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貴音「三つ巴の戦い、ですか」

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 19:02:58.30 ID:zwr4JJN/0

響「貴音、なにやってるの?」

貴音「食事も終わったので、休んでいるだけですよ」

響「ふーん ねー、暇だったら少し話さないか?」

貴音「構いませんよ …どうかしましたか?」

響「話したいのは友達について だぞ」

貴音「深みのある話題ですね …良いでしょう」

美希「あふぅ 貴音、ソファー貸してほしいの…」

貴音「おや しかし今は退くわけにはいきません どうぞ私の膝枕で」

美希「いいの? わーいなの!」

響「ぐぬぬ…(美希ィ…)」


3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 19:07:43.22 ID:zwr4JJN/0

貴音「して、響? 友人について何を話したいのです?」

響「え、えっとね 自分に友達がいないって噂が流れててさ…」

美希「うわさ?」

響「美希には言ってないぞっ!」

貴音「ふむ… 友人がいない、ですか 響は孤高な存在なのですね」

美希「貴音に孤高って言われてもむなしいだけだと思うの…」

響「ぐぬぬ… 2人とも真面目に聞いてよ!」

美希「2人ともってことは美希も聞いてていいんだ 寝ながら聞いてるね」

貴音「美希、あまり揚げ足を取るのは良くありませんよ」

美希「貴音、最近よくここで話してるよね 決まりかなにか?」

貴音「いいえ…もちろん」

美希「?」

貴音「余興ですよ」

響「た、貴音!酷いぞっ!」


5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 19:11:00.95 ID:zwr4JJN/0

貴音「では身近な私たちの考えから確認して参りましょう…」

響「う…」
響(これで貴音と美希に友達じゃないって言われたらきっと立ち直れないぞ…)

美希「美希は友達だと思ってるよー? 765プロのメンバーはみんな友達なの」

響「み、美希ぃ… よかった…良かったぞぉ…」ウルウル

美希「ええ… これで泣いちゃうって結構参ってたんだ… からかってごめんね」

響「う、ううん!いいんだぞ!」

貴音「ふむ…」

響「…貴音は…? ね、ねえ!貴音は!?貴音はどうなの!ねえ!」

貴音「ふむ…」

響「たかねぇ…」ウルウル

貴音「……ふむ…」

美希(タメすぎなの)


6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 19:14:28.19 ID:zwr4JJN/0

貴音「ふふ、響… こちらへ」

響「…?」ウルウル

貴音「響は 私を友人だと思っていなかったのですか?」

響「た、貴音は…友達だぞ! ううん、親友だ!」

貴音「そうですか… 私も親しい友人だと思っていますよ」ニコッ

響「たかねぇ!!」ブワッ

貴音「鼻水を拭きなさい、可愛い顔が台無しです」

美希「スキル・王女の笑顔なの」

貴音「?」

美希「ねー、ほかのみんなはどう思ってるか気にならない?」

響「え… そ、それは…なるけど…」


7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 19:19:52.11 ID:zwr4JJN/0

貴音「それは、私の得意分野ですよ」

美希「得意分野…なの…?」

貴音「まずは雪歩、ですか」

響「えっ?」

貴音「「響ちゃん? わ、私は友達だと思ってるよ…?」」

響「おぉ!雪歩みたいだぞ! そして嬉しいぞ!」

美希「えっ… すごいの… 貴音ってこんなに演技力あったんだ…」

貴音「「ご、ごめんね 私なんかに友達だと思われたら迷惑だよね!」」

響「そ、そんなことないぞ雪歩! 自分うれしいから!」

貴音「と、雪歩の返答はこんなところでしょうね」

美希「いつも昼休みにハニーとこんなことしてたんだ… いってくれればモノマネくらい美希もできるのに!」

貴音「いいえ、そんなに何度もやってはいませんよ」

響「へへ… 雪歩も友達かぁ、えへへ」


10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 19:25:55.89 ID:zwr4JJN/0

美希「雪歩って、普通に可愛いよね」

貴音「その気持ち わかります」

響「目立ってないけど、ファンは多そうだぞ」

貴音「響、雪歩とて目立つときはあるのですよ …あの演劇を見ずに評価するのは浅はかです」キッ

響「ご、ごめん…」

美希「あっ 友達なのかどうかって話だよね?」

貴音「忘れていました 響、どなたからの気持ちを聞きたいですか?」

響「うーん 全員聞きたいけど… 2人以外で一緒によく行動するのは真だから、真かな」


12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 19:29:36.38 ID:zwr4JJN/0

貴音「ふむ…真、ですか」

美希「…」ドキドキ

貴音「「え、友達…? 何言ってるの響」」

響「えっ」ビクッ

貴音「「あれだけ一緒に行動しといて、友達じゃないなんて言われたら僕が泣けてきちゃうよ なんてね!」」ニコッ

響「ま、まことぉー!」ブワッ

美希「真くんの顔が脳裏に浮かぶの ていうか響さっきから泣きすぎ!」

響「だってぇ… 今のところ4人中4人友達だって言ってくれたよぉ…」

美希(そのうち半分は貴音の演技なの…)


13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 19:33:26.21 ID:zwr4JJN/0

貴音「真のさわやかさは、誠に… そう、まこまこしいです」

響「ま、真は誠まこまこしい!?」

貴音「ええ あの爽やかさ、しなやかさ、そして格好の良さ どう考えても…誠まこまこしいですよ」

美希「真くんは誠まこまこしい! それ面白いの! 流行らせるね!」

貴音「ありがとうございます」

美希「でも真くんって本当に美しいイケメンだよね」

響「ま、まぁ 自分でもたまにかっこいいって思うときはあるさ…」

貴音「天性のものですからね 真本人は嫌がっていますが 勿体ないまこまこしさです」

美希「貴音が一番気に入ってるの…」


14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 19:38:21.59 ID:zwr4JJN/0

貴音「このあたりで千早、ですか」

美希「千早さんのモノマネ! 超見たいの!」

貴音「「…えっ、友達ですか…? その…我那覇さんと?」」

響「ち、千早は自分のこと嫌いなのかぁ…?」

貴音「「いえ、別に嫌だってわけじゃないですけど… なんか恥ずかしいです 友達って言いあうのは…」」

美希(なかなか言わない感じも似てるの)

貴音「「でも、えっと 仲間だとは思っていますよ 仕事場でお互いを助け合える、いい仲間だと」」

響「ちはやぁー!」ブワッ

美希「仲間でもいいんだ? 友達とは違う気がするけど…」

貴音「立場的には友人よりも仲間のほうが上でしょう …おそらく」


15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 19:41:11.99 ID:zwr4JJN/0

美希「千早さんと言えば この前、千早さんが落とした手帳みちゃったんだけど…」

貴音「美希 人のぷらいぺいとを詮索するのはよくありませんよ」

美希「わ、悪気はなかったの… たまたま開いてて… そのページがね」

響「ちょっと気になるぞ 千早の手帳…」

美希「千早さんがメンバー全員にあだ名つけてた… しかも小さく「こう呼びたい」って」

貴音「なんというぎゃっぷでしょう! そこに惹かれるものがあります」

響「そ、それで? 自分たちのあだ名ってどうだった?」

美希「うーん… ううん、それはノーコメントにしておくの…」

貴音「よほど酷かったのでしょうね」

美希「はっきり言っちゃダメ、なの」

響「きになるぞ…」


17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 19:46:49.83 ID:zwr4JJN/0

貴音「ふむ 春香、ですか」

美希「春香は普通に友達っていいそうなの いい子だし」

響「春香のは安心して聞いてられそうだぞっ」

貴音「結果が出ているようなので飛ばしますか」

響「あーっ!ちゃんと聞きたいぞ!」

貴音「「そんなの決まってるよ!友達、だよ!?」」

響「はるかぁ」ブワッ

貴音「「何でもできる響に、私結構憧れてたんだぁ それで今は友達にもなってる こんなにうれしいことってないよ?」」

響「春香いい子すぎて本気で泣けるぞぉ」ブワァッ

美希「うん、予想通りの返事なの」

貴音「そう普通だといわれると、演じていても悲しいものがあるのですが…」

美希「ごめんなさいなの…」


21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 19:51:30.91 ID:zwr4JJN/0

美希「あ、そういえば千早さんがつけてたあだ名のね」

響「あれ…春香の話はしないの…?」

貴音「美希 それは春香が気の毒ですよ」

美希「ううん 響のあだ名だけ教えてあげようと思って… 聞けば千早さんがどれだけ響と仲良くしたいかわかるの」

響「…た、たしかに そういう意味では気になるぞ」

美希「1回しか言わないの、ちゃんと聞いてね」

響「……」ゴクリ

美希「ガナパッピー」

響「…!」

貴音「…次に参りましょう 春香、申し訳ありません」


30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 20:15:45.50 ID:zwr4JJN/0

貴音「なるほど やよい、ですか」

響「やよいはあまり話したりしないから不安になってきたぞ…」

貴音「「えぇーっ、響さんですかぁー?そうですねぇ…」」

響「うわーっ やだ聞きたくない!」

貴音「「友達っていうより、お姉ちゃんって感じかなーって…」」

響「構わないぞぉ! ねえねになってあげるよぉ、やよいぃー!」ブワッ

美希「もうなんでも泣いちゃう感じなの」

貴音「そうですね… 敢えて少しずつズラし始めてみているのですが 気づかないようです」

美希「そこまで計算してたんだ… ほんとはどこかで録画してるとか」キョロキョロ

貴音「…美希? 言ったはずですよ…」

美希「えっ…」

貴音「ただの余興だと」

美希「さすが貴音のお昼休みなの」


31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 20:22:29.95 ID:zwr4JJN/0

貴音「やよいはこう、抱きしめたくなるものがありますね」

美希「あーうん 小さいもんね」

貴音「こう、衝突する限界まで顔を近づけ… ぎりぎりのところであの髪をもふもふしつつ… 抱きしめるのです!」ガシッ

響「のわっ じ、自分を抱きしめてどうするの貴音!///」

貴音「おや つい想像と同時に体が動いていました…」

響「まったく、自分やよいと7cmくらいしか変わらないんだから小さいって言われると少し落ち込むぞっ」

貴音「響 許してください」シュン

響「あ、あっ!そんなに落ち込んでないぞ!」アタフタ

美希「さっきの…獲物の前で急加速する深海魚みたいだったの」

貴音「…もう少し良い喩だと、心から喜べたのですが」


33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 20:30:29.03 ID:zwr4JJN/0

貴音「真美、亜美、ですか…」

響「両方やるの…?」

貴音「「いえ→い!ひびきん、どしたのー?」」

貴音「「な→んか、暗いよぉ?」」

美希「さすがにどっちがどっちかわからないの」

響「フッ… 甘いんだぞ美希 先が真美 後が亜美だ!」ドヤッ

貴音「「逆だよひびきん!しっかりしてよ→」」

貴音「「ひびきん… 覚えてくれてると思ってたのに…」」

響「わぁっ!ご、ごめんよぉ 許してほしいぞ…」

貴音「まぁ……とくにどちらが真美、亜美とは決めていなかったのですが」

美希「意地悪なの」


37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 20:33:51.30 ID:zwr4JJN/0

貴音「「な→んてねっ ひびきんは真美たちの友達だよ!」」

貴音「「うんうん! 亜美たちは友達にしかあだ名とかつけないよ!」」

響「ま、まみ あみぃ…」ブワッ

美希「なかなか耐性がつかないの…」

貴音「可愛いので良しとしましょう」

美希「貴音、さっきから誰でも可愛い可愛いって言ってるの」

貴音「…? …あぁ 美希も可愛いですよ」ニコッ

美希「そ、そういう意味じゃないの…」アセアセ


41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 20:42:35.16 ID:zwr4JJN/0

貴音「次はあずさ、ですか」

響「うぐぐ あずささんは…友達って思ってくれてるのかな…」

貴音「「あらー、どうしたの響ちゃん? なんだかすごく落ち込んでるみたいだけど…」」

響「ほっとする…あんまーみたいだぞ…」

貴音「「友達? あらあら、私でよければー」」ニコニコ

響「あずささぁん」ブワッ

貴音「ふむ あんまぁとは…?」

響「あ、えっと お母さんのことだぞ」

美希「なんか怪しい物に聞こえたの」

貴音「あんまぁ、ですか…」


42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 20:48:14.39 ID:zwr4JJN/0

美希「あずさは91で有名なの」

貴音「91…? はて、なんの数値でしょうか」

響「あ、胸だぞ…」

美希「響あたりー」

貴音「ふむ 確かに、あずさはぐらまぁですね」

美希「貴音もそんなに変わらないと思うの…」

貴音「ふふ ふぇありぃは、平均値が高いと耳にしますよ」

響「自分が平均さげちゃってるのかな…」

美希「美希、86なの」ドヤッ

響「自分たしか、こないだ調べて83だったぞ…」

美希「あれ…? あんまり変わんないの」シュン

貴音「確か私は… 90と言われたような あまり覚えていませんが」

美希「ドヤ顔はずかしいの 次いこうなの」

響「貴音すごいぞー」


45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 20:53:58.03 ID:zwr4JJN/0

貴音「次は伊織、ですか」

美希「でこちゃんと響もあんまり話す組み合わせじゃないね」

響「うん…また不安だぞ…」

貴音「「友達…? な、なにいってるのよあんた 面と向かって友達なんて恥ずかしくないの?」」

響「友達…全然恥ずかしくない あれはいいものだぞ」

美希(響が冷静…ていうか何か悟った感じなの)

貴音「「ふ、ふんだ 別に響がどうしてもって言うならこの伊織ちゃんと友達ってことにしてあげるわ」」

響「許可とらなくちゃいけないのか…? そんな友達いらないぞ!」

貴音「おや、なにか悪かったでしょうか…?」

美希「ううん 普通に似てたよ 響が気に入らなかっただけだと思うな?」

響「た、貴音!そこでマネやめちゃったら友達じゃないまま終わりだぞ!」アセアセ

貴音「まだ続いていたのですか これは失礼しました」


47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 20:59:18.48 ID:zwr4JJN/0

貴音「「じょ、冗談よ いいわ 友達になってあげる」」

響「うん 仲良くしような」

美希「気のせいかな… 台詞が棒なの」

響「えっ だって途中で止められちゃったからドッとくるものがなくなったぞ…」

貴音「すみません」

美希「ううん、でこちゃんは素直じゃないのが可愛いの うまく再現してたと思うな?」

貴音「そうですか ありがとうございます」

響「…あ、なーんだ! 自分みんなと友達だったぞ! 心配して損したかな えへへ」

美希「まだ律子…さんやってないの」

貴音「そうでしたね」


49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 21:02:48.37 ID:zwr4JJN/0

貴音「律子嬢、ですか」

響「あんまり歳変わらないけど なんか友達とは言いにくいぞ…」

貴音「「響ー? 一応私今はプロデューサーなんだから…友達とかやめなさい」」

響「それでも律子も友達がいいぞ 仲良くしたいぞ」

貴音「「…まったく いいわよ、友達っぽいこととかあんまりできないと思うけど」」

美希「律子…さんっぽいかったの 貴音すごいの 全員のマネできるなんて…」

貴音「「貴音、やればできるの 頑張りたくないから頑張らないだけ、なの」」

響「す、すごいぞ…」


51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 21:05:20.38 ID:zwr4JJN/0

貴音「律子嬢は、スーツがよく似合うと思います ええ」

美希「それはわかるかも アイドル衣装も可愛いけど、スーツでこそ律子…さんの良さって出てるよね」

響「うん スーツじゃない律子は律子じゃないぞ」

美希「そ、そこまで言わないの…」

貴音「おや 小鳥嬢 また聞き耳を立てていましたか」

小鳥「ぎくっ」

美希「ぎくっ って言う人久しぶりに見たの」

響「何人か見てきたような言い方だぞ…」


52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/05/17(木) 21:09:40.63 ID:zwr4JJN/0

貴音「小鳥嬢、ですか」

小鳥「えっ あたしもやるの…?」

美希「友達っていうには無理がある気がするの…」

小鳥「…」ニコ

美希「ごめんなさいなの」

貴音「「響ちゃーん!仲良くしようよ キャピ」」

小鳥「ってストップ! あたしそんなこと言いませんから!」

美希「ぷっ…あはは! いきなり似てないのズルい!あははははは!」

小鳥「もう、ちょっと期待して損した気分… 貴音ちゃん 今度はちゃんとやってね」ニコ

貴音「し、失礼しました なんという気迫」

小鳥「それは言わなくていいから」

響「ぴよ子は毎回ネタにされてかわいそうだぞ… 自分が友達になってあげるから…」

小鳥「立場逆転してません…?」

貴音「…面妖な昼休みでした」

おわり





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