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モバP「北へ還れ!」

2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 00:05:46.64 ID:fLeAJaE60

双葉杏「ねぇプロデューサー、帰っていい?」

柳瀬美由紀「プロデューサーさん……午後からの予定はなに?」

相川千夏「Pさん、眼鏡を新調したの。どうかしら。」

黒川千秋「プロデューサー、今日のレッスン甘いわ。もうちょっとレベル上げてもいい気がするのだけど。」

梅木音葉「Pさん……、事務所にピアノ起きませんか?」


P「この偏り方は……」


4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 00:09:16.11 ID:fLeAJaE60

杏「あ つ い !!」

音葉「言わないで……意識しないようにしてたのに。」

千秋「このくらいの試練はトップになるためにはつき物なのよ……ええ、きっとそうよ……」

P「こんなもん平気だろう、暑がりだなお前ら。」

美由紀「今何度あるんですか?」

P「んー、30度。」

千夏「それはちょっと……」

美由紀「暑すぎです……」

杏「汗が止まらぬ……」

千秋「服が張り付いてあずましくないわね。着替えてきましょう。」


5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 00:12:11.80 ID:fLeAJaE60

千夏「賛成。」

音葉「覗かないでくださいね?」

P「覗くわけが無い。」

杏「ああ、今のは覗けって意味だよ。」

音葉「違います……」

美由紀「え……えっちぃ……」

P「いや、覗かないから。」

千秋「度胸無し。」

P「は?」

千秋「……いえ何でも。」


9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 00:15:45.99 ID:fLeAJaE60

~更衣室にて~

杏「それにしても……」

音葉「?」

千夏「え?」

千秋「何?」

杏「ぐぬぬ……神は平等ではないのか……」

美由紀「私は……これから……きっとこれから……」

杏「アンタも何気にスタイルいいじゃん。ちくしょう。」


14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 00:19:13.39 ID:fLeAJaE60

千夏「そういうこと……というか3サイズ非公表って何?」

千秋「17歳でスポーツブラって……」

杏「ぐあああああ!」

P『どうした杏!何があった!』

杏「開けるなあああああ!」

P『開けねーよ!何があったんだ!』

千秋「いいえ、特に何も。ただコンプレックスを刺激されただけです。」

杏「 | ^o^ | やめてください しんでしまいます 」


16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 00:23:02.84 ID:fLeAJaE60

美由紀「杏さん……大丈夫?」

音葉「だめかもね……」

杏だったもの「」

千夏「ご臨終……合掌。」


21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 00:26:35.69 ID:fLeAJaE60

~事務所にて~

杏だったもの「オイカーケテモーオイカーケテモー」

P「うお!?どうした!?」

美由紀「聞かないであげてください……」

千夏「私達じゃフォローできないわ。」

音葉「何というか……ごめんなさい。」

杏のようなもの「スルリ ヌケルミズノヨウー」

千秋「杏、いい加減元に戻りなさいよ。」


24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 00:30:29.21 ID:fLeAJaE60

杏っぽいもの「アナターダーケニーアナターダーケニー」

P「よし俺に任せろ。」

杏っぽいもの「ミツメーラレテタダヨウホシノカゲ」

P「杏ー、杏ー。」

杏かな?「ユメデモーツカマエテー」

P「杏ー、ミルク飴買ってきたけど食うか?」

杏「食べる! 兄貴マジ最高!」

P「事務所で兄貴って言うな!」

美由紀「いいなぁ……」

千秋「何が?」

美由紀「ええっ? いいえ、何でも無いです……」


29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 00:35:02.60 ID:fLeAJaE60

音葉「……~♪」

千夏「懐かしい歌ね。」

音葉「はい……合唱で、隣のクラスが歌ってたんです。」

千秋「一緒に歌っていいかしら。」

音葉「どうぞ……折角ですしピアノ弾きましょうか?」

千夏「確かキーボードならあったわね。」

美由紀「わぁ……みゆきも一緒に歌いたいです!」

杏「お、懐かしいねぇ。一度は誰でも耳にする曲だよね。」

P(わからねぇよ……なんだこの曲………ん?)


33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 00:37:50.32 ID:fLeAJaE60


「「「「ぼーくーらーはよぶー」」」」

「「「「あふれーるゆーめにー」」」」

音葉「……~♪」

P(皆楽しそうに歌うな……なんだこの疎外感は。)

千秋「ふぅ……こんなものかしら……?」

美由紀「わぁ♪ こうやって歌うのも楽しいですね♪」

千夏「いい感じね……バラードも練習しておこうかしら。」

音葉「みんなの音に合わせてピアノを弾くのも楽しいです……ライブでやってみたいですね。」


35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 00:43:17.54 ID:fLeAJaE60

杏「兄貴ぼーっとしてどうした?」

P「だから事務所で兄貴って呼ぶな。で、だ。」

杏「うん?」

P「なんで皆この曲知ってるんだ?しかも空で歌えるじゃないか。」

「「「「「はぁ!?」」」」」

P「ひぃ!?」

音葉「嘘……ですよね?」

千夏「この曲は名作なのに……」

杏「信じられない……」

美由紀「ちょっと……がっかりかなぁ……」

千秋「プロデューサー……ありえないわ。」

P「ええー……なんでそこまでなじられるんだ……」


37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 00:46:32.46 ID:fLeAJaE60

~P宅にて~

P「ふむふむ……――――のときの曲なのか。それならあの面子が知ってて当然だよな。」

P「合唱でも使われる曲か、今度音葉を伴奏に置いてライブでやってみよう。」

杏「兄貴ー、バスタオル無いよー。」

P「今手が離せん! 美由紀ー、持って行ってやってくれー。」

美由紀「はーい!」

杏「すまんねー、みゆきちや。あの兄貴人使い荒いなー。」

美由紀「杏さん甘えすぎだと思うけど?」

杏「いいんだよ。使えるものは使わなきゃ。」


39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 00:49:11.76 ID:fLeAJaE60

美由紀「追い出されたりして。」

杏「ああ見えて兄貴は困ってる女子を放っておけないから無問題。」

美由紀「みゆきのこともお家に置いてくれてるもんね。」

杏「兄貴が物分り良くて良かったな?じゃないと路頭に迷ってたっしょ?」

美由紀「うん……ところで杏さんってさ、」

杏「うん?」

P「美由紀ー! 俺の前に風呂入っちゃってくれ!まだ手空かないわ!」

美由紀「はーい! んじゃ入ろうかな。杏さんどいてー!」

杏「ああ?うん。」


40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 00:52:00.79 ID:fLeAJaE60

美由紀「あ、着替え見ていくの? えっち。」

杏「んなわけないでしょ。」

美由紀「~♪」

杏「何言おうとしたんだろ、まあいいか。」

P「杏は上がったんなら一度明日のスケジュールおさらいしといてくれな。」

杏「だるい。」

P「明日一つたりとも飴やらんぞ。」

杏「午前ビジュアルレッスン、午後雑誌取材とデモテ収録。」

P「よく出来ました。」


42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 00:55:47.01 ID:fLeAJaE60

杏「さあ、飴をおくれ。」

P「別に今日はやらんとは一度も言ってないがなぁ。」

杏「何ですと!」

P「誰が飴をやると言った。」

杏「このクソ兄貴!」

P「キャンディはキャンディでもアイスキャンディだぞ。いらんのか、わかった。」

杏「お兄様ナマ言ってすいませんした。」

P「苦しゅうない、面を上げい。」

杏「調子に乗って……」


45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 01:02:01.85 ID:fLeAJaE60

P「冷凍庫にアイスの実が買ってある。」

杏「よし了解した。」

P「2つまでなー。」

杏「ケチー。」

P「明日の飴はサルミアッキにしようか?」

杏「お兄様マジ太っ腹。謹んでアイスの実を頂戴いたします。」

P「歯ぁ磨けよ。」

杏「面倒いー、兄貴磨いて。」

P「アホかお前は。」

杏「杏だるくてもう動きたくないー。」

P「こんな従妹やだー。」


46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 01:05:19.40 ID:fLeAJaE60

杏「そうは言っても心はどう思ってるのやら……うひひひ。」

P「サルミアッキ確定にしてほしいか?」

杏「歯磨いてきます超兄貴様。」

P「超兄貴はお願いだからやめて。」

美由紀「ふぃ~♪ お風呂ぬっくかった♪」

P「そりゃ良かった。冷凍庫にアイスの実あるぞ。」


47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 01:08:14.72 ID:fLeAJaE60

美由紀「はーい!何個まで?」

P「お前は杏と違って聞き分けがいいなぁ。2つだよ。」

美由紀「わぁい♪ お風呂上りのアイスとはオツだねん。」

P「そうだろうそうだろう。」

杏「兄貴ー、歯磨いたー。」

P「そうかそうか。なんでアイス食う前に磨いたよ?」

杏「………」

美由紀「おいちぃー☆」


48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 01:12:52.98 ID:fLeAJaE60

~Co組3人宅~

千秋「今日も今日とて、」

千夏「お疲れ様。」

音葉「でした。」

千夏「んん……チューハイが美味しいわ……あなた達も飲めばいいのに。」

千秋「アルコールは嗜みませんので……」

音葉「未成年です……」

千夏「もったいないわね。」


50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 01:15:36.58 ID:fLeAJaE60

千秋「アルコールは明日に残るとレッスンを万全の状態で受けられません。」

千夏「きっかりしてるのね、気張りすぎじゃない?」

千秋「こうでもしないと上へ行けませんよ?」

千夏「私には彼がついてるから平気よ。」

音葉「プロデューサー、ですか。」

千夏「ええ、アイドル面での管理はほぼ彼に任せているわ。」

千秋「え、一緒に考えてないんですか?」

千夏「わりと任せきりね。自己管理はきちんとしているけど、まだこの業界のことはわからないし。」

音葉「確かに、私達はまだ新人の域を出ていません。」

千秋「そうね……早くトップへ上りつめたいわ。」


52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 01:17:55.82 ID:fLeAJaE60

千夏「急いては事を仕損じるわよ、それとも彼を信用してないのかしら。」

千秋「いえ、そういうわけでは。むしろ信頼しているというか。」

千夏「あらあら、惚気かしら?」

音葉「わぁ……」

千秋「いえ!そういうわけでもなくて!」

千夏「くくくっ……面白いわね……」

音葉「~~~~♪」

千秋「………もういいです、おやすみなさい。」


53: 2012/09/19(水) 01:20:32.41 ID:fLeAJaE60

千夏「からかいすぎたかしら?」

音葉「そうでもないと思いますよ?焦ったときも幸せそうな旋律を奏でていましたし。」

千夏「それならいいか。」

音葉「はい。」

千夏「千秋って、かわいいわね。」

音葉「……はい♪」


55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 01:24:01.56 ID:fLeAJaE60

~会議室にて~

P「………と、いうわけで。次回のライブには前見せて貰った合唱を入れたいと思う。」

千夏「賛成。」

千秋「異論ありません。」

音葉「楽しそうですね。」

美由紀「大賛成です!」

杏「却下。」

P「なんで!」


57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 01:27:36.42 ID:fLeAJaE60

杏「だるい。」

P「なんだいつものことか。全員賛成っと。」

杏「杏の人権は無視か。」

P「そんなもん俺が預かってる。」

音葉「え……」

美由紀「みゆき達って、人権無いの?」

千夏「Pさん、ひどいわ。」


58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 01:30:41.79 ID:fLeAJaE60

P「ふはははは!人権を返して欲しければこの俺を倒すがよい!」

杏「杏は戦うぞ!これは自由を取り戻すための聖戦(ジハード)なり!」

美由紀「おー!」

音葉「この勇ましい旋律……私まで昂ぶってしまいますね。お覚悟を。」

千夏「敵はデスクの向こうにあり、行きなさい!千秋!」

千秋「えっ?」

P「……千秋は面白いな。」

千夏「ええ。」


59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 01:35:35.88 ID:fLeAJaE60

千秋「えっ? えっ?」

杏「千秋ノリ悪いー。」

千秋「ええっ!? そういう流れ?」

美由紀「千秋さん、かわいいです。」

千秋「……もう。」


61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 01:38:30.52 ID:fLeAJaE60

~移動中にて~

千秋「ねえ、プロデューサー。」

P「何だ?」

千秋「どうしてこんなに道路が狭いのかしら?」

美由紀「私も気になってました、歩道はどこですか?」

音葉「それとなぜ片側1車線なのですか?」

千夏「狭いわ……」

P「北海道の道路ってどんなんなんだ?」

杏「国道なら歩道と路側帯はほぼ確実についてるよ。」

P「マジか……」


62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 01:41:08.04 ID:fLeAJaE60

音葉「まず眺めがここまで悪いとかありえません。」

千秋「無意味に広い歩道とかあるわ。」

美由紀「車の流れがすごく速いです!」

千夏「天塩から稚内にかけての道道なんて最高よ。電柱すら無いんだもの。」

美由紀「あそこすごく綺麗ですよね! 利尻富士も綺麗です!」

音葉「一回北海道にいらしてはいかがですか?案内しますよ。」

P「行ってみたい、すごく行ってみたい。」



杏「気になった人は『オロロンライン』で画像検索してね。」


64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 01:46:28.28 ID:fLeAJaE60

~居酒屋にて~

杏「私とみゆきちは居てもいいわけ?」

美由紀「ちょっと疑問。」

P「いいってことよ、千秋と千夏いるし。」

音葉「………そんな。」

千夏「どうしたの?」

音葉「ラーメンサラダがありません………」

千秋「えっ!?」

杏「は?冗談っしょ?」


66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 01:50:14.44 ID:fLeAJaE60

千夏「くーにゃんが無い……何飲もうかしら。」

P「くーにゃん?なんだそれは。」

千夏「ピーチリキュールとウーロン茶を割ったものです。」

P「それならレゲエパンチだろ、なんだその猫みたいな名前は。」

千夏「内地とはかくも恐ろしいところか……」

千秋「ラーメンサラダが無いなら何を食べればいいのかしら?」

杏「とりあえず焼き鳥盛り合わせじゃない?」

音葉「あとは適当にサラダですかね?」

P「そうするか。 ポチっとな。」


67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 01:53:23.50 ID:fLeAJaE60

~2次会にて@P宅~

音葉「お邪魔します。」

美由紀「最後の人ー、ちゃんと錠かってね。」

千秋「大丈夫よ、ちゃんとかったわ。」

P「かる?」

千夏「鍵はかるものでしょう。」

千秋「ね?」

杏「うむ。」

P「移動中からカルチャーショックがひどい。」


68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 01:56:34.63 ID:fLeAJaE60

千秋「私達からしたら内地が色々とすごいです。」

美由紀「シャケじゃなくてアジが出てきます……」

千夏「回転寿司のクオリティがひどかったわ。」

杏「でもどの家にもクーラーが基本装備なのは評価するね。」

音葉「2重窓じゃないのとフードが無いのは驚きました。」

P「フードって何だ?」

千秋「玄関フードですよ。防寒と積雪対策です。」

千夏「でも私みたいに積雪少ない地域だとつけている家は少ないわね。」

音葉「そうですね……私が住んでいた所は豪雪地帯なので雪はねが大変でした。」

P「雪を……なんだって?」


70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 02:00:04.45 ID:fLeAJaE60

美由紀「雪はねだよ。ママさんダンプでガーっと。」

千秋「夜中の除雪車はうるさいわね。」

P「雪は掻くものだろう?」

杏「掻くなんてレベルで済めばね。言っておくけど東京人雪道歩くの下手すぎよ。」

千夏「冬靴が無いのにはびっくりしたわ。」

美由紀「タイヤが一種類しかありません。チェーンって何ですか?」

音葉「ちょっとペンを貸してください。……書かさらない……」

P「ん?何だって?」

音葉「このボールペン書かさらないですよ。書かさるのありますか?」

P「なんだその三猿にいそうな言い方は。」


72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 02:03:45.85 ID:fLeAJaE60

千夏「え?書かさるは書かさるでしょ?他の言い方が分からないわ。」

美由紀「ですよねぇ。」

音葉「……このペンはノックが押ささりません……」

千秋「ポンコツばかりね。」

P「おかしいなぁ……あ、これなら平気だわ。」

音葉「ありがとうございます。」

千夏「で、何を書いているの?」

音葉「今度の合唱のパート分けなどを、低音と高音でわかれますから。」


73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 02:06:35.91 ID:fLeAJaE60

千夏「申し訳ないけど高音は苦手だわ……」

杏「杏はどっちでもいいよ。」

美由紀「低い声は出ませんです。」

千秋「私もどっちでも。」

音葉「では私の直感で。高音を美由紀と杏で、低音を千秋さんと千夏さんです。」

P「大人と子供に別れたな。」

杏「地味に異議あり。」

音葉「はい、杏。」

杏「やっぱり低音やる、そのほうが各家で練習しやすいだろうし。」


74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 02:10:39.26 ID:fLeAJaE60

千夏「考えてるわねー、さすがリーダー。」

杏「やめてこしょばゆい。」

美由紀「じゃあ杏さんと千秋さんをバクりっこですか?」

音葉「そうなるね。千秋さん、異論は?」

千秋「無いわ。」

音葉「それではこのように。」

P「なぁ美由紀、「バクる」って何だ。」

美由紀「交換するってことだよ?」

P「なるほど……北海道弁は難しいな。」

音葉「私達は標準語のつもりでしたが……」

杏「言葉って難しい。」


75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 02:15:40.35 ID:fLeAJaE60

~ライブにて~

千秋「皆さん今日はありがとうございます!」

美由紀「みゆきたちも楽しかったよー!」

千夏「また、今度のライブで会いましょう!」

音葉「それではまた、次の機会に。」

杏「したっけねー!!」

P「お疲れさま!……と言いたいがアンコールが残ってる。」

音葉「ではピアノの準備をしてきます。」

P「おう、行ってらっしゃい。」


76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 02:19:28.21 ID:fLeAJaE60

美由紀「ダンスやアッパーな曲オンリーで攻めてきたから落差に驚くかな?」

千秋「のどの調子を再度整えておきましょう。」

千夏「音葉ちゃん大丈夫かしら?」

杏「大丈夫だと思うけど?だからスピーチだって任せたし。」

P「流石リーダーだな、お前みたいなのが従妹で嬉しいよ、うん。」

杏「よせやい照れる。」


77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 02:23:11.37 ID:fLeAJaE60

P「よし、準備も整ったようだな。さて、お前らの新しいカタチを見せて来い!」

千夏「了解。感動の渦に落としちゃいましょう。」

千秋「新しい試みだからこそ、楽しまなきゃね。」

杏「んじゃ行ってくるぜ兄貴ー。」

P「兄貴言うな。 ん?美由紀?」

美由紀「えぅ……い、行ってきます!お兄ちゃん!」

P「……!? おう!行ってこい!」

美由紀「えへへ……」


78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 02:26:44.58 ID:fLeAJaE60

~アンコールにて~

千夏「アンコールありがとう!」

杏「ここで、音葉からお話があります。」

音葉「では……んん、私達5人は奇しくも全員が北海道出身であるということはご存知だと思います。」

  「その5人が一つの事務所で、一つのユニットを組むことは奇跡だと私は思っています。」

  「この曲は故郷である北海道で行われた札幌オリンピックの時にリリースされたものです。」

  「今回は、私が伴奏をして、ユニットで合唱をしてみたいと思います。」

  「静かな曲になりますが、聞いてください。タイトルは……」


79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 02:28:49.39 ID:fLeAJaE60







―――――― 『虹と雪のバラード』 ――――――




ttp://www.youtube.com/watch?v=HkWOcpArvRw


81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 02:36:37.35 ID:fLeAJaE60

杏・千夏「虹の 地平を あゆみ出て」

      「影たちが 近づく 手を取りあって」

千秋・美由紀「町が できる 美しい町がが」

         「あふれる旗 叫び そして 唄」

      「「「「ぼくらは 呼ぶ あふれる夢に」」」」

      「「「「あの星たちのあいだに」」」」

P「出身地が同じだとこういう試みも出来るんだな。いい勉強になった。」

P「さて、俺も練習するか。」

      「「「「眠っている 北の空に 君の名を呼ぶ」」」」


82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 02:40:39.09 ID:fLeAJaE60







――――   オリンピック と   ――――








                        end...?


84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 02:42:39.48 ID:fLeAJaE60

本編ここまで

あとはオマケ


85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 02:45:49.88 ID:fLeAJaE60

~えぴろーぐ 1 Co3人宅~

千秋「今日も今日とて、」

音葉「お疲れさま。」

千夏「でした。」

千秋「んー、たまにはお酒もいいかもしれませんね。」

千夏「でしょう?」

千秋「でもたまには、ですよ。」

音葉「そうですそうです。」

千夏「まぁ今日は打ち上げなんだし、気にしない気にしない。」


86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 02:47:36.52 ID:fLeAJaE60

音葉「今日はPさん宅でも打ち上げやってるんですよね?」

千秋「そうみたいね……乗り込んじゃいましょうか?」

千夏「お、流石正妻。強気だね?」

千秋「違いますよ……」

音葉「そうですよ、正妻なんているんですか?」

千秋「いるのかしら……」

千夏「じゃあ乗り込んで確かめちゃいましょう。」

音葉「はい…♪」


87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 02:50:03.06 ID:fLeAJaE60

~えぴろーぐ Ⅱ P宅~

杏「兄貴、話がある。」

P「なんだ改まって。」

杏「最近歌の練習してるらしいじゃない。」

P「まぁな。」

杏「どうしてさ?」

P「ライブのお前達見てて一緒に歌いたくなったんだよ。」

杏「そういうことか。」

P「そういうことだ。」

杏「じゃあ、今から歌っちゃいますか。」

P「ええ!? もう夜だぞ!」

杏「キーボードの音量最小にして軽く歌えばいいでしょ?」


88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 02:52:27.21 ID:fLeAJaE60

P「誰がピアノ弾くんだ。」

杏「杏が。」

P「お前が? 弾けるのか。」

杏「多分ねー、一度見たら大体は覚えるし。」

P「なんて奴だ……」

杏「みゆきちー!みゆきちー!」

美由紀「なぁに?杏さん。」

杏「喜べ、兄貴とみゆきちのデュエットだ。」

美由紀「ええ!お兄ちゃんと!」

P「まだ呼ばれるとくすぐったいな……」

杏「伴奏は杏がするから心配するでない。」

みゆき「杏さんピアノ弾けるんだ?すごい……」

P「このやる気を別のところに出して欲しい。」

杏「善処してやんよ。」


89: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 02:55:14.01 ID:fLeAJaE60

~えぴろーぐ ③ 北の天使達は~

千夏「こんばんわー、あら?」

音葉「お邪魔します……キーボード?」

P「おお、いらっしゃい。」

杏「おー、今から兄貴とみゆきちのデュエットだ。」

千秋「何ですって……」

美由紀「お兄ちゃんと歌うのは照れるかも。」

音葉「美由紀ちゃんかわいい……」

千夏「それで、何を歌うの?」

P「そりゃもちろん」

美由紀「あの曲だよ!」


90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 02:58:29.97 ID:fLeAJaE60

千秋「いいなぁ……」

千夏「………ふーん?」

千秋「あ、いえ何でもないです。」

千夏「なんでもないの?」

千秋「なんでもないんですっ!」

音葉「杏はピアノ弾けるの?」

杏「多分大丈夫、運指とリズム覚えたから。」

音葉「いつの間に……」


91: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 03:00:58.24 ID:fLeAJaE60

P「俺はプロの前で歌を歌わんといけんのか?」

美由紀「お兄ちゃんなら大丈夫だよ、たまにお風呂から聞こえてきた歌声綺麗だったもん。」

杏「今更逃げられないぞ兄貴。」

千秋「私らとやっていくんだから、歌くらい上手じゃないとね。」

千夏「同意見。」

音葉「楽しみです……」

P「仕方ない、では聞いてください。」


92: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 03:03:05.06 ID:fLeAJaE60






P・美由紀・杏「『虹と雪のバラード』」






                    end


96: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/19(水) 03:10:58.61 ID:fLeAJaE60

今度こそ終わり。

北海道勢でどう絡ませようかと悩み、キャラがわからなくて悩み、歌ネタで行こうかと悩み。
ちょっとしたものを書きたかったのに気付いたら中編を書いていたでござる。
杏はPが血縁者じゃないとつれてくるの無理だろうと思って従妹にした。
美由紀はこっちにPしか知り合いが居ないっていうからいっそのこと引き取った。

カナン星人とPが戦うシチュエーションだと思った人はごめんなさい。





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