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玉城「ゼロって付き合い悪いよなー」

2018/04/03 22:02 | コードギアス | コメント(0)
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/29(水) 18:41:46.85 ID:+JFrS4CU0

玉城「アイツを飲みに誘って一回でも来たことあったか?」

扇「まぁ、でも……それも仕方ないんじゃないか?」

扇「そもそもあの仮面で何か食べたり飲んだり出来るとは思えないしさ」

玉城「何でだよォ、一回くれェ顔出したっていいじゃねェか あ、すんません生追加で」

扇「あ、もう一つ下さい ……きっと、そういう訳にもいかないんだろう」

南「実はまだ小さな子供だったりするんじゃないか?」

玉城「黙ってろロリショタコン」


3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/29(水) 18:42:30.88 ID:+JFrS4CU0

玉城「そりゃあよ、俺だって馬鹿じゃねェし、素顔を公表できねェっつうのはわかる」

玉城「それに考えたくねェけど騎士団内にスパイがいるかもしれねェもんな、アジトでも顔は出せねェだろうよ」

玉城「だからってよ、俺たち古参メンバーの前ですら一回も顔出せねェってのはよォ……」グスッ

扇「それじゃあ何か俺たちが正体を知ってしまったらいけない理由でもあるんじゃないか?」

玉城「たとえば?」

扇「そうだな……実はゼロが女の子だったりとか?」

玉城「」ブッ

南「未成年の女の子ゼロか、いいな」

扇「黙ってろロリコン」


4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/29(水) 18:43:13.55 ID:+JFrS4CU0

玉城「あ、あのゼロが女ァ!? ク、クククク、ハハハハハハハハ!! そ、そりゃいくらなんでもねーよ!」

玉城「ゼロは背も高ェし、声だってどっからどう聞いても男じゃねェか!」

扇「いや、だがそうとも言い切れんぞ」

扇「シークレットブーつなら背なんかいくらだって変えられるし、声だって肉声じゃないだろう」

扇「事実、C.C.が囮としてゼロの格好をしてたこともあったからな、あ、すみません鳥皮パリパリ揚げ下さい」

南「豚バラ串3本」

玉城「んじゃ俺は枝豆で ……むゥ、確かにC.C.が出来るんなら女でもおかしくねェかもしれねェけどよォ……」

扇「だろ?」

玉城「んじゃ今まで俺たちは女にあれこれ命令されてたってのか?」

南「ご褒美じゃないか」

玉城「黙れ変態」


5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/29(水) 18:44:13.74 ID:+JFrS4CU0

南「しかしゼロが俺たちの前に顔を出せない理由なぁ……実はブリタニア皇族とかどうだ?」

玉城「」ブッ

扇「」ブッ

玉城「アーッハッハッハッハハハハ!! それこそねェよ!!」

扇「そうだな、まず理由もない」

扇「それに、今エリア11にいる皇族はコーネリアとユーフェミアだ、どちらも反対の意味でゼロとは思えん」

玉城「その通りだな、んじゃあ南、仮にゼロが皇族だったとしてお前は誰だと思ってんだよ」

南「そうだな……ほら、7年前に日本に来てたルルーシュって皇族がいただろ?」

扇「あぁ、確か戦時中に亡くなったとかいう……」

南「実は彼が生きていてブリタニアへの反逆を狙っているとかどうだ?」

扇「いやぁ……」

玉城「そりゃねェわ」


6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/29(水) 18:44:47.71 ID:+JFrS4CU0

ディートハルト「すみません、遅くなりました」

扇「おっ、残業終わったのか、お疲れ」

玉城「まぁ座れよ、生でいいだろ?」

ディートハルト「えぇ、お願いします」

南「そういえばディートハルトなら何か知っているんじゃないか?」

扇「ああ」

玉城「確かになァ」

ディートハルト「ん? 何の話でしょうか?」


7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/29(水) 18:45:22.51 ID:+JFrS4CU0

ディートハルト「成程、ゼロの正体について、ですか……あ、たこわさをお願いします」

南「豚バラ串を3本で」

扇「何か些細な事でもいい、知っていたら教えてほしいんだが……えっと、しまほっけお願いします」

玉城「なァんか話をしてたら俄然興味が湧いてきてよォ……んー、俺はなんこつの唐揚げで」

ディートハルト「ふむ、そうですね……そういえば」

玉城「お? どうした?」

ディートハルト「正体に関する事と言えるかどうかはわかりませんが」

ディートハルト「この間カグヤ様が手作りのミックスジュースを皆さんにお渡ししていた時のことです」

ディートハルト「勿論ゼロは真っ先にそれを受け取っていたのですが」

扇「ふんふん……」

ディートハルト「彼はそれを飲む時に仮面の目の部分をスライドしてそこからストローを差し入れジュースを飲んでおりました」

扇「」ブフォ

玉城「」ブハッ

南「豚バラうまいな」モグモグ


8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/29(水) 18:46:02.58 ID:+JFrS4CU0

玉城「くはぁははははあはひぃひっひひひっひぃ……そ、そいつァホントかよ」

扇「シュール……物凄くシュールだ……」

ディートハルト「えぇ、間違いなく本当です」

藤堂「皆盛り上がっているようだが、何の話だ?」

玉城「おっ、来たか藤堂、いや実はよ……」


10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/29(水) 18:46:37.31 ID:+JFrS4CU0

藤堂「ふむ、ゼロの素顔か……あぁ、すまないが霧島のお湯割りと鮭茶漬けを」

南「豚バラ串3本」

扇「アンタはどう思うんだ? ……それじゃあ手羽先で」

玉城「まぁ、ゼロの親友の俺でも知らねェし、藤堂も知らねェと思うけどさ……んじゃオニオンリング」

ディートハルト「それが貴方の推測に基づく私見であっても酒の肴にはなる、そうは思いませんかね? ……つくねとねぎまを2本づつお願いします」

藤堂「そうだな……個人的な話で悪いが、私はゼロが女であってもらいたいと思っている」

玉城「おいおいマジかよ」

藤堂「えらくマジだ、日本男児たるものその方が萌えるというもの」


12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/29(水) 18:47:33.63 ID:+JFrS4CU0

扇「そうか……確かに守る対象が女性であれば男として燃えないわけにはいかないな」

扇(千草のこともあるし……)

ディートハルト「サムライ魂といったものでしょうか」

南「流石は同士だ」

玉城「でもいいのかよ、女にこき使われててよォ」

南「ご褒美じゃないか」

藤堂「まったくだn……」扇「黙ってろドM」

扇「ん? どうした?」

藤堂「……いや、何でもない」


15: 書き溜めが尽きた 2012/08/29(水) 18:51:10.79 ID:+JFrS4CU0

藤堂「しかし、こうして5人で呑むのも良いものだな」

扇「そういや、アンタはこの飲み会来るの初めてだったな」

玉城「そうだっけか? んじゃ、普段暇なときはどんなことしてんだ?」

藤堂「そうだな……基本的には四聖剣のメンバーと呑むことが多いだろうか」

玉城「何だ結局呑んでるんじゃねェか」

ディートハルト「彼もまた日本人ですからね」

南「お前が言うなよ」


17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/29(水) 18:54:21.20 ID:+JFrS4CU0

玉城「にしても、四聖剣と奇跡の藤堂が飲み会してるとこなんか、一般の奴らは近づけねェだろうよ」ゲラゲラ

藤堂「いいや、存外そうでもないぞ」

扇「そうなのか?」

藤堂「あぁ、特に俺と朝比奈が話をしている時などは同士も良く集まって共に酒を酌み交わすものだ」

ディートハルト「大和魂の権化ですね」

南「あぁ、確かに同士だな」


22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/29(水) 18:58:54.40 ID:+JFrS4CU0

玉城「なんか藤堂のプライベートについてなんぞあまり知らなかったから新鮮だな……あ、ハイボールくれよ、ロックで」

扇「全くだよ、ま、こういうのも飲み会のいい所だしな……マッコリ下さい」

南「豚バラ串3本とカルピスサワーで」

ディートハルト「そうですね、私からすれば興味深いお話ばかりですよ……青りんごハイを」

藤堂「俺の私生活に面白味があるかどうかは別として、宴席を共にするのはそれだけでも気分が高揚するものだよ……あ、カルアミルクで」


24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/29(水) 19:01:11.45 ID:+JFrS4CU0

扇「私生活といえば、アンタも相当謎だよな、ディートハルト」

ディートハルト「おや、そうでしょうか?」

玉城「あー確かにな」

南「わかるわ」モグモグ

藤堂「そうだな、ある意味ゼロ以上に謎かもしれん」

ディートハルト「またまた、冗談がお上手で」

藤堂「いや、マジで」

ディートハルト「マジで?」


27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/29(水) 19:04:01.93 ID:+JFrS4CU0

ディートハルト「そこまで謎に思われていたのは少々予想外でした、では少しだけ私の普段についてお話ししましょうか」

扇「あぁ頼む」

玉城「いい肴になりそうだ」

ディートハルト「それほど面白いものでもありませんよ……まず、私の朝は美少女メイドが起こしに来るところから始まります」


30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/29(水) 19:07:01.95 ID:+JFrS4CU0

扇「……」玉城「……」藤堂「……」南「……」

ディートハルト「冗談だというのに、どうしてツッコんで下さらないのですか?」

扇「いや、何か」玉城「中途半端にリアルで……なぁ」

藤堂・南「羨ましい……」

ディートハルト「ゴホン、まぁ、朝は普通に一人で起きます、独身ですし」

玉城・南「それを言うな、悲しくなるだろ……」

ディートハルト「失礼……」


31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/29(水) 19:10:57.07 ID:+JFrS4CU0

ディートハルト「で、朝ご飯は基本的に食べませんね」

南「わかるわ」

玉城「男の一人所帯だとどうしてもめんどくさくなるよな」

扇「……あぁ、そうだな」

藤堂「俺は朝からしっかりと食べるな」

玉城「藤堂にゃ千葉が居るもんな」

藤堂「な、ち、ちげーし、そういう仲じゃねーし」

玉城「はいはい」


33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/29(水) 19:13:18.02 ID:+JFrS4CU0

ディートハルト「……私の話はどこまで続ければいいのでしょう?」

扇「んー、まぁ話したいとこまででいいんじゃないか?」

南「美味いな」モグモグ

玉城「はーいディートハルト! 俺聞きてェことがあんだけどよ」

ディートハルト「はい、なんでしょう?」

玉城「お前童貞だろ?」


36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/29(水) 19:16:17.43 ID:+JFrS4CU0

ディートハルト「……はい?」

扇「あぁ、まぁ確かにそんな感じは……」

南「わかるわ……」グスッ

藤堂「そうだな、あまり女に免疫が無いようには、見える」

ディートハルト「あまり自分で気にしたことはありませんが……そうなのでしょうか?」

玉城「おうよ、この玉城様が言うんだから間違いねェ」


38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/29(水) 19:19:49.78 ID:+JFrS4CU0

ディートハルト「だとすれば、皆さんの見立て違いですね」

玉城「えっ、マジかよ」

扇「正直予想外だ」

藤堂「この藤堂鏡士郎も、耄碌したものだ」

南「わかるわ」

ディートハルト「そこまで驚かれることに私自身が驚いていますが」

ディートハルト「そうですね……私は過去に一度だけ、お付き合いをさせて頂いた女性が、いました」


41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/29(水) 19:29:30.99 ID:+JFrS4CU0

玉城「いました、ってことは……」

ディートハルト「えぇ、彼女はもう……」

扇「良かったらその話、少し詳しく聞かせてもらえないか?」

藤堂「そうだな、俺も少々興味がある」

ディートハルト「……いいでしょう、あれは私が14歳の時の暑い夏の日でした……」

四人「ふむふむ……」


44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/29(水) 19:33:16.11 ID:+JFrS4CU0

ディートハルト「息を引き取る寸前、彼女は言いました」

ディートハルト「『お願い、私のことは忘れて、幸せに生きて』と」

ディートハルト「ですが、未だに私は彼女のことを忘れることができません、彼女の願いを叶えることはできません」

ディートハルト「ですので、せめて、彼女のことを覚えていながらも幸せであろう、そう思っているのです」

玉城「お前……そんな話が……」エグッグスッ

扇「ディートハルト……」

藤堂「……男の意地、だな……」

南「わかるわ……」


46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/29(水) 19:35:44.25 ID:+JFrS4CU0

ディートハルト「まぁ、ここまで語っておいてアレですが」

扇「ん?どうした?」

ディートハルト「いえ、ただ一つ言わせてもらいたいのです」

玉城「何だ? 何かあるのか?」グスッ

ディートハルト「あの、この話、後半はほぼ全てフィクションでして」

四人「…………は?」


51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/29(水) 19:39:52.92 ID:+JFrS4CU0

藤堂「ちょっと待て」

ディートハルト「はい」

南「何だ、その、さっきの話は嘘か」

ディートハルト「全部が全部というわけではありませんが」

扇「えっと、じゃあ、どこが嘘でどこが本当なんだ?」

ディートハルト「えぇと、彼女は死んでませんね、入院はしましたけど、ただの盲腸でした」

扇「それで?」

ディートハルト「彼女とは別れていますが、普通にフラれました」

玉城「俺たちの感動を返せ!!」


52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/29(水) 19:43:49.76 ID:+JFrS4CU0

ディートハルト「玉城さん、落ち着いてください」

玉城「これが落ち着いていられるか!!」

ディートハルト「ですがノンンフィクションであろうとも物語に多少の脚色が入るのは普通でしょう」

玉城「多少じゃねェだろうが、ストーリーライン変わってんだろうよ!」

扇「あぁ、そういうところで無駄にプロデューサー魂発揮しなくていいから」


54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/29(水) 19:47:09.99 ID:+JFrS4CU0

藤堂「全く……困ったものだな」

ディートハルト「いやぁ、申し訳ない」

スミマセンオキャクサマ・・・

扇「え? もうラストオーダーですか? それじゃあえっと、豚骨ラーメンで」

玉城「んだよ、もうそんな時間かよ あ、俺チャーシューメンで」

南「豚バラ串3本」モグモグ

ディートハルト「いやはや、楽しい時間はすぐに過ぎてしまいますね それでは醤油バターを下さい」

藤堂「全くだな ……塩ラーメンを」

玉城「……にしてもよォ」

扇「ん?」

玉城「ゼロって付き合い悪いよなー」

おわり



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