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美希「デコちゃんうっさいの」伊織「はあ!? はあー!?」

15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/03(水) 16:57:56.58 ID:xBVn5fBA0

美希「デコちゃん、ほっぺにご飯粒付いてるよ?」

伊織「デコちゃん言うな、ん……取れた?」

美希「んーん」

伊織「そう……取れた?」

美希「全然」

伊織「どこよ……これでどう?」

美希「ダメダメって感じ」

伊織「本当にそんなの付いてるんでしょうね……どう?」

美希「もうー、デコちゃんったら見当違いもいいとこなの。ミキが取ったげるね、ちゅ」

伊織「ちょ、あんた!? な、何、なー!?」

美希「デコちゃんうっさいの」

伊織「はあ!? はあー!?」


17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/03(水) 17:04:27.24 ID:xBVn5fBA0

美希「デコちゃんのダンスって結構ふわふわしてるよね」

伊織「それ、良い意味で言ってるならありがと。悪い意味で言ってるなら」

美希「倒れそうで見てられないの、あふぅ」

伊織「……良い度胸してんじゃないの!」

美希「こう、ほら。デコちゃんの歌、こんな感じで踊るでしょ?」

伊織「ちょ……! 勝手に人の手足を振り回さないでよっ!」

美希「ここ。ここで腰の所が前に出てるからバランス取れないんだよ。こうやってお尻突き出すの、ほらっ」

伊織「きゃあ!? どどどどこ触ってんのよバカ!!」

美希「デコちゃんうっさいの」

伊織「はあ!? はあー!?」


19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/03(水) 17:12:37.73 ID:xBVn5fBA0

伊織「美希、あんたもお昼一緒に行く?」

美希「ミキはお弁当持って来てるから行かなーい」

伊織「そ。じゃ、律子としっかり留守番するのよ」

美希「デコちゃんの分もお弁当あるよ?」

伊織「? 頼んだ覚えはないんだけど」

美希「いらないの? どうしよう、余っちゃうかも」

伊織「……あんた、そういうの用意してるなら先に言っときなさいよね。伊織ちゃんはとっくにハンバーグの口になっちゃってるっての」

美希「あ、でもソファに座ったってことは、一緒にお弁当食べてくれるんだね!」

伊織「仕方なくよ、仕方なく。勝手に昼食決められる側にもなりなさいよ、迷惑だっての」

美希「えっとねー、梅干しとおかかと、昆布と明太子と……あ、明太子はデコちゃんの分ないの」

伊織「しかも『ないの』とか言うし、ちょっとは考えて作りなさいよ。大体なんでおにぎりだけなのよ、もっとバリエーションを」

美希「デコちゃんうっさいの」

伊織「はあ!? はあー!?」


20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/03(水) 17:19:31.63 ID:xBVn5fBA0

伊織「こら、起きなさい。起きなさいったら」

美希「むにゃむにゃ……あと一日」

伊織「寝過ぎよ! レッスン行くわよ!」

美希「ん……あ、デコちゃんだ。おはよー」

伊織「おはようって時間じゃない! 午後のダンスレッスン行くわよ、さっさと顔洗って準備しなさい」

美希「はーい。あれ、ケータイどこやったっけ?」

伊織「テーブルの上。ポーチの中に入れたんでしょ? ブラシもそこにあるからさっさとなさい」

美希「あ、ほんとだー。メール返すからちょっと待っててね」

伊織「そんなの車の中でやりなさいよ! はいこれ、着替え! 準備出来た? 靴紐解けそうじゃない、結び直さないと危ないわよ」

美希「ふわー、デコちゃんってミキのママ?」

伊織「あんたみたいな出来の悪い娘は産んだ覚えもないし産む予定もないわよ!!」

美希「デコちゃんうっさいの」

伊織「はあ!? はあー!?」


23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/03(水) 17:27:25.75 ID:xBVn5fBA0

美希「えいっ」

伊織「ん、メール? ……何この画像」

美希「可愛いでしょ? 最近ミキの家の回りで見かける猫さん。いい毛並みしてるよねー」

伊織「別に。野良猫なんて珍しくもない」

美希「それっ」

伊織「? ……なんなの」

美希「可愛い? 親戚の人が買ってる犬なの。撫でてあげるとそうやってすぐお腹見せてくれるの」

伊織「この程度の犬、うちのジャンバルジャンの方がよっぽどね」

美希「やっ」

伊織「? ……さっきからなんなのよ」

美希「可愛いよね! 鏡と睨めっこしながらポーズ研究したんだよ?」

伊織「あんたもそこそこだけど、この伊織ちゃんには適わないわね! なんたって毎晩特注の石鹸でこのツルツルピカピカの卵肌を」

美希「デコちゃんうっさいの」

伊織「はあ!? はあー!?」


24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/03(水) 17:35:18.12 ID:xBVn5fBA0

伊織「枝毛見っけ」

美希「取ってー」

伊織「えい」

美希「あう! ……デコちゃん、今わざと痛くしたでしょ?」

伊織「知らない。普段の行いが悪いからじゃないの? それとデコちゃん言うな」

美希「むぅ。あーデコちゃんのおデコに蚊が止まったからやっつけないとなのー」

伊織「痛ぁ!? ちょっとあんた今の何よ!」

美希「蚊が止まってたんだよ? ホントなの、逃げられちゃったけど」

伊織「嘘吐きなさいよ、滅茶苦茶良い音したじゃないの! あんた本気で叩いたでしょ!? 跡になったらどうしてく」

美希「デコちゃんうっさいの」

伊織「はあ!? はあー!?」


25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/03(水) 17:41:45.90 ID:xBVn5fBA0

美希「デコちゃんって呼ぶのダメ?」

伊織「いつもやめろって言ってんでしょ」

美希「ならどう呼べばいいの?」

伊織「伊織ちゃんでも伊織様でも好きなようにしなさい」

美希「じゃあ、いーおりん」

伊織「……何のつもりよ、気持ち悪い」

美希「むぅ、結構ワガママだね」

伊織「普通に伊織って呼べばいいじゃない、全然ワガママじゃないわ。そ、それとたまになら……デコちゃんって読んでも」

美希「デコちゃんうっさいの」

伊織「はあ!? はあー!?」


29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/03(水) 17:54:57.86 ID:xBVn5fBA0

美希「デコちゃーん、一緒にお昼寝していーい?」

伊織「んん……すぅ、すぅ」

美希「良かった、じゃあ隣お邪魔するね。よいしょっ」

伊織「くぅ、くぅ……しゃる、る……」

美希「むぅ、ミキのこと抱き枕にするのはいいけど他の人の名前呼んじゃ、や!」

伊織「ふが……っ、けほ! けほ、けほ……あんた人が気持ちよく寝てるのに何すんのよ!?」

美希「デコちゃんうっさいの」

伊織「はあ!? はあー!?」


32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/03(水) 18:07:20.78 ID:xBVn5fBA0

美希「そんなに怖い顔で睨まないで欲しいの」

伊織「……何食べて育ったらそんなバカでっかい物ぶら下がるのよ」

美希「あはっ! デコちゃんったらミキの胸に嫉妬してる?」

伊織「いいから秘密を教えなさい! 何かあるんでしょ!」

美希「よく分かんないけど、いっぱい食べていっぱい寝てるよ!」

伊織「全然参考にならないじゃない! 普通はそんなことしたらデブ一直線だっての!」

美希「デコちゃんのしょぼしょぼの胸もミキは好きだよ? 」

伊織「しょ、誰の胸がしょぼいですってー!? 亜美ね、亜美がまたアホなこと言って回ってるのね!?」

美希「デコちゃんうっさいの」

伊織「はあ!? はあー!?」


34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/03(水) 18:15:24.52 ID:xBVn5fBA0

伊織「~♪ ……ふぅ、ありがとうございました!」

美希「レコーディングお疲れ様。ミキの特製ドリンク、分けたげるね」

伊織「ん、ありがと……ぶふぉ!?」

美希「きゃ!? デコちゃん汚いのー!」

伊織「あ〝っま〝! 何これあ〝っま〝!」

美希「すっごい汚い声になったね……疲れた時には甘い物が良いって春香に聞いて、試しに作ってみたんだよ!」

伊織「水、こんなもん飲めないわ、水!」

美希「そんなにまずかった? くぴ……うえ、甘過ぎ。ミキもこれ、好きじゃないって感じ」

伊織「味見もしてないもん私に飲ませたの!?」

美希「デコちゃんうっさいの」

伊織「はあ!? はあー!?」


35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/03(水) 18:23:09.00 ID:xBVn5fBA0

美希「デコちゃん、足挫いたってホント!?」

伊織「大したことないわ……はあ、私らしくないミスだったわね」

美希「そう? ミキはそんなことないって思うな」

伊織「っ、何よそれ。ケガするぐらい私は集中力ないって言いたいわけ!?」

美希「うん。最近、デコちゃんはずーっと無理してたもん。寝不足でフラッと来たんでしょ?」

伊織「し、知った風なこと」

美希「知ってるの、ずっと見てたもん。あ、今友達にメール打ってるからちょっと静かにしててね」

伊織「あんた……その、怒鳴ってごめんなさい。美希、あんたなりに励まして、くれてるのよね……ありがとう」

美希「デコちゃんうっさいの」

伊織「はあ!? はあー!?」


39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/03(水) 18:31:12.54 ID:xBVn5fBA0

美希「デコちゃん、ミキ、傘忘れたから相合傘しよ!」

伊織「デコちゃん言うな。狭いからイヤ、事務所の置き傘使いなさい」

美希「けち。デコちゃんはミキが風邪ひいちゃってもいいの?」

伊織「傘差してたら濡れないでしょ、何言ってんのよ」

美希「誰かと一緒に帰りたいって言ってるの、察して欲しいな」

伊織「は? なんでそんな話になるわけ」

美希「今日は家族の皆、全員帰りが遅いから寂しいの」

伊織「……車を呼ぶわ、ついでに家で晩御飯食べていけばいいじゃない」

美希「デ、デコちゃん……あはっ、ありがとうなのー!」

伊織「や、抱き付かないでよ! この、離れな、離れなさいったら!! あんまりしつこいと放って帰るわよ!?」

美希「デコちゃんうっさいの」

伊織「はあ!? はあー!?」


40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/03(水) 18:47:48.58 ID:xBVn5fBA0

伊織「意外ね、ちゃんとテーブルマナー知ってたの?」

美希「? デコちゃんが目の前でお手本を見せてくれてるのに、どうやったら間違うの?」

伊織「……ふぅん?」

美希「あれ? デコちゃん、なんだか顔が怖いよ?」

伊織「いいえ、普段お世話になってるお・れ・い・に、ちゃんとしたテーブルマナーを教えてあげようと思って」

美希「ホント? じゃあ顔が怖いのは気のせいなんだね」

伊織「気のせいよ、気のせい。新堂、フィンガーボールを」

美希「へえ、それフィンガーボールって言うんだ」

伊織「ええ、これを両手の指でこんな風にしっかり掴まえて飲むのがマナーよ」

美希「デコちゃん、知った被りは良くないの。それ指を洗うやつだよ? 他所でそんなことしたら笑い者間違いなしって感じ」

伊織「なっ……あんた、知ってたの?」

美希「名前までは知らなかったよ? 昔テレビで見たことがあっただけ。でもデコちゃんも案外物を知らないんだね、恥ずかしー!」

伊織「あ、あ、あんたねー!!」

美希「デコちゃんうっさいの」

伊織「はあ!? はあー!?」


41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/03(水) 18:56:40.75 ID:xBVn5fBA0

美希「ぐっすり眠れそうなふかふかベッドなの~」

伊織「気に入ったみたいで良かったわ。じゃ、おやすみ」

美希「あれ、デコちゃんどこ行くの?」

伊織「自分の部屋よ、ここで寝るわけにもいかないでしょう」

美希「同じベッドでもミキは気にしないよ?」

伊織「私が気にするの。じゃあね」

美希「はあ、デコちゃんが一緒にいてくれないとミキ、眠れないかも。それで寝不足になって倒れちゃうかもなの……」

伊織「ああもう、全く……甘えん坊過ぎよ、これで満足かしら? ワガママも大概にしておきなさいよね……」

美希「あはっ、ツンデレさんで実にデコちゃんらしいの! じゃあもうミキ寝るけね、おやすみー!」

伊織「あんたがどうしてもって言うからでしょ! 言っとくけど、あんたが寝付いたら私は自分の部屋に戻るからね!!」

美希「デコちゃんうっさいの」

伊織「はあ!? はあー!?」


44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/03(水) 19:11:24.97 ID:xBVn5fBA0

美希「おはよー……まだ寝てる?」

伊織「くぅ、くぅ……」

美希「静かにしてたらホントにお人形さんみたいなの。ふふ、つんつーん」

伊織「あぅ……むにゃ」

美希「滅多に見られないし、もうちょっとだけ眺めてるね」

伊織「すぅ、すぅ……」

美希「……ふふ、デコちゃん可愛いなあ」

伊織「み、き……んん、むにゃ」

美希「なーあーに?」

伊織「いつも、あ、りが……すぅ、すぅ……」

美希「デコちゃんって寝たふり、下手っぴだよねー。耳まで赤いし」

伊織「!? な、違!? さっきの、今の違くて、だからっ、寝言よ!! さっさと忘れなさーい!!」

美希「デコちゃん今日もうっさいの」

伊織「はあ!? はあー!?」

おわり





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