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P「ああ心配だ…」小鳥「心配ですね…」

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/18(火) 21:37:08.57 ID:dB6DEite0

律子(プロデューサー殿は、仕事はそれなりにできるんですがかなりの心配性です)

律子(小鳥さんもそれにつられて心配がるので、その都度こちらから声をかけて安心させてあげています)

律子「どうしたんですか?二人とも」

P「ああ、律子。実は明日の予定なんだが、どうしても俺の都合が合わせられなくってな」

小鳥「真美ちゃんが一人で現場入りしなきゃいけないんです」

律子「そりゃあプロデューサー殿は担当アイドルが多いですから、全員の予定に合わせてあげるのは難しいでしょうね」


3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/18(火) 21:41:02.76 ID:06K0YQf80

律子「でも、明日の真美の予定は…A局での撮影でしょ?真美だってそれくらい一人で行けますって」

P「いや、そうじゃない。迷わず行けるかな?とか、遅刻しないかな?とか、そういったレベルの低い心配じゃないんだ」

律子「発想が低レベルですみませんね。じゃあなんだっていうんですか?」

P「律子、竜宮小町の人気はやっぱりすごいよな」

律子「は?はあ、ありがとうございます…?」

小鳥「真美ちゃんも…いいえ、真美ちゃんだけじゃなくて他のみんなも最近はかなり有名になってきましたけど」

小鳥「やっぱり知名度では竜宮小町の3人が頭一つ抜け出てる感じですよね」

律子「それはまあ、確かにそうかもしれませんけど」


4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/18(火) 21:42:31.38 ID:06K0YQf80

P「そんな今、真美が一人で現場入りしたらどうなる!?」

律子「…?いえ、別にどうも…」

P「真美はみんなから亜美と間違われてしまうんじゃないだろうか…!?」

律子「いやそれはないでしょ」

P「『おっ、亜美ちゃん、こないだの収録お疲れ様!またよろしくね!』とか」

P「『亜美ちゃァん、新曲聞いたわよ。ステキだったわァ』とか」

律子(いちいち声色変えてくるのがなんか腹立つわね)

P「『亜美、お疲れ様なの!あふぅ』とか」

律子「その子は間違っちゃだめでしょ…ていうかそのモノマネ似てないから二度とやらないでください」


5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/18(火) 21:44:23.85 ID:06K0YQf80

P「そうやって間違われるうちに真美も『あれ?私は亜美だったっけ、真美だったっけ…?わかんないよ…』」

律子「ならないならない」

小鳥「真美ちゃん!あなたは真美ちゃんよ。クリィミーなマミちゃん!」

P「『…あみ……?まみ………?…………………あまみ?』」

小鳥「パンプルピンプルパムポップン!」

P「そうしてアイデンティティを喪失してしまった真美はサイドポニーテールにもチョンマゲにもダブルリボンにもなれず」

P「今、漕ぎ出すのだ。寄る辺なきモラトリアムの大海へと…」

小鳥「真美ちゃん、カムバァァァック!」

律子「…見たところ自分を見失ってるのはお二人のほうだと思うんですが」


7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/18(火) 21:46:26.88 ID:06K0YQf80

律子「だいたい、竜宮の前、交替で双海亜美やってたときだってそんなこと起こらなかったじゃないですか」

律子「それともプロデューサー殿は犬と呼ばれ続けたら『俺はプロデューサー?それとも犬…?』ってなっちゃうんですか?」

P「律子が笑ってくれるなら、俺は犬にでもなる!」

律子「黙れノラ犬……じゃなくて、もう、変なこと言わないでください!」

小鳥「今、完全に本音が漏れてましたね…」

律子「とにかく!真美は一人でも大丈夫です!おかしな心配しないで仕事してください」

P「そうか…?まあ律子がそう言うなら…大丈夫かな」

小鳥「一安心ですね!」


8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/18(火) 21:48:38.90 ID:06K0YQf80

………………………………………


P「これまた心配だ…」

小鳥「またもや心配ですね…」

律子(プロデューサー殿は、人は悪くないんですが度を超えた心配性です)

律子(小鳥さんも調子を合わせて心配がるので、仕方なくこちらから声をかけて安心させてあげています)

律子「どうしたんですか?二人とも」

P「律子!実はさっき貴音と響が一緒に帰ったんだが、なんと二人で肝試しに行くって言うんだ!」

小鳥「貴音ちゃん、オカルト関係はとっても苦手なはずなのに…」

律子「それは確かに、ちょっと心配ですね」


9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/18(火) 21:50:33.47 ID:06K0YQf80

P「肝試しになんて行ったら大変だぞ。いわくつきの場所に行って何か変なものを見て怖かった~なんて言うくらいならいいが」

P「大抵帰り道にいやー大したことなかったねなんて言いながら笑って話してでも一緒に行った誰か一人が妙に無口で」

P「後日その一人に連絡がつかなくなったと思ったらそいつが行方不明になったり自殺したりするんだよ。しかも死ぬ奴って」

P「だいたい『アイツがついてきた』みたいな意味深なメッセージを残してたりするんだよな。それから一緒に行った他の奴も」

P「一人また一人と連絡が途絶え、ついには『肝試しに行ってきたが、俺はもう限界かもしれない』みたいなスレ立てて」

律子「あの」

P「『実は俺も最近妙な影が見えるようになったんだ』なーんて言い出しちゃって、なぜか知り合いに住職だか霊能者がいて」


12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/18(火) 21:53:15.22 ID:06K0YQf80

P「自分とまだ生きてるもう一人でそこにお祓いに行ったら超怒られたりして、お祓いが終わるまで絶対戸を開けるなとか言われて」

律子「ちょっと」

P「仰々しい儀式する間二人だけで一晩お堂に閉じ込められたりして、お祓いが終わってめでたしめでたしかと思いきや」

P「最後の最後に良くわからないレス残したままレスが途絶えちゃって、『おい、>>1どこ行った』なんて言われるんだけど」

小鳥「ちょっと待ってくださいプロデューサーさん!」

P「どうしました音無さん?」

律子(こいつ…)


13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/18(火) 21:54:55.17 ID:06K0YQf80

小鳥「貴音ちゃんは確かに怖がりですけど、神秘的な雰囲気がありますよね。だから別のパターンも考えられると思うんです!」

P「ほほう、お伺いしましょう」

小鳥「肝試し以降、どうも体調が優れない。だからといって仕事を休むわけにもいかず、鈍る頭をなんとか起こして出勤する」

律子(なんか語り始めた…)

小鳥「視界の端に映る黒い影が気にかかる。ふと、妙なことに気が付く。いつも仕事で顔を合わせ、会話をしているはずの相手」

小鳥「その相手の顔がどうしても思い出せない。顔に影が差している。真っ黒な、影が…」


14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/18(火) 21:57:03.92 ID:06K0YQf80

小鳥「『破やぁ!』急に声が響いた。驚いて振り返ると、凛とした姿が目に入った。月(?)生まれで食欲の強いTさんだ」

小鳥「私の隣にいた影はその声に身を竦ませている。『お破ぁよう、四条くん』影の正体は社長のTさんだ」

小鳥「『おはようございます、社長、貴音さん。破ぁい、たーっち!いえい!』大家族で弟妹想いのTさんだ」

小鳥「やよいちゃんは天使。改めてそう思った」

P「なるほど!それなら安心です!」

小鳥「ですよね!」

律子「二人ともどんだけオカ板に入り浸ってるんですか…」

律子(ちなみに貴音の言う肝試しとは焼肉屋食べ放題でのレバー食べ比べだったそうです。それはそれで、店の方が心配ですが…)


16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/18(火) 21:59:14.60 ID:06K0YQf80

………………………………………


P「こっちも心配だ…」

小鳥「心配が留まることを知りませんね…」

律子(そこの男は、もういい加減にしろってほど心配性です)

律子(アラサーの女性も一緒になって騒ぐので、一応声はかけておきます)

律子「…今度はどうしたんですか?」

P「ああ律子、実は今、雪歩について小鳥さんと話してたんだが…」


17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/18(火) 22:01:20.45 ID:06K0YQf80

小鳥「雪歩ちゃんって、男性と犬が苦手じゃないですか」

P「苦手というよりもう恐怖の対象だよな」

律子「確かにあの怯えようを見ると、そんな感じですね」

P「で、外出したらその怖いものたちがいっぱい居るわけだ。犬はともかく男性と会わずに一日を終えることなんてそうそうない」

律子「引き籠ってでもいない限りは、そうでしょうね」

P「家に居ても安心はできないぞ。あいつら回覧板だとか配達だとか理由つけて、ドアを開けさせようとしてくるからな」

律子「それは男性に限らないと思いますが」


18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/18(火) 22:02:47.43 ID:06K0YQf80

P「そんな恐怖に囲まれた生活耐えられるか?雪歩からしたらいつでもどこでも百鬼夜行と遭遇してるようなもんだぞ」

律子「そういう風に言われると、うーん、そうかもしれないですね」

P「ちなみに俺は筋骨隆々の人が苦手だ。もしも世界中の人間がボディービルダー体型になったらもう生きていける自信がない」

律子「それは確かにぞっとしますが」

P「そんな中で雪歩は生きてるってことだぞ。恐ろしすぎる。今度『お前なんで生きていられるんだ』って聞いてみよう」

律子「絶対泣きますからやめてあげて下さい」

小鳥(ガチムチが怖いプロデューサーさん…妄想が捗るわ!)


20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/18(火) 22:04:51.31 ID:06K0YQf80

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……只今ぴよぴよ中……


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21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/18(火) 22:05:52.96 ID:06K0YQf80

小鳥(…で、『ガチムチ怖い』って言ったプロデューサーさんがガチムチ達に囲まれ、散々弄ばれて)

小鳥(最後に『ああ今度はネコが怖い』なんちてなんちてー///)ウフフフフフフフフフ

律子「私は小鳥さんのほうが心配になってきました」

P「奇遇だな。俺もだよ」


22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/18(火) 22:07:31.52 ID:06K0YQf80

………………………………………

P「めちゃんこ心配だ…」

小鳥「心配がそろそろゲシュタルト崩壊ですね…」

律子(あのメガネ野郎は、悪い人ではないようですが、心配性というかもはやアホです)

律子(緑のカラーひよこも悪乗りしてそれを煽るので、鬱陶しいです。もう放っておこうと思います)


23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/18(火) 22:09:01.89 ID:06K0YQf80

P「心配だなあ…」チラ

小鳥「心配ですねえ…」チラ

律子「………………」


P「ああー心配だ」チラリ

小鳥「うーん心配ですね」チラリ

律子「…………………」


P「心配だよなあ、うん。心配がノンストップ」チラチラ

小鳥「心配ですね、ええ。心配がトゥービーコンティニュード」チラチラ

律子「……………………」


24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/18(火) 22:10:27.84 ID:06K0YQf80

P「……………………」チラ

小鳥「……………………」チラ

律子「……………………」


P「………………」ヒソヒソ

小鳥「………………」コクリ

律子「……………………」


P、小鳥「「………」」セーノ

P、小鳥「「心配だァァァーーーーー!」」

律子「仕事しろおおおおおォ!!」


短いけどおしまい


27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/18(火) 22:14:03.32 ID:06K0YQf80

読んでくれた人、支援してくれた人、ありがとうございますー。





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