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小鳥「今日という日のはなむけに」

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/18(火) 19:04:54.06 ID:ceXEoYpH0

P「ふぅ、やっと今日の業務終了」

小鳥「疲れましたねー」

P「ええ、でもいつもよりは早めですね、まだ日も沈みきってないですし」

律子「いつもこれくらいで済めばいいんですけどね」

P「ははは、そうだな、でも、仕事が忙しいのはありがたいことだ」

小鳥「あ、プロデューサーさん!もしよかったら今日も飲みに行きませんか?」

P「えぇ!?またですか!?」


2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/18(火) 19:06:57.27 ID:ceXEoYpH0

小鳥「いいじゃないですかー、せっかくの早上がりですし」

P「せっかくの早上がりって…遅番の時も飲みに行った事あるような…」

小鳥「あ、あれ?そうでしたっけ?あはは」

律子「もう、小鳥さん、あんまりプロデューサー殿を連れ回しちゃダメですよ?明日も仕事はあるんですから、二人共二日酔いなんてシャレにならないですし」

小鳥「うぅ、ごめんなさい…」

P「いや、いいですよ、飲みに行きましょうか、音無さん」

小鳥「本当ですか!?」パァァ


3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/18(火) 19:09:00.33 ID:ceXEoYpH0

律子「プロデューサーも、小鳥さんに甘いんだから」ヤレヤレ

P「いいじゃないか、ほら、今流行りの飲み二ケーション…?ってやつだよ」

P「それに俺は節度もわきまえてるつもりだよ、仕事に支障を出したりしないさ」

小鳥「そうだそうだー!」

律子「小鳥さんはこの前二日酔いでダウンしてませんでしたか?」

小鳥「ぴよ…」

律子「まぁ別に飲みに行くのを止める権限は私にはないですからね、プロデューサー殿!飲み過ぎないようにしっかり監督頼みますよ!」

P「ああ、任せとけって」

P「じゃあ行きましょうか、音無さん」

小鳥「はい♪」


5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/18(火) 19:13:24.87 ID:ceXEoYpH0

居酒屋
ワイワイガヤガヤ

P「いつもどおり、生でいいですか?」

小鳥「はい!」

P「すいませーん!生中二つー!」

店員「はい、よろこんでー!!」

小鳥「やっぱり居酒屋の雰囲気はいいですねー」

P「雰囲気、ですか?」

小鳥「疲れた企業戦士たちが明日を生き抜くために英気を養っているこの感じなんとも…若々しさはないけど、活力を感じちゃいます」

P「あ、それなんとなく分かるかも」

店員「はい!生中二つお待ちー!!」

P「あ、どうも」


6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/18(火) 19:23:15.11 ID:ceXEoYpH0

小鳥「それじゃあ」

P「ええ」

P・小鳥「かんぱーい!!」

小鳥「んっ…っ…んくっ…ぷはぁー!おいしいー!!」

P「相変わらずいい飲みっぷりですね」

小鳥「せっかくのはなむけなのに、ちびちび飲んでたら景気が悪いじゃないですかー」

P「はなむけ…?」


8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/18(火) 19:33:35.01 ID:ceXEoYpH0

小鳥「ええ!今日という日に対する感謝とも言います」

P「興味深いですね、詳しく聞かせてください」

小鳥「そんな大層なことじゃないんですけどね」

小鳥「もう少ししたら、『今日』という日は『昨日』という過去に変わるわけですよ」

P「はい、そうですね」

小鳥「でも、私たちはいつまでも昨日という過去にしがみついている訳にはいきません、しっかりと『今日』を生きなきゃいけません」

P「ふむ」


10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/18(火) 19:44:45.42 ID:ceXEoYpH0

小鳥「だからですね…去って行く今日という日のはなむけに、せめて景気よく、元気に、できれば大切な人と…」

小鳥「うーん、うまく言えませんが…楽しく今日を送り出そうじゃないかという、私なりの感謝というか、儀式というか、そんな感じですかね」

P「…ふふっ」

小鳥「な!?なんで笑うんですか!?結構恥ずかしいんですからね!!」

P「いえ、音無さんって結構詩人なんですね、意外です」

小鳥「もう…///」

P「じゃあ俺も」グイッ

P「ゴクッ…ゴクッ、ゴクッ…ぷはぁ!あんまりこう言う飲み方はした事ないんですけど、結構いいもんですね」

小鳥「プロデューサーさん…」

P「さぁ、じゃんじゃん飲みましょう!おつまみもなにか頼みましょうか」

小鳥「はい!」


14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/18(火) 19:53:55.22 ID:ceXEoYpH0

小鳥「やっぱりビールには枝豆ですねぇ」モグモグ

P「焼き鳥もなかなかいけますよ」モグモグ

小鳥「いいなぁ、私も食べたいー」

P「焼き鳥盛り合わせ、もうひとつ頼みましょうか?」

小鳥「いいですよー、そんなにたくさんは食べませんし」

小鳥「プロデューサーさんの今食べてるやつちょっとくださいよ」


17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/18(火) 20:07:23.59 ID:ceXEoYpH0

P「え?でもこれは食べかけですし…」

小鳥「いーいーんーでーすー!私は軟骨が食べたい気分なんですー!」

P「もう、わかりましたよ」

小鳥「あーん♪」

P「あーんって…何してるんですか」

小鳥「プロデューサーさん、食べさせてください♪」


21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/18(火) 20:18:12.91 ID:ceXEoYpH0

P「ちょっ、小鳥さん、酔ってるんですか!?顔も少し赤いですし」

小鳥「プロデューサーさんこそ、ちょっと酔ってますね?」

P「え?」

小鳥「プロデューサーさんって、酔うと私のこと名前で呼びますよね、小鳥さんって、いつもは音無さんなのに」

P「えぇ!?」

小鳥「やっぱり気づいてなかったんですね」クスクス

P「ほ、本当ですか!?すみません!」

小鳥「いいんですよー、いつも名前で呼んでくれても」

P「うぅ、お恥ずかしい」

小鳥「それより早く、あーん」

P「えぇい、もうやけくそだ!はい!あーん」

小鳥「うーん、おいひぃ♪」モグモグ

こうして夜は更け


24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/18(火) 20:30:21.89 ID:ceXEoYpH0

店員「ありがとうございましたー!!」

小鳥「うぅー、ちょっと飲み過ぎちゃったかなー」フラフラ

P「しまった、律子にしっかり監督しろと言われていたのに……」

小鳥「もうフラフラですよー」

P「うわっ!大丈夫ですか!?」

小鳥「ちょっとダメかも…」

P「仕方ないですね…ほら、おぶさってください、タクシー乗場までそんなに距離もありませんから」

小鳥「しーましぇーん」


27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/18(火) 20:42:45.77 ID:ceXEoYpH0

小鳥「……」スゥスゥ

P「早っ!もう寝ちゃったよ、全くこの人は…」

P「……ふふ、まぁいいか、これはこれで可愛いし…」

小鳥「ん…」ピクッ

P「!?」

小鳥「ぅん…」スゥスゥ

P「起きちゃいないよな…?」


28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/18(火) 20:52:31.11 ID:ceXEoYpH0

P(……それにしても)

だからですね…去って行く今日という日のはなむけに、せめて景気よく、元気に、できれば大切な人と…
うーん、うまく言えませんが…楽しく今日を送り出そうじゃないかという、私なりの感謝というか、儀式というか、そんな感じですかね

P「大切な人…かぁ…」

P「まぁ、仕事仲間だしな、そう言う意味で言ったんだろうけど」

P「いつか、なれたら良いよなぁ…小鳥さんの大切な人…」

P「小鳥さん…また飲みに行きましょうね」


30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/18(火) 21:02:13.74 ID:ceXEoYpH0

小鳥(…実はちょっぴり意識があったんですが…)

小鳥(えぇ!?なにこれ!?聞き間違いじゃないわよね!?プロデューサーさんが私の…!?えっ!?)

小鳥(明日からどんな顔して会えばいいのよー!)

P「音無さん?タクシー乗り場つきましたよー?」

小鳥「ひゃい!!」

P「うわ、びっくりした!…すみません、驚かせちゃいましたか?」

小鳥「い、いえ…こちらこそすみません」

P「ほら、乗ってください」

小鳥「は、はい」

P「一人で帰れますか?」

小鳥「だ、大丈夫です!すみません、運転手さん!○○までお願いします!!」

運転手「はい」

P「じゃあ音無さん、おやすみなさい」

小鳥「お、おやすみなさい」


31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/18(火) 21:11:48.61 ID:ceXEoYpH0

次の日
小鳥「うぅ、頭が痛い…」

律子「もう!だからあれほど飲みすぎには注意しろっていったのに!」

小鳥「すみませぇん……」

律子「薬とお水…ここに置いておきますからね?」

小鳥「ありがと、律子ちゃん」

小鳥(もう、プロデューサーさんが変なこと言うから、昨日はあんまり眠れなかった…)

ガチャ
小鳥「!」


35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/18(火) 21:22:50.75 ID:ceXEoYpH0

P「おはようございまーっす!」

律子「プロデューサー殿~?」ゴゴゴゴ

P「おっしゃりたいことは存じております、心の底からすんません」

P「小鳥さんも、昨日はすみません、キリのいいところでお開きにすればよかったんですけど」

小鳥「そんな、プロデューサーさんのせいじゃ……って、え?」

小鳥「今、小鳥さんって」

P「さぁ、今日も張り切って仕事するかー!」

小鳥「ちょっ、ちょっとプロデューサーさん!?今、私の事名前で呼びましたよね!?」

律子「何よ、元気じゃない」

おしまい





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