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照「風越のキャプテンがほしい」

2018/02/27 00:04 | 咲-Saki- | コメント(0)
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/24(日) 14:25:31.71 ID:GT+fYfbe0

菫「……」

照「欲しい」

淡「……」

照「……欲しい」

菫「おっと、もうこんな時間か」

淡「そうですね、今日はもう解散しますか」

照「……私はもう少し残ってネットに淡のパンツでもアップする」

淡「話を聞きましょう先輩」ガシッ

菫「……」


24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/24(日) 15:04:54.58 ID:GT+fYfbe0

菫「……で? 何なんだ。何でいきなり風越のキャプテンがほしいなんて言い出したんだ?」

淡「あと私のパンツ返してください」

照「……我が家にお手伝いさんが欲しくて」

菫「お手伝いさん?」

淡「私のパンツ、どこにあるんですか?」

照「未来私と咲が築く幸せな家庭にお手伝いさんが欲しくて」

菫「……はぁ、それでなぜ風越のキャプテンになるんだ」

淡「私のパンツ……」

照「あの人なら家事全般何でもできそうかな、と思って」

菫「できそうかなって……」

淡「パンツ!」


27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/24(日) 15:12:02.62 ID:GT+fYfbe0

照「……淡、少しうるさい」

淡「何自分が普通ですよ、みたいな顔してるんですか! 私のパンツ、返してください」

照「まぁまぁ、落ち着いて淡。これ、食べる?」アワパンツ

淡「それ私のパンツじゃないですか! なにガム食べる? みたいな感じで差し出してるんですか」

淡「返してください!」

照「それはだめ」ヒョイ

淡「あ、ちょっと!」

照「それで、話の続きだけど」

菫「……おい」


29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/24(日) 15:15:52.29 ID:GT+fYfbe0

照「何? 菫も欲しいの?」

菫「いや、返してやれ」

照「だめ」

菫「いいから、返してやれ。じゃなきゃ『あなたの姉が後輩のパンツ食べてます』って妹さんに報告するぞ」

照「むっ……仕方がない。淡のは返す」

淡「ほっ……」

照「……私はこれを食べる」スミレパンツ

菫「おい!」


32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/24(日) 15:19:17.72 ID:GT+fYfbe0

菫「返せ!」

照「あ……とっておきの……」

菫「何がとっておきだ。いつの間に盗んだんだ、全く……」

照「……仕方ない。帰ってから一番のとっておき咲パンツを食べてエネルギー補充する」

淡「何のエネルギーですか……」

菫「変態エネルギーだろ」

照「……そろそろ話を戻していい?」


34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/24(日) 15:20:01.74 ID:GT+fYfbe0

>>30>>33
お前らはどこにでも現れるな……


36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/24(日) 15:22:42.93 ID:GT+fYfbe0

菫「それで、ほしいからどうするって?」

照「誘拐したい」

淡「だめですね」

菫「だめだな」

照「……どうして?」

菫「」ドン

照「……何これ?」

菫「六法全書だ。良く読め。隅から隅までな」

淡「特に窃盗と誘拐に関する項目は線を引いて読んでくださいね」

照「分かった、後で読んでおく……それで計画なんだけど」

菫「人の話を聞け!」


39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/24(日) 15:27:33.50 ID:GT+fYfbe0

照「ちゃんと聞いている。これは後で読んでおくと言った」

菫「あとじゃなく今読め! 早く読め! さっさと読め!」

淡「そうですよ先輩。私たちはもうそろそろうちのエースが警察に捕まるんじゃないかとびくびくしてるんですから」

照「……びくびくする淡、みてみたい」

淡「……」

菫「まぁ何にしても、犯罪に手はかせん。というかお前もやるなよ」

淡「そうですよ、もうすぐ大会もあるのに」

菫「本当、法律を破ることだけはするなよ……もう結構破ってる気もするが」

照「……大丈夫」

淡「何がですか……」

照「私は国家権力に屈したりしない」

菫「言ってることはかっこいいな」

淡「現代社会においてはただの犯罪者ですけどね」


41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/24(日) 15:33:32.52 ID:GT+fYfbe0

照「ともかく、私が咲と幸せな家庭を築くこと、風越のキャプテンを誘拐すること」

照「この二点は何があっても揺るがない」

菫「いや、揺るげよ。全力で揺るがしたいよ」

淡「どちらも多かれ少なかれ法に触れますね」

照「犯罪者でもいい、逞しく育ってほしい。そう、曾祖父に言われて育ってきた」

菫「どんな曾祖父だよ……」

淡「確かに逞しいですし、その願いは叶っているといえますけどね……」

照「さて、私は今『そ』と何回言ったでそう?」

淡「あ、クイズだったんですか」

菫「小学生の時よくやったな」


42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/24(日) 15:36:49.75 ID:GT+fYfbe0

菫「どうでもいいが、手は貸さない。そしてお前を犯罪者にはしない」

菫「私もこの二点だけは譲れないよ」

照「いや譲ろうよそこは」

淡「なに自分が突っ込み役みたいな立ち位置で物事話してるんですか……」

淡「どう考えても譲れませんよ?」

照「えぇ……」

菫「……おい、大丈夫だよな? 私があってるんだよな?」

淡「大丈夫です自信を持ってください。宮永先輩の態度に惑わされちゃいけません」

照「嘘ぉ……本気で言ってるの?」


45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/24(日) 15:42:02.83 ID:GT+fYfbe0

菫「ともかく、私は手を貸さない」

淡「私もです」

照「……仕方ない。私一人で行く」

菫「はっ、場所が分かるならいいがな」

淡「あ、行くなら発信機持っていってくださいね。迷子になったら見つけるの大変なので」

照「……大丈夫。私は迷わない」

淡「何言ってるんですか先輩。その言葉を今まで何度信じて、そしてなんど西へ東へ迎えに行ったことか」

照「大丈夫。スマフォ持ってるから、現在地も分かる地図がある。これで迷わず風越の宿泊ホテルに行ける」

菫「!? ……す、スマフォ」

淡「ぶ、文明の利器……なんてものを変態に……」

照「じゃ、行ってくる」

菫&淡「ま、待った!」


47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/24(日) 15:45:03.98 ID:GT+fYfbe0

照「二人とも、やっぱり付いてくるんだ」ウキウキワクワク

菫「まぁな……」

淡「まぁ、はい……」

照「ツンデレツンデレツンツンツン♪」

菫(むかつくなぁ……)

淡(堪えてください。この大会直前にエースを失うわけにはいきません)

照「えっと……ここを曲がって……」


48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/24(日) 15:48:18.39 ID:GT+fYfbe0

照「……着いた」

菫「やっとか……」

淡「やっとですね……」

照「もう夕方……案内役が使えない」

淡「私たちのせいですか!?」

菫「現在地も目的地への道も表示してくれる地図があるのに五時間も迷ったのはどこのどいつだ……」

照「……ぷっ、誰その方向音痴」

菫「お前だよ!」

照「……言いがかり」

淡「……もう突っ込む気力もないですね」


49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/24(日) 15:53:14.01 ID:GT+fYfbe0

照「さてと……お手伝いさん兼私と咲のおもちゃを探しに行く」

淡「おもちゃって言いましたよ今、おもちゃって」

菫「もうこいつは自分以外どうでもいいんだな……」

照「冗談。ただの愛人」

菫「……なんかもう突っ込めばいいのか何のか分からなくなってきた」

淡(とりあえず、その風越のキャプテンを保護して、宮永先輩から遠ざけましょう)

菫(そうだな……)

淡「……ってあれ? 宮永先輩は……」

菫「……いない……あいつ!」

淡「急いで探しましょう!」

菫「言われなくても探すしかない!」


51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/24(日) 15:57:52.94 ID:GT+fYfbe0

美穂子「大丈夫?」

池田「はい……すみませんキャプテン。私、キャプテンのお世話係としてついてきたのに……」

美穂子「いいのよ……それより、本当に大丈夫なの?」

池田「はい、少し立ち眩みしただけですから」

美穂子「そう、それは良かった……でももう少し横になってないとだめよ?」

池田「はい……」

池田(キャプテンの膝枕最高だし! ずっとこのまま……)

コンコン

美穂子「? 誰かしら……」


53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/24(日) 16:03:50.95 ID:GT+fYfbe0

美穂子「ちょっと行ってくるわね」

池田「あ、キャプテン私が出ますよ」

美穂子「で、でも……」

池田「私はもう大丈夫ですから。ほらこの通り問題ありません」

美穂子「そう、それじゃお願いするわね」

池田「はい!」

池田(膝枕が少し惜しい……でも少しでもキャプテンの役に立たなきゃ出し!)

コンコン

池田「はーい、今出ますよだし」ガチャ

照「」バン

池田「!?」ゴンッ!

池田「い、痛いし! い、いきなりあけるなだし……」

照「あ、すみません。出直してきます」バタン


54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/24(日) 16:04:21.19 ID:GT+fYfbe0

池田「あ、ちょっと……」

照「失礼します」バン

池田「!?」ゴン

池田「い、痛いし……だからいきなりあけるなだし……」

照「……ごめんなさい」

池田「一体誰だし……ってお前は!?」


56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/24(日) 16:08:06.58 ID:GT+fYfbe0

池田「白糸台の宮永照!?」

美穂子「え?」

照「はい」

池田「は、はいって……一体何の用だし」

照「あなたに用はない。私があるのはキャプテンの方」


58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/24(日) 16:09:42.15 ID:GT+fYfbe0

美穂子「……え、えっと、私に何かご用でしょうか?」

照「そう。単刀直入に言う、私はあなたがほしい」

池田「なっ……何言ってるんだし」

美穂子「え、えっと……」

照「お手伝いさんとして!」

池田「……は? な、何言ってるんだし!」


61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/24(日) 16:13:06.39 ID:GT+fYfbe0

池田「ど、どんな理由でもキャプテンを渡すわけないし! 帰れだし!」

照「……あなたうるさい。一体何?」

池田「わ、私は……風越麻雀部の池田華菜だし! キャプテンの付き添いだし!」

照「池田、華菜……ああ、名門風越女子の大将(笑)の」

池田「か、(笑)!?」


63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/24(日) 16:17:43.77 ID:GT+fYfbe0

池田「か、風越女子の大将はそんな面白い言葉じゃないし……?」

美穂子「違うわ華菜、よく聞いて。バカにされているのよ」

池田「な、なんだと! ……ゆ、許さないし!」

照「……あなたには感謝してる。あなたが弱すぎたから、天江衣が油断して飛ばさなかった」

照「そのお陰で咲は全国までこれた」

池田「そ……そんなに褒められても何も出ないし」

美穂子「駄目よ華菜。感謝とかお陰という言葉に騙されないで、あなたは今この上なくバカにされているわ」

池田「な、なんてこと言うんだし! ふざけるなだし!」

照「……」


67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/24(日) 16:22:49.71 ID:GT+fYfbe0

照「さすが風越女子の振り込み大将。おめでたい脳みそしてる」

池田「褒められてるのか貶されてるのか分からないし……」

美穂子「華菜、落ち着いて良く聞いて。さすがとかおめでたいとか言われているけど」

美穂子「それらは皮肉よ。あの人の言葉は一から十まであなたを貶しているわ」

池田「な、何を……ってもう何が何だか分からないし! 難しい言葉あんまり使うなだし!」

照「……まぁとにかく、どいていてほしい」

池田「ううっ……ど、どかないし! 私はキャプテンを守るし!」

美穂子「華菜……」


70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/24(日) 16:27:04.25 ID:GT+fYfbe0

照「……ペットは邪魔」

池田「ペットでも何でもいいし! とにかくどかないし!」

池田「番犬として私はキャプテンを守るし!」

照「……犬というか猫」

池田「? ……何が猫なんだし?」

美穂子「……猫、ね」

池田「? きゃ、キャプテンまで……な、何が猫なんだし?」

美穂子「大丈夫、私は犬猫でいえば猫派よ」

照「私は犬……咲は犬の方が似合いそう」

池田「???」


73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/24(日) 16:33:25.82 ID:GT+fYfbe0

池田「と、とにかく猫でも何でもいいし! 猫でもやるときはやるもんだし!」

美穂子「華菜……」

照「そう……そこまで言うなら、脱いで?」

池田「は、は? な、何言ってるんだし」

照「守りたいなら脱ぐしかない」

池田「……よ、よく分からないけど、仕方ないから脱ぐし」

美穂子「騙されないで華菜、あの人の言っていることは全く筋が通っていないわ!」

池田「え? そ、そうなんですか?」

美穂子(か、可愛い……)

美穂子「い、一理あるかもしれない、わね……」

美穂子(わ、私はなんてことを……でも……)ゾクゾク

池田「ううっ……そ、それなら仕方ないし。キャプテンを守るためなら、脱ぐし……」ウルウル


78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/24(日) 16:36:00.61 ID:GT+fYfbe0

池田「ううっ……ううっ……」ウルウル

美穂子「……や、やっぱりだめよ華菜! あの人の口車に乗せられてはいけないわ!」

池田「え? あ、はい! ……あ、危なかったし。私とキャプテンを騙すなし!」

美穂子「そ、そうね。私も危なかったわ……」

美穂子(欲求が良心を上回るところだった……)

照「……」


82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/24(日) 16:39:38.64 ID:GT+fYfbe0

照「……じゃあ、キャプテンが脱ぐしかない」

池田「そ、そんなことさせないし!」

美穂子「か、華菜……」

池田「大丈夫ですからね、キャプテン! 私が守ります!」

美穂子「ええ。あなたを信じるわ」

池田(キャプテン……か、可愛いし!)

美穂子「か、華菜……なんでボタンをはずそうとするの?」

池田「はっ! あ、危なかったし。欲求が頭の中を支配してたし……」

池田「わ、私を惑わすなし!」

照「……」


84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/24(日) 16:42:57.84 ID:GT+fYfbe0

照「……仕方ない」

池田「……? 諦めたのか?」

照「一人と一匹、まとめて誘拐する」

池田「なっ!? お前、勝手すぎるし!」

美穂子「まって華菜、その前にあなたを数えるときの単位について突っ込みましょう」

照「もう面倒くさくなった。両方持ち帰ってお土産にする……」ゴウッ

美穂子「……!?」

池田「……? キャプテン、単位ってなんのことですか?」


85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/24(日) 16:46:10.22 ID:GT+fYfbe0

照「とりあえず、猫の方から」ガシッ!

池田「うっ……」ビクビク

美穂子「華菜!」

池田「こ、来ないでくださいキャプテン! こいつは私が何とかしますから!」

美穂子「か、華菜……でも」

池田「逃げてください!」

照「とりあえず……喰らう」

池田「ひっ!」ビクビクブルブル

美穂子「か、華菜!」


87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/24(日) 16:47:26.18 ID:GT+fYfbe0

ワーワー

菫「ん? 向こうの方から騒ぎ声が……」

淡「先輩、あそこの部屋です。行ってみましょう!」

菫「そうだな、急ぐぞ」

淡「はい!」


89: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/24(日) 16:51:46.20 ID:GT+fYfbe0

菫「ここか……駄目だ、あかない」

淡「大丈夫ですか? 開けてください!」ドンドン


美穂子「……!? 人の声が!」

照「……邪魔が入る」

池田「か、観念するし……」

照「黙って?」

池田「ひっ!」ビクビクブルブル

美穂子(どうにかして扉を開けることができれば……)

照「……とりあえず、催眠スプレーを……あれ? どこだっけ?」

池田「……ぷっ。バカだし」

照「……殴る」

池田「や、やめろだし!」

美穂子「いま!」ダッ

照「……油断した!」


91: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/24(日) 16:55:19.30 ID:GT+fYfbe0

美穂子「た、助けてください……」

菫「か、風越の……やはりここか!」

淡「観念してください先輩! もう戻りますよ!」

照「近づかないで……この猫がどうなってもいいの?」

池田「ううっ……」

菫「そ、そいつは、風越の……い、池上!?」

池田「ち、違うし!」

淡「違いますよ先輩。あの子は風越大将の沼田華菜です」

池田「池田だし!」


95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/24(日) 16:58:32.46 ID:GT+fYfbe0

菫「ああ、確か長野の大将戦で照の妹と天江衣、それに無名校の鶴賀にぼこぼこにされた」

池田「ば、バカにされてるし!」

美穂子「そうよ華菜! ようやくバカにされていることが分かるようになったのね!」

淡「風越キャプテンのセリフも、なかなかバカにしてますよね……」

池田「きゃ、キャプテンに褒められた……嬉しいし!」

淡「……まぁ本人がいいならいいですけど」


96: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/24(日) 17:02:30.08 ID:GT+fYfbe0

菫「とにかく、その池田カモという子を離せ、照」

池田「華菜だし! 誰がカモだし!」

照「……いやどす」

菫「なんで京都弁なんだ……」

池田「何でもいいから離すし!」

照「だめ、カモは渡さない!」

池田「か、華菜だし……」ウルウル

美穂子「……」ゾクゾク


99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/24(日) 17:07:30.54 ID:GT+fYfbe0

菫「……それなら、淡と交換でどうだ?」

照「淡と?」

淡「な、なんてことを言うんですか先輩!」

菫「まぁまぁ、いいじゃないか」

淡「な、何がいいんですか! 私の貞操が危ないですよ!」

菫「ほら淡はこっちにいるぞ。取りに来い」

淡「せ、先輩、勘弁してくださいよ!」

照「淡……しよ?」フラフラ

淡「ひっ!」


100: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/24(日) 17:08:00.45 ID:GT+fYfbe0

照「淡~」フラフラ

菫「今だ!」スタンガン

照「うっ……」バタ

池田「お、落ちる! 危ないし……!」シュタッ

菫(……猫のようだ)

美穂子(猫みたいだわ)

淡(猫ですね)

照(……さすが猫)

池田「? 何だし、みんなでこっち見つめて……?」


104: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/24(日) 17:13:02.15 ID:GT+fYfbe0

菫「さて、目的は達成されたし、私たちは帰るか」

淡「そうですね……本当ご迷惑おかけしました」

美穂子「い、いえ。私たちこそ助けていただいて……」

池田「助けてくれたことには感謝するし……で、でも名前はちゃんと覚えて欲しいし」

菫「ああ、悪かったな池田華菜」

淡「ごめんなさい。池田華菜さん」

池田「あ、な、名前……覚えて……」

照「……もうバッチリ。ね、佐藤猫美」

池田「それ誰だし! 一文字もあってないし!」

菫「それじゃ、さようなら」

淡「次は全国の個人戦で」

美穂子「ええ。また」

池田「ま、まただし!」


105: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/24(日) 17:16:53.00 ID:GT+fYfbe0

照「……」

菫「なんだ? 静かになって」

淡「先輩が黙ると気味悪いですね……何かあったんですか?」

照「……いや、よくよく考えたらお手伝いさんはやっぱりいらないなって」

菫「……なんでだ?」

照「私はやっぱり咲のご飯が食べたいし、咲が掃除してくれる部屋に住みたい」

淡「……そうですか」

照「うん。だから、やっぱり咲をお嫁にする」

菫「……まぁ、いいよ。好きにしてくれ」


107: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/24(日) 17:20:34.78 ID:GT+fYfbe0

その夜 風越宿泊ホテル

美穂子「華菜、アイス買ってきたんだけど、一緒に食べない?」

池田「あ、すみませんキャプテン。いただきます!」

美穂子「はい、どうぞ」

池田「あ、ありがとうございます……アイスアイス♪」

美穂子「あ、っと手が滑って!」

池田「あ……アイス……」

美穂子「あ、ごめんなさい華菜……」

池田「い、いいんです。キャプテンは気にせず自分の分食べてください」ウルウル

美穂子「そ、そう?」ゾクゾク

美穂子「じゃ、じゃあいっしょに食べましょうか」

池田「い、いいんですか! や、やった!」

美穂子「ええ……ふふふ」


終わり





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