TOP > 咲-Saki- > 咲「どうして私の胸は成長しないんだろう…」

咲「どうして私の胸は成長しないんだろう…」

2018/07/28 00:01 | 咲-Saki- | コメント(0)
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/25(金) 19:57:12.72 ID:ptXAZSBU0

和「……」

優希「……」

和「さ、咲さん。女の魅力は胸なんかで決まりませんよ!」

優希「のどちゃんが言ってもあんまり説得力ないじぇ…」

咲「やっぱりそうだよね…」


11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/25(金) 19:59:55.22 ID:ptXAZSBU0

優希「そういえば咲ちゃんは、筋肉をつける方法を知ってるか?」

咲「どうするの?」

優希「まずはいったん脂肪を付けてからトレーニングするらしい」

咲「へぇ」

優希「というわけで、まずは体重を増やしてから胸を大きくするマッサージとかやってみたらいいとおもうじょ?」

咲「体重かあ…」


14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/25(金) 20:02:12.90 ID:ptXAZSBU0

咲父「どうした咲、今日はやけに食うな」

咲「う、うん」

咲父「まぁダイエットなんかして体壊すよりはよっぽど健康的でいいけど」

咲「そうだね」

咲父「照の奴もよく食べる子だったが…おっと」

咲「そうだね……よくお菓子食べてたよね」

咲父「ああ」

咲「ごちそうさま」カチャン


20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/25(金) 20:05:09.48 ID:ptXAZSBU0

咲「けふ」

咲「あ、体重計ってみよう」

咲「47か…1キロ増えたね」

咲「でも、食べたものが全部脂肪に変わるわけないし」

咲「明日からももうちょっと頑張ろう」


24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/25(金) 20:07:48.70 ID:ptXAZSBU0

咲「京ちゃん!学食いこ!」

京太郎「お、おう…」

京太郎「咲、お前弁当はどうした?」

咲「うちに大きなお弁当箱ないから…だから学食」

京太郎「まぁいいけど」


咲「『漢の大満足セット』ください!」

京太郎「おい咲、そんなに食えるのか?」

咲「どうにか食べるよ!」


26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/25(金) 20:10:22.71 ID:ptXAZSBU0

咲「うぐぐぐぐぐ……」プルプル

京太郎「言わんこっちゃない、あとは俺が食べてやるから」

咲「面目ない…」

京太郎「楽な姿勢にしてろ、んで次の体育は休め」

咲「ありがとう、だから京ちゃんただのうどんしか頼まなかったんだね」

京太郎「食えないのは咲が嶺上でツモるよりも明らかだったからな」

咲「もう…」


28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/25(金) 20:13:24.87 ID:ptXAZSBU0

久「へー、逆ダイエットをね」

和「ダイエットは本来『食事』という意味ですから、ダイエットのままで正解です」

和「だいたいなぜいわゆるダイエットと呼ばれる不健康極まりない行為が存在するのでしょうか」

優希「全ての女性がのどちゃんみたいに食べたものが全部胸に行ってたら世話ないじょ」モミモミ

和「もう!ゆーき!」

咲「たぶんちょっとは体重増えたと思うんだけど…」


30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/25(金) 20:15:47.21 ID:ptXAZSBU0

久「見た目は全く変わりないわね」

優希「ダメ押しでこのタコス食うか?」

咲「うん、ありがと」モグモグ

京太郎「これから毎日漢の満足セットの残りを食わせられるなんてのはやめてくれよなー」

咲「きょ、今日大きなお弁当箱買うよ!」

和「ぜ、ぜひお供します!」

和(咲さんとお揃いのお弁当箱…!)


33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/25(金) 20:18:45.02 ID:ptXAZSBU0

一か月後

久「さて、今日は咲が体重計るんだっけ?」

和「はい」

咲「じゃあ行きますね」


ギッ……カラカラ…カタン

46

咲「ど、どうして変わってないの~!?」

和「わ、私は1キロ増えてました」

和(あのお弁当箱にしてしまったせいでしょうか?)


36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/25(金) 20:21:48.93 ID:ptXAZSBU0

優希「のどちゃんはその1キロぶんおっぱいがまた大きくなってるじぇ」モミモミ

和「やめてください」

咲「そ、そんな……」ガーン

優希「まず脂肪を付ける段階から挫折するなんて…運命は残酷だじょ」

久「うーん…さすがにありえないわね」

久「ここ1カ月の咲の食生活から見て…体重が全く増えないわけがない」

咲「そうですよね…」

優希「そういえば咲ちゃん…ちょっと髪の毛が大きくなってる気がするじょ」


40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/25(金) 20:24:42.57 ID:ptXAZSBU0

咲「髪の毛が大きくなるって何?美容院にはこの間いったばかりだよ」

優希「いや、伸びるんじゃなくて…具体的にはツノのところが」

咲「ツノ?」

「あらあら、ごめんなさいね」

優希「じょ?のどちゃんなんか言ったか?」

和「いいえ、なにも」

「ここよ、ここ」

和「わたしにも聞こえました…誰ですか?」

∠「咲ちゃんの髪のところよ!」

優希「さ、咲ちゃんのツノが喋ったじぇ!」


45: >>39もちろんタコスの冗談ですよ 胸一キロってかなりやばいと思う 2013/01/25(金) 20:29:11.89 ID:ptXAZSBU0

∠「ごめんなさい……わたしたちは人の髪に寄生する生命体」

∠「あなたがここしばらくで得た余分なエネルギーは私が使わせてもらったの」

咲「そ、そうだったんだ」

優希「咲ちゃんおどろかなすぎだじぇ!よく考えるとかなりヤバいやつだじょそいつ」

和「ということは…お姉さんも?」

∠「ええ、彼女についたほうは彼女がモノをよく食べるからすぐに覚醒したみたいだけど」

咲「わたしは食が細いから今までただの髪だったってこと?」

∠「そうなるわね」


48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/25(金) 20:34:27.32 ID:ptXAZSBU0

∠「小さいころはあまりこんなふうに尖ってなかったでしょう?」

咲「そういえば…」

優希「寄生生命体…しかも、そんな頭に近いところに」

優希「咲ちゃん!はやくそいつをぶった切らないと意識を乗っ取られちゃうじょ!」

∠「ま、待って!私たちはそんなことはしないわ」

咲「だってさ」

∠「ただ人の体につく余分な脂肪をエネルギーとしてもらって生きているだけよ」

∠「某国では、秘密裏に肥満改善の美容手術としても使われてるのよ!」


53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/25(金) 20:39:42.83 ID:ptXAZSBU0

和「ゆーきは映画とかに影響されやすすぎです」

優希「じょ!?のどちゃんいつもの『そんなオカルトありえません』はどうしたんだじぇ?」

和「実際にここにいて会話してる以上、これは現実です」

久「まさかそんなのがいたなんてねぇ…」

∠「私たちの種族はあまり繁殖力が強くなく、番となれる確率は少ないので…前に照さんについたほうは私の成長を待って二人で旅立とうといってくれました」

咲「ってことは前にお姉ちゃんにあった時何も言ってくれなかったのは」

∠「ええ。私がまだ成長しきっていなかったから。照さんは中学生のあなたに事情を話すのを避けたのね」

∠「中学生の多感な時期に寄生生物がついているなんて知ったらどうなるかわからないから」


56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/25(金) 20:44:14.60 ID:ptXAZSBU0

咲「わ、私の悩みの原因がこの髪の毛だったなんて…」

和「髪は一生の友達とも言いますからね…悩みの原因になることも多いのはうなづけます」

∠「安心してください!もう私が成長しきりましたから、お姉さんと会うことがあれば出て行ってそれでおしまいです」

咲「ふーん、じゃああとはインハイまでの付き合いってわけだね」

和「そうなると、ツノさんじゃあれですし名前を付けなきゃいけませんね」

優希「名前!?」

咲「あ、いいねいいね!」

優希「部長~、おかしいのは私なのか~?」

久「よしよし」


57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/25(金) 20:47:26.24 ID:ptXAZSBU0

和「せっかくなので、嶺上の百合からとって『リリー』というのはどうでしょう」

咲「ツノさんは女の子なんだよね?」

∠「そうね…生物学上は雌に分類されると思うわ」

咲「じゃ、リリーで決定だね!」




そうして、咲とリリーの共同生活が始まった。


59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/25(金) 20:51:03.26 ID:ptXAZSBU0

―――――白糸台部室


照「どう、ダニーおいしい?」

ダニーと呼ばれた∠「ああ。照は本当にお菓子が好きだな」

照「まあこれが唯一の楽しみみたいなものだから」

ダニー「そうか。照は暇さえあればお菓子食べながら本を読んでいるからな」

照「ふふ…たまにはダニーとお話もするじゃない」

ダニー「そうだな。私も照と話をするのは楽しい」


ガチャ

照「!」


61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/25(金) 20:53:59.77 ID:ptXAZSBU0

菫「なんだ、来てたのか」

菫「また一人でお菓子をこんなに…」

照「トリートメントだよ。髪の」

菫「は?」

照「お手入れ、という意味で言ったんだけど。なんか変?」

菫「い、いや…」

菫(なぜお菓子を食べることが髪のお手入れになるのかはわからんが…)

菫(まぁ栄養を取ることは髪にいいかもな。酢昆布の袋もあるみたいだし)


62: >>60ただ一番最初に思い浮かんだ男性っぽい名前 2013/01/25(金) 21:00:01.82 ID:ptXAZSBU0

淡「テルーこんにちわー」ガチャ

照「ああ。ケビンは元気か?」

淡「めっちゃ元気だよー」ウネウネ

淡「ダニーも元気そうだねー」

菫(外国人?なんかよくわからん友人がいるんだな)


64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/25(金) 21:03:28.69 ID:ptXAZSBU0

淡「今年こそお互いいいガールフレンドが見つかるといいね~」

照「ああ。でもダニーには将来を約束した彼女がいるから」

照「(咲が)成長期だし、もうそろそろいい感じに成長すると思うんだが…」

淡「へー。なんだかロマンチックだねー」

照「ああ。なんてったって(宿主が)実の妹だからな」

菫「!!!!!!!?」

菫「おいおい!そんなの許されないだろう!」


66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/25(金) 21:09:28.17 ID:ptXAZSBU0

菫「外国人の友人がいるのはいいが、将来を約束した彼女が成長期真っ只中の実の妹だぁ!?」

菫「そんなたわけた奴と親交を持つのは止めろ!というか許さんぞ!」

照「菫…落ち着いて」

淡「そうだよ菫先輩」

菫「これが落ち着いていられるか!」

照「ただの髪の話だよ」

菫「かみのはなし…紙の話?」

菫(ああなんだ小説家なんかの物語か?)

菫(なんか二人で貸し合ってる漫画かなんかのマネかもな。淡はすぐ影響されるから)


70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/25(金) 21:13:27.87 ID:ptXAZSBU0

菫「まぁ…そういうことならこれ以上は言わないが」

照「そうしてくれるとありがたい」

照「で、ケビンはどんな子がタイプなんだ?」

淡「なんかね~お嬢様系とか好みらしいよ~」

照「ケビンは贅沢だなー」

淡「あはははははは!」

菫(頭痛い…尭深のお茶が飲みたい…ああ…早く来てくれ尭深…)


73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/25(金) 21:17:14.92 ID:ptXAZSBU0

―――――清澄高校


咲「リリー、お願い」ヒソヒソ

リリー「まかせて」ヒソヒソ

リリー「えっと…」カリカリカリカリ


教師(なんだ、宮永の奴すぐに突っ伏しおって。少しは考えようという努力の姿勢がだな…)

教師(……って、もう終わってるじゃないか。今回のテスト範囲は頑張ったということかな)ウンウン


75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/25(金) 21:20:49.81 ID:ptXAZSBU0

咲「ありがとうリリー!」

リリー「わたしたちは栄養が充実するほどその力が高まるから。ささやかだけどお礼よ」

咲「すごく頭もいいもんね」

リリー「ありがとう。咲の髪のとってもつやつやで居心地がいいわ」

京太郎「髪の毛に髪の毛を褒められてるぞ…」

和「咲さん、カンニングはいけませんよ…」

咲「解いたのはわたしのアタマだもーん」

京太郎「モノは言いようだな」


79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/25(金) 21:28:04.31 ID:ptXAZSBU0

―――――そして、インターハイ


照「とうとう彼女に会えるな!ダニー」

ダニー「ああ。待ち焦がれたよ」

照「ケビンはやけに元気がないな?」

淡「去年のインハイの録画を見てたら、すっごいタイプのお嬢様がいたんだけど今年は全国に来れなかったんだって」

照「ああ……龍門渕か」

照「しょうがない。インハイが終わったら長野に帰ることもあるだろうし紹介してやろう。多分咲ならツテがあるはず」

淡「よかったねケビン!」ウネウネ

菫(作戦会議のために二人を呼びに来たら見えない誰かと会話をしていた……頭が痛い)


83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/25(金) 21:34:45.54 ID:ptXAZSBU0

咲「お姉ちゃん!」

照「!」

照「……咲か」

咲「リリーから聞いたよ。お姉ちゃんがわたしを避けてた理由」

照「ふむ。リリーと名付けたのか」

照「それを知ったということはお前のそれも成長しきった、ということか」

照「……さ、ダニー。お別れだよ」

ポテッ



84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/25(金) 21:36:57.69 ID:ptXAZSBU0

咲「リリーも」

ポテッ




ダニー「ああ……愛しい君。君の名はなんと言うんだい?」

リリー「リリーよ。私の名前はリリー」

ダニー「良い名だ!この時をどれほど待ちわびたことか!」

リリー「ええ…私もよ!」


照「……」グスッ


90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/25(金) 21:39:23.62 ID:ptXAZSBU0

照「ありがとう!ダニーと過ごした時は忘れない!幸せになりなよ!」

咲「わたしも!短い間だったけど楽しかったよ!ありがとう!」


照「バイバーイ!」
咲「バイバーイ!」




菫(トイレに行った照を探しに来たら照とその妹らしき人物がナメクジのような生き物に向かって手を振っていた…頭が痛い)


92: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/25(金) 21:44:21.13 ID:ptXAZSBU0

―――――咲の家


咲「今日は、お母さんとお姉ちゃんが帰ってくるんだよね」

咲父「ああ。まさかこうもあっさり片が付くとは思ってなかったな」

咲「仲直りはインハイの時にしたよ?むしろこんなにも長引くだなんて思わなかったな」

咲父「そうか…」

咲父「お、そろそろ空港まで迎えに行くぞ」

咲「はーい」


94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/25(金) 21:46:23.71 ID:ptXAZSBU0

―――――空港


咲「あ!おーい!お姉ちゃーん!」ユッサユッサ

照「咲ー!」たゆんたゆん


ダキッ


咲「おかえりなさい!お姉ちゃん」ギュムギュム

照「ただいま。咲」ギュムギュム


カン!


99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/25(金) 21:48:03.35 ID:ptXAZSBU0

どうして咲さんのおもちが大きくならないのか真面目に考察したかっただけのSS

最後はちょびっとだけおもちが大きくなってて
咲「お姉ちゃん…一緒に下着買いにいこっか」
で終わらせる予定だったんだけどこういう時つけてないはいてないって困るね


じゃあの


97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/25(金) 21:47:40.90 ID:xqvMr6C/0

乙咲さんにおもちなんて
そんなオカルトありえません
絶対に





『咲-Saki-』カテゴリの最新記事

おすすめ記事

コメントの投稿