」フキフキ

晶葉「まったく、本当に自分のことはずぼらなんだな…」スリスリ


晶葉「……」スリスリ

晶葉「ん、これくらいでいいかな?」


9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 05:03:59.49 ID:+xPIOxa90

晶葉「それじゃあ、次は中を掃除していくぞ?」

晶葉「うごくなよ?鼓膜が破れるかもしれないぞ?」

晶葉「まぁ、鼓膜は破れても再生するらしいけどな」スッ


晶葉「……」カリカリ

晶葉「ん、中もなかなか汚れているな…」カリカリ


晶葉「そうだ、知ってたか? 耳の中ってあまり掃除しない方がいいらしいぞ?」カリカリ

晶葉「なんでも、耳垢は鼓膜を守るためにあるらしいんだ」カリカリ

晶葉「それに、耳の奥にある耳垢は、耳かきしなくても自然に落ちてくるって聞いたこともある」カリカリ


10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 05:18:29.04 ID:+xPIOxa90

晶葉「え?じゃあなんでやってるんだって?」カリカリ

晶葉「だって気持ちいいだろう?耳かき」カリカリ

晶葉「それに、ダメだとわかっていても、放ったらかしにしてたら気持ち悪いだろ?」カリカリ

晶葉「あと、こうして君と話して、君に耳かきしてあげるのも、結構楽しいもんだぞ?」カリカリ


晶葉「……」カリカリ

晶葉「ん…」カリカリ


晶葉「ん?どうした」カリカリ

晶葉「そうか、気持ち良いか…」カリカリ

晶葉「ふふ、それは良かった、こうして君を待っていた甲斐がある…」カリカリ

晶葉「……」カリカリ

晶葉「え?い、いや!別に君とこうしたいから事務所で待っていたわけじゃないぞ!?」///

晶葉「な、なんか変な勘違いしていないか助手よ!」///


11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 05:35:00.62 ID:+xPIOxa90

晶葉「ふぅ、まったく…」///

晶葉「……」カリカリ


晶葉「……」カリカリ

晶葉「でも、こうやって君の癒しになってあげられて、私も嬉しいんだ」カリカリ

晶葉「最近は、こうしてオフの日にムリに会いに行かないと、顔を合わせることもなくなったし…」カリカリ

晶葉「それに、年末はイベントで忙しいから、君も全然休めていないのだろう?」カリカリ

晶葉「こう見えても、結構感謝しているんだぞ?」カリカリ



晶葉「ん…… 大きいのがあるな…」

晶葉「ちょっと奥まで入れるからな…うごくなよ…」カリッ 


12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 05:46:05.22 ID:+xPIOxa90

晶葉「んー……」カリッカリッ

晶葉「んしょ…と」カリッ

晶葉「お、取れた取れた」


晶葉「おっと、見たいのはわかるがまだダメだ、動くと耳垢が奥に入ってしまう」

晶葉「ほら、また耳かきが入ったぞ?動くとどうなるか知らないぞ」スゥ


晶葉「……」カリカリ

晶葉「ん?なんだ」カリカリ

晶葉「どうして、そんなに耳かきが上手いんだって?」カリカリ

晶葉「ふふ、それは褒めてくれているのか?」カリカリ

晶葉「人の耳かきをするのはこれが初めてだな。良かったよ、気持ち良いみたいで」カリカリ

晶葉「なに、これくらいは余裕さ。 私は天才だからな」カリカリ


晶葉(本当はこうなった時のために、密かに練習していたとは言えない…)


13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 05:54:17.97 ID:+xPIOxa90

晶葉「んー…」カリカリ

晶葉「ん、よし!これくらいでいいかな?」

晶葉「それじゃあ、反対側の耳もやるか?」


晶葉「え?梵天?」

晶葉「どうして急に仏教の用語が出てくるんだ?」

晶葉「……」


晶葉「あぁ、この反対側のふわふわしたやつか」

晶葉「これって梵天と言うのか…」

晶葉「いや、自分でやる時はいつも使わないから忘れていたよ」


晶葉「ん、わかったよ。 これで残った汚れを綺麗にすればいいんだな?」


14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 06:07:59.70 ID:+xPIOxa90

晶葉「はい、それじゃあ入れるぞ」

晶葉「それ、ふわふわ~」スッ スリスリ


晶葉「ん、耳かきと違って変な感覚だな」スリスリ

晶葉「……」スリスリ


晶葉「んー、なんだろう」スリスリ

晶葉「こう、耳垢が取れたって感触がないから、やってる方はあまり楽しくないな」スリスリ


晶葉「んっ…」スリスリ

晶葉「ん?でもこれ、結構残りカスが絡まってきて…」スッ

晶葉「おぉ、綺麗に取れているじゃないか」

晶葉「耳かきだけでは取れない残りカスって、こんなにあるものなんだな…」

晶葉「次自分でやる時に使ってみるか…」スッ


15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 06:17:34.44 ID:+xPIOxa90

晶葉「……」スリスリ

晶葉「それに… ふふ」スリスリ

晶葉「いやなに、ずいぶん気持ち良さそうだなと思ってな」スリスリ

晶葉「だらしなく口を開けて、そんなに気持ち良いのか?」スリスリ

晶葉「それじゃあ、もうちょっと」スリスリ


晶葉「ふわっ…ふわっ…と」スリスリ



晶葉「……」スリスリ

晶葉「ん、よし!綺麗になったぞ」

晶葉「ふふ、相当気持ち良かったみたいだな? 目がトロンとしているぞ?」


16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 06:21:36.16 ID:+xPIOxa90

晶葉「じゃあ、今度こそ反対の耳だな」

晶葉「……」

晶葉「ん?なんだ、まだなにかあるのか?」






晶葉「は?耳をフーフーして欲しい?」


24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 11:06:59.04 ID:+xPIOxa90

晶葉「……」

晶葉「まったく、なにを言い出すかと思えば…」///

晶葉「なんだ? 助手は女の子に耳をフーフーされるのが嬉しいのか?」///

晶葉「変態」///


晶葉「え? 耳フーまでが1セットだって?」

晶葉「だ、だけど… さっきのふわふわのでもう細かい汚れも取れているし、わざわざやらなくても…」


晶葉「お、おい! 太ももを撫でるな! 」///

晶葉「してくれるまでやめないだと! このっ」/// バシバシ

晶葉「わ、わかったよ!するよする!だから手を離せ!」///


25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 11:18:39.01 ID:+xPIOxa90

晶葉「ま、まったく…本当に君という奴は…」///

晶葉「わ、私だから良いものを… 他の女の子にやったら訴えられるぞ…」///

晶葉「え? わ、私にしかしないって…?」

晶葉「うぅ…」///

晶葉「う、うるさいな! こっちを見るな! 耳かきを耳の中に突き刺すぞ!」///

晶葉「ほ、ほら! 今からやってやるから… 動くなよ…」///


晶葉(ち、近い…)ドキドキ

晶葉(今助手がこっちを向いたら、キスしてしまうかもしれないくらい)ドキドキ


晶葉「……」///

晶葉「じゃ、じゃあ… やるぞ」///

晶葉「絶対にこっちを向くんじゃないぞ!」///

晶葉「フゥ」


26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 11:26:23.17 ID:+xPIOxa90

晶葉「ほ、ほら?どうだ」

晶葉「え?もっと長くだと?」///

晶葉「ち、注文が多い奴だな! もう綺麗なんだからこれくらいでいいだろう!」///

晶葉「おい!太ももを撫でようとするな!」///

晶葉「わかった! わかったよ! もっと長くやればいいんだな!」///


晶葉(は、恥ずかしい…)ドキドキ

晶葉(たかが息を吹きかけるだけなのに、なぜこんなにドキドキしているんだ私は…」ドキドキ


晶葉「ふぅ」///

晶葉「じゃ、じゃあやるぞ…」///

晶葉「スゥ…」///


27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 11:28:23.04 ID:+xPIOxa90




晶葉「ふぅ~~~~~~~~~~~~」




28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 11:43:31.81 ID:+xPIOxa90

晶葉「……」///

晶葉「う、ううぅぅぅ」///


晶葉「こ、これでいいだろう! さっさと反対を向けろ変態!」///


スッ クル トサッ


晶葉「うぅ…… 本当に君という奴は…」///



晶葉(でも、あのとき本当に助手がこっちを向いて…)

晶葉(キ、キスしてしまっていたら…)

晶葉(私は、どうなっていただろう…)

晶葉(きっと、どうにかなっていたに違いない…)

晶葉(あのとき、心のどこかで、助手がこっちを向いてくれて…)

晶葉(キスしてしまいたいと… 思っていた自分もいる…)

晶葉(それほどまでに、私は助手のことを…)ドキドキ


29: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 11:49:28.35 ID:+xPIOxa90

晶葉「……」///

晶葉「え? な、なんだ!?」

晶葉「手が止まってる?」

晶葉「あぁ、すまない! 今やるから!」



晶葉「で、では… 失礼して」

晶葉「こっち側も、さっきと同じように、まず耳の周りから掃除していくぞ」

晶葉「そぉ…れ」スゥ

晶葉「んっ…」スリスリ

晶葉「あ、こっち側もなかなか…」スリスリ


30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 12:00:44.14 ID:+xPIOxa90

晶葉「んんっ…」スリスリ

晶葉「……」スリスリ

晶葉「ん? なんだ、さっきからニヤニヤして」スリスリ


晶葉「さっきの私がかわいかった?」

晶葉「きゅ、急に何を言い出すんだ君は!?」///

晶葉「か、かわ!かわいいって!! 」/// スリスリスリ!

晶葉「え?さっきから顔が真っ赤?」///

晶葉「こ、これは君が変なことを言ってくるからだろう!!」ズリズリズリ

晶葉「き、急にかわいいとか、そんなの、恥ずかしいに決まっているだろう!」ゴシゴシゴシゴシ!!

晶葉「ほ、本当に君はいつもいつも!」ギュリギュリギュリ


31: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 12:12:11.45 ID:+xPIOxa90

晶葉「え? 痛い?」

晶葉「す、すまない! 少し力が入りすぎてしまった!」

晶葉「て! 君が変なこと言い出すからこうなったんだぞ!」///

晶葉「まったく… 今度はちゃんと優しくやるから…」///


晶葉「んん…」スリスリ

晶葉「……」スリスリ


晶葉「ふぅ… こんなものかな」

晶葉「それじゃあ、次は中の方だな」

晶葉「耳かき入れるから、じっとしているんだぞ?」


32: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 12:38:48.42 ID:+xPIOxa90

晶葉「よっ…と」スッ

晶葉「……」カリカリ

晶葉「……」カリカリ


晶葉「正直、最初はうまく耳かきできるかなって、不安だったんだけどな」カリカリ

晶葉「だから、機械に頼ろうとしていたんだけどさ」カキカキ

晶葉「でも、君が気持ち良さそうにしてるのを見たら、なんだか安心してきて…」カキカキ

晶葉「私も、だんだん楽しくなってきた…」カキカキ

晶葉「また暇ができたときにでも、やってあげないこともないぞ?」カキカキ


晶葉「んっ…」カキカキ

晶葉「……」カキカキ


晶葉「ん…?」カキカキ

晶葉「ふふ、すごい眠たそうな顔してるぞ?」カキカキ

晶葉「そんなに私の耳かきが気持ちいいのか?」カキカキ


33: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 12:49:46.82 ID:+xPIOxa90

晶葉「そんなに気持ち良くなってくれて、私も嬉しいよ」カキカキ

晶葉「眠いなら、いつでも寝てくれて構わないぞ?」カキカキ

晶葉「終わったら、私が起こしてあげるからな」カキカキ


晶葉「……」カキカキ

晶葉「……」カキカキ




晶葉「ん、よしっと… 粗方取れただろう」

晶葉「じゃあ、ふわふわいくぞ…て」

晶葉「ふふ、本当に寝てしまったな」

晶葉「結構かわいい寝顔してるじゃないか」


34: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 13:02:54.44 ID:+xPIOxa90

晶葉「……」

晶葉 「んっ…」/// モゾ


晶葉(今なら、な、何しても…)ドキドキ


晶葉「は!?」

晶葉「ダメだダメだ! 何考えてるんだ私は!」/// ブンブン

晶葉「耳かきに集中しないと…」///


晶葉「じ、じゃあふわふわいくからな…」

晶葉「起こさないように、そっとやらなければ」


35: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 13:14:18.85 ID:+xPIOxa90

晶葉「それ、ふわっ ふわっ と」スッ

晶葉「……」スリスリ


晶葉「しかし、さっきはこれでずいぶん気持ち良さそうにしていたな…」スリスリ

晶葉「そんなに気持ち良いのだろうか…」スリスリ

晶葉「あとで耳垢トレールくんも、このふわふわを取り入れてみようかな…」スリスリ


晶葉「んっ…」スリスリ

晶葉「……」スリスリ


晶葉「しかし、本当に気持ち良さそうに寝ているな…」スリスリ

晶葉「耳に何かが入り込んでるのに、気にならないのだろうか?」スリスリ

晶葉「それとも、それほど疲れていた… とかか?」スリスリ


36: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 13:29:14.56 ID:+xPIOxa90

晶葉「思えば、君は出会った頃からそんなだったな」スリスリ

晶葉「いつもいつも忙しそうにしていて、何か生き急いでいるような…」スリスリ

晶葉「たまには、こうやって私に甘えても良いんだぞ?」スリスリ

晶葉「いつでも、私は君のそばにいてやるから」スリスリ


晶葉「……」スリスリ

晶葉「て、私はなに恥ずかしい独り言を言っているんだ…」/// スリスリ

晶葉「誰も聞いていないからいいものを…」/// スリスリ


晶葉「……」スリスリ

晶葉「でも… 今言ったことは、私の本心だからな?」スリスリ

晶葉「いつも私のために、ありがとう」スリスリ

晶葉「て、聞こえてないよな… ふふ」スリスリ


37: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 13:37:40.14 ID:+xPIOxa90

晶葉(そうだ… 昔からだ…)


晶葉(君は昔から、バカでドジでデリカシーが無くて…)


晶葉(いつも、自分のことより、他人のことばかり考えてて…)


晶葉(一人ぼっちだった私の心に、ずけずけと入り込んできて…)


晶葉(簡単に、私の心の氷を溶かしてしまった…)


晶葉(そんな君を、どうしようもなく好きになってしまったのは)


晶葉(仕方のないことだろう?)


39: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 13:43:45.65 ID:+xPIOxa90

晶葉「……」スリスリ

晶葉「ん、よし…綺麗になったな」

晶葉「まったく、寝息なんかたてて… どうしようもない奴だ」


晶葉「……」

晶葉「……」


晶葉「そ、そうだなぁ…このまま終わらせてもいいんだがな?」

晶葉「どうやら、耳フーまでが1セットらしいからな…」///

晶葉「そ、そうだ…仕方ない、仕方ないからしてやるとするか…」///

晶葉「い、いくぞ…」スッ


40: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 13:49:47.02 ID:+xPIOxa90

ゴロンッ



晶葉「ぴぃ!!」///

晶葉(こ、ここ、こっちを向いた…って近い近い近い!!!)ドキドキ


晶葉「あ…あぁ…」ドキドキ


晶葉(じ、助手の顔が、目の前に…)ドキドキ

晶葉(も、もう少し近付けば… キ、キス…)ドキドキ


晶葉(キス、近付けば…キス)ドキドキ

晶葉(キス…キス…キスゥ)バクバク


41: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 13:56:58.15 ID:+xPIOxa90

晶葉(……)///

晶葉(……)




晶葉「ダメ、だな… こんなの、ずるいよな」

晶葉「こんな形でキスしても、なんの意味もないじゃないか…」

晶葉「私はまだ、君になんの想いも、告げていないのだから…」スッ


晶葉「はは、ごめんな… 耳フーまでが1セットなのに…」

晶葉「こうなったら、できそうもないな…」


晶葉(はぁ… どうやら私は、とんだ意気地なしらしい…)

晶葉(本当に君は、どうしようもなく私を狂わせる奴だ…)


42: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 14:06:31.40 ID:+xPIOxa90

晶葉「……」スッ

晶葉「……」ナデナデ

晶葉「ふふ、今はこれだけで我慢してやろう…」ナデナデ

晶葉「このまま起こすのも、忍びないからな…」ナデナデ

晶葉「それに、時間が許すまでは… 私もこうしていたい…」ナデナデ

晶葉「……」ナデナデ


晶葉「本当に、私はずるい奴だ」

晶葉「このまま二人きりで、時が止まればいいのにって、思ってしまっている…」


晶葉(でも、今は… 今だけは…)

晶葉(この寝顔を… 温もりを…)

晶葉(独り占めしようとしても、バチはあたらないだろう?)


43: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 14:17:39.98 ID:+xPIOxa90

晶葉(もし…私が大人になって…)

晶葉(この想いが、その時にも変わっていなくて)

晶葉(私が、このどうしようもないほどの愛しい想いを、君に告白することができたなら…)

晶葉(君は、それを受け入れてくれるか?)


晶葉(ふふ、そんな先のことは…)

晶葉(私にも、もちろん君にもわかるわけないよな…)


晶葉(でも、もしそんな未来があるのなら… そんな未来を迎えることができるなら…)

晶葉(やはり、今はまだ… この想いはしまっておこう…)

晶葉(だから、今はただ…)
















晶葉「おやすみ」


44: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 14:18:34.70 ID:+xPIOxa90

終わり


45: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/26(火) 14:19:32.19 ID:+xPIOxa90

とんでもなく書くのが難しかった…


こんな駄文にお付き合いくださりありがとうございました





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